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転倒 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 2の記事一覧

皆さん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
最近、歩くときに足が思うように上がらず、前に出しづらくなっていると感じることはありませんか?
歩行に困難を感じると外出の機会が減り、心身の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
当院でも、特に、ご高齢の女性の方から、歩きにくくなっていることへのお悩みをよくお聞きします。
実は、65歳以上の約15%が、歩行に何らかの困難を感じているというデータもあるのです。
足が上がりにくくなると、日常生活にさまざまな支障が出てきます。
例えば、スーパーでの買い物をするときに歩き回るのが大変になったり、洗濯物を持って運ぶのが困難になったりします。
また、転倒リスクが高まることで、外出を控えがちになり、社会との接点が減少してしまう可能性もあります。
これらの問題は、単に身体的な不便さだけでなく、精神的なストレスにもつながります。
皆さんの中にも、こうした悩みを抱えている方がいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、シニア女性の方が歩きにくさを感じるようになる原因とその予防法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、歩行困難の原因が解消されて、日常生活がより快適になり、自信を持って外出を楽しむことができます。

ご高齢の女性が、歩きにくさを感じるようになる理由として、足を上げたり前に出したりすることがスムーズにできなくなる症状があげられます。
そうなることで、日常の生活動作の制限や生活の質の悪化、転倒リスクの増加するなどのことが引き起こされます。
この症状が発症する主な原因として、以下のことが考えられます。
加齢に伴う筋力低下は、高齢者の歩行が困難となる最も一般的な原因の一つです。
特に、太ももの前面の筋肉やふくらはぎの筋肉の衰えが顕著になると、足を上げたり前に出したりする動作が困難になります。
太ももの前面の筋肉の衰えは、歩幅が減少する・足を上げる高さのが低下する・階段の上り下りが困難になるなどが引き起こされます。
また、ふくらはぎの筋肉の低下は、歩行する速度の低下・つま先で立つ能力の減少・バランス能力の低下などが引き起こされます。
研究によると、65歳以上の方のの約30%が、加齢による筋肉減少の症状を示すとされています。
加齢とともに、耳の奥や筋肉、関節にある平衡感覚のセンサー機能が低下し、バランス力が衰えていきます。
これにより、歩行のときに安定性が損なわれ、足の上げ下ろしがスムーズにできなくなります。
そうすると、日常の生活では、つまずきやすくなったり、歩行時に不安定さを感じたりすることがあります。
これは、まるで船の上を歩いているような感覚に例えられます。
厚生労働省の調査によると、65歳以上の方の約20%が転倒を経験しており、その多くがバランス力の低下に起因しています。
変形性ひざ関節症や脊柱管狭窄相などの、ひざ関節や背骨の疾患も、シニアの方の歩行を困難にさせる主要な原因となります。
変形性ひざ関節症は、ひざ関節を構成する軟骨がすり減り、骨が変形することで痛みが発生する疾患です。
また、脊柱管狭窄症は、脊骨の変形が主な原因となる疾患です。
日本整形外科学会の調査によると、60歳以上の方の約40%が、何らかの変形性関節症を有しているとされています。

ご高齢の方の歩行の改善、転倒防止などの対策として、足の筋力の強化や維持が必要です。
足の筋肉を鍛えるためにウォーキングするのが良いのはわかっているけれども、なかなか外出する自信がない場合があります。
そのための方法として、自宅でイスに座りながらでもできる簡単な体操を、以下で紹介させていただきます。
1. イスの前方に座り、片方のひざの上に両手を重ねます。

2. 息をはきながら、背中を前方に軽く曲げる感じで両手に力を込めて、両手を置いた片方のひざを下に押します。

3. 同時に、上から押されたひざを上げるように、かかとを上げて、5秒間、保ちます。

4.5秒たったら、かかとを下ろして、 反対側の足も同様の動作をおこないます。
5. これを左右の足で交互に、5回ずつおこなってください。
1. イスの前方に座り、背筋を伸ばし、後方に手を伸ばし、イスの座面に手を置いて上半身を支えます。

