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疲労 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 3の記事一覧

1年間健康を維持するために“代謝”を整えることの重要性と簡単にできる対策

2026.01.01 | Category: ウォーキング,ストレス・自律神経障害,予防,体操・ストレッチ,体温,免疫,寝起き,日常生活の動作,,栄養・食事・飲み物,水分,生活習慣,疲労,睡眠,血圧,血流,運動

みなさん、明けましておめでとうございます。

加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

本年もよろしくお願いいたします。

正月は、新たに一年が始まるということで、どういった年にしたいかと考えられる方も少なくないかと思われます。

その考えられることの一つとして、

「運動不足を解消したい」

「疲れにくい体になりたい」

「ダイエットをしたい」

など健康に関することもあるかと思われます。

こうしたすべての健康への思いに共通して関わっているキーワードが、実は、

“代謝”

です。

“代謝”は、日常生活においては目には見えず意識しにくい働きですが、私たちが生きている限り一瞬も止まらない体の中で起きている活動です。

1年間を健康に過ごせるかどうかは、この“代謝”の状態によって大きく影響を受けます。

そこで今回は、新しい1年がスタートすることを踏まえて、「代謝」を中心テーマに、その働きや日常生活でできる具体的な整え方までを紹介させていただきます。

 

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代謝とは

代謝とは、体の中で起こるすべての化学反応の総称で、

・食べたものを分解してエネルギーに変える

・古くなった細胞を壊し、新しい細胞を作る

・体温を保つ

・内臓や筋肉、脳を働かせ続ける

などといったように、生きるための作業を休みなく続ける仕組みが代謝です。

代謝の働きは大きく2つに分けられます。

一つは、「異化」と呼ばれる食べ物や体に蓄えた栄養を分解し、エネルギーを取り出す働きです。

もう一つは「同化」と呼ばれる分解して得た材料やエネルギーを使い、筋肉・骨・皮膚・ホルモンなど体を作り直す働きです。

代謝の「異化」と「同化」の2つが、バランスよく回っている状態が、代謝が良い状態と言えます。

 

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代謝が良いとなぜ健康につながるのか

代謝が良いことで、それが健康につながる理由について、以下で紹介させていただきます。

疲れにくく、回復しやすい

代謝の働きは、エネルギーの生産と体の組織の構築です。

この2つが整っている体は、筋肉や脳や内臓など、体の組織を動かすエネルギーが十分に補充されている状態です。

また、日常の活動で傷ついた筋肉や脳や内臓など、体の組織を修復されやすい状態です。

そのことで、体に疲れがたまりにくく、疲れても回復が比較的スムーズになりやすいと考えられます。

 

太りにくく、体重が安定しやすい

代謝が活発だと、食べたり飲んだりして摂取したものが、スムーズに吸収分解されてエネルギーに変換され、日常生活の活動や体の維持に効率よく使われます。

そうすると、食事でとったものが余らずエネルギーに変換されるので、余分な脂肪として蓄積しにくくなります。

その結果、過剰な体重の増加が予防でき、安定した体重を維持することができます。

 

冷え・むくみが起きにくい

代謝によって、エネルギーが生産されると、その過程で熱が発生します。

そうすると、体温が適正な状態が保たれて、血流や体温調節もスムーズにおこなえます。

血流が良くなると、栄養や酸素や熱を、体の末端まで届きやすくなります。

その結果として、冷えやむくみの予防の効果が期待できます。

 

免疫力の維持につながる

代謝による生産活動の一つに、免疫細胞の生産があります。

それによって、免疫細胞が、日々入れ替わりながら体の中で働いています。

代謝の状態が安定していると、免疫細胞が安定して生産されるので、感染症などに対する抵抗力を保つ土台になると考えられています。

 

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代謝を整えるために日常生活ですべきこと

代謝は、体調・体型・回復力・免疫力など健康を支える存在の一つです。

健康に重要な役割を担う代謝を整える方法として、今日から意識できる4つのポイントを以下で紹介させていただきます。

 

酸素を体に取り入れる

代謝はエネルギーの生産を担いますが、その材料として酸素が必要です。

酸素があってこそ代謝がスムーズに進みます。

しかし、現代において、人は過剰なストレスやデジタル機器操作による不良姿勢などの影響で、呼吸が浅くなりがちです。

呼吸が浅く、十分な酸素を体に取り込めない状態が続くと、エネルギー生産が効率的に行われにくくなり、疲れやすさにつながることがあります。

ですので、酸素を十分に体に取り込むための日常でできる工夫として、

・朝、起きたら、ゆっくりと深呼吸を3~5回おこなう

・背伸びなどして背筋を伸ばす時間を増やす

・胸を広げて呼吸しやすい姿勢を意識する

・軽い散歩やウォーキングで、自然と呼吸が深くなる時間をつくる

などといったことを意識して生活をおくってください。

また、呼吸を深くするコツとして、「しっかり息をはく」ことが重要です。

息をしっかりはくことで肺の中のスペースをあき、その空いたスペースに酸素を入れるために、自然と息を深く吸うことができます。

 

