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職業病 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 17の記事一覧

先日、50歳代の調理師の女性の方が、お体のメンテナンスで来院されました。
現在のお体の状態をお聞きすると、調理のためにオーブンやコンロの前の暑い環境で仕事をしているため、体に熱がこもって、家に帰ってもその熱がぬけなくて、はき気や頭痛を感じるし、寝ても疲労もぬけない状態とのこと。
季節的に、これからまだまだ暑くなっていくので、夏が乗り切れるか心配だというお話をお聞きしました。
調理のお仕事は、高温多湿の非常に厳しい環境でお仕事をされている方が多いです。
そのため、今回、ご相談いただいた患者様のように、お体に熱がこもり、なかなかぬけずに、体調を崩される方が少なくありません。
そこで今回は、高温多湿の環境で調理のお仕事をすることによる体への影響と、帰宅後にできる対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、体調を崩さずに暑くて湿気の高い環境で調理のお仕事を続けることができます。

暑くて湿気の多い環境で働いている場合、体に熱がこもり、家に帰ってもその熱が取れず、いろいろな症状が発生する理由を以下で紹介させていただきます。
体温を下げるための主要なメカニズムとして、「発汗」があります。
汗をかくことで、汗が皮ふ表面から蒸発し、その過程で熱も一緒に放散されて、体温が下がります。
しかし、調理の現場のような水と火を使う高温多湿の環境では、汗が蒸発しにくく、なおかつ、汗が皮ふを覆ってしまうため、体温が上昇し、体に熱がこもりやすくなります。
人間の熱の放散のメカニズムは、発汗のほかに、血管の広げることでも熱を放散して、体温を調節しています。
気温が高くなると、血管が広がり、皮ふ表面に流れる血液量が増加して、熱を放散します。
しかし、皮ふ表面を通して血液からだけでの熱放散は限界があり、過度な高温多湿な環境では、この機能が追いつかなくなり、その結果、体に熱がこもってしまいます。
高温多湿の環境下で、長時間、調理のお仕事をすることで、大量の汗をかきます。
そうすると、体は脱水状態が引き起こり、発汗するための水分が不足して、体はさらに熱を放散しにくくなります。
そうして体温が急上昇し、体の熱が残る状況を引き起こします。
フライパンで食材を炒めたり包丁で切ったりする作業は、筋肉の活動によっておこなわれます。
調理作業が忙しくなり、筋肉を動かす量が増えると、筋肉によって体内での熱の産生が増加し、体温があがります。
調理作業の筋肉の活動によっての体の熱の産生が大きくなるため、高温多湿の職場の環境と相まって、体温が上がりやすくなり、体の熱の残存量が増えます。

高温多湿な環境下で、調理のお仕事をしていると、体に熱がこもり、帰宅後もなかなか抜けず、いろいろな症状が引き起こされる場合があります。
その症状のなかには、生命の危険がある場合があります。
以下のような症状が出た場合は、速やかに病院で処置を受けていただくことをおすすめします。
・体温が39℃以上に上昇している
・頭痛が激しく、痛み止めを飲んでも改善しない
・意識が混乱、ぼんやりする、反応が鈍くなる、失神する
・立っていられないほどのめまい、極度の脱力感がある
・持続的なはき気や頻繁なおうとがある
・脈が速く、胸や呼吸が苦しくなる
・皮ふが赤く、熱く、乾燥している場合
・筋肉のけいれん発生する
・暑い環境にいても発汗がほとんどない
・異常な疲労感がある
・水を飲むことができない、または飲んでもはいてしまう

調理のお仕事を終えて、自宅に帰った際に、体に熱がこもって、前章で述べたような症状がない場合の、自宅でできる対処法を以下で紹介させていただきます。

ビニール袋や氷のうに、氷水を入れて、脇の下や股関節前面、首やひたいにあててください。
これらの体の部位には、大きな血管が通っているため、血液を冷やすことで、冷却効果が全身に及び、効果的に体温を下げることができます。

