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背骨 | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧

デスクワークでの肩こりは巻き肩が原因かも?そのセルフケアの方法は?

2026.04.23 | Category: スマホ首,デスクワーク,テレワーク,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,呼吸,姿勢,座り方,日常生活の動作,生活習慣,疲労,筋肉疲労,職業病,肩こり,肩の痛み,肩甲骨,背骨,関節

 

みなさん、こんにちは。 加古川市のひさき鍼灸整骨院、院長の久木崇広です。

肩こりでお悩みのデスクワークの方を診させていただくと、肩が前方にでて内側にねじれた、いわゆる、

「巻き肩」

の状態になっていることがよく見受けられます。

この巻き肩の状態が続くと、肩こりがなかなか改善しづらくなる原因になりことがあります。

また巻き肩による肩こりだけでなく、腰痛や首・背中の張り、頭痛、疲れやすさなどにつながることもあります。

そこで今回は、デスクワークの方が巻き肩になりやすい理由と、その対処法について伝えさせていただきます。

 

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デスクワークで巻き肩が発生しやすい理由

デスクワークでは、長時間、パソコンに向かう姿勢が続き、肩が前に出やすく、上腕が内側にねじれやすい動作が特徴です。

具体的には、マウス操作では肘を外に開き、手は体の中心に向けて動かすため、肩関節が内側にねじられて、肩甲骨が前方に傾きます。

また、キーボード入力でも、キーに向かって指を打ち下げる動作で前腕が内側にねじられ、肩全体が前方に引き込まれます。

肩を胸の方にねじる姿勢を、頻繁に長期間、続けると、胸から肩甲骨や鎖骨についている筋肉を徐々に短縮・硬化させます。

その結果、胸が開きにくくなり、なおかつ、腕を内側にねじった状態がクセづいて、巻き肩の姿勢が常態化するリスクが高まります。

さらに、仕事に集中していると、だんだん、パソコンの画面を見るために、腕を内側にねじりながら頭と首が前に出る前かがみ姿勢になりがちです。

そうすると、頭の重みと腕の内側のねじりから、背中の筋肉が引っ張られて過剰に緊張し、肩甲骨も外側に広げる状態になります。

この状態でタイピングやマウス移動をすると、肩甲骨周囲の筋肉バランスが崩れ、巻き肩が固定されてしまいます。

また、巻き肩がクセつく要因として、日常生活への影響も無視できません。

例えば、デスクワーク後に、腕を内旋したまま歩いたりすると、さらに肩が内側にねじれる方向に力のベクトルがかかり、仕事による巻き肩のクセが強化されるリスクが高まります。

 

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巻き肩による健康への影響

 

肩関節は、腕の骨(上腕骨)と肩甲骨によって構成されています。

肩甲骨は、肋骨の上を滑りながらスムーズに動くため、肩甲骨周囲の筋肉のバランスがとても大切です。

巻き肩の状態では、肩が前方に引き込まれ、それに伴って、肩甲骨も外側や前方へ引っ張られ、不自然な位置にとどまります。

その結果、肩甲骨まわりの筋肉に負担がかかりやすくなり、肩こりや首の張りを感じやすくなります。

さらに、胸の前側が縮こまることで、胸の動作が小さくなり、呼吸が浅くなりやすくなります。

また、腕を内側に巻き込むことで、姿勢が前方に傾きやすくなるため、体はバランスを保とうとして背中や腰まわりの筋肉に余計な負担がかかります。

その状態が続くと、首や肩だけでなく、背中や腰にも不調が広がります。

巻き肩は、見た目の問題だけではなく、全身に無理な負担を強いることになる姿勢のクセとも考えれます。

 

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自身が巻き肩であるかの調べ方

 

自分が巻き肩かどうかは、自分でなかなか気づきにくいものです。

確認の仕方ですが、まずは、鏡の前で、何も意識せずに自然に立って、自身の姿勢を観察することからやってみてください。

そのとき、横から見て、耳より肩が前に出ていないか、腕が体の前に出ていかいかを確認して見てください。

また、簡単な巻き肩の鑑別の目安としては、立ったときに、腕が内側にひねられいることで、正面から見て、手の甲が前方に向いている場合です。

もちろん、手の甲の向きだけで判断することはできませんが、肩が内側に入りやすい巻き肩のサインの一つとして考えることもできます。

そういったサインが見られた場合は、整形外科や整骨院などの専門の医療機関で治療を受けるか、ご自身で巻き肩に対するセルフケアをされることをおすすめします。

 