水分を体に取り入れる

体の約60%は水分でできており、多くの代謝の反応は、体の細胞の水の中で行われます。

また、水分が不足すると、血液が濃くなりやすく、栄養や酸素の運搬の効率が落ちます。

つまり、その結果として、代謝全体の働きが鈍くなり、疲れやすさやだるさにつながることがあります。

代謝を活発にするためには、水分が必要であることから、十分な水分を体に確保するための日常でできる工夫として、

・朝、起床後、すぐにコップ1杯(200ml程度)の水を飲む

・のどが渇く前に、こまめに少量ずつ水分をとる

・常温~やや温かい飲み物をとる

などがあげられます。

胃腸で水分は吸収するのに、ある程度時間がかかります。

ですので、一気に水分を大量に飲むより、少量を回数多くのほうが、体にとっては負担が少なく、なおかつ代謝の土台となる水分を確保しやすくなる。

 

運動をする

代謝を整える上で、運動による身体の活動は欠かせません。

運動によって筋肉をつかうことで、体のエネルギーが消費されます。

筋肉の活動によって消費されたエネルギー分を補充するために、エネルギーの生産活動が活発化、つまり代謝の活動が上がります。

また、筋肉を動かさない状態でも、筋肉量が多いほど、安静時でも消費されるエネルギー=代謝量がわずかに増えます。

他にも、運動によって、筋肉の中や周辺を通っている血管を刺激して、血流が促進され、全身に酸素や栄養が行き渡り、代謝活動がスムーズに進みやすくなります。

代謝を整えるために日常でできる運動の工夫として、

・エレベーターやエスカレーターより、無理のない程度に階段を使ってみる

・1日10~20分のウォーキングを、できる日から少しずつ始める

・寝る前に、痛くない範囲での軽いストレッチを行う

など体を少しでも動かす意識を持って過ごしてみてください。

また、きつい運動を短期間だけ頑張るより、無理なく続けられる運動を習慣にするほうが、代謝を長期的に整えるのに効率的です。

 

睡眠をとる

睡眠は、1日の代謝を立て直す、とても重要な時間です。

睡眠中に、成長ホルモンなどが分泌され、日中に傷んだ細胞の修復や再生が進みます。

つまり、しっかり睡眠をとることで、成長ホルモンが十分に分泌されている状態が続くと、長期的に体の代謝がうまく回りやすくなります。

反対に、慢性的な睡眠の不足や睡眠の質の低下は、ホルモンバランスに乱れを通じて、太りやすさや疲れやすさ、血糖コントロールの不調などのリスクが上がることが研究で報告されています。

代謝と深い関わりのある睡眠をとるのために日常でできる工夫として、

・寝る約90分前を目安に入浴を済ませ、体温の自然な低下を睡眠につなげる

・就寝前のスマホ・タブレット時間をできるだけ減らし、強い光や刺激を避ける

・平日・休日に関わらず、毎日、できるだけ同じ時間に起床や就寝をする

ことが重要になります。

睡眠は、寝る時間の長さだけでなく、質も大切です。

寝入りのスムーズであったり、途中であまり目が覚めない、朝の目覚めがスッキリしている、寝起きに疲労感を感じない、といったことを感じているならば、睡眠の質が良いと言えますので、ご自身の睡眠の状態を意識して観察してみてください。

 

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まとめ

代謝を整えるためには、特別な健康法をする必要はなく、日常生活でちょっとした意識を持つことで可能になります。

この小さな習慣が、1年後の疲れにくく、調子の良い体をつくる基礎になります。

今年1年を代謝を大切にする生活として過ごすために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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ウォーキングをしすぎたことで太ももの前面が痛くなる理由とその対処法

ご高齢者の方の睡眠改善: 中途覚醒の理由と効果的な対策

夜になると足がムズムズして眠れない…、それは「むずむず脚症候群」かも?

2025.12.25 | Category: ストレス・自律神経障害,ふくらはぎ,予防,栄養・食事・飲み物,治療について,生活習慣,疲労,睡眠

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

・夜、布団に入ると足がムズムズして落ち着かない
・じっとしていられず、足を動かしたくて仕方がない
・やっと眠れても眠りが浅く、朝、起きたときからだるい

という足に違和感を感じる症状が出ていることはないですか?その症状は、
“むずむず脚症候群”

かもしれません。別名を、

“レストレスレッグス症候群”

とも呼ばれている病気です。この病気は足の違和感の発生の原因がよくわからず、苦しまれている方が少なくありません。

そこで今回は、日常生活で感じる足の違和感が、むずむず脚症候群と気づき、適切な医療を受けられることを目的に書かせていただきます。

 

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むずむず脚症候群はなぜ見逃されるのか?

むずむず脚症候群は、決して珍しい病気ではありませんが、見逃されやすい病気です。

統計によると、むずむず脚症候群は、日本でも数%の人が症状を持つとされ、特に、中高年に多いことが報告されています。

それにもかかわらず、むずむず脚症候群が、なぜ見逃されやすい理由は、

・症状に痛みがでない

・見た目に異常がない

・レントゲンやMRIで異常が出ないことが多い

ために、ご自身や周囲から、気のせいや疲れや加齢のせいと片付けてしまいやすいのです。

 

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むずむず脚症候群の症状

むずむず脚症候群の4つの基本症状として、

・ムズムズ、ゾワゾワ、虫がはうような感じなど足に強い不快感がある
・じっとしていると症状が強くなる

・足を動かすと一時的には楽になる

・夕方から夜にかけて悪化する

があります。特に、重要なのが、「夜に悪化する」「動かすと楽になる」という点です。

これらは症状は、単なる疲労や血行の不良で起きるものではないため、むずむず脚症候群の可能性を疑う大切なサインになります。

 