2. その姿勢のまま、足底が床と平行になるように、片方の足を上げます。

3. 座面に置いた手を離して前方に移動させて、上げた足のひざの上に両手を重ねて、上から押します。
4.これと同時に、足底が床と平行に保ったまま、足で押し返し、そのまま、5秒間、保ちます。

5. 5秒たったら、足を下ろして、反対側の足でも同様の動作をおこないます。
6. これを左右の足で交互に、5回ずつおこなってください。
1. イスに深く座り、両足を肩幅に開き、両腕を前方に胸の高さまで上げ、肘を90度に曲げます。

2.片足を上げて肘につけます。

3.肘につけたら足を下ろして、元の姿勢に戻します。

4. 反対側の足でも、同様の動作をおこないます。

5. これを左右の足で交互に、5回ずつおこなってください。
以上のような体操を定期的に行うことで、足の筋力やバランス力が向上し、歩行機能が改善されます。
注意点としては、自分の体調や体力に合わせて、無理のない範囲で実践してください。

今回のブログでは、シニアの方が歩行しにくいと感じる主な原因について説明しました。
• 加齢による筋力低下
• バランス力の低下
• 運動器の病気
また、シニアの方の歩行改善への対処法として、以下の自宅でできる体操を紹介しました。
• かかと上げの体操
• 足底上げの体操
• ひざとひじをタッチする体操
歩行する際に、足が上がりにくかったり前に出しにくいようになると、家事や買い物などの動作がスムーズにできなくなることで、日常生活に支障をきたします。
また、それだけではなく、転倒して打撲や骨折を引き起こすリスクの可能性を高めるため、早めに対策をされることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいた体操が、皆さまのお役に立てれば幸いです。
もし、それでも歩行の悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
当院でも、今回のブログで取り上げさせていただいた歩行に関するお悩みのケースに対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他にも歩行に関するブログも書いておりますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
厚生労働省. (2021). 介護予防マニュアル改訂版. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/yobou/index.html
厚生労働省. 高齢者の筋肉減弱(サルコペニア) およびフレイル(虚弱) に関するデータ
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/jinsei100_2_iijima.pdf

今年の夏は、「10年に一度の暑さ」とも言われ、不要不急の外出は控えることも提言されています。
そうなると、特に、シニアの方は、室内にこもることが多くなり、運動不足の方が増えます。
運動はしたいけど、無理に外で運動をすることで、熱中症や脱水症になるのも怖いので、夏の間、体力を落とさないようにするにはどう過ごしたらいいのかと心配されるされる方も少なくありません。
そこで今回は、シニアの方が運動不足が体に与える影響と室内でもできる体力維持に効果的な運動方法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、今年の暑い夏に体力をキープしながら過ごすことができます。

加齢とともに、筋肉の繊維が細くなったり数が減るため、筋力が低下しやすくなります。
加齢と筋力の関係性の研究によると、20歳代をピークにして、60歳代以降は、1%ずつ減少すると報告されています。
また、筋肉は、日常生活の活動が低下することで、一気にその量を減らします。
例えば、寝たきりとなり、筋肉をほとんど、使わずに過ごすことで、1日で約3~5%、1週間で約20%、の筋肉が減少するとされています。
その減った筋力を回復させるには、1日の活動低下で減った筋力量を回復するのに1週間はかかり、1週間の活動低下で減った筋力量を回復するのには、1カ月も要すると言われています。
つまり、シニアの方が、夏の間に、室内でじっとしていると、秋の涼しくなることには、筋力がかなりダウンしている可能性があります。
シニアの方は、特に、下半身の筋力が落ちると、歩行が困難になったり、転倒しやすくなったりと、介護の必要となる寝たきりの入り口にすすむ可能性があります。
ですので、暑い夏は、熱中症対策も気をつけつつ、筋力維持への対処も必要です。
ちなみに、熱中症に関する対策は、当院のブログでも、以下のリンクで紹介しておりますので、参考にしていただければ幸いです。

夏は、朝早くでも、外の気温が高かく、外での運動は、熱中症や脱水症などが発生するリスクが高まります。
ですので、限られたスペースの室内でもできる、特に、下半身の筋力を維持・向上するための運動を、以下で紹介させていただきます。
背筋を伸ばして、イスに座ります。