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巻き肩への対処法

巻き肩への対処法の基本は、前に入りやすくなった肩を、無理のない範囲で元の位置に戻すことです。

特に、胸の前側をゆるめることと、肩甲骨まわりを動かすことが大切です。

胸の筋肉が硬くなると、肩は前に引っ張られやすくなります。

そのため、胸を広げるストレッチを取り入れることが有効です。

また、肩甲骨を寄せる動きや、腕を外側にねじるストレッチを行うことで、肩まわりのバランスを整えやすくなります。

デスクワークをする中で、昼休みやトイレに行くときなど、隙間時間を利用して、そのための以下のようなストレッチをおこなってみてください。

 

体を伸ばすストレッチ

①背筋を伸ばして立ちます。

②両手を組み、手のひらを上に向けながら頭の上へ腕を伸ばします。

③背中から腕のラインが伸びるのを感じたところで、10秒ほどキープします。

④10秒たったら、ゆっくり元の姿勢に戻します。

この一連の動作を3回繰り返してください。

 

胸を広げるストレッチ

①体の前に、両手の甲同士を合わせて構えます。

②そこから手のひらを外側に向けるように、腕を外側にねじり開きながら、胸を優しく広げます。

③胸が伸びるのを感じたら、10秒ほどキープします。

④10秒たったら、ゆっくり元の姿勢に戻します。

この一連の動作を3回繰り返してください。

 

腕を後ろに伸ばすストレッチ

①背筋を伸ばして立ち、両腕を太ももの横に置きます。

②そのまま腕を体の後ろへ引き、肩甲骨を軽く寄せます。

③その状態から、手のひらが外側を向くように、手の親指が外回りして上になるように、腕を外側にねじります。

④背中や胸が伸びるのを感じたら、10秒ほどキープします。

⑤10秒たったら、ゆっくり元の姿勢に戻します。

この一連の動作を3回繰り返してください。

 

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まとめ

近年、仕事でもプライベートでも、パソコンやスマートフォンを使う時間が増えている傾向にあります。

それに伴い、巻き肩のような姿勢の乱れの方を、以前より多く見るようになりました。

巻き肩をそのままにしておくと、肩こりだけでなく、首や背中の張り、呼吸のしづらさ、疲れやすさなど、体にいろいろな不調を呼び込みます。

大切なのは、巻き肩を放置せずに、少しづつ短時間でもいいので、姿勢を整えるお時間を作られることをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいた内容が、デスクワークをされておられる皆様の肩こり対策にお役に立てば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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デスクワークで長時間座るとお尻から太もも痛む理由と職場でできる対処法

デスクワークの方が歩行時につまずきやすいのは体の不調のサインかも?その改善策は?

長時間のデスクワークでイスから立つときに起きる腰が痛みを予防する方法は?

2026.04.20 | Category: デスクワーク,テレワーク,ゆがみ,予防,姿勢,座り方,日常生活の動作,,生活習慣,立ち方,筋肉の損傷,筋肉疲労,職業病,背骨,腰痛,骨盤

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、デスクワークをされておられる50歳代の女性の方が、腰痛を訴えて来院されました。

詳しくお話をお聞きすると、長時間、職場でイスに座ってパソコン作業をしていて、何気なく立ち上がったときに、腰にビリッとした痛みが走ったと。

そのままじっと立っていると、腰の痛みはマシになったそうなのです。

以前も、こういった痛みが起きた際に、ぎっくり腰になってしまって、しばらくの間その痛みで苦しんだそうで、また再発しそうで怖いということで来院されたとのこと。

これを防ぐためにはどうしたらいいのですか?というご相談も受けました。

こういった、お悩みをお持ちの方は少なくありません。

実は、その原因は、「イスからの立ち上がるフォームの乱れ」からくるのかもしれません。

そこで今回は、長い時間の座位の姿勢から立位に姿勢を変える際に、腰痛が発生する理由と腰にかかる負荷を軽減できる立ち上がり方について、伝えさせていただきます。

 

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イスから立ち上がる動作のメカニズム

 

