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冬になって寒くなると、冷え性の方は指先がかじかんでなかなか温まらないことがありますよね。
そんなとき、カイロを握ったり、手袋をしたりすると、指先の冷えがマシになってきます。
しかし、ときによっては、それでもなかなか指先が温まらない経験はありませんか?
指先が冷えていると、スマートフォンなんかも使いずらいし、画面の反応も悪いですよね。
対策をしても指先がなかなか温まらない場合は、もしかしたら
「目の疲れ」
からきているかもしれません。
特に、スマートフォンは、今や生活に欠かせないアイテムであるため、年々、使う時間も増えており、目の疲れを引き起こしています。
目が疲れるのはわかってはいるけど、スマートフォンは使わざるえない。
そこで今回は、スマートフォンを使うことで目が疲れると指先の冷える理由とその対策を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、この冬、指先の冷えでスマートホンが使いにくいことを解決できます。

スマートフォンが発するブルーライトが、目を疲れさせたり視力を悪くさせたりするとよく耳にするかと思います。
実際のところ、今の段階の研究結果から、アメリカの眼科学会では、「ブルーライトは目を傷つけない」と宣言しています。
また、ブルーライトを制限するアイテムもそれが返って悪い影響を及ぼすかもしれないと推奨はしてません。
まだまだ、ブルーライトと目の関係はわからないことが多いというのが現状のようです。
ブルーライトが目に与える影響でわかっていることは、ブルーライトを浴びていると、その光の強さから脳が昼間だと認識して、睡眠に必要なホルモンを作らないため、不眠の原因となるとこのとです。

話はそれましたが、問題はブルーライトではなくて、目に入る光の量なのです。
人間は眩しいものを見ると、目の黒目の部分である「瞳孔」小さくなり、目に光が入りすぎないように調節します。
この瞳孔を伸ばしたり縮めたりして目に入る光の量の調節は、目の周辺の筋肉が行います。
そしてこの調整を行うのが、自律神経と呼ばれる自動的に体の状態を維持するために働く神経が行います。

自律神経というのは、暑かったら汗をかいたり、胃に食べ物が入ったら消化液を出すなど、体を自動調整してくれる神経です。
この神経は、活動するために活発に動かす交感神経と、回復するために働く副交感神経に分かれます。
目に関していうと、瞳孔をひろげるのが交感神経です。瞳孔をひろげることで、暗いところで目に光を集め見えやすいようにし、遠いものを見えやすくします。
逆に、瞳孔を縮めるのが副交感神経です。瞳孔が縮むと、目に入る光の量を制限したり、近くものもを見えやすくします。スマートフォンを見る際は、副交感神経が働き瞳孔を縮めることで、
・スマートフォンの画面から発生する光が目に入るのを制限
・目の近くにあるスマートフォンの画面を見えやすくする
状態になる。このようにスマートフォンスを見る際には瞳孔を縮めるのですが、その瞳孔を縮めるためには、目の筋肉を使います。
つまり、目の筋肉が踏ん張った状態なんです。
スマートフォンを、長い時間、見ることで目の筋肉が疲れて踏ん張れなくなり、瞳孔が開いてきます。

瞳孔が開くということは、交感神経が活性化します。
交感神経は、瞳孔を開くほかに、血管を縮める働きもあります。
つまり、スマートフォンを見すぎて目が疲れると、瞳孔が開いて交感神経の働きが優位となり、血管が縮み、血流が悪くなります。
血流が悪くなると、心臓から一番遠くて、血管自体が細い指先に影響が出ます。
血液は、40度のぬるいお湯なので、血流が体をめぐることで、体温が維持されます。
その温かい血液が、目の疲れからの交感神経が優位になることで、指先に供給されないので、指先が冷たくなるのです。
ですので、指先をカイロや手袋で外部からいくら温めようとも、体の内部が冷えるまたは外部からくる温かさを受け入れる状態ではないので、指先がなかなか温まっていかないのです。