片方の太ももを、ひざの角度を変えずに、2〜3秒かけてゆっくり上げます。

そこから、ひざの角度を変えずに、3秒かけて下げ、 下げた足は床につけずとめます。

そして、再び足を、ひざの角度を変えずに、3秒かけてゆっくり上げます。

これを、5回、繰り返しておこなってください。反対の足も同様におこなってください。
両手を腰にあてて立ちます。

その状態から、足を大きく前に踏み出し、前に出した足のひざを曲げて、腰を落とします。

前に出した足に、3秒間、体重をかけたら、元の姿勢に戻ります。

反対側の足も、同様におこなってください。
これを、足を交互に変えながら、5回、おこなってください。
壁の前に立ち、両手を伸ばして壁に手のひらをあてて、体を支えます。

背筋を伸ばし、両足のかかとを3秒かけて上げててください。

その後、ゆっくり、3秒かけてかかとを下ろしてください。

これを、5回、繰り返しおこなってください。
上向きで寝て両ひざを曲げて立て、足の裏をしっかり床につけます。

両ひざを立てた状態から、ゆっくりと腰を上げて、3秒間、キープします。

その後、ゆっくりと腰を元の位置に戻すように、腰を下ろします。

これを、5回、繰り返しおこなってください。
イスに深く座り、背筋を伸ばして、左右の両ひざの間を、握りこぶしの幅を開けてください。

両方の手のひらを合わせて、両ひざの間に入れて、続けて息をはきながら、両ひざで、手のひらを、内側に押してギュッとはさみ、その状態を、5秒間、キープします。

これを、5回、繰り返してください。

加齢+運動不足+栄養不足の条件がそろうと、筋力は低下しやすいと言われています。
特に、シニアの方は、夏の暑さによる活動量のと食欲の低下によって、筋力が低下しやすくなります。
今年の酷暑を筋力を維持しつつ乗りこえて、涼しい秋に活発な活動を再開するためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、夏の暑さによる運動不足のお悩みが解消されないようでしたら、お近くの病院や治療院にご相談されることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、ご相談をお受けしたり、施術もおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、暑さによる体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

東京消防庁によると、ご高齢者の事故の中で最も多いのは「転倒」事故と報告がされています。
また、同じく東京消防庁による転倒によって負傷した体の部位の統計では、
・頭部:34.3%
・下肢:24.6%
・顔面:17.9%
・体幹13.8%
と「頭部」が最も多い外傷の部位と報告されています。
当院でもご高齢の方が転倒して頭を打ったというお話をお聞きすることがあります。
その時に状況をお聞きしていると、転んで頭を打ったものの、我慢できないこともないので、病院で検査してもらうか判断に迷うともおっしゃっておられます。
そこで今回は、転んで頭を打った場合の起こりうることと症状、注意点について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、転んで頭を打ってしまった場合に、対処の判断を迷わなくなります。

転倒によって頭を打って強い衝撃を受けると、生命の危機がでるほど脳に損傷が出る場合があります。
それだけではなく、頭を打った覚えがなくても、頭がひどく揺さぶられることで、脳に損傷が出ることもあります。
以下で、転ぶことで頭を打つ、もしくは揺さぶられることで起こる脳への障害について紹介していきます。
脳は、頭の骨と膜の中で満たされている髄液という水の中に、浮かんでいる状態です。
転ぶことで頭を打つ、もしくは頭を揺さぶられることで、水の中で浮いている脳も揺さぶられます。
そのために、脳に損傷が起こり、脳の機能の低下が起きてしまいます。
脳は、脳→軟膜→くも膜→硬膜→頭蓋骨→頭皮 という順番で膜や骨に包まれ密閉されています。
転倒によって頭を打つ衝撃で、脳を囲む膜や骨の中にある血管が破裂して、脳の中に血が流れ出します。
脳は、膜や骨で密閉されているため、脳の血管が損傷して流れ出した血液が脳の中でたまっていきます。
脳の中でたまった血が、脳自体を圧迫して、脳の機能に障害が起こります。
頭の中の出血した部位によって、硬膜外血腫、硬膜下血腫、脳内出血、くも膜下出血、などといった病名に分かれます。
脳挫傷は、転倒によって頭を打って強い衝撃が加わると、脳が頭の骨の内側に衝突して、その部分に損傷が起こります。
それよって、脳の神経の細胞や血管が壊れて、出血や腫れを引き起こし、その結果、脳に障害が起こります。