冷たい空気をあてるより、冷たい水をあてるほうが、25倍効果が高いとされています。
シャワーや入浴により、体に水を浴びることで、効果的に体温を下げることができます。
ただし、冷水を一気に体にあてると、脳や心臓などがショックを受ける場合があります。
体にかけるシャワーや入浴する湯船の温度の設定は、30℃前後から始め、体が水温に慣れたら徐々に温度を下げてください。
最終的にに適度な水の温度として、20~25℃にするのをおすすめします。
体全体に水を浴びるのが苦手な場合は、20~25℃の水をバケツに入れて、手足を冷やすだけでも効果があります。

体に熱がこもっているときは、室内の温度と湿度を適切に設定することは重要です。
適切な環境を維持することで、体温を安全で効果的に下げることができます。
室内の適切な温度と湿度は、
・温度:20〜24℃
・湿度:40〜60%
が理想的です。また、扇風機やエアコンを使用して、室内に空気の流れを作り、体の表面から熱を逃がすのを助けます。

熱がこもった体は、胃腸に負担がかからない食事を選び、しっかり摂取することで、効果的に回復を促せます。
以下でその方法を紹介させていただきます。
暑い環境で働くことで失った水分や電解質の補給のために、水や麦茶、OS1などの経口補水液をこまめに取ってください。
アルコール飲料は、脱水状態を促しますので、飲酒は控えることをおすすめします。
また、薄味の野菜スープや鶏ガラスープなど、消化に良いスープがおすすめで、温かいスープでも、体温を下げる効果があります。
他にも、オレンジジュースやリンゴジュースなど、天然のフルーツジュースはビタミン補給にもなり、熱による疲労の回復にも役立ちます。
消化しやすく水分の多い食品として、スイカ、メロン、オレンジ、リンゴなどの果物が良いです。
また、低脂肪のプレーンヨーグルトやフルーツゼリー、寒天ゼリーなどもおすすめです。
脂肪分の多い揚げ物の料理はさけて、蒸す・ゆでる・焼くといった調理法で脂肪分の少ない料理を選んでください。
また、唐辛子やスパイスの多い料理、酸味の強い食品は胃腸に負担をかけるため、控えることが望ましいです。

規則正しい生活リズムを維持し、十分な睡眠を取るようにしてください。
規則正しい生活リズムをおこない、十分な睡眠をとることで、体の自然な体温の調節機能が働いて、体の熱がこもった状態を整えるのに役立ちます。

高温多湿な環境下でお仕事をされる調理の現場では、体に熱がこもるのは避けられないと思われます。
自宅に帰ってからの、体にこもった熱を効率的に放散させることで、健康を維持し、快適な生活を送ることができます。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも高温多湿な環境下で調理のお仕事をして体に熱がこもるお悩みが解消されないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、調理師の方に起こりやすい体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

先日、販売業のお勤めの50歳代女性の方が、ふくらはぎのだるさを訴えて来院されました。
きっかけをお聞きすると、お仕事が基本的に立ち続けることが多く、仕事を終えるとふくらはぎがだるくてしんどいとのこと。
以前と比べても、その程度がキツくなっているし、回復もも悪くなっているように感じて、仕事を続ける上でも不安で、どうにかしないと思い来院されたそうです。
今回の患者様のように、立ち仕事をされることで、ふくらはぎに強いだるさを感じ、その疲れがなかなか抜けない方が少なくありません。
そこで今回は、立ち仕事でふくらはぎに強いだるさが出る理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、立ち仕事を続けるために、ふくらはぎのだるさを解消できます。

立って仕事していると、ふくらはぎがだるくなる理由は、結論から言えば、
「足の裏の土踏まずを形成しているアーチの崩れ」
からきている可能性が高いです。
以下で、足の裏のアーチの崩れによって、ふくらはぎに負荷がかかるメカニズムを紹介していきます。

