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栄養・食事・飲み物 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 12の記事一覧

田植えのシーズンがもうすぐやってきます。
田植え自体も大変なのですが、その前の準備である、ため池や用水路の掃除、あぜの草刈り、田んぼのしろかき、などはさらに大変だというお話をよくお聞きします。
そして、そのどれも重労働のため、田植えの準備作業をおこなった後の就寝中に、ふくらはぎがつる、いわゆる、
「こむら返り」
が発生しやする方が少なくありません。
そこで今回は、田植えの準備作業した日の就寝中にこむら返りが発症しやすい理由とその予防、こむら返りが起きた際のなおし方について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、こむら返りによって痛い思いをすることを解消できます。

こむら返りとは、ふくらはぎの筋肉にけいれんが起きることです。
筋肉がけいれんするということは、ざっくりいえば、「筋肉の伸び縮みを調整するセンサーの誤作動」です。
筋肉の伸び縮みを調整するための命令をだす中枢は、背骨の中を通る神経の束である「脊髄(せきずい)」がおこないます。
その脊髄に、筋肉の状態の情報を送るセンサーが、「筋肉の中」と「筋肉の端っこにある腱」にあります。
「脊髄(せきずい)」・「筋肉の中のセンサー」・「筋肉の端っこにある腱のセンサー」が互いに働きあって、筋肉が調整されます。
例えば、
①寝ているときに背伸びなどをしてふくらはぎの筋肉が伸びる
⬇︎
②筋肉のセンサーが「ふくらはぎの筋肉が伸びすぎている!」という情報を発信
⬇︎
③脊髄がその情報を受けて「ふくらはぎの筋肉を縮めろ!」と命令
⬇︎
④ふくらはぎの筋肉が縮む
⬇︎
⑤筋肉の端にある腱の中のセンサーが「ふくらはぎの筋肉が縮みすぎている!」という情報を発信
⬇︎
⑥脊髄がその情報を受けて「ふくらはぎの筋肉を緩めろ!」と命令
というループが起きて、筋肉の状態を調整されています。
このループの中で、『⑤筋肉の端にある腱の中のセンサーが「ふくらはぎの筋肉が縮みすぎている!」という情報を発信』の機能が、
・水分不足
・血流不足
・冷え
・筋肉疲労
・筋肉量の低下
・活動量の低下
・薬の副作用
・糖尿や腎臓病
などの要因によって機能が低下する場合があります。
そうすると、『③脊髄がその情報を受けて「ふくらはぎの筋肉を縮めろ!」と命令』が止めることができず、筋肉が縮む状態が強くなりすぎて、ついには、ふくらはぎの筋肉がけいれんを起こします。
これが、「こむら返り」です。
特に、田植えの準備は、筋肉の疲労や水分不足が著しい場合が多くなるため、こむら返りが起こりやすくなります。

田植えの準備作業をした日の就寝中に、こむら返りが発症を予防するための方法を以下で紹介させていただきます。

体から水分が失われると、筋肉の情報を脊髄に伝える筋肉の中のセンサーや筋肉の端っこにある腱のセンサーが誤作動を起こしやすくなります。
日中の田植えの準備作業で発汗することで、体の水分が失われます。
また、睡眠中でも300ミリリットルの水分が失われるとされています。
ですので、就寝前には、意識して水分をとてください。お酒を飲むと、アルコールの分解に体の水分を使います。
田植えの準備作業後にお酒を飲んだ場合は、摂取したお酒の量分以上の水もしくはノンカフェインの飲料を摂取してください。

筋肉の冷えや血流不足でも、筋肉の情報を脊髄に伝える筋肉の中のセンサーや筋肉の端っこにある腱のセンサーが誤作動を起こしやすくなります。
田植えの準備作業後は、シャワーで終わらさずに、湯船にゆっくりつかって、体を温めてください。
また、寝る際には、ふくらはぎが冷えないように、パジャマを長ズボンにしたり、レッグウォーマーを履くなどして保温を心がけてください。

就寝中のこむら返りは、寝ているときの何気ない背伸びで、つま先を伸ばすことがきっかけで起こることが多い。
つま先が伸ばしにくいように、足首にサポーターをはいたり、包帯を巻いたりして、足首を軽く固定してください。