イスから立ち上がるということは、単純にひざを伸ばすだけで行っているのではなく、体全体の関節や筋肉などを連動させておこなう動作です。

特に、背骨の腰部分・骨盤・股関節・ひざ関節・足首関節の連動は、起立する動作では重要な役割を担います。

まず、理想的な起立動作は、

「相反方向の腰椎ー骨盤運動リズム」

によって、重心を前に移動させて、体を持ち上げる動きに勢いをつける必要があります。

短距離走でもダッシュする前に、両手を地面につけて腰を上げる“クラウチングスタート”の構えをします。

そうれと同じように、立ちあがろうと動き始める前に、起立の構えがあり、それは、

・骨盤を前に倒す

・腰を伸ばして反る

という骨盤と腰がそれぞれ反対方向に曲げる状態にします。

そして、その姿勢の状態のまま、重心を前に移動することで、効率的にイスの座面からお尻が持ち上がり、立ち上がることができます。

この理想的な一連の立ち上がり動作を、「相反方向の腰椎ー骨盤運動リズム」と呼びます。

この「相反方向の腰椎ー骨盤運動リズム」を行う際には、

・股関節を伸ばす

・ひざを伸ばす

・足首関節を足の甲の方向に曲げる

・足底が地面にしっかりついている

ということが連動して行われます。

それに伴って、お尻・太ももの前面・すね・腰の深部・腰から背中の筋肉がスムーズに機能すれば、腰へ少ない負荷でイスから立ち上がることができます。

 

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長時間の座位から立位への姿勢の変化で腰痛が発生する理由

 

デスクワーカーのイスに座っている平均の時間は、約7~8時間と調査報告がされています。

長い時間、イスに座っていると、だんだんと、

「安楽座位姿勢」

を呼ばれる崩れた姿勢になりがちです。

もっと具体的に言えば、例えば、パソコン作業を集中して行っていると、だんだんと顔を前方に突き出し、背中が丸く猫背になり、骨盤が後方に倒れる姿勢になってしまうことが多く見られます。

この崩れた姿勢のまま、何気なく立ちあがろうとすると、

・骨盤が後ろに倒れている

・背骨の腰の部分が前方向に曲がっている

・股関節が屈曲している

・足裏の接地が十分でない

状態のため、理想的な起立動作である「相反方向の腰椎ー骨盤運動リズム」が崩れてしまいます。

その結果、重心が後方に残ったままの状態で立ち上がることで、無理に体を上方に引っ張り上げることとなります。

その結果、過剰な力みや無理にバランスを取るために、上半身と下半身をつなぐ腰に負荷が集中し、腰周辺の組織に微細な損傷が起こり、痛みが発生しやすくなります。

 

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腰に負担の少ないイスからの立ち上がり方

長時間、イスに座ってお仕事をされて立ち上がる際に、腰に痛みが発生するのは、起立動作のフォームが崩れていることが、一つの要因となっています。

ですので、腰が痛い、もしくは、立ち上がる時に腰の痛みが発生するのが怖い方は、立ち上がり動作のフォームを整えることをおすすめします。

以下で起立動作を分解して、紹介させていただきます。

 

①イスに座る姿勢を整える

背筋を伸ばして、肩幅に足を広げて、足裏をしっかり地面につけ、足先はひざから出ないようにして、イスに浅く腰掛けます。

 

②起立の構えをとる

両手を体の前で組み、腕を前方に伸ばします。

その際に、下腹(おへその下部分)を前方に出すイメージで骨盤を前に倒し、背筋を伸ばすことで、背骨の腰の部分を伸ばすイメージの姿勢をとります。

 

③重心を前方に移動させる

起立の構えの姿勢のまま、体を前方に倒して、体の前で組んだ両手を離して、手を両ひざの上に置きます。

 

④お尻を浮かせる

股関節を意識して、股関節を軸に重心をさらに前に移動させて、起立の構えの姿勢のままお尻を浮かせます。

 

⑤起立する

足首・ひざ・股関節・腰を同時に伸ばすように意識して、立ち上がります。

 

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まとめ

私の経験上の話ですが、4月から5月にかけての季節の変わり目は、寒暖差や花粉症、新年度の忙しさや新生活による生活リズムの変化などの影響で、年間でも腰痛の発生率が高いです。

特に、デスクワークの方は、その仕事の特性上、腰の痛みが起こりやすい。

ですので、少しでもそのリスクを減らすためにも、今回、紹介させていただいたことがお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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40歳代男性がデスクワークで腰痛が続く理由とそれを防ぐための日常的な対策

デスクワークのパソコン作業中に肩こりで仕事に集中できない方におすすめ解消法

春のジャガイモの植え付けで腰痛が起こる原因とセルフケアのための3つの体操

2026.04.06 | Category: ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,入浴,姿勢,日常生活の動作,,生活習慣,疲労,立ち仕事,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,職業病,背骨,腰痛,血流,農作業,関節

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

春は、野菜や花の植え付けが盛んに行われるシーズンです。

当院でも農作業をされておられる患者様と話していると、特に、ジャガイモの栽培に関するお話をよくお聞きします。

その際に、ジャガイモの栽培はやりがいがあるけれども、特に、ジャガイモの種芋を畝に植え付ける作業を、長時間、続けていると腰が痛くなって支障が出るとおっしゃられる方は少なくありません。