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むずむず脚症候群が発症するメカニズム

むずむず脚症候群は、足の病気や筋肉の病気」ではなく、その原因の中心は、

“脳と神経の働き”

にあります。以下でそのメカニズムを紹介させていただきます。

 

ドパミンの乱れ

むずむず脚症候群の研究で、最も深く発症に関わっていると考えられているのが、

 

「ドパミン」

 

という脳の中で分泌される神経伝達物質の乱れです。

脳の中にある神経の細胞は、1000億個以上あると言われています。

脳の中の多くの細胞同士の間には隙間があり、直接はつながっていません。

脳の神経細胞同士が情報の連絡をするためには、細胞から細胞に役割に応じていろいろな伝達物質が分泌されます。

その神経の伝達物質の一つに、ドパミンがあります。ドパミンは、

 

・体をスムーズに動かすための指令を出す

・ブレーキをかけて不要な体の動きや衝動を抑える

・感覚の過剰な刺激を抑えて落ち着かせる

・動かない状態をを保つ

・やる気、意欲、集中力を保つ

・心地よい状態や不快な状態のバランスを調整する

・睡眠と覚醒のリズムに関わる

・夜に体を休ませる準備を助ける

 

といった多様な役割を担います。

このドパミンが、脳内の神経からの分泌が不足すると、それまでドパミンが促していた体の状態が保てず、足を動かしたい衝動やムズムズ感が出やすくなる。

また、ドパミンは睡眠のリズムを整える役割から、昼間に分泌されやすく、夜間に分泌が低下する傾向にあります。

そのため、むずむず脚症候群の発症は、昼間は我慢できるが、夜、座っていたり横になると一気につらくなる症状が起こります。

 

鉄分の不足

むずむず脚症候群は、鉄分の不足でも起こるとされています。

鉄分は、

 

・血液中で酸素を全身に運ぶ

・脳や筋肉に酸素を届けて正常に働かせる

・エネルギーを作る材料

・疲れにくい体を保つ

・集中力や思考力を支える

・ドパミンなどの神経の伝達物質を作る材料

・脳の働きを安定させる

・睡眠の質に関わる

・自律神経のバランスを保つ

・筋肉が正常に働くのを助ける

 

などといった役割を担います。

体にこれらの役割を担う鉄分が不足することで、ドパミンがうまく作れず、足のムズムズ感が出やすくなります。

注意点として、鉄分の不足というと、貧血のイメージですが、血液検査で貧血と診断されない場合でも、むずむず脚症候群は起こるとされています。

これは、血液中の鉄は正常でも、脳の中で使える鉄が不足しているためです。

これが起きるのは、脳に血液が運ばれる際に、脳にダメージになる異物が侵入するのを防ぐ「血液脳関門」という関所が要因になります。

さまざまな理由で、脳の関所で、鉄分の通過の許可が降りないことが発生することがあります。

そうすると、血液検査では鉄分不足は見られないのに、脳内だけ鉄分の不足が発生して、むずむず脚症候群が発症すると考えられています。

 

妊娠や持病との関係

むずむず脚症候群が発症しやすい条件として、

・妊娠中の特に後期

・慢性腎臓病

・抗うつ薬、抗精神病薬、一部の睡眠薬の服用

があげられます。これらはいずれも、ドパミンや鉄分の働きや利用に影響を与える共通点があります。

また、むずむず脚症候群は、家族に同じ症状の人がいることも多く、遺伝的な体質が関与しているタイプもあります。

 

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むずむず脚症候群に対応する医療機関

足に起きる違和感に対して、これは筋肉や関節の問題だけではない、または、むずむず脚症候群ではないかと考えた場合は、専門の医療機関に受診されることをおすすめします。

冒頭にもあげましたが、むずむず脚症候群は、足の筋肉や関節の病気ではなく脳や神経の病気であるので、対応する医療機関として、

 

「神経内科(脳神経内科)」

「睡眠外来・睡眠クリニック」

 

が有効です。

睡眠外来でしたら、日本睡眠学会の公式ホームページ(https://jssr.jp/list)から専門医や病院を探すことができます。

 

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病院での診断や検査内容

むずむず脚症候群に対しての病院での診断の方法や検査、治療法などについて以下で紹介させていただきます。

 

最も重要なのは問診

むずむず脚症候群は、MRIやレントゲンなどの画像検査で異常が出ない場合もあるので、ご自身の症状を、お医者さんとの問診時に伝えることが重要になります。

例えば、

 

・夜や夕方に足の不快感が出る

・じっとしていると悪化する

・足を動かすと楽になる

・眠れない状態が続いている

・症状が〇〇からでている

 

などといったご自身が感じている症状を、しっかりと伝え、その情報から医師が診断や検査の方法の選択をすることができます。

つまり、体の状況をどう感じているかを正確に伝えることが、最大の検査となります。

 

他の病気を除外するための検査

むずむず脚症候群と似た症状を起こす病気もあるため、他の病気の可能性を消すための検査をする場合があります。

例えば、

 

・血液検査

・神経伝導検査

・背骨の腰部分のMRIなどの画像検査

 

が行われることもあります。

 