寝る前に、両手をふくらはぎに当てて、上下に軽く優しくさすってください。
そうすることで、ふくらはぎの筋肉がリラックスして、就寝中に刺激を受けてもこむら返りが起こりにくくなります。

芍薬甘草湯は筋肉を緩め、けいれんを収め、血管を広げて血量を増やすことで、筋肉の痛みを和らげ、こむら返りに顕著な効果をもたらす漢方薬です。
田植えの準備作業で、ご自身の筋肉の疲労が予想される場合は、病院の方で処方してもらってください。

寝ているときに、こむら返りが起こった対処法は、「ふくらはぎをゆっくり優しく伸ばす」が有効です。
その方法は、
・足を伸ばして、手でつま先を持ち、体の方に引っ張り、ふくらはぎをゆっくり伸ばす

・タオルと爪先にかけて、体の方に引っ張り、ふくらはぎをゆっくり伸ばす

・壁に足の裏を押し付けて、ふくらはぎをゆっくり伸ばす

という感じで、やりやすい方法でおこなってください。
ふくらはぎを伸ばしても、こむら返りが治らないようでしたら、
・両手でふくらはぎを包んで優しくさする
・水や経口補水飲料などで水分をとる
・いったん足首を伸ばしてふくらはぎを縮めてから、もう一度、ふくらはぎを伸ばす
・お風呂に入ったりシャワーふくらはぎにあてて温める
ことを試してください。
こむら返りの発作が収まっても、それによって筋肉痛や肉離れが起こり、ふくらはぎの痛みが続く場合があります。
その痛みの度合いが、こむら返りをしてから1週以上、変わらないようでしたら、お近くの病院や治療院を受診して、診断と処置を受けられることをおすすめします。

私も少し田植えをお手伝いさせていただいたことがあるのですが、田植えに関わる作業をした後の2〜3日は筋肉痛で思うように動けず、お米作りってこんなに大変なのかと思い知った経験があります。
そんな大変なお米づくりは、初夏から収穫する秋まで、大変な作業が続きます。
まず、そのスタートの作業となる田植えの準備期間に、こむら返りを予防することで、スムーズに作業に当たっていただきたい。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも田植えの準備作業をした日の就寝中にこむら返りが起きやすいお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、農作業による体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

ゴールデンウィークも明けて、通常に戻り、しばらくは落ち着いた生活が続くかと思われます。
しかし、ゴールデンウィークが明けると、
「どこが痛いとかではないけど、なんか体がだるいんです・・・」
というお悩みで来院されるかたが多くなります。
こういったお悩みは、「五月病」とも言われるものです。
そこで今回は、ゴールデンウィーク明けに発症する体の不調の要因とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、五月病による体の不調を解消して、日常生活を快適におくれます。

ゴールデンウィークに十分に休養をとっても、「なんとなく体がだるい」となかなか疲れがとれた感じがせず、体の不調を感じ続ける場合があります。
この不調の鍵は、
「自律神経」
にあります。

自律神経は、心臓を動かし血液を全身に送ったり、呼吸や食べ物を消化・吸収、暑いときには発汗して体温を下げるなど、無意識に自動的に体をコントロールする働きがあります。
起きているときも寝ているときも、体の機能を維持するために、自律神経は24時間、休みなく自動的に働き続けています。
その自律神経ですが、交感神経と副交感神経の2つに分かれます。
この二つの神経の働きを例えるなら、
・交感神経はアクセルの役割
・副交感神経はブレーキの役割
を担います。
交感神経が働くと、血管が収縮し、心拍数や血圧が上昇することで、心身ともに興奮して、アクセルを踏み込んで体が興奮して活動的になります。
一方で、副交感神経が働くと、血管が緩み、心拍数や血圧が低下することで、興奮にブレーキがかかり、体がリラックスします。
交感神経と副交感神経が、バランスよく働くことで、動くべきときや休むべきときに、体がスムーズにメリハリのある活動できます。
新年度になって職場や学校などの環境の変化、季節の変わり目による気候の変動などによるストレスや緊張が続き、自律神経に負荷がかかります。
そうして、ゴールデンウィークになるころには、自律神経が疲労して、体の自動調整機能が乱れ、「なんとなく体がだるい」といった不調が引き起こされます。