そこで今回は、ジャガイモの植え付け作業で腰が痛くなる理由と、作業後に自分でできるケア方法をお伝えします。

 

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ジャガイモの植え付けで腰が痛くなる理由

ジャガイモの植え付け作業は、畑全体をよく耕し、畝を立て、その畝の中央に軽く穴を掘り、種芋を植えて、上から数センチ土をかぶせるといったことが一連の流れです。

この作業の中で、特に、畝にジャガイモの種芋を植え付ける作業が、腰にこたえるということをよくお聞きします。

その理由について、以下で説明させていただきます。

 

上半身の重みが腰椎に集中するため

ジャガイモの植え付けは、作業効率から、完全にしゃがみ込まずに、立ったまま体を前に折り曲げる、いわゆる、「中腰姿勢」で行うことが多い。

中腰での姿勢で作業をするということは、体重の約60%をもしめる上半身の重さを、腰が支え続けることになります。

そんな負荷がかかる中腰姿勢を維持するために、腰の筋肉を強く緊張させることになります。

その状態が、長時間、継続することで、腰の筋肉が疲労して硬くなり、痛みの原因となります。

 

椎間板への圧力が増大するため

頭から骨盤までの間にある背骨は、短い円柱状の形をしており、首が7個・胸が12個・腰が5個と、合計で24個の骨が積み重なって背骨が構成されています。

特に、背骨の腰の部分は、体の中心部に位置しているため、上半身の重みや下半身からの衝撃がかかりやすく、背骨の中でも腰の骨は大きく作られています。

どれぐらい腰に圧力がかかるかといえば、例えば、60kgの体重の人であれば、立っているだけで100kgの圧力が腰にかかるとされています。

そんな圧力がかかりやすい背骨には、背骨と背骨の間に「椎間板」と呼ばれるクッションの役割をするゼリー状の組織が挟み込まれています。

姿勢と腰の部分の椎間板にかかる圧力に関する研究では、立っている状態より、ジャガイモの植え付けでよくとる姿勢である「中腰」になると、腰にかかる負担は、1.4倍に一気に上がると報告されています。

それほど腰に負荷がかかる中腰の姿勢が、長時間で高頻度で行われた場合、椎間板がその負荷に耐えれず、微細な損傷や炎症を起こす場合があります。

 

骨盤後傾と脊柱アライメントの崩れ

背骨はまっすぐ積み上げられているのではなく、衝撃を受けやすいように、S字のカーブでたわみを持って構成されています。

腰の部分の背骨は、通常は、弓のように前方に湾曲しています。

しかし、ジャガイモの種芋の植え付けで中腰となり背中が丸まると、その姿勢を維持するために、骨盤が後ろに倒れて、腰の前方へのたわみが減少します。

そうすると、背骨の腰の部分にかかる衝撃を受ける機能が低下して、筋肉や関節・靭帯・椎間板などの腰周辺の組織に過度なストレスがかかりやすい。

その結果、腰周辺の組織に損傷が起こり、それが腰の痛みへと発展しやすくなる。

 

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畑作業をした後に行ってほしい腰へのセルフケア

中腰は腰にかかる負担を増やすことがわかったいても、ジャガイモの植え付けの際には、その姿勢をとることは避けれないと思われます。

ですので、作業後にしっかりとケアされることが重要になります。

作業を行った日の晩は、湯船につかるお風呂にゆっくり入ってください。

その上で、寝る前に以下のような体操をしていただけると、腰痛の発生が軽減できることが期待できます。

 

四つ這いの体操

①床に肩の真下に手をつき、足は膝を曲げて股関節の真下にひざ頭がくるように四つ這いになります。

②その状態から、息を吸いながら背中を反らします。

③次に、息を吐きながら背中を丸めます。

この一連の動作を、ゆっくりと、10回、繰り返してください。

 

太もも裏を伸ばす体操

①背筋を伸ばしてイスに座り、片足を前に出して足首を90度に曲げ、もう片方の足は足裏を床にしっかりつけます。

②背筋を伸ばしたまま、体を前方にゆっくり倒して、太もも裏が伸びるを感じたら、10秒間 キープします。

③10秒たったら、体をあげて元の姿勢に戻し、左右の足を入れ替えて、同様の動作を行います。

この一連の動作を、ゆっくりと、5回、繰り返してください。

 

背中をそらす体操

①うつ伏せになります。

②肘を曲げて床に手をつき、ゆっくりを状態を起こして、無理にない程度に体をそらし、10秒間、キープします。

③10秒たったら、ゆっくりと元の姿勢に戻します。

この一連の動作を、ゆっくりと、5回、繰り返してください。

 