睡眠に関する検査

むずむず脚症候群は、睡眠と深く関係するため、症状が強い方では睡眠の評価がおこなわれることがある。

例えば、

 

・睡眠の質に関する質問票

・睡眠時無呼吸症候群のチェック

・睡眠中の脚の動きを調べる検査

 

などがあります。

 

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医療機関での治療の方針

むずむず脚症候群の治療は、原因、重症度、生活への影響に応じて、以下のようなことがおこなわれます。

 

軽症の場合は生活の指導

症状が軽い場合、まずおこなわれるのが日常生活の見直しです。

その内容は、

 

・寝る前のカフェインやアルコールを控える

・就寝前のスマホやパソコンの使用を減らす

・規則正しい睡眠リズムを作る

・過度な疲労を避ける

 

などがあり、これだけで症状が軽くなる方もいます。

 

中~重症の場合は薬による治療

むずむず脚症候群が中~重症の場合は、生活の指導に加えて、薬による治療がおこなわれます。

処方される薬は、従来はドパミンを作動させる薬が中心でした。

しかし、最近のむずむず脚症候群のガイドラインによると、神経の興奮を抑える薬や鉄分の補充のための鉄剤を優先して処方する考え方が推奨されています。

 

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むずむず脚症候群の治療を受けたときの経過

むずむず脚症候群は、自然と完全に治ることが少ない慢性的な病気ではあります。

しかし、治療してもどうにもならない病気ではありません。

治療によって、日常生活や睡眠に支障が出ないレベルまで症状をコントロールできるケースが非常に多いのが特徴です。

ですので、まずは、医療機関に受診して、診断を受けることが重要です。

むずむず脚症候群の治療の内容は、症状の程度や原因によって異なりますが、治療を受けることで数日から数週間のうちに変化を感じる方が多いと研究報告されています。

すべての人が完全に症状ゼロになるわけではありませんが、治療によって我慢し続けなければならない状態から抜け出せる可能性は十分にあります。

 

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むずむず脚症候群を放置することのリスク

専門の医療機関を受診せず、長年、むずむず脚症候群の症状を放置した場合、夜間の不眠が慢性化し、日中の強い疲労感や集中力の低下、さらには気分の落ち込みにつながることがあります。

むずむず脚症候群は、命に関わる病気ではありませんが、生活の質を確実に下げてしまう病気でもあります。

受診して適切な治療を受けることで、症状と向き合いながらも対処できる病気としてコントロールするかしないかで、数年後に大きな違いとなって表れる可能性があります。

 

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まとめ

むずむず脚症候群は、足の違和感から、整形外科や整骨院に受診される方が少なくありません。

しかし、むずむず脚症候群は、脳や神経が要因の病気であるので、まずは、専門の医療機関に診断と治療を受けることをおすすめします。

その判断をするためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

治療を受けて症状が落ちつき始めた後、むずむず脚症候群によて睡眠の不足やストレスでこわばったお体をケアする際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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仕事の疲れで眠れない…その原因と質の高い睡眠のための生活習慣

夏の明け方に起こるふくらはぎのけいれんの主な原因と予防ポイント

デスクワークの疲れでぶつかりやすくなる本当の理由と簡単にできる対処法

2025.12.22 | Category: ストレス・自律神経障害,デスクワーク,テレワーク,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,姿勢,日常生活の動作,生活習慣,疲労,目の疲れ,筋肉疲労,職業病,血流,運動,関節

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、デスクワークをされておられる30歳代女性の方が、お体のメンテナンスで来院されました。お体の調子をお聞きすると、

 

「仕事がありえんぐらい忙しくて疲れがとれなくて・・・」

「そしたらやたらとドアとか机とかぶつかることが多くなって・・・」

「そしたら青あざができるほど転んでしまって・・・」

 

とのことでした。

転んだ影響か、検査させていただくと、お体が今年一番ぐらいゆがんで、呼吸も浅く、体が自動的に回復する能力が低下している状態でした。

年末に近づくにつれて、お仕事が忙しく疲れを訴える方も多くなります。

それに伴って、今回の患者様のように、やたらと物や人にぶつかりやすくなったという方が少なくありません。

そこで今回は、長時間のデスクワークによって、物や人にぶつかりやすくなる理由とその対処法について紹介させていただきます。

 

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デスクワークの疲れでぶつかりやすくなる理由

 

長時間のデスクワークで疲れることによって、ドアや机や人とすれ違うときに、普段は避けれているのに、なぜか頻繁にぶつかってしまう現象が起きる理由を、以下で紹介させていただきます。

 

脳の疲労でぶつかりやすくなる

長時間のデスクワークでは、脳の中でも司令塔の役割を果たす前頭部の脳を中心に、強い負荷をかけます。

前頭部の脳は、

・注意

・判断

・空間の把握

・行動の抑制

などを司る部位です。

デスクワークによって前頭部の脳に疲労が蓄積すると以下のような影響から、ぶつかりやすくなります。そのメカニズムを以下で紹介させていただきます。

 

▶︎注意力の範囲の低下

人間の脳が処理する注意力の範囲には限界があります。

PC作業や書類作成、電話対応などデスクワークで同時進行で作業をすることが多くなると、脳が作業のみに集中して、周囲の環境に注意を向ける余裕がなくなります。

そうすると、

・通路にある机の情報が入っているが意識できない

・ドアの開閉の幅や角度を予測できない

・歩行のいく先で起きることの先読みができない

などといった、目で見えているのに脳が処理したり反応できない状態になります。

その結果、ぶつかりやすくなる状況が引き起こされます。

 