ゴールデンウィーク明けに発症する体の不調を解消するためには、自律神経のバランスを整える必要があります。
自律神経を整えるためには、
・規則正しい生活習慣
・適度な運動
・メンタルケア
へのアプローチが効果的です。
それぞれの方法を以下で紹介させていただきます。
交感神経は日中に活動するために交感神経の活動が活発になり、夜はリラックスや回復のために副交感神経の活動が活発になるというのが、自律神経の正常なリズムです。
しかし、夜更かしや朝の寝過ごし、食事の時間がバラバラなど、不規則な生活を送ることで、自律神経は乱れてしまいます。
ですので、自律神経のバランスを整えるためには、まずは規則正しい生活を送ることが重要です。
規則正しい生活を送る上でのポイントは、朝の過ごし方と睡眠の質を上げることです。

朝、目がさめる時間帯は、副交感神経から交感神経へと活動が移行する自律神経が不安定な時間帯です。
自律神経の移行がうまくいかないと、その日の活動するためのエンジンがかかりにくくなります。
朝、目がさめる時間帯の副交感神経から交感神経へとスムーズに移行するためには、
・ いつもより30分早起きして余裕を持って出勤や通学などの用意をする
・目が覚めたら布団の中でストレッチをする
・太陽の光を10分間ほど浴びるる
・朝、起きたときにコップ1杯の水を飲む
・ゆっくりと朝食を取る
ことを意識しておこなってください。
朝、起きたときにおこなうストレッチについては、以下の当院のブログでも紹介しておりますので、参考にしていただければ幸いです。

自律神経の機能を整えるためには、睡眠の質を上げることは欠かせません。
睡眠の質を上げる方法として、
・ 39度から41度のお風呂に15分つかる
・夕食を食べて3時間はたってから就寝する
・寝る前に深呼吸をおこなう
・寝る1時間前にはスマホやテレビを見るのをひかえる
・飲酒をされるなら早めの時間帯にたしなむ程度にする
ことを意識しておこなってください。
お風呂の効果や入り方については、以下の当院のブログでも紹介しておりますので、参考にしていただければ幸いです。

ウォーキングやストレッチなど、しっかりと呼吸をしながらでもできる軽い運動が、自律神経を整えるためには効果的です。
目安としては、30分ほど持続してできる運動で、週に3回は、体を動かす機会を作ることをおすすめします。
運動することで、自律神経を整える脳内の物質が分泌されやすくなります。
また、運動することで、血流が改善され、神経に酸素や栄養分が効率よく運ばれ、機能が向上します。
さらに、適度な肉体疲労が、睡眠の質を向上させ、自律神経のバランスを整えるための助けます。

精神的なストレスも自律神経を乱す一因です。
考え方や視点を変えることで、メンタルをケアする方法もあります。
もう一つの方法として、体への刺激の入れ方でもメンタルケアができます。
その方法ですが、
・ため息をゆっくりついて呼吸を深くする
・顔や手、頭などを指で軽く一定のリズムでタッチする
・背筋を伸ばして上を向く
・口角を上げて笑った顔を作る
といったことを意識しておこなうことで、自然と心がいやされて、自律神経も整いやすくなります。

五月病と呼ばれるなんとなく感じる体の不調は、病院で検査をしても、何も見つからず悩まれる方が少なくありません。
こういったつかみどことのない体の不調の要因である自律神経の乱れを整えて、日常の生活を快適に送るための方法として、今回、紹介させていただいたことが皆さものお役に立てれば幸いです。
それでも、ゴールデンウィーク明けの体の不調のお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、季節の変わり目の起きる体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

ゴールデンウィーク中に外出するための交通手段を統計したところ、「車」がトップという報告がされています。
車で移動すると、臨機応変に対応できるので、大変便利です。
しかし、車で外出する際に、主に運転手以外の同乗者の方からよくお聞きするのお悩みが、
「乗り物酔い」
です。
外出するのはうれしいけれども、車酔いでつらい思いをするのではないかと心配になるそうです。
そこで今回は、車での移動で乗り物酔いになる理由とその対策について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、ゴールデンウィーク中に車での移動中に乗り物酔いで苦しい思いをすることを予防できます。