これは院長の私自身の体験談です。今年の11月と12月に2本回、治療の先生方の前で症例発表をさせていただく機会をいただきました。
症例発表では、スライドを使って行うので、パソコンでスライドの制作を空き時間があれば行っていました。
100枚ほどスライドを作らないといけなかったので、ずっとパソコンとにらめっこをしていたら、ある日指先が異常に冷えるようになりました。
患者さんに冷たい手で触るわけにはいかないので、お湯に手を入れたり、カイロをずっと手に当てたりしましたが、思ったようには温まっていかない。
この手が冷たくなると同時に、夕方になると目のかすんで、パソコンがつらくなってきて、これは目の疲れから来ているものだと気づき対策をしました。
ここまで目を酷使することが、初めてぐらいの機会だったのですが、目の疲れと指先の冷えが関係することを実体験できた症例でした。
スマートフォンを見すぎることで起きる、
「目の筋肉が疲労→瞳孔がひらく→交感神経が優位→血管が縮む→血流の悪化→指先が冷える」
といった悪循環を止めるためには、大元の「目の疲れ」を解消する必要があります。その方法を以下で紹介させていただきます。

スマートフォンの画面を集中してみているとまばたきの回数は減ります。一般的には1分間に20から30回程度のまばたきをします。スマートフォンの画面を集中してみることで、その回数が4分の1に激減すると言われています。 まばたきの効果として、
・目の表面を潤す
・涙の分泌を促す
・ドライアイを予防
・目の周りの筋肉をほぐす
・目の周辺の血流を良くする
・目の細かなごみを取り除く
・目の表面を整える
というように目の疲労をとるための要素を含んでいますので、意識的にまばたきをすることをおすすめします。

目を温めると、目とその周辺の組織の血管をひろげて、疲れた目の筋肉をやわらげます。
目を温める方法としては、
・市販のホットアイマスクを目に当てる
・ぬれタオルを電子レンジで40秒~1分程度温めて目まわりにのせる
・入浴時にあたたかいシャワーを目に当てる
などが有効です。
スマートフォンの画面を集中してみていると、眼球の動きが減ります。
ずっと同じ姿勢でいると体が固まってしまうのと同じように、眼球を動かさずに、スマートフォンの画面をじっと見続けていると、目の筋肉が固まってしまいます。
ですので、定期的に眼球を動かして、目にストレッチを施す必要があります。
その方法ですが、
・目をグッと強く閉じるて開ける

・目を上下左右に見る


・マユ毛の外がわと目じりの間から指2本分ぐらい外がわの凹みを軽く指でもむ

をやっていただけると目の筋肉を緩めることができます。

目薬をさすことで、その爽快感から目の疲労が取れそうな気がします。
しかし、市販の目薬には、目の血管を強制的にひろげる成分が入っているものが多いです。
目薬をさした時に、目がかゆく感じるのは、血管を広げたことで血流が急激に流れ込み、かゆみを引き起こしているからです。
目薬を頻繁にさすと、血管を無理に広げるので、血管を痛めてしまい、血管の弾力性が落ちます。
結果、血の流れが悪くなり目の疲労がますます増加する可能性があります。
ですので、市販の目薬をさす前に、「まばたきをする」「目を温める」「目をストレッチする」で目の疲労をとることをそすすめします。

今年、1週間あたりのスマホ利用の平均は20時間という調査結果が発表されました。
1日の中でこれだけ多い時間、スマートフォンを触るということは、目が疲れるのは無理がありません。
スマートフォンは大変便利ですが、その副反応の一つとして、指先の冷えを引き起こす可能性があります。
これから冬場で寒くなり、ただでさえ指先がかじかみやすくなる季節に、目の疲れからくる指先の冷えでお困りになる方に、今回のブログで紹介させていただいたことが少しでも助けになれば幸いです。
それでも目の疲れから、指先の冷えが取れないようでしたら、お近くの治療院で体をメンテナンスされることをおすすめします。
当院でも、今回のようなお悩みについての治療も承りますので、ご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院