▶︎空間の距離感の把握力が低下

疲労した脳では、自分の体と周囲の環境との距離感を正確に把握する力が落ちます。

人間の脳には、

「身体図式(ボディスキーマ)」

と呼ばれる体の地図があります。

これは脳が無意識に持っている機能で、自分の体の各部位の位置や姿勢、動きの可能性を把握し、姿勢の維持やスムーズな動作を調整するための感覚と運動のシステムです。

脳にある体の各部位の位置の地図は、目で見たり耳で音を聞いたり、皮ふや筋肉が感じる刺激などの情報が脳に送られることで、常に更新されます。

デスクワークをしていると、パソコン画面を見つめてじっとしていることが多く、脳に送られる情報が限定されます。

それによって、脳にある体の各部位の位置の地図が更新されず、机やドアの幅に対して体の幅が通れるかの把握ができず、ぶつかるミスが増えます。

 

▶︎行動に対する微調整の低下

前頭部の脳が疲れると、その働きの一つである行動に対する微調整の能力が弱まります。

この能力が弱まると、「見えた → 判断 → 動作」という一連の流れが遅れ、見えてから避けるまでに間に合わずぶつかるという現象が起こります。

 

視覚の機能の低下によってぶつかりやすくなる

人間の外部から脳に伝わる情報は、その60%は目で見たものから得られているとされています。

デスクワークが、視覚に影響することで、物や人にぶつかりやすい状況が生じます。

以下でそのメカニズムを紹介させていただきます。

 

▶︎自律神経のバランスの乱れ

人間は、戦ったり逃げたりストレスがかかると、それに対応するために自動的に体を活動モードにします。

これは自律神経の働きによっておこなわれます。

自律神経は、交感神経と副交感神経の2つが存在して、体を活動モードに働くのが交感神経です。

ちなみに、副交感神経は、体をリラックスさせたり回復させるモードに働きます。

デスクワークが続くと、自律神経の交感神経の働きが優位になり、

・瞳孔が固定的に開く

・目のピントを調節する筋肉が緊張

することによって、目の疲れが進行します。

目の疲れが進行することで、外部の情報が取り込めず、ぶつかりやすいリスクが高まります。

 

▶︎周辺の視野が狭くなる

視覚は、状況や環境に応じて、

「中心重視視野モード」

「周辺重視視野モード」

に脳が切り替えます。

中心重視視野モードは、一点に集中して見て考えるための視覚であり、視線が一点に固定されます。この視覚のモードは、

・文字、画面、細かい作業に強い

・脳が目の前の対象の意味や内容などを考える

・周囲への注意は後回しになる

などという「集中して見るモード」が特徴です。それに対して、周辺重視視野モードは、周り全体を感じながら動くための視覚であり、

・視線が自然に動く

・横や下の動きに気づきやすい

・どこにあるか、どう避けるかを優先

・体の動きと連動する

などという「安全に動くモード」が特徴です。

デスクワークでのパソコンや書類作業は、

・画面を凝視する時間が長い

・視線移動が極端に少ない

という状態が続きます。

それによって脳は「中心視野重視モード」になります。

視覚や脳が「中心視野重視モード」のまま動き出すと、周りの環境や状態を把握しきれず、行動する際に障害物にぶつかることが起きます。

 

感覚のセンサーの機能低下によってぶつかりやすくなる

筋肉、腱、関節、皮ふには、固有受容器が存在し、それらに刺激が加わることで、

「固有受容感覚」を獲得することができます。

「固有受容感覚」とは、関節の角度や筋肉の張力、体の位置や動きを感じる感覚で、例えば、

・腕がどの高さにあるか

・肘や膝がどれくらい曲がっているか

・体が傾いているか、まっすぐか

・今、どこに力が入っているか

などがわかるの感覚で、また、歩く・曲がる・避けるといった動作は、この感覚に大きく依存しています。固有受容感覚をわかりやすく言えば、

「目をつむっていても体の場所や動きが自然にわかる感覚」

というものです。

この固有受容感覚の機能が低下することで、体の動きや位置が把握できず、何かとぶつかりやすくなります。

デスクワークで固有受容感覚の機能が低下が起こるメカニズムを以下で紹介させていただきます。

 

▶︎体への刺激の低下

デスクワークは、長時間、同じ姿勢で座り続けることが多い職種です。

そうすると、筋肉、腱、関節、皮ふを伸ばしたり縮めたりするなどの刺激が減ります。

それによって、体が今どのような動きをしいるのか?どんな位置にあるのか?などといった情報が脳に伝わらなくなります。

その結果、自分の体が今どこにあるかの情報が曖昧となり、ぶつかりやすくなる危険性が上がります。

 

▶︎体の動きを制御のエラー

デスクワークは、長時間、同じ姿勢でいることで、筋肉、腱、関節、皮ふをの刺激が減り、固有受容感覚が鈍ります。

そうすると、脳への情報不足で、脳か筋肉、腱、関節に対しての動きや力の入れ方などを指令する際に、加減や制御がコントロールできなくなります。

そうすると、歩いていて角を曲がるときに体を内側に寄せられない、肩や肘の位置が予測とズレる、足運びが雑になるといった動作の制御エラーが生じます。

体の動きがコントロールできなくなることで、動作中にぶつかってしまうことが起きます。

 