車の移動によって、乗り物酔いがおこる要因として、
「平衡の感覚情報のズレ」
です。
平衡の感覚情報は、
・耳
・目
・筋肉
で集められます。
耳は、音の情報を集めて脳に送るだけではなく、振動・加速・揺れ・重量などの平衡に関わる刺激情報も集めて、脳に送ります。
また、目は、目に映る周囲の景色や物の配置、動きの情報を脳に伝えて、平衡感覚に関与します。
筋肉は外部から受ける刺激で、筋肉が伸びたり縮んだりする感覚情報を脳に伝えることで、平衡への感覚にフィードバッグされます。
この耳と目と筋肉がそれぞれが感じる平衡の感覚情報が脳で統合されて、平衡感覚が保たれます。
耳や目や筋肉から伝わる平衡の感覚情報が一致していれば問題はありませんが、車に乗ることで平衡感覚情報にズレがでる場合があります。
例えば、車に乗っていると、風景は流れて体は動いていると目が感じる平衡感覚の情報が脳に送られているのに、車の席に座って固定されているので体は動いていないという耳や筋肉からの平衡感覚情報が脳に送られ、そこに情報のズレが生まれます。
そのズレた矛盾する情報が、車に乗ることでどんどん脳に集まり、ついには脳が混乱して、血流や呼吸、発汗などの体の無意識におこなわれる自動で調節する機能が狂います。
それによって、体の不調を引き起こし、乗り物酔いの症状が発生します。

車に乗っているときに起こる乗り物酔いの症状は、急に発症することがあります。
乗り物酔いの症状として、
・はき気
・おうと
・おなかの不快感
・顔色が青白くなる
・発汗
・めまい
・頭痛
・生あくび
・眠気など
が起こります。
また、意識の低下や過呼吸、血圧の低下、脱水、など重症度の高い症状も引き起こします。

車による乗り物酔いは、車から降りるか、車が停止すれば、通常は徐々に症状がおさまっていきます。
車に乗ることで起きる乗り物酔いを予防するために、車に乗る前におこなうことと、乗ってからおこなうことを以下で紹介させていただきます。
乗り物酔いを予防するために、以下の対策を事前に取っていただくことがおすすめです。
・車に乗る前日はしっかりと睡眠をとる
・車に乗る前は軽食をとり、胃の中を少し満たしておく(空腹や食べ過ぎをさける)
・水分を十分にとる・酔い止めの薬を服用する
車に乗ってからの乗り物酔いを予防するためには、以下のような対策がおすすめです。
・車の窓を開けて換気する
・本やスマホを見るのを避ける
・ゆったりとした姿勢で前を向いて座る
・遠くを見るようにする
・体と頭はできるだけ動かさない
・目を閉じるもしくは寝る

東洋医学では、乗り物酔いに効果が見込まれるツボが存在します。
それは、「内関(ないかん)」と呼ばれるツボです。
そのツボの位置は、手のひら側の手首のシワから、肘にほうに向かって、指を3本分あてた位置に真ん中にあります。
気持ちがいい程度に、左右の前腕にあるツボを刺激してください。

乗り物酔いを発症すると、ご自身もつらいですし、同乗しているご家族や友人にも心配をかけてしまします。
せっかくのゴールデンウィークを利用しての車での外出ですので、楽しんでいただくためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
また、ゴールデンウィーク中に、車に乗ることでお疲れが回復しづらようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に車に乗ることで起こる体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

ゴールデンウィークに突入するこの時期は、春から初夏に変わっていく季節の変わり目です。
この時期は、暑いような寒いような、気温が中途半端で、体が対応できず、体調を崩される方が少なくありません。
そのためか、最近はあまり表立って報道で取り上げることが少なくなりましたが、身近の方でコロナウィルスに感染して、お仕事や学校をお休みされているお話をよくお聞きします。
そこで今回は、春から初夏に変わるこの時期に、体調を保つために必要なこととその方法を紹介していきます。
このブログを読んでいただくことで、季節の変わり目を健康を維持して乗りこえることができます。