年末に近づいてくると、家の大掃除を行うシーズン。
何も寒い時に大掃除しなくてもとは思うんだけど、今年の汚れは今年のうちにと、やらないことの方がストレスになると。
家の掃除する場所もいろいろですが、その中でもきついのが窓ふき。
家に明るくなうようにと、窓を大きくしたのが、この時ばかりは恨めしく感じます。
窓ふきをした後は、肩が痛んでつらい思いをします。
そこで今回は、肩を痛めない窓ふきの方法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただけることで、年末の大掃除にする窓拭きによって、肩が痛くなることを防ぎ、良い年末年始を過ごすことができます。

人間が進化し、二足歩行となったことで、人間は腕が自由に使えるようになりました。
腕の可動域は股関節に比べても広く、いろいろな動作が可能になりました。
しかし反面、常に約3キログラムはある腕の重さが、支える肩には大きな負担となり、無理に使い続けると肩に痛みが発生しやすい。
国民生活調査で、日本人女性が訴える体の痛みでの1位は肩こり(男性は2位)なのを見ても、肩は痛みやすい部位です。
肩は可動域が広い分だけ、関節は緩く、脱臼しないように、筋肉や靭帯で支える必要があります。
その構造は、肩と腕の骨で構成している関節の間を、通ったり覆ったりしています。
腕を上げると、肩と腕の骨で構成している関節の間が狭くなります。
窓ふきのように、腕を上げて左右上下に動かし続けると、狭くなった肩の関節の中で、骨と筋肉や靭帯が擦れて炎症を起こし、肩が痛くなるのです。

窓ふきをするフォームは、体の真正面で腕を伸ばしてやることが多いと思います。
その体の真正面で窓ふきをする腕の角度は、より肩の関節の隙間を狭くして、肩の周辺組織を痛めやすくします。
肩には、「ゼロポジション」と言われる、肩に一番負担が少ない腕の上げる角度があります。
野球のピッチャーは、肩を痛めないためにこのゼロポジションの角度でピッチングすることが理想とされています。

ゼロポジションは、腕をゆっくりと上げていったときに約140度開いた状態です。
この「ゼロポジション」の角度で、窓ふきをおこなえば、肩を痛めにくくします。
ゼロポジションで窓ふきをおこなうためには、
・頭の後ろで手を組んで肘をまっすぐに伸ばした角度がゼロポジション

・ゼロポジジョンの角度で 右利きの人なら、真正面の窓ではなく体より右のエリアの窓をふく


・ 窓をふくリズムに合わせての左肩を揺らしたり回したりしながらおこなう がポイントです。
また、窓ふきをする際に、ハチマキをすると肩が動きやすくなります。
ハチマキは、単に精神的な気合いを入れるためのアイテムではなく、人間の動作にも作用を及ぼします。
諸説がありますが、戦国時代の武士たちは、ハチマキをしめることで、ヤリや刀を持つ手を動きやすくしたと考えられます。
そのメカニズムですが、ハチマキで頭の側方をしめることで、ハチマキの結び目は、必ず右上か左上になる。
すると、頭の側方をしめ付ける力には左右差が生まれ、その力の左右差は頭の側方を回転させるように働きます。

例えば、結び目を右上にしてハチマキをしめたときは、頭が右に回転するように働くため、首も右を向きやすくなり、左は向きにくくなります。
頭と首の右にひねりやすくなると、体全体も右に引っ張られるため、右肩が上げやすくなります。
逆に結び目を左上にしめれば、左の肩が動きやすくなります。
このメガディズムを利用すれば、ハチマキをして窓ふきをすれば、より肩が動きやすくなります。
この方法のポイントは、頭の回転に左右差をつけてしめ付けるという点なので、必ずしもハチマキである必要はないです。
現在は掃除をしてる人は少なそうですが、結び目に注目して頭に三角巾を巻いても同じ効果が得られます。

窓をふいてキレイにすると、家の中も気持ちも明るくなります。
ホームセンターや百均にいくと、窓ふきするための便利なアイテムが増えましたし、窓ふきをしてくれるロボットまで登場しています。
そういったものも利用しながら、今回のブログで紹介させていただいた、窓拭きをする際の体の使い方で、皆様の肩の痛みを減らす助けになれば幸いです。
それでも窓ふきで肩の痛みがでた場合は、お近くの治療院で施術を受けられることをおすすめします。
当院でも、今回のような条件で肩を痛められたかたの施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