転倒によって頭を打った際に、脳震盪、硬膜外血腫、硬膜下血腫、脳内出血、くも膜下出血、脳挫傷などが発症して、命が危険が高まる脳の機能低下を引き起こす可能性があります。
転んで頭を打った後、以下の症状が見られたら、まずは病院で精密検査を受けることをおすすめします。
・意識がなくなる・一時的に意識がなくなる・意識がなくなったり覚めたりを繰り返す
・話しかけても反応が鈍い・意識が混乱している・ぼんやりしている
・頭を打った直後の激しい頭痛・頭を打って時間がたった後の突然の激しい頭痛
・頭を打った後に徐々に悪化する頭痛
・繰り返しすはき気や嘔吐(おうと)
・突然の予期せぬはき気や嘔吐(おうと)
・体の片側のマヒや筋力低下、動きが鈍くなる
・体のバランスが取れず立った姿勢がキープできない・ふらついて歩けない
・体にケイレンが起きる
・ぼやける、物が二重に見える、視力が低下するなど、視覚に異常
・耳鳴り、耳が聞こえにくなど、聴覚に異常
・言葉が出にくい、言葉が理解しにくいなど、言語に異常
・しびれや触った感覚のにぶく感じるなど、知覚の異常
・最近の出来事を覚えていない
・過去の出来事を思い出せない
・急に異常に興奮しテンションが高くなる
・行動が異常に攻撃的になる・気分が急に落ち込む
・首の筋肉が硬くなる
・国の筋肉に痛みを感じる

前章に述べたような症状は、転倒による頭の打撲後、すぐに発症して一刻を争う場合もあれば、数時間から数日後に徐々に症状が現れる場合もあります。
転んで頭を打ったあと、何も症状が出ていないと思っても、数日は意識して注意深く経過を観察してください。
少しでもおかしいと思ったら、直ちに病院を受診して検査を受けてください。
放置すると命に関わることがありますので、早期の診断と適切な治療が重要です。

頭部外傷データバンクによると、ご高齢者の方が、頭をケガされる状況は、交通事故より転倒の割合の方が多いという報告がされています。
それだけ、転んで頭を打つケガは身近なものになっています。
また、転倒によって頭を打つケガは、ご自身が体験するだけでなく、他の方がそういった状況になった場面に出くわして、判断を求められる可能性かもしれません。
その判断を下すために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも転倒によって頭をゲガをした時の判断に迷うようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対してのご相談も承っております。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、転倒に関する対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

先日、80歳代の女性の方が、お体のメンテナンスに来院されました、その際にお体の状態をお聞きすると、
「台所で料理をしていたときに振り向いたら」
「転んで尻もちをついてしまって」
「すごい音がしたから家族に心配をかけたんです」
というお話を聞かせていただきました。
幸い大きなケガはなく、軽い打撲のみですんだそうです。
東京消防庁によると、日常生活におけるさまざまな事故により、約4万人が救急で搬送されてきます。
そのうちの半数以上が、65歳以上の高齢者の方です。
そしてご高齢者の方の事故による救急の搬送の原因は、約80パーセントが「転倒や転落」です。
この高齢者の方の転倒や転落で怖いのは、「骨折」です。
ご高齢者の方が骨折をすることで、治癒するまでに時間がかかることや、転倒を体験したことからの恐怖から、活動量が減らす方が少なくありません。
その結果、寝たきりや認知症へ移行する可能性が高まります。
こういった流れを断ち切るためにも、
「予防が可能な転倒を減らす」
必要があります。そこで今回は、ご高齢者の方が転倒しやすくなる理由とその予防法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、日常生活で転倒するリスクを減らせます。