体の健康を保つには、「刺激」「栄養」「酸素」の要素が必要にです。
それらの3つの要素を体に取り入れるための方法はいろいろありますが、その一つとして、
「口の機能」
が重要な役割を果たします。
3つの要素と口の機能の健康のためにはたす関係性を以下で紹介していきます。
口の中に食べ物を入れて、歯でかむと、歯の根本に圧力がかかります。
それによって、歯の根本の血管が刺激されて、ひとかみごとに、3.5ミリリットルの血液がポンプのように脳に送られます。
口の中でかむという刺激をすればするほど、20〜40パーセントも脳に送られる血液が増加して、脳が活性化します。
それによって、ですからよくかめばかむほど脳に血液が送り込まれて、脳の機能が活性化します。
脳が活性化すると、反射神経や記憶力、判断力、集中力のが高まり、また、筋肉や内臓などの機能を調整する自律神経の機能も向上します。
他に、奥歯でかみしめる刺激によって、体に力が入りやすくなり、日常生活の動作や姿勢が維持しやすくなります。
つまり、口の中で起きる刺激が、健康増進につながるのです。
口は、食べ物の消化や吸収に関わる消化器官でもあります。
口に食べ物を取り入れて、のどから食道・胃・腸・こう門へと送りこまれていきます。
つまり、口は消化器官の入り口なのです。
口の中でかみ砕き、口の中から分泌される消化や免疫機能がある唾液と混ぜ合わせることで、胃腸への負担が減り、体へ栄養が吸収されやすくなります。
そのことによって、栄養が体にいきわたり、健康を保つことができます。
口の中にある舌をコントロールして、人と話したり、歌を歌うために発声します。
声を出す際には、適切な呼吸が重要です。
口から声を出すことによって、深い呼吸を促進し、肺活量を増やすことができます。
それによって、全身の細胞へ酸素の供給が促進して、体を健康に保つために役立ちます。

口の機能の低下は、「オーラルフレイル」と呼ばれ、病気や体力低下などが引き起こされる可能性が高くなるため、注意喚起されています。
口の機能低下があるかどうかのチェックリストが、日本歯科医師会から発表されています。
そのチェックリストのリンクを以下に貼り付けましたので、目安にしていただければ幸いです。
https://www.jda.or.jp/pdf/oral_frail_leaflet_web.pdf

口の機能は、体の健康に大きな影響を与えます。
ですので、口の機能の維持や向上させるための方法を、以下で紹介していきます。

日ごろからしっかりとしたうがいをおこなうことで、口の中の舌やのどの筋肉が鍛えられます。
その方法ですが、まず、水を口にふくみ、上を向き、のどの奥で15秒ほど、ガラガラとうがいをしてから、水をはき出します。
のどの奥の部分を意識しながら、しっかりとうがいをしていただき、すぐに水をはき出さずに、のどの奥にしばらく水を触れさせておくのも効果的です。
また、水を口にふくみ、ほっぺた全体をふらませて、3回ほど、ブクブクと水を口の中で動かしてから、水をはき出してください。
その際に、ほっぺたの内側の筋肉を、しっかり使うようにしください。

舌をしっかり動かすことで、舌の筋肉が鍛えられます。舌を限界まで口から出して、歯や唇をなめるように、ゆくりを回してください。
これを、右回り、左回りを交互に、3回、繰り返してください。

「イアエイウ」と しっかり発声することで、口が縦や横に大きく開き、口全体の筋肉は鍛えられます。
「イ」の発声は、口の端を横に広げて発声します。
「ア」の発声は、口を大きく開けて発声します。
「エ」の発生は、舌を前に出しながら発声します。
「イ」の発声は、口の端を横に広げて発声します。
「ウ」の発生は、口をすぼめて発声します。

唾液は、消化液であり、消毒液の役割があります。
唾液がしっかり出ることで、体の消化と免疫を補助できます。
唾液を出やすくするためには、口周辺にある唾液が入った三か所ある袋を刺激する必要があります。
その方法ですが、下あごの奥歯のあたりで、耳たぶの前方に指先を当てて、5〜10回、回すようにさすります。
下アゴの淵の内側の柔らかいところをに指を当て、耳の横からアゴの先まで、5〜10回さすってください。
アゴ先の内側に親指の先を当てて、5〜10回、押し上げるように刺激してください。