仕事が原因でおこる4日以上も休む必要な病気のうち、約6割を占めるのが「腰痛」です。
ここまで高い疾病率ですから、腰痛は立派な労働災害ともいえます。
腰痛を訴えることが多い仕事の一つが、「接客業」です。
接客業の方に、職場環境をお聞きすると、長時間、立ちっぱなしであることをよくお聞きします。
立ち続けていると腰が痛くなって、仕事に集中できなかったり作業に支障が出てしまうとのこと。
そこで今回は、立ちっぱなしであることで腰痛を引き起こしてしまいがちな接客業の方に向けて、腰痛が起こる理由とその対策法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただけることで、接客のお仕事中におこる腰の痛みの悩みを解決できます。

腰痛には、体を前に曲げた時に腰が痛む「屈曲型腰痛」と体を逸らした時に腰が痛む「伸展型腰痛」があります。
接客業の方は、どうしても前屈みでお仕事をされますので、その状態を続けることで起きる「屈曲型腰痛」の方が多いです。
「屈曲型腰痛」の原因は、腰を動かすときに、腰の骨と骨盤と股関節の連動がうまくいかないためです。
通常、腰の骨と骨盤と股関節の連動して、体は約110度、前に曲がります。
その割合は、腰の骨が約40度、骨盤が約2度、股関節が約70度、となります。
この動きの割合は、「腰椎・骨盤リズム」といわれています。
このリズムが崩れると、動かない部位をカバーするために、カバーしている部位に無理な動きを強いられることとなり、腰痛が発生します。
特に、接客業の方は、前屈みの作業が多いため、腰の骨と骨盤と股関節周辺にある筋肉や靱帯、関節に疲労やゆがみを引き起こし、リズムが崩れます。
結果、腰痛を引き起こしやすくなるのです。

30歳代女性の方が、腰痛で当院に来院されました。
腰痛が発症したきっかけをお聞きしました。
すると、飲食業のお仕事で、前屈みで立っている時間が長くて、その時に腰の痛みが出たとのこと。
検査をすると、腰の回旋、骨盤の可動性が低下していましたが、特に、股関節の内側のひねりと挙上の動きが悪くなっていました。
患者さんご本人は、腰に意識が集中していることもあり、股関節の動きが悪くなっていることは自覚がなかったようです。
治療では、主に股関節の動きを改善したところ、腰の痛みが減少。
前屈みの立ち仕事で腰椎・骨盤リズムが崩れることで、腰痛を引き起こしてしまうことがわかる症例でした。

立ちっぱなしの状態でお仕事をされている接客業の方に腰痛が起きる理由は、腰の骨と骨盤と股関節の連動リズムの乱れです。
このリズムの乱れを改善する研究がされています。
それによると、この連動リズムの中で最も可動域が大きい股関節にアプローチすることで、明らかに改善されたと報告されています。
ということで、股関節の動きを上げるためのストレッチを紹介させていただきます。
股関節のストレッチ
①・両ひざを開いた状態で、両手は後ろにつきます。

・片方のひざを内側にたおし、反対のひざは外にたおします。

・外にたおした足を、内側にたおしたひざの上に乗せて、ひざとお尻を引っ張り合うように20秒伸ばします。反対側も同様におこいます。

股関節のストレッチ②
・いすに浅く腰かけて、左の足首を右ひざの上に置く。

・ゆっくり上半身を前に曲げて、左側のお尻が伸びるのを感じたところで、20秒そのまま状態でキープする。反対側も同じように行う


股関節のストレッチ③
・両手は後ろにつき、ひざを伸ばして、かかとの下に台を置き、足を高くした状態にします。

・ゆっくり上半身を前に曲げて、ひざの裏が伸びるのを感じたところで、20秒そのまま状態でキープする。反対側も同じように行う


腰が痛いと、どうしても腰だけに意識が行きがちですが、今回のように仕事の種類や環境によっては、腰の周辺に問題がある場合があります。
ですので、腰だけ治療してもなかなかよくならない。
立ちっぱなしの接客業の方に起こる腰痛を解消するために、今回、ブログで紹介させていただいたことがお役に立てれば幸いです。
それでも腰の痛みが減少しない、もしくはもっと仕事をする際にパフォーマンスを上げたいという方は、お近くの治療院で治療を受けられることをおすすめします。
当院でも、今回、取り上げた腰痛の治療を受けたまっておりますので、お気軽のご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