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デスクワークで低下する機能を整えるアプローチ

長時間、忙しくデスクワークをすることで、脳と視覚と感覚の機能が疲労し、それが障害物にぶつかりやすくなる要因となります。

ということで、以下で、脳と視覚と感覚の機能を回復させるための方法を紹介させていただきます。

 

脳の疲労への対策

デスクワークでは、脳の前頭部が使われることが多いため、脳の使われる部分を切り替えることで、脳の前頭部の回復が促されます。

そのための方法として、以下の3つのことを意識して仕事中におこなってみてください。

 

▶︎小休憩を入れる


仕事をしている際に、30~60分に1回、1~3分の短い休憩を入れてください。小休憩中は、

・席を立つ

・窓の外を見る

・立ったまま軽く背伸びをする

といった動作をおこなってください。

 

▶︎深呼吸をする

浅い呼吸が続くと、脳の前頭部は過緊張状態になりやすい。

ですので、深呼吸を意識的におこなうことが重要です。

深呼吸は、「4秒間で鼻から吸い6秒間で口からはく」といった方法を5回繰り返しおこなうことで、脳疲労の回復が期待できます。

 

▶︎動きながら考えない時間をつくる

歩行などの単純な運動は、脳の前頭部の過剰な活動を一時的に抑えます。ですので、

・トイレに行く

・コピーを取りに行く

・廊下を少し歩く

など歩く機会を増やすことで、脳の疲労がリセットできます。

 

視覚の疲労への対策

デスクワークで問題になるのは、一点を集中的に見るといった視覚の使い方が偏ることです。

それを解除して、周辺を見るモードに視覚にすることです。以下の3つのことを意識して仕事中におこなってみてください。

 

▶︎目を動かす

デスクワーク中は、一点を見つめて眼球の動きが少なくなります。

眼球を大きく動かすことで、周辺視野の感度が回復します。そのためには、意識して、

「眼球を動かしてだけで右・左・上・下を見る」

ことをゆっくり5回繰り返しおこなってください。

 

▶︎遠くを見る

長時間、デスクワークのため、近くを見ることで、目の筋肉が固まります。

ですので、仕事をしている際には、20分に一回は遠くを見ることをおすすめします。

遠くを見る際のポイントは、

・最低でも5~10m先を見る

・焦点を合わせずぼんやりと見る

・遠くを見る状態を20秒間キープする

といったことを意識しておこなってください。

 

▶︎周りを見る

デスクワーク中、机から立ち上がる前に、

「顔を上げてうゆっくり部屋全体を見渡す」

行動をしてください。そうすると、デスクワークで、視覚が一点に集中してみるモードから、周囲をみながら動くモードに切り替わり、ぶつかるリスクを下げる効果が期待できます。

 

感覚センサーの機能低下への対策

筋肉や関節などから感じる固有受容感覚は、デスクワークで動きが少ないことで、機能が低下します。

その低下した固有受容感覚を回復させるために、以下の3つのことを意識して仕事中におこなってみてください。

 

▶︎関節を動かす

関節を動かすことで、固有受容感覚の回復が見込まれます。その際には、速い動きよりも、ゆっくり大きな動きの方が固有受容器を刺激できます。特に動かして欲しい関節は肩甲骨・股関節・背骨です。ですので、

・肩回し

・足の上げ下ろし

・背伸び

といった体操を意識してこまめにおこなってください。

 

▶︎足裏を刺激する

足裏は、固有受容器が多く分布している場所のため、足裏を刺激することで、固有受容感覚の回復につながります。足の裏を刺激するためには、

・その場で足踏み

・かかと・つま先立ちをする

・足の指を曲げたり伸ばしたりする

といった動作をこまめにおこなってください。

 

▶︎目を閉じて動く

視覚に頼りすぎた状態では、固有受容感覚が働きにくくなります。ですので、

・目を閉じて片脚立ち

・目を閉じて肩を上下する

・目をつぶって手や足の指を触る

といったことをおこなってみてください。

 

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まとめ

デスクワークによる疲れがある状態でぶつかりやすくなるのは、注意力や反射神経の反応が悪くなったからではなく、脳・視覚・感覚の使い方が偏ったためです。

この状態のままでいると、障害物にぶつかってケガにつながり、年末に向けて忙しくなる日常生活に影響が出てしまいます。

ですので、それを防ぐためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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下を向いて作業する方に多い首と目の不調が連鎖する理由と自宅でできる簡単ケア

40歳代男性がデスクワークで腰痛が続く理由とそれを防ぐための日常的な対策

カーテン外し・窓ふきで肩や背中のだるさ発生メカニズムとセルフケア法

2025.12.18 | Category: ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,姿勢,家事,日常生活の動作,生活習慣,疲労,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,肩の痛み,肩甲骨,背中の痛み,腕の痛み,血流,関節

 

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

年末も近づいてくると、家の大掃除をされる方が多くなります。

掃除の中でも、カーテンの洗濯のために取り外してかけなおしをしたり、ガラス窓ふきなどは、腕をあげた状態をキープしての作業となります。

この作業をすると、肩から背中にかけてこりやだるさが発生して、ケアのために来院される方が、毎年、少なくありません。

そこで今回は、腕をあげて作業をすることで、肩から背中にかけてこりやだるさが発生する理由とその対処法について紹介させていただきます。

 