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まとめ

腰は体を動かすためには、いわば中心となる部分であるので、痛めてしまうと、特に日常生活に支障が出てし今います。

春以降は、ジャガイモだけでなく、春野菜や夏野菜、そしてお米の植え付けや世話など、農作業の量がグッと増えるスタートのシーズンです。

そんな時期に起こる腰痛を軽減するためにも、こまめなケアが必要です。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

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春の農繁期に畑のしゃがみ作業で腰が痛くなる原因と予防ストレッチ3選

農作業中に屈もうとひざを曲げると力抜けしてしまう農家さんに伝えたい解消法

引っ越し作業の腰痛リスク大!その原因と予防・セルフケア方法

2026.03.16 | Category: 予防,体操・ストレッチ,入浴,姿勢,掃除,日常生活の動作,,椎間板ヘルニア,生活習慣,疲労,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,背骨,腰痛,血流

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

3月は、卒業・入学・就職・転勤など、生活の節目となることが多い季節で、引越しをされる方も多いかと思われます。

引越しの作業は、荷物を整理して箱に詰めて運び、引越し先では荷解きをするなど、集中的に慣れない動きをするため、非常に疲れて体のあちこちに不調が出ることもあります。

そのうちの一つに、引越し作業による腰痛があります。

腰は「体の要」と言われるように、生活のあらゆる動きの中心になる大切なものです。

ここを痛めてしまうと、新しい生活のスタートが思うように切れなかったり、仕事や家事に支障が出たりしてしまいます。

そこで今回は、引越しで腰痛が起こりやすい理由と、引越しの作業の過程でできる予防やセルフケア方法を紹介させていただきます。

 

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引越し作業で腰痛が起きる理由

引越しは、さまざまな手続きや作業を、集中的にこなしていかなければならない大変なイベントですが、その特徴を以下で詳しく解説させていただきます。

 

前かがみやひねる動作が多い

引越しをするための作業の中では、

・重い段ボールを床から持ち上げる

・前かがみで荷物を詰める

・体をねじるような動きで荷物を棚に入れる

などといった動作が何度も行われます。

このとき、腰や骨盤まわりの筋肉が、普段以上のストレスがかかります。

特に、中腰で荷物を持つと、腰にかかる負担は、立っている時より1.4~2.2倍の負荷がかかるということが研究で報告されています。

それによって、腰周辺の筋肉やじん帯に細かい損傷や椎間板への過剰な圧力によって、腰痛が引き起こされることが考えられます。

 

作業が長時間・長期になるため

引越しは、ある程度は業者に頼めますが、それでも、荷造り・掃除・荷物の移動・荷解き・整理など、考えながら前かがみや中腰の姿勢で長時間の作業を続けることになります。

また、一連の引越しの作業が全て落ち着くまでは、普段の生活と並行して行うため、数日から数週間とかかり、長期戦になる場合が多いです。

それに加えて、引越し前後は、手続きやスケジュール調整でバタバタしやすく、寝不足や食事の乱れが重なりがちです。

引越しによるこういった疲労を回復させないまま作業を行うと、筋肉のエネルギー不足や集中力の低下が起こりやすく、その結果、ケガをしやすい状況に陥りやすくなる。

特に、引越し作業で負荷がかかりやすい腰を痛める危険が高まります。

 

季節特有の寒暖差による動作能力の低下

3月は、日中と朝晩の気温差が大きい時期です。

こういった寒暖差のある時期は、気候に体がついていかず、体の動きのコントロールの精度が低下します。

イメージと体の動きが一致しない状態で、引越し作業を続けると、同じ作業をしていても普段より体にかかる負荷は増加します。

特に、体幹のコントロールの乱れは、腰への負荷が大きくなるため、腰痛が発生するリスクを高めます。

 

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腰を痛めないための準備と動作と休憩のコツ

引越しの一連の作業の中で、腰痛を引き起こさないためのコツを以下で紹介させていただきます。

 

服装と装備の準備

引越し作業をするときは、あらかじめ服装や装備をしっかり整えてから開始することをおすすめします。

そのポイントとしては、

・滑りにくい靴下や運動靴を履き、スリッパやサンダルは避ける

・コルセットを骨盤の周りにしっかり締める

・通気性の良い作業着を着て、汗冷えによる筋肉の冷えを防ぐ

・滑り止め付きの手袋でグリップ力を上げて、余計な力を使うことを防ぐ

などといったものを装着してください。

引越し作業は、長時間で長期に渡りますので、なるべく負荷や体に入れる力が軽減できる工夫が必要と思われます。

 