12月は忘年会シーズンですね。
私も先日、治療の勉強会に参加した後に、忘年会も兼ねた懇親会に行ってきました。
すると、行った先の居酒屋が早い時間から満席ですごくにぎわっていました。
そんな風景を見ると、コロナによる自粛もようやく緩和ムードとなっているのだなっと実感。
お酒を飲みながら、仲間とワイワイ語り合うのは本当に楽しいですよね。
しかし、楽しすぎるとついついアルコールを飲みすぎることに。
そうすると、翌日、体調を崩しがちですし、その症状もいろいろです。
しかし、そんな体調でも、仕事や家事はしなければならない。
そこで今回は、アルコールを飲み過ぎた翌日の体調を整えるための対策を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、忘年会で楽しみすぎてもリカバーできます。

アルコール摂取後、体調がどのように変化するかを調査したところ、
1位 疲れ
2位 だるさ
3位 眠気
4位 のどの渇き
5位 胃のもたれ
という結果がでました。アルコールを摂取することでなぜこういった症状が出るのでしょうか?(

体内に入ったアルコールは、胃腸で吸収され、血管を通って肝臓に運ばれ、分解されます。
アルコールを飲み過ぎると、分解に肝臓を使いすぎて、肝臓の機能が低下します。
肝臓は多機能で、その機能の一つとして、脳へのエネルギーを生産します。
アルコール分解で肝臓機能が低下すると、脳へのエネルギー生産がとどこおり、脳が疲れたと感じてしまうのです。

肝臓でアルコールを分解する過程で、回復に欠かせないビタミン類を大量に消費します。
そのため、体内のビタミンが不足し回復が遅れ、体にだるさが出現します。

アルコールの摂取によって筋肉が緩み、睡眠中はノドに舌が落ち込んで、いびきや無呼吸が誘発されます。
そうすると、呼吸の安定となり、睡眠中の体に取り込む酸素の量が減少し、目を覚ましやすくなります。
つまりアルコール摂取後の睡眠は、睡眠の質を低下させ、日常生活で眠気を誘います。

アルコールには利尿作用があるため、摂取した量以上の水分を体の外に排出します。
また、アルコールは血管を広げて、汗をかくことも促しますから、皮膚からも水分やミネラルラが失われます。
さらに、アルコールの分解をする材料として、水が必要です。
この分解する反応は睡眠中も行われるので、アルコールを飲みすぎると、分解に体内の水分が使われすぎて、翌日は脱水状態となり、喉が渇いてしまうのです。

胃の中の膜の表面には、胃粘膜を保護するための粘液に満たされています。
アルコールは、非常に細かい粒子のため、粘膜を保護している粘液を通過してしまいます。
そうすると、アルコールが胃粘膜を刺激し、出血や炎症を発症させ、胃もたれを引き起こします。

アルコールは飲み過ぎると体に悪いとはわかっていますが、ついつい楽しいと飲みすぎてしまうものです。
しかし、翌日の体調が悪くなると、日常生活に支障がでてしまうので、早急に回復する必要があります。
そこで、忘年会でアルコール摂取しすぎた翌日に起こりがちな症状への対策を紹介させていただきます。

アルコールを分解することによっって肝臓が疲れてしまいます。
その対策には、肝臓のアルコール分解の機能を補助する栄養を取る必要があります。
その栄養素は、「タウリン」です。
この栄養素は、体内で作り出せるのですが、少量ですので、外部からの摂取が必要です。タウリンが含まれる食材として、
・イカ
・タコ
・貝類(カキ、はまぐり、ほたて、あさり)
・たら
・ひらめ
・くるまえび
・マグロ
・カツオ
などです。これらの食材を含んだ料理を積極的に摂取いただいて、肝臓の負担を軽くしてみてください。