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腕をあげて作業で肩・背中のこりやだるさが生じる理由

腕をあげたままおこなうカーテンの脱着や窓ふきで、肩や背中に痛みが発生する理由を以下で紹介させていただきます。

 

腕を上げる筋肉の疲労

腕を上げたり、歩いたりなどの動作は、筋肉が伸びたり縮んだりすることでおこなわれます。

その筋肉の動きには、主に、

・等尺性収縮

・等張性収縮

という2種類があります。

等尺性収縮とは、例えば、腕を上げた状態を固定したまま姿勢を保つ動作のように、“筋肉の長さを変えないまま強く張りつめる動作”のことを言います。

この状態では、筋肉の中の圧力が急に高まって、筋肉の中を通る血管を圧迫する傾向にあります。

等張性収縮とは、例えば、ダンベルを持ち上げたり下ろしたりする動作のように、“筋肉を伸ばしたち縮めたりする動作”のことを言います。

この状態では、筋肉を縮めたり伸ばすことで、筋肉内に通る血管をポンピングして、血流が保ちやすくなる。

腕をあげたままおこなうカーテンの脱着や窓ふきの動作では、

「等尺性収縮」

の状態が筋肉に起こります。

長時間、等尺性収縮の状態が続くと、腕を上げるために使っている筋肉内の圧力が上がり、それによって筋肉内の通っている血管を圧迫します。

血管が圧迫されることで、血流が悪くなり、筋肉への酸素・栄養の供給や疲労物質の回収が遅れて、その結果、肩や背中にこりやだるさが発生しやすくなる。

 

肩甲骨の位置がゆがむ

腕を挙げたまま作業すると、首から肩上部の筋肉を主に使うため緊張して疲労し、背中や脇の筋肉への刺激が減ります。

これらの筋肉は、肩甲骨を支えています。

肩甲骨は、他の関節と違って、ろっ骨にのっているだけなので、肩甲骨の位置をキープしたり、肩甲骨をスムーズに動かすためには、肩甲骨周辺の筋肉に依存する度合いが高い。

腕を挙げたまま作業することで、肩甲骨周辺の筋肉の緊張バランスが崩れると、肩甲骨につながっている腕や首の重さを支えることができなかったり、動作に引っ掛かりが生じ、その結果、肩から背中にかけて広い範囲で、こりやだるさが発生する。

 

肩関節の隙間が狭くなる

肩より上で手を使うoverhead workは、肩や首の筋肉や関節に障害を発生させるリスク因子であり、肩関連障害の発生率を2~3倍に高めると報告されています。

調査によると、肩関節を90度以上挙上した状態が、作業時間の10%を超えると、肩障害の発生リスクがほぼ2倍に増加すると報告されています。

その要因として、腕を上げることで、肩関節を構成しているの骨同士の隙間が狭くなります。

そうすると、狭くなった関節の隙間で、筋肉やじん帯や関節を包む袋が圧迫されます。

それによって、炎症や微細な損傷が引き起こされて、作業後に動かすと痛いとかしばらく重だるいといった症状が発生します。

 

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腕を上げる作業で疲れた肩背中へのセルフケア方法

腕をあげたままおこなうカーテンの脱着や窓ふきで疲れた肩や背中へのセルフケアをして、以下のストレッチを紹介させていただきます。

 

肩上部のストレッチ

イスに座って、背筋を伸ばし顔を左に向け、右手は体の後ろに回し腰に当て、左手は後頭部に当てます。

 

後頭部に当てた左手の重さを利用して、ゆっくり顔を左肩に近づけるように曲げて、右肩上部が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

 

10秒たったら、ゆっくり元の姿勢に戻し、手と顔の位置を変えて反対側の左肩上部のストレッチをおこなってください。

この一連の動作を3回、繰り返しおこなってください。

 

背中のストレッチ

イスに座って、背筋を伸ばし顔を左に向け、右腕を上げて肘を曲げ、後頭部に当て、左手で右手首をつかみます。

 

頭を後方に倒し後頭部に当てた右前腕をゆっくり押して、右の背中が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

 

10秒たったら、ゆっくり元の姿勢に戻し、手の位置を変えて反対側の左の背中のストレッチをおこなってください。

この一連の動作を3回、繰り返しおこなってください。

 

脇のストレッチ

イスに座って、背筋を伸ばし、右腕を肩の高さに上げて肘を曲げ、右脇の奥の方に左の指を入れて、硬いと感じた部分に指を当てて固定します。

 

右脇に当てた左の指を固定したまま、右肘を曲げて腕をゆっくり後ろに引き、止まるところまで引いたら、前へ戻し、これを10回繰り返します。

 

10回繰り返したら、手の位置を変えて反対側の左脇のストレッチをおこなってください。

この一連の動作を3回、繰り返しおこなってくだい。

 

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まとめ

新しい年を迎えるために、年末はどうしても大掃除をしないと落ち着かないとおっしゃる方は少なくありません。

大掃除をしてスッキリすると同時に、健康で正月を迎えるためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

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年末大掃除での寒い中での窓ふき作業で起こりやすい肩こりを防ぐための方法

休みの日の草抜きや洗車で腰痛に…普段と違う動きが招く体のトラブルの症例と対処法

 