腰を守る荷物の持ち方

引越し作業中、箱に詰めた荷物の上げ下ろしの動作が多くなります。

一つや二つの荷物は、何気なく持ち上げても、腰への負荷はそれほどでもありませんが、何回も繰り返すほど腰痛のリスクは高まります。

ですので、腰への負荷を軽減できる荷物の持ち方を意識しておこなうことが重要です。

具体的には、

・引き上げる前に、必ず体の近くまで荷物を引き寄せる

・腰だけ曲げるのではなく、ひざをしっかり曲げてしゃがむ

・背中を丸めず、胸を軽く張って持ち上げる

・荷物は体に近づけた状態のまま持ち上げる

・荷物を持って体の向きを変えるときは、足を動かして体ごと向きを変える

などを注意して行ってください。

できれば、大きくて重い家具・家電は、必ず2人以上で運ぶか、業者にお任せしてください。

 

作業中の休憩とこまめなリセット

長時間、ぶっ通しで引越しの作業するより、短い休憩をこまめに入った方が、腰への負担は少なくなります。

休憩する目安としては、30~40分作業したら、5分ほど休憩することをおすすめします。

休憩中には、

・腰に手を当てて、ゆっくりと上体を反らす

・足を開いて伸脚をする

・肩に指先を置いて、肩甲骨を意識して肩を大きく回す

・深く深呼吸をして全身をリラックスさせる

といった体操をしてみてください。

引越し作業では、しゃがんで背中が丸まりやすい姿勢を取るため、足を伸ばしす・胸を開く・体を反らすといった動きを意識的に入れることで、姿勢をリセットできて、腰痛の発生のリスクを減らすことができます。

 

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作業後にできる腰へのセルフケア

引越し作業中に腰に痛みを感じる場合と、引越し作業をした当日の夜や、翌日は朝などのタイミングで起こることもあります。

ですので、引越し作業していた時間から、少し後の時間帯に、腰をケアすることも腰痛を予防するためには重要になってきます。

 

湯船につかる入浴を行う

引越し作業による筋肉疲労を、軽減させるには、入浴で腰を温めることが効果的です。

それも、湯船につかる入浴を行うかどうかで、翌日の疲労からの回復が大きく違ってきます。

湯船の温度設定は、38~41℃くらいのぬるめのお湯にして、15~20分間はつかることが理想的です。

それによって、全身の血流が良くなり、腰周辺の発生した疲労物質の排出を助けます。

 

入浴後に行ってほしい体操

入浴後に、簡単にできる腰痛改善の体操は、以下の通りです。

① 床やマットの上で、足は肩幅程度に開き、おでこは床につけ下向きで寝ます。

② 肘を曲げて、手のひらを胸の横に置き、腕立て伏せのような姿勢を取ります。

③ 手のひらで床を押すように腕をゆっくり伸ばし、上体だけを反らす。

④ 腰が気持ちよく伸びる位置で、10秒間キープしてください。

⑤10秒たったら、肘を曲げて、ゆっくり元のうつ伏せに戻る

といった一連の流れを、5回繰り返し行ってみてください。

足のしびれが強くなったり、腰に鋭い痛みが出る場合は、無理せずに中止してください。

 

深い深呼吸をする

背骨の腰の部分は、腰とお腹で挟まれています。

腰の痛みを軽減するためには、腰周辺とお腹の筋肉のバランスを整えることも重要です。

お腹の筋肉を整えるためには、

①上向きで寝て、両脚をそろえて伸ばし、膝を軽く立て、両手のひらをおへその下に軽く乗せる

②4秒間、鼻からゆっくり息を吸い、お腹を風船のように膨らませる。

③6秒間、口からフーッと細く長く吐き、お腹をへこませる。

この一連の流れを、5回、繰り返し行ってください。

 

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まとめ

引越し作業は、見た目以上に体への負担が大きいイベントです。

しかも、重い荷物の持ち運び、不自然な前かがみやねじり姿勢、長時間の作業、季節特有の暖寒差や睡眠不足など、腰痛が発生するを条件が複合的に重なりやすくもあります。

引越し後に、新しい生活を快適にスタートさせるためには、引越し作業が完了されるまでは、腰痛の予防やケアを意識して行われることをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

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収穫シーズンで急に背中が痛くなった農家さんに知ってほしいその理由と予防法

2026.03.05 | Category: 予防,体操・ストレッチ,姿勢,寝起き,日常生活の動作,生活習慣,疲労,立ち仕事,筋肉疲労,職業病,背中の痛み,背骨,胸の痛み,腰痛,血流,農作業,関節

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、イチゴ農家の方が、朝、起きたら背中の痛みを感じるようになったと訴えて来院されました。