アルコールが肝臓で分解される時には、特にビタミンB1が大量に消費されます。
ビタミンB1は、体のエネルギーを作り出す働きがあるとので、不足すると体にだるさを感じます。
ですので、アルコールを摂取した翌日には積極的に体に入れていく必要があります。
ビタミンB1を多く含む食材としては、
・豚肉
・赤身肉
・ナッツ
・大豆
・カリフラワー
・ほうれん草
・玄米
・枝豆
・豆腐
などがあります。食欲がない場合は、サプリメントのビタミン剤でもいいので、摂取してください。

アルコールを多く摂取した後は、睡眠の質が低下しているため、脳も体も休めていたい状態です。
ですので、眠気が出てしまうのは仕方がない。
一時的ですが、眠気を取るためには、体に刺激を与え、脳や体の血流をよくするることが必要です。
体に刺激を入れる方法としては、
・30分に1回は歩く
・ガムをかむ
・手足の指を握り込んだり開いたりする
・背伸びをしながら深呼吸をする
などできる限り体に刺激を入れてください。
しかし、眠気を抜本的に解決するためには、やはり質の良い睡眠を取る必要があります。
アルコールを多くとった翌日の晩は、夕食時にお酒を飲まずにお風呂にゆっくり入って、早めに寝てください。

アルコールの分解のために体の水分が使われます。
そのため、翌日に体の水分の不足から、ノドの渇きを感じます。
対策として、積極的に水分をとることが必要です。
その際に、胃の状態も良くないため、冷たい水は避け、常温の水を飲んでください。
また、飲酒によってミネラルや糖分も失われていますので、アクアソリタ、オーエスワン、ラクーナ飲むゼリー3Sといった経口補水液もあわせて飲むことをおすすめします。

アルコールを胃に入れて30分後には、胃の粘膜の出血や炎症が始まると報告されています。そんなアルコールで傷んだ胃の自己回復を促進するツボがあります。
期門(きもん)

みぞおちの上端から指2本分下の高さ、乳頭からまっすぐ下にいってろっ骨がなくなる場所に位置します。
内関(ないかん)

手首のシワから腕の方へ指3本分、手を握ったときにできる2本の腱の間に位置します。
裏内庭(うらないてい)

足の人差し指の裏の付け根にあるふくらみの部分に位置します。各ツボを親指で軽く圧をかけて刺激してください。

忘年会への参加に関するアンケート調査がされ、今年は昨年に比べ、参加率が約2倍になっているそうです。
こういったことを聞くと、コロナ禍からようやく、以前の生活に戻りつつあるのを実感します。
再開し始めた親睦を深める飲み会を楽しんだ翌日を、より健やかに過ごすために今回のブログが皆様のお役に立てれば幸いです。
それでも忘年会後に体調がすぐれないようでしたら、お近くの治療院でお体を整えて血流を良くして、アルコールで疲れた内臓や脳の回復を促すことをおすすめします。
当院でも、今回のようなお悩みについての治療も行いますので、お気軽にご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

先日、今年一年、治療の講習会を受けて、その総仕上げということで、学んだ治療方法をおこなった際の症例発表会がおこなわれました。
その今回の症例発表会で、私が発表させていただく機会を機会をいただきました。

当日は、治療の先生方の前でおこなうこともあり、緊張しましたが無事終了。
発表後には、先生方からたくさん質問をいただき、発表について興味を持っていただいたようです。
今回の症例発表するにあたって、解剖学や生理学、症例にまつわる論文を調べ、より深く知識を得ることができました。

症例の事例をあげるにあたって、ご協力いただいた多数の患者様に感謝を申し上げます。
そして治療方法をご指導いただいた先生方、またこういった症例発表をおこなう機会を設けて先生方に深く感謝を申し上げます。

また、ご清聴いただいた治療家の先生方からの、私の発表した内容に対するご意見も、新たな視点をいただきありがたかったです。
今回の学びを、また自院に持ち帰り、患者様により良い治療を提供していきます。

今回のは症例発表会を通じて、本当により治療が楽しくなりました。
そして、患者様のお体のお悩みにより応えるためにも、今年と同様に来年も治療を学び続けていきます。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広