目に太陽の強い光が起きる頭痛の仕組みとケア方法

2025.12.11 | Category: ストレス・自律神経障害,予防,入浴,生活習慣,疲労,目の疲れ,肩こり,血流,運転,,頭痛

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、60歳女性の方が、頭痛を訴えて来院されました。

詳しくお話をお聞きすると、

「娘が検査入院して、その世話に車で病院に通っていて・・・」

「朝に運転をしていたら、太陽の光がまぶしすぎて・・・」

「何日か通ううちに頭痛が出てきて、しんどいんです」

と、普段は、頭痛の持病はないにも関わらず今回のような症状が発生したそうです。

頭痛が発症した後は、肩や首のこりも感じるようになって、やる気や集中力が落ちて、家事や運転に支障が出ていると。

このように、目に太陽光のような強い光を浴びすぎることで、頭痛が引き起こされる方は少なくありません。

そこで今回は、目に強い光が頻繁に入ったことで頭痛が引き起こされる理由とその対処法について紹介させていただきます。

 

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目に太陽光を浴びて頭痛が生じる理由

偏頭痛などの持病がない場合でも、太陽光のような強い光が頻繁に目に入ることで、

「光過敏性頭痛」

が発生します。

この太陽の光が目に入って頭痛が発生するまでのメカニズムを、以下で紹介させていただきます。

 

目の細胞で光の強度を感知

目から入った太陽光は、眼球の一番奥の内側を覆っている“網膜”に投射されます。

太陽光が網膜に到達すると、網膜に存在する光の強度を検知する細胞が働き、光の刺激の強度を電気信号に変えます。

電子信号に変わった明るさの情報は、脳に伝わります。

光の刺激による体の反応

脳に伝わった光の刺激の情報は、体内時計を司る部分で処理され、昼と夜の体内時計を調整します。

また、 脳の自律神経の中枢にも信号を送り、瞳孔の大きさや血流、心拍などをコントロールします。

さらに、注意力や覚醒を担うという部分にも信号が届き、目が覚めたり、緊張したりする反応を起こします。

強い光刺激

適度な太陽光の光を浴びることは、体を活動や回復をしやすくするように調整してくれます。

しかし、太陽光の強い光を浴びて、目に強い刺激が入り、その信号が脳の深い部分に届くと、顔から頭の周りの神経が活発になります。

これにより、頭を覆う膜の血管を広げる物質が過度に放出されて炎症が起き、それが頭痛を引き起こします。

 

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太陽光による光過敏性頭痛で病院に行くべき主なケース

太陽光による光過敏性頭痛の場合、以下の症状があるときは、早急に専門の医療機関を受診してください。

・頭痛が激しく、通常の鎮痛薬で全く効かない、またははき気を伴う

・目がチカチカする、物が二重に見える、視力が低下するなど視界の異常が起きる

・首の強いこり、手足しびれや力が入らない感覚がある

・頭痛が1日以上続き、食事や睡眠など日常生活が全くできない

・発熱や意識の障害や言葉のもつれなどの症状を伴うとき

以上のような症状が出た場合は、脳の血管障害といった生命の危機につながることもあるので、その可能性を除外するためも、神経内科や頭痛専門外来などに受診してください。

 

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太陽光による頭痛が生じた場合の対処法

太陽による強い光が目に入ることで頭痛が引き起こされた場合の対処法として、以下のことを紹介させていただきます。

静かで暗い環境で休む

太陽光による強い光に加え大きな音は、さらに脳の興奮を高め、頭の痛みを強く感じます。 カーテンを閉めた暗い部屋で、スマートフォンやテレビを消して静かに休むのが効果的です。 アイマスクを使用し、光を完全に遮断すると、より鎮静の効果が期待できます。

深呼吸・瞑想・ヨガなどを取り入れる

光刺激による頭痛は、神経の興奮している状態です。

ですので、深くゆっくりとした呼吸、瞑想、穏やかなヨガポーズなどで、リラックスさせることで、血管の過剰な拡張や筋緊張を軽減できます。

特に深呼吸は、「息を長くはく」ことに意識をおいてすることで、効果が高まります。

アイスパックをあてる

太陽光が強く目に入ることで、血管の拡張や周囲の炎症が発生している頭痛では、冷す刺激によって痛みが緩和されやすくなります。

氷を直接肌に当てず、タオルに包んで5~10分程度を目安に、額や頭・首などを冷やしてください。

カフェインを少量摂取する

カフェインには、一時的に血管を収縮させる効果があり、血管拡張型の頭痛には有効に働けます。

緑茶や紅茶、コーヒーなどを1杯程度を目安に取ってください。

38~40℃のぬるめの足湯を行う

太陽光で過剰に流れた頭部の血流を分散させるため、足湯をして、頭から離れた足に血流を誘導します。

38~40℃程度の熱くない温度で、10~15分ほどを目安に足湯を行ってください。

 

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まとめ

太陽の光を体に浴びることは、体の活動リズムを維持するためには必要です。

しかし、過度に浴びると、目から脳に刺激が入りすぎ、頭痛を引き起こすリスクもあります。

しかも頭痛は、生命にも関わる脳血管障害でも起こる症状なので、判断は慎重に行うことをおすすめします。

専門の医療機関で受診・検査をしても問題ない場合は、今回、紹介した対処法をお試しください。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性がありますので、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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