ガムをかむことで、口周辺の筋肉が鍛えられます。ガムをかむ際には、
・唇を閉じてしっかりとかむ
・同じ歯でかまずに、左右の歯を均等に使ってかむ
・かむときは、背筋を伸ばすこと意識する
・朝と夜の1日2回、5分間を目安にかむ
といったことを意識してガムをかんでください。

口の中の衰えは、健康寿命が低下するという研究報告がされています。
それほど、口の機能と健康は密接な関係があります。
ですので、口の機能を維持し向上させるために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも体の不調に加えて、口の機能の低下も感じられたら、歯科や耳鼻咽喉科、内科などの病院にかかられて、一度、検査されることをおすすめします。
また、それでも春から初夏にかけての季節の変わり目で、体の不調が続くようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に春に起こりやすい体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

今年は桜の開花が遅れたために、ちょうど小学校や中学校の入学式あたりがピークになりそうですね。
保護者の方にとって、お子さんの一生に一回の入学式に参加されるのは、楽しみなことだと思われます。
大体の学校では、入学式は、1時間ほどかけて体育館でおこなわれ、保護者の方も用意されたイスに座って、それを見られます。
保護者の方が入学式に参加するにあたって、注意していただきたいのは、春先の体育館はとても冷えるということです。
体を冷やしてしまう環境でじっとしていると、入学式後に体に不調が発症する可能性があります。
そこで今回は、入学式に参加される保護者の方に向けて、冷えた体育館にいることで体調に与える影響とその対策を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、冷えた体育館で入学式に参加後も、体調を維持できます。

雪がよく降る地域の体育館は別として、普通の体育館は暖房の設備がないところが多いかと思われます。
また、暖房があったとしても、天井が高く、鉄筋コンクリートの体育館全体を温めるのは、なかなか難しいかと思われます。
春は、まだまだ気温が低いために、体育館も寒い状態の中、入学式のために居続けることで、健康上の影響を以下で紹介していきます。
寒い環境では、体温を一定に保つために、エネルギーの消費が増えます。
そうすると、体力の消耗や疲労、不快感などを引き起こします。
寒冷な環境下では、体温が1度でも下がると、
・免疫力が30~40パーセントの低下
・エネルギーを消費する力が約10パーセントの低下
・体内の酵素のはたらきが約50パーセントの低下
など生命を維持す流ための機能が低下します。
寒い環境では、血管を収縮させて、体の表面の血流を少なくして、生命維持に必要な内臓や脳など体の深部に血液を集めます。
その結果、筋肉は血流が不足して硬くなり、肩こりや腰痛などを引き起こしやすくなります。

入学式のために、寒い体育館で座っていることで、体に不調を起こさないための対策を以下で紹介していきます。
入学式に参加する日の朝ごはんをしっかり食べてください。
そうすることで、持続的に体温を上げるためのエネルギーを蓄えることができます。
朝食のメニューは、
・エネルギーに変わりやすい糖質が含まれるごはんやパン
・良質なたんぱく質が含まれる卵や納豆、焼き魚など
・ビタミン・ミネラルがとれる野菜、乳製品、果物
といった栄養をフルコースでとれるメニューが理想的です。
入学式に参加する際には、首やそでなどの服の開口部をふさいだ暖かい服装を着用するように心がけてください。
また、体が保温できる、ひざ掛けやブランケット、座布団、スリッパなどのアイテムを持参してください。
カイロを、
・背中
・腰
・おなか
・うちくるぶし
といった体の冷えやすい部分に貼ることで、体が冷えるのを抑制できます。
筋肉を動かすことで、体は熱を生み出して、体温が上がります。
入学式中にイスに座りながらできる筋肉への刺激方法としては、
・手のひら同士を合わせて指を組み、グッと握りこんで、指と指の間を刺激する

・座ったまま、細かくカカトを上げ下ろしする、いわゆる貧乏ゆすりをおこなう

・お尻にかかる重心を左右に移動させて、体を揺らす

・腕の力をぬいて両肩を持ち上げ、息をはきながら両肩をストンと下げる

のうちのどれでもいいのでおこなってみてください。

コロナ禍による規制が緩和し始めて、ようやく入学式といったイベントに保護者が参加しやすくなってきました。
そういった、めでたい行事の会場となる体育館の寒い環境で、体調をキープするために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも寒い環境にいたことによる体の不調が解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に寒さへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広