人の体重の約60%は、頭、腕、体の重さで構成されています。
また、立っているときに、総重量が違う上半身と下半身のバランスが取るために、人間の体全体の重心は、床から見て身長の2/3の高さにあります。
上半身の方が重いため、立っていると足首を軸に振り子のように、重心は常に動いてしまいます。
このバランスを保つために、足の筋肉、特に、「ふくらはぎの筋肉」が絶えず働いて、床と接している足の裏の力のかかる場所と体の重さの中心の位置関係をく調整することで、立っていられます。

立っていると、絶えず体が揺れています。重心がどのように傾いたかを、体重がかかる足の裏の感覚がとらえて、その情報を処理する脳や脊髄に伝えます。
その情報が処理されて、バランスを保つための命令がふくらはぎに伝わります。
足の裏には土踏まずが形成されていますが、実は、
・足の親指からかかとへの内側のアーチ
・足の小指からかかとへの外側のアーチ
・足の親指から小指への横のアーチ
3つのアーチがあります。
これらの3つのアーチがしっかり作られることで、カメラの三脚のように、最も無駄がなく、無理のない形で、体を支えることができ、体が安定とバランスが良い状態で立つことができます。
また、3つのアーチのバランスが取れルコとで、足の裏が床に均等に接することができ、それによって、足の裏の感覚が正常に機能します。
つまり、立っていると常に揺れている重心移動の情報を、足の裏の3つのアーチが維持されることで、安定した情報を伝え、その結果、ふくらはぎの負荷が最小限にできます。
以上のような、立っているときには、ふくらはぎと足の裏のアーチが関係しています。
足の裏のアーチが、何らかの影響で崩れると、立つための適切な情報が伝わりにくくなります。
立つための情報の不足を補うために、ふくらはぎの筋肉を非効率に過剰に働かせ、ふくらはぎの疲労を増加させます。
このことが、立ち仕事でふくらはぎに強いだるさを発生させる要因です。

足の裏のアーチの崩れにより、立ち仕事で、ふくらはぎに強いだるさを発生させます。
ですので、足の裏のアーチを整わせるための方法を以下で紹介させていただきます。
座って片足を太ももの上にのせてください。

足の指の間に、反対側の手を入れて、優しく握ってください。
この際に、足の指の間に入れた手の指と、足の指の付け根の間には、隙間を作った状態で、優しく握ってください。
手の指を足の指の付け根まで差し込んで入れて、ぎゅっと握ると、筋肉が緊張して逆効果になるので避けてください。

その状態で、脇を外側に開いて、足の指を30度ほどゆっくりと足の甲側に曲げて、5秒間、キープしてください。

次に、脇を内側に閉じて、足の指を30度ほどゆっくりと足の裏側に曲げて、5秒間、キープしてください。

これを、15往復ほどおこなってください。
終わったら、反対側のしも同じようにおこなってください。
指の体操のポイントは、手首を動かさずに、脇を開いたり閉じたりすることで、足の指を動かすことと、強い力で30度以上は曲げないことです。
足の体操が終わった後に、足裏のアーチを維持するために伸縮性のあるテーピングを貼るとより有効です。
幅が5センチの伸縮性のあるテーピングを、15センチと20センチ切って用意してください。

15センチの方のテーピングを、少し左右に引っ張って伸ばしながら、足の裏の指の付け根あたりの面に貼り付けてください。

20センチの方のテーピングを、少し左右に引っ張って伸ばしながら、外くるぶしと内くるぶしをむずんで線の前の足の裏に貼り付けてください。

足の甲側は隙間が開くように貼ることで、テーピングによる足の血流を阻害することを避けることができます。



立ち仕事によって、ふくらはぎに強いだるさが発症する理由の一つとして、足の土踏まずを作るアーチの構造の崩れによる可能性が高いです。
足の裏のアーチの崩れが、立っているときの足の安定性を損ない、それをカバーするために、ふくらはぎの筋肉に過度な負荷をかけるためです。
ふくらはぎの負荷を軽減するための足のアーチへのアプローチ方法を、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも立ち仕事をすることでふくらはぎに強いだるさが生じるのを解消されないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、仕事による体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