詳しくお話をお聞きすると、収穫作業をするときは、空気圧で人工筋肉を動かすタイプのマッスルスーツをきているので、腰や背中を強力にサポートしてくれているせいか、それほど痛みがないそうです。

しかし、マッスルスーツを脱ぐと、背中に痛みを感じて、それから歩くのも横になるのもつらい状態が続いていると。

今は、イチゴの収穫シーズンで、すごく忙しいので、なんとかしたいとのことでした。

このように、農家にとって、冬から春に変わるこの時期は、果物や野菜などの収穫作業が多くなり、それに伴って背中に痛みを訴えられる方が少なくありません。

そこで今回は、収穫作業をすることで、背中に痛みが発生する理由とその予防法について伝えさせていただきます。

 

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収穫作業で背中の痛みが生じる理由

農業従事者は、他の産業に比べ、3倍以上も疲労症状の訴えがあるとの調査報告があります。

その疲労症状の一つとして、野菜や果物の収穫作業によって起きる背中の痛みメカニズムについて、以下で説明させていただきます。

 

筋肉を動かすエネルギーが枯渇するため

筋肉は、「能動組織」、つまり、神経の指令でエネルギーを消費しながら、意識的に伸びたり縮んだりできる組織です。

そしてその筋肉は使いすぎると、エネルギー切れを起こして、だるさや震え・力が入らない症状を起こします。

筋肉がその状態のまま無理に使うと、筋肉の線維に微細な損傷が入り始め、それが蓄積することで、痛みを発生しやすくなる。

特殊なものは別として、一般的に、野菜や果物を収穫する際には、長時間、前屈みの姿勢となり、その姿勢をキープするためには、背骨周辺にある背中の筋肉が過度に使うことなります。

その結果、背中の筋肉がエネルギー不足が起り、背中に痛みが発生する場合があります。

 

クリープ現象が起きるため

野菜や果物を収穫するために体が前屈みの姿勢と際に、その姿勢をキープする筋肉が疲労しやすくなります。

そうすると、その姿勢を支える割合が増えるのが背骨にあるじん帯や椎間板といった組織です。

筋肉が「能動組織」であることに対して、背骨にあるじん帯や椎間板は「受動組織」です。

背骨にあるじん帯や椎間板は「受動組織」の特性は、“ねばねばした粘性”と“ゴムのような弾性”の両方を持つ負荷に対して抵抗できる組織です。

背骨にあるじん帯や椎間板は「受動組織」に、急な力が加わってもほとんど伸びず、しっかり抵抗します。

しかし、持続的な力がかかると、時間とともに少しずつ伸びて、抵抗度が低下します。

例えると、新しいゴムひもを一瞬引っ張るとピンっと張った抵抗感を感じますが、ゴムをしばらく引っ張り続けるとゴム自体が伸びてしまい抵抗感が低下します。

そして、ゴムにかける力を抜いても、元の長さに完全には戻らない状態が起きます。

このような現象が、背骨にあるじん帯や椎間板は「受動組織」に起き、これは「受動組織のクリープ現象」とも呼ばれるものです。

前かがみ姿勢で背骨周辺の組織に起きる具体的な変化として、研究により異なるが、

前かがみ姿勢を開始してから30~60秒経過:筋肉の負担が大きい

前かがみ姿勢を開始してから60~90秒経過:受動組織での負担が大きくなる

前かがみ姿勢を開始してから10~20分経過:クリープ現象が発生する

という報告がされています。

つまり、前屈み姿勢が長くなれば、筋肉で支えきれず、背骨骨にあるじん帯や椎間板にかかる負荷が大きくなり、その結果、クリープ現象発生して、背骨骨にあるじん帯や椎間板でも姿勢を支えきれず、背中に痛みが発生するという悪循環に陥りやすくなります。

 

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マッスルスーツを脱いだら背中に痛みが起きる症例

今回、ご相談いただいたイチゴ農家の方は、腰や背中の動きをサポートしてくれるマッスルスーツを脱ぐと、背中に痛みを感じるとのことでした。

マッスルスーツを装着していることで、背中の筋肉の活動が38%から18%に抑制されたというレポートも報告されています。

つまり、マッスルスーツを着ることで、人工の筋肉が能動負担によって起きる筋疲労を肩代わりしてくれます。

しかし、背骨にあるじん帯や椎間板といった受動組織は、その姿勢により組織が伸びる負荷がかかり続けることが防げないため、クリープ現象のみが進行します。

その結果、マッスルスーツを脱着後、背骨にあるじん帯や椎間板といった受動組織での姿勢を維持する状態が不安定となり、背中に痛みがを感じるようになったと考えられます。

 