転倒するきっかけの行動は、「歩く」が約40パーセント、「立ち上がる」が約30パーセント という統計の結果が出ています。
転倒の主な要因は、加齢による「バランス能力」の低下と言われています。
人間は成長するにつれて、「重心を安定させる力」「姿勢を保つ力」が備わります。
これらは総合したものが「バランス能力」です。バランス能力は、
・目
・耳
・筋肉や皮ふ
からの情報が脳に送られることで保たれます。
加齢によって、目や耳や筋肉の機能が低下することで、バランス能力に影響が出ます。

ご高齢者お方が転送するのを防ぐ方法を、今すぐできる転倒予防法の工夫と転倒を予防するための体の鍛え方を、以下で紹介させていただきます。
動いているときに転倒する要因として、調理中に次の段取りを考えながら振り向くやバッグから物を取り出しながら歩くなど、
「複数のことを同時にする」
場面が多いとされています。
これは「二重課題」とも呼ばれて、複数のことを同時にすると、脳が処理しきれず、バランスの情報処理能力が低下して、転倒につながります。
「振り向いてから次の段取りを考える」「立ち止まってカバンから財布を取り出す」など、できる限り、複数のことは同時にせず、ひとつづつ分けて行動することで、転倒のリスクを減らすことができます。
もう一つのすぐにできる転倒予防は、家の中の環境の整備です。
ご高齢者が転倒される場所の約70パーセントは、家の中です。
家の中の転倒するリスクとなることを取り除くことで、転倒は予防できます。
家の中で転倒する要因となるのは、
・スリッパ
・お風呂のイス
・室内の明るさ
です。
それらについて、以下で紹介していきます。

スリッパで歩くときは、スリッパが脱げないように、つま先を引っ掛けるように歩くために不安定になります。
かかとまで包むようなスリッパにすることをおすすめします。
また、フローリングの床は滑りやすいため、グリップが効くスリッパにすることを検討してください。

お風呂は水がある環境のために滑りやすい場所です。
お風呂に手すりをつけ、体を支えるための設備を設置してください。
また、お風呂では、体を洗うときに使うイスの高さがポイントです。
お風呂での立ち座りがしやすいイスの高さは、
・身長が140~150cmの方は、バスチェアの座面の高さは38~40cm程度
・身長が150~160cmの方は、バスチェアの座面の高さは40~42cm
・身長が160~170cmの方は、バスチェアの座面の高さは42~44cm
を目安に購入してください。

室内の明るさについては、夜間にトイレに起きることを考えて、照明がつきやすいような工夫が必要です。
なぜなら、暗闇で見えにくい環境は、バランス能力が著しく低下します。
室内は枕元に置いているリモコンで照明をオンオフできるようにするとか、廊下の照明を人が通ると自動的につくようにするなどを検討してください。
暗闇で見えにくい環境は、バランス能力が著しく低下します。
バランス能力のキーとなる、目や耳の機能をアップするのは、なかなか難しいかもしれません。
しかし、筋肉や皮膚の感覚に関しては、年齢は関係なく、鍛えることで能力はアップできます。
以下で、バランスの感覚と筋力を鍛える方法を紹介していきます。
イスに座り、足の下にテニスボールを置きます。
足の裏の全体に行き渡るように、1分間、ボールを足の裏で転がしてください。

反対側の足も同じようにおこなってください。
これを交互に3回、繰り返しておこなってください。
足は肩幅ほど広げて立ち、壁に手をつけます。

体をねじり後ろを見て、10秒間、その状態をキープしてください。

反対側も同じようにおこなってください。
これを交互に3回、繰り返してください。
イスに座り、両手を外に広げてください。

片方の足とお尻を持ち上げて、10秒間、その状態をキープしてください。

反対側も同じようにおこなってください。
これを交互に3回、繰り返してください。
足は肩幅ほど広げて立ち、壁に手をつけます。

かかと上げて、10秒間、その状態をキープしてください。

これを3回繰り返してください。
イスに座って、体をひねることと腕を前後に

振り上げることを意識しながら、腕を前後に30回、振ってください。
イスん座り、両手をイスのふちをつかんでください。
太ももがイスの座面から離れるように、持ち上げて、10秒間、その状態をキープしてください。