工事の現場や重い機械・部品、荷物などをあつかうお仕事では、つま先に硬いカバーを入れて保護する
「安全靴」
を履かれている方が多いと思われます。
労働安全衛生規則第558条2項でも、事業者が作業中の労働者に、職場にあった安全靴を指定し使用させなければならないと定めています。
また、実際、安全靴を履いていたおかげで、危ない状況でも、ケガせずに助かったことが何度もあったというお話をよくお聞きすることからも、安全靴は有用さを感じます。
最近の安全靴などは、昔の重い・動きにくいといったデメリットが軽減されて、少し値段が張りますが、機能性と耐久性が上がり、仕事をしていても楽になったというお話もよくお聞きます。
しかし、そうはいっても、やはり、安全性も確保するため、通常の靴のように歩いたり走ったりする際には、ある程度の制限がでます。
それによって、安全靴を履いて歩いたり走ったりしていると、太ももの裏あたりに痛みを感じる方が少なくありません。
そこで今回は、安全靴を履いて歩いたり走ったりすることで太ももの裏が痛くなる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、安全靴を履くことで起きる太ももの裏の痛みを予防し、ストレスを感じることなく仕事を従事できます。

安全靴を履くことで、足先や足首の動きが制限されます。地面に足裏をつけて立ったときに、人間の体重分の圧力が地面に伝わります。
地面の方も、この圧力に負けないように、足の裏に同じ分の圧力を押し返します。
この足の裏へ地面から押し返してくる圧力を利用して、走ったり歩いたりします。
地面から跳ね返ってくる圧力を利用するためには、足先の関節、足首の関節、ひざ関節、股関節が連動して動く必要があります。

安全靴は、足先や足首周辺を守るために硬い構造をしており、足先や足首の関節の動きが制限されます。
それによって、安全靴を履いて歩いたり走ったりする際は、足先や足首の関節分の動きをカバーするために、ひざの関節と股関節への負荷が大きくなります。
歩いたり走ったりする際には、
・ひざの関節と股関節を伸ばす
・ひざの関節と股関節を曲げる
ことが交互におこなわれることで前進できます。
この動きは、
「太ももの前面の筋肉」
「太ももの裏の筋肉」
が伸びたり縮んだり、綱引きをするように交互に活動することでおこなえます。
歩いたり走ったりする際に使う「太ももの前面の筋肉」と「太ももの裏の筋肉」を比べると、太ももの裏の筋肉のほうが弱いとされています。
安全靴を履いて歩いたり走ったりする際に、「太ももの前面の筋肉」と「太ももの裏の筋肉」に負荷が続くと、弱い方の筋肉である「太ももの裏の筋肉」が、先に疲労し硬くなります。
その状態で歩いたり走ったりすると、太ももの裏の筋肉が対応できず、痛みが発生します。

安全靴を履いて走ったり歩いたりする際に、
・太ももの前面の筋肉
・太ももの裏の筋肉
・お尻の筋肉
に負荷がかかりやすくなります。
この3つの筋肉を刺激し柔軟性を上げバランスを整えることで、太ももの裏の筋肉への負荷が軽減できます。
そのためのストレッチの方法を、以下で紹介させていただきます。
壁に手をついて体を支えて、右ひざを曲げて、右手で右の足の甲を持ってください。

右手で持った右の足の甲を上方に引き上げて、太ももの前面の筋肉が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

左の足も同じようにおこなってください。
これを、左右の足で交互に3回、繰り返しておこなってください。
右手を壁につけて体を支えながら、台の上に、左足をまたいで左斜めに方向に右足を乗せます。

右斜め前に体を倒して、右の太ももの裏の筋肉が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

左の足も同じようにおこなってください。
これを、左右の足で交互に3回、繰り返しておこなってください。
イスに座って、左の太ももの上に、右の足のひざを曲げてのせます。