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収穫作業による背中痛を防ぐ予防法

収穫作業による筋疲労とクリープ現象が起きることで背中の痛みが発生することを踏まえ、その予防方法に焦点を当てて、以下で紹介させていただいきます。

 

小刻みに姿勢を変える


前屈みの姿勢によって、背骨のじん帯や椎間板にクリープ現象が起き始めるのが、開始から40秒たって以降と研究で報告されています。

ということは、“収穫作業を40秒するたびに姿勢を変える”ことが理想です。

しかし、なかなか、忙しい収穫中、意識して40秒ごとに姿勢に変化させることは難しいかと思われます。

姿勢を変えるといっても、少し背筋を伸ばしたりするだけでもいいので、そのきっかけを無理なく知ることができる仕組みをつくられることをおすすめします。

例えば、いちご農家さんが、40秒で10粒を収穫する平均ペースであるなら、「1-2-3…10!」と数えながらイチゴを摘んで、10粒目で体起こして、息をフーッと一回だけでいいのではき、すぐ次の10粒の収穫に取り掛かる。

このように、40秒の間に、どのペースで収穫作業ができるのかを一度は測ってしまえば、時計を見ずに姿勢を変えることができます。

また、スマホでインターバルタイマーができるアプリをダウンロードして、40秒ごとに振動や音をセットしていれば、毎回とはできなくとも、音や振動を聞いた際に、姿勢を変えるきっかけを作ることができます。

背中をリセットする体操を入れる

収穫中、昼休みやおやつ休憩など、体を休める時間帯に、収穫で負荷がかかった背中の組織をリセットする体操をすることをおすすめします。

本当に簡単な体操で良いので、具体的には、

・両手を腰に当てて、痛くない範囲で少しだけ体を起こし、背中を伸ばす

・両手を広げて胸を軽く開き、鼻から息を吸って口からゆっくり吐く呼吸を3~5回繰り返す

・指先を肩に置いて、両肩を前回し・後ろ回しそれぞれ5回ずつ行う

などのような方法で体に刺激を入れて、背中の組織をリセットしてみてください。

 

朝に背中を起こすウォーミングアップを行う

クリープ現象による背骨のじん帯や椎間板などの受動組織の変形やこわばりは、作業直後よりも、実は、寝ている間を挟んだ朝の起き上がり動作で強く出やすいことが知られています。

そこで、布団から起きて、体がそのままの状態で前かがみ姿勢で作業を始めるのではなく、必ず朝一番のウォーミングアップを行うことが重要です。

具体的には、ベッドや布団の上で、上向きで寝たまま

・ひざを立て、左右にひざを倒す

・両手でひざを抱える

・足を伸ばしたまま、足首を回す

といったように、いきなり寝床から起き上げるのではなく、体に刺激を入れてから動き始めることをおすすめします。

時間があれば、朝に熱めのシャワーやお風呂に入ると、体が動きやすくなります。

こうした準備運動を朝に数分行うだけでも、収穫作業のスタートダッシュをスムーズに、体に無理をさせずおこなうことができます。

 

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マッスルスーツを脱いだ後のケアを意識する

最近、農家の方が体をサポートしてくれるマッスルスーツをきて、作業されているお話をよくお聞きします。

マッスルスーツは、背中や腰の筋肉活動を大きく減らし、筋疲労を軽減してくれる優れた道具です。

その一方で、じん帯や椎間板などの受動組織にかかる引き伸ばされる力まではゼロにはできません。

そのため、マッスルスーツを着ている間に、筋肉の疲労は軽減されても、じん帯や椎間板のクリープ現象だけが進行しています。

ですので、マッスルスーツを脱ぐ前後に、必ず前章で紹介させていただいた背中リセット体操をするなど、いわゆる整理体操を入れられることをおすすめします。

また、マッスルスーツ脱いだ直後に重い物を持ち上げたり、急に前かがみになったりしないようにし、5~10分ほどは、意識的に背筋を伸ばした姿勢でゆっくり歩いてみてください。

他には、可能であれば、マッスルスーツを脱いだあとは、座って背中を休めたり、温めたりして、じん帯・椎間板周りの血流を整えようにしてみてください。

 

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まとめ

収穫時期は、その忙しさで、いくら時間があっても足らないというお話をよくお聞きします。

なかなか、お体のケアまで意識が回らないかと思いますが、まずは一つでも二つでも日々の収穫作業中に、今回、紹介させていただいたことを取り入れてみてください。

それによって、背中の痛みを軽減し、収穫シーズンを乗り切るためのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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