反対側も同じようにおこなってください。これを交互に3回、繰り返してください。

転倒で痛い思いをされたご高齢の方から、買い物や友人と食事に行きたいけど、外出することが不安でひかえているというお話をよくお聞きします。
しかし、人間の体の仕組みとして、動くことでバランス能力は学習できます。
転倒の不安や巨富に打ち勝って、動いていただくためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも転倒への不安が解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられて、体のバランスを整えることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他にご高齢の方からよくお聞きするお悩みについてののブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

内閣府による「高齢社会白書」によると、シニアの方の寝たきりの要因の4位に、「転倒・骨折」が報告されています。
ちなみに、1位は認知症、2位は脳の血管の病気、3位は加齢による衰弱 が上位の要因となっています。
当院でも、昨年は、数人のご高齢者のかたが、転倒することで、骨折や打撲などのゲガをされました。
ケガが治った後も、それをかばった部分に2次的な痛みが発生して、完全に治癒するまでに時間がかかってしまいます。
また、転倒をしてしまうと、ご自身の体力に自信がなくなって、引きこもりがちになり、生活の活動レベルがどんどんさがるという、「転倒後症候群」と呼ばれる悪循環も呼び込みます。
そういったことを防ぐために、今回のブログでは、シニアの方が転倒しやすい理由と、その対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、家の中や外出時などで転倒することを予防できます。

厚生労働省による令和3年人口動態調査によって、65歳以上の方が、転倒・転落・墜落することで9,509人が死亡されてと報告されています。
その死亡事故数は、交通事故の4倍にもなります。このように、ご高齢のかたが転倒し、重大な事故を引き起こす身体的な理由を以下で紹介させていただきます。
筋力の低下は、40歳代ぐらいから始まります。
また、50〜60歳は年間、1〜2パーセント、60歳以上は年間、3パーセントづつ筋肉量が低下が見られる場合があります。
地球上に暮らす人間は、常に重力が体にかかっています。
筋肉の機能の一つとして、重力で体が倒れないように支える働きがあります。
筋力が落ちることで、重力の負荷を支えることができなくなり、転倒につながります。
人間が立ったり歩いたりするときに、バランスを取るために、視覚・三半規管・足の裏の感覚などいった感覚を使います。
加齢によって、これらの機能が低下することで、バランスを崩しやすくなり、転倒しやすくなります。
慢性的な病気、もしくはひざや腰などの痛みによって、立位や歩行などの日常生活の動作をする際に、ふらつきやすくなり、転倒のリスクを高めます。

転倒を予防するためには、地面に近く、重要な働きをするふくらはぎをトレーニングする必要があります。
そのトレーニングとして、
・ふくらはぎの筋肉を強くする運動
・ふくらはぎの筋肉を柔らかくする運動
・バランスを強化する運動
を以下で紹介させていただきます。
壁に手を置いて、ひざを軽く曲げて立ちます。

ゆっくりとかかとを持ち上げてつま先立ちをしてください。その状態で5秒間、キープします。

5秒間、かかとを持ち上げたら、ゆっくりと下ろしてください。
これを5回繰り返してください。

壁に手を置いて、片足を前に出して、出した足のつま先をあげて、壁にあてます。

前に出した足のかかととを床につけたまま、股関節とひざお軽く曲げてます。
前に出した足のつま先を、壁に押し付けるようにすることで、ふくらはぎが伸ばされます。

この状態を10秒間、キープしてください。
終了したら、反対側の足も同じようにおこなってください。
これを交互に2回づつおこなってください。
背筋を伸ばしてまっすぐに立ちます。

片方の足を前に出して、出した足に体重を移していきます。

後ろの足から前の足に体重を移動します。体重が前の足に移動できたら、両足をそろえます。


足を後ろに引き、後ろの足に体重をかけます。

後ろの足に体重がかかれば、残った足を戻し、足をそろえます。


春になると衣替えや花見など、家の内外での活動機会が増えてきます。
そういった季節に、転倒するリスクや不安を少しでも減らすために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも転倒する不安が解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられて、お体のバランスを整えることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に歩行に関するブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広