そのままの状態で、体を前に倒して、右のお尻の筋肉が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

左のお尻も同じようにストレッチをおこなってください。
これを、左右の足で交互に3回、繰り返しておこなってください。

ケガを予防するための安全性が優先される職場では、安全靴は欠かせないアイテムです。
安全靴によって安全性を引き換えにかかる体への負荷を最小限にするためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも安全靴を履いて走ったり歩いたりすることで起きる太もも裏の痛みへのお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、職業の特性による体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

「母の日」は、花屋さんにとって、とても忙しいイベントだそうです。
母の日の贈り物にする花と言えば、カーネションというイメージがありますが、今は、紫陽花を送るのが人気だそうです。
そんなお花をあつかうお仕事の方とお話をさせていただくと、仕事内容がとてもハードなことに驚かされます。
花屋のお仕事の特性から、特に、腕と肩の付け根の後面、つまり、肩甲骨あたりの痛みでお悩みの方が少なくありません。
そこで今回は、花屋でお勤めの方が、肩甲骨周辺に痛みを発症しやすい理由とその対処法について紹介させていただきます、
このブログを読んでいただくことで、花屋にお勤めの方が、母の日の繁忙期を、肩甲骨周辺の痛みを解消して、スムーズに作業ができます。

花屋にお勤めの方が、肩甲骨の後面あたりが痛くなる理由は、以下のような、花をあつかうお仕事による特有の理由が考えられます。
花屋では、花束や植木鉢など、重い荷物を頻繁に持ったり運んだりします。
また、お花という商品がとても繊細なため、取り扱いは慎重におこなうことが多くなります。
重たい植物を、頻繁にかつ慎重に持ち運びをするために、腕をしっかりとコントロールする必要があります。
その腕をコントロールするために重要な役割を果たすのが、肩甲骨です。
肩甲骨は腕の動かす際に、その土台となるため、それを支える肩甲骨の周辺の筋肉が緊張します。
花をあつかう作業は、長時間、腕を繰り返し過度に使うことになるため、肩甲骨周辺の筋肉に負荷をかけて、やがて疲労して硬くなります。
その状態で、さらに作業を続けることで、肩甲骨周辺の筋肉が対応できず、痛みが発生する可能性が高まります。
花束や植木鉢を取り扱う際に、体を前に倒したり捻ったり、不安定な姿勢で、腕を使うことで、肩や背中に負担がかかります。
特に、そういった不安定な姿勢で、長時間、維持する場合、背中や肩の筋肉が緊張し、痛みや不快感が生じてしまいます。
花を扱うということは、花に与えるための水を扱います。
そうなると、職場環境は、湿気が高くなります。
湿気は、東洋医学では、全身の血流の流れを悪くするとされています。
血液の流れが悪くなると、酸素や栄養を含む血液が筋肉に供給されないということです。
特に、花を扱う作業で負荷がかかりやすい肩甲骨周辺の筋肉への血流が悪くなると、エネルギーが供給されないことより、肩甲骨周辺の筋肉の機能が低下して、痛みが発生しやすくなります。

花屋での作業で負荷がかかりやすい肩甲骨周辺の筋肉の疲労をケアするためには、ストレッチで刺激を与える必要があります。
その方法を以下で紹介していきます。
イスに座って、左腕を右腕と右脇の下から回して、右の肩甲骨に左手を当てます。

顔を右に回しながら、右腕を左腕で下から上に持ち上げて、右の肩甲骨周辺が伸ばされているのを感じたら、10秒間、キープします。

その次に、反対側も同じようにおこなうため、右腕を左腕と左脇の下から回して、左の肩甲骨に右手を当てます。

顔を左に回しながら、左腕を右腕で下から上に持ち上げて、左の肩甲骨周辺が伸ばされているのを感じたら、10秒間、キープします。

これを左右交互に3回繰り返しておこなってください。
イスに座り、顔を右に回して、両手を腰に回して、左手で右の手首をつかみます。

右手首をつかんだ左手で、左方向に引っ張り、10秒間、キープします。

その次に、反対側も同じようにおこなうため、顔を左に回して、両手を腰に回して、右手で左の手首をつかみます。

左手首をつかんだ右手で、右方向に引っ張り、10秒間、キープします。

それを左右交互に3回繰り返しておこなってください。
イスに座って、右手を左の太ももの上に置き、左手を右の肩におきます。

頭を右に倒して、左手で右肩を、斜め前下方に引き寄せて、10秒間、キープします。

その次に、左手を右の太ももの上に置き、右手を左の肩におきます。

頭を左に倒して、右手で左肩を、斜め前下方に引き寄せて、10秒間、キープします。

これを左右交互に3回繰り返しておこなってください。

母の日は、花屋さんにとっては、彼岸やお盆と並んで、重要なイベントだそうです。
そういったお花屋さん特有の繁忙期に、肩甲骨周辺の痛みで、作業が滞るのを防ぐためにも、今回、紹介させていただいたことが、お花屋にお勤めのみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも花屋での作業で肩甲骨周辺の痛みのお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、肩の痛みへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

車を運転されるのがお好きな方は、よくミッション車を自家用車として選択される方が多いです。
その理由をお聞きすると、車を自分で操作しているという実感がより強く感じるからだとおっしゃられます。
そんな車好きにはたまらないミッション車ですが、ミッション車を運転するたびに、左肩の後面の痛むと、40歳代の男性の方が、当院に来院されました。
お話をお聞きすると、クラッチ操作で、レバーをセカンドに入れようとするたびに、左肩の関節の後面に痛みが走ると。助手席に座っている奥様からも、左肩がケイレンしていると指摘されたそうです。
奥さんが賛同してくれたので、念願のミッション車を買ったのに、左肩の後面の痛みで、長時間、乗れなくて困っているとのことでした。
そこで今回は、ミッション車のクラッチ操作で、レバーをセカンドに入れる際の左肩関節への影響と左肩の痛みに対しての対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、左肩の痛みに悩まされることはなくミッション車を運転できます。

ミッション車を運転中に、セカンドへのシフトチェンジをするために、レバーを操作することで、左肩関節への影響を以下で紹介していきます。

肩関節の動きを検査する際に、3つのポジションでおこなわれます。
その中でも、セカンドポジションと言われる動作は、ミッション車のセカンドへシフトチェンジの際のレバー操作に近いものです。
ミッション車のセカンドに入れる動作は、セカンドポジションの内旋動作です。
この動作で肩関節が動かせる角度は、70度です。
セカンドに入れるためにレバーを引いた際に、70度以上、もしくはご自身のセカンドポジションの内旋ができる角度以上に曲げると、肩関節に関節技が極まった状態となり、痛みが発生します。
また、セカンドポジションの内旋することは、肩関節の後面に負荷をかけます。
つまり、セカンドに入れるためにレバーを引くために、過度のセカンドポジションの内旋の動作をすることで、肩関節の後面に痛みが発生します。

肩関節は、腕を自由に動かすために、緩い関節です。
その緩い肩関節がさらに緩くなるポジションが、腕が外に55度、前に30度、曲げたポジションです。
これもつまり、ミッション車のセカンドへシフトチェンジの際のレバー操作に近いものです。
肩が緩んで安定しない状態で、セカンドにシフトチェンジするために動作を繰り返すことで、肩関節周辺の組織を痛めてしまいます。

人間の片腕の重さは、3〜6キログラムもあります。そんな重さのある腕を動かす際に、腕のポジションによって、肩関節への負荷が変わってきます。
例えば、ダンベルをもって上下させる際に、脇を開けておこなうのと脇を閉めておこなうのでは、脇を開けておこなう方がダンベルが重たく感じます。
これは、脇を開けておこなうと、肩関節が運動軸になり負荷がかかるためです。
脇を閉めた場合は、肘関節が運動軸となり、肩関節への負荷が軽減されます。
ミッション車のセカンドへシフトチェンジの際のレバー操作は、脇が開いた状態でおこないがちです。
つまり、そのような動作が、腕の重みを肩関節に集中させて負荷がかかり、支えきれなくなり痛みが発生しやすくなります。

ミッション車のセカンドへシフトチェンジの際のレバー操作は、肘を曲げておこないます。
肘を曲げた状態をキープするには、腕の前面と後面の筋肉が、引っ張り合って、釣り合いが取れます。
腕の前面の筋肉は、手のひらが天井側に向いているときは、非常に強い力を発揮します。

しかし、手のひらが床方向に向いているときは、腕の前面の筋肉はの力は減弱します。

手のひらを上に向けた状態で、力こぶに力を入れて、それを触ってみてください。
その後に、手のひらを床側に向けて、力こぶに力を入れて、それを触ってみてください。
そうすると、明らかに、手のひらが床に向けた状態の方が、上腕の前面の筋肉に力が入りにくいのがわかるかと思います。
ミッション車のセカンドへシフトチェンジの際のレバー操作は、この上腕に力が入りにくい手のひらを下に向けた状態でおこなわれやすいです。
そのため、上腕の前面と後面の筋肉の引っ張り合いのバランスが崩れて、上腕の後面の筋肉が過度に働きすぎて、肩関節の後面に影響して痛みが発生しやすくなります。

ミッション車でセカンドへギアをシフトチェンジする際に、左肩に痛みが発生することを予防する方法を以下で紹介していきます。
シフトを握る腕のポジション
セカンドへのシフトレバーを動かすときに、左肩の後面に負荷をかけないためには、
・肘を脇から離さない

・レバーを握る手を床方面に向けない

・ご自身の肩のセカンドポジションの内旋の角度に無理のない位置に車のシートを調整することを意識してレバーを操作してください。


長距離のトラックやレースの車は、長いシフトレバーにカスタマイズされているのがよくみられます。
これは、シフトチェンジのときに、シフトレバーに伸ばす腕の距離を縮めることで、動作を最小限にして、腕や肩が疲れにくくなる効果があるためです。
また。てこの原理で、シフトレバーの操作が軽くできるというメリットもあります。
車部品販売店や車を買ったお店で、シフトレバーのカスタマイズについてご相談されることをおすすめします。
ミッション車のセカンドへのシフトレバーを動かす際には、どうしても左肩後面に負荷がかかってしまいます。それに対応するためには、左肩後面の筋肉の柔軟性が必要になります。
そのためのストレッチの方法を以下で紹介していきます。
右手で左ひじを、左前腕の下から持ちます。

左ひじを持った右手で、肩の高さまで腕を持ち上げて、右の外方へ伸ばします。

その状態で10秒間、キープしてください。
これを3回、繰り返してください。
左腕を肘を軽く曲げた状態で、右手でしたから左ひじを持ちます。

左ひじを持った右手で腕を持ち上げて、右斜め上方に伸ばします。

その状態で10秒間、キープしてください。
これを3回、繰り返してください。
手を後ろに回し、右手で左のひじをつかみます。

左ひじをつかんだ右手で、右方向に伸ばします。

その状態で10秒間、キープしてください。
これを3回、繰り返してください。

ミッション車でシフトチェンジをしながらのドライブは、かっこいいですし楽しいです。
一方で、オートマ車に比べて、操作が多くなり、体に負荷がかかりやすくもなります。
その一つとして、セカンドにシフトチェンジするためのレバー操作で、左肩の痛みが発生することもあります。
それを予防するためにも、左肩に負荷がかからないポジションや工夫、左肩のケアの方法を紹介させていただきました。
そのことがみなさまのお役に立てれば幸いです。それでもセカンドへのレバー操作で左肩に痛みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、車の運転で起こる体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広