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姿勢 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 55の記事一覧

正月の疲れを解消!台所での料理が引き起こす肩こりとその対処法

2024.01.04 | Category: 予防,体操・ストレッチ,姿勢,日常生活の動作,生活習慣,疲労,肩こり,首の痛み

 

正月が明けると、家族や友人を迎え入れた側の方が、疲れ切って当院へ来院されます。

特に、来客をもてなすために、長時間、台所で料理や洗い物などすることで、気分が悪くなるほどの肩こりを訴える女性の方が多くいらっしゃいます。

正月の機会しか一斉に集まれないので、うれしいけれども、普段の生活リズムが崩れて、皆が変えた後にダウンしてしまうようです。

そこで今回は、正月のおもてなしをするために、長時間、台所で料理や洗い物をすることで肩こりがおこってしまう理由と、その対処法を紹介させていただきます。

このブログを読んでいただけることで、正月の疲れから起きた肩こりを解消して、普段の生活のリズムを取り戻せます。

 

 

 

長時間、台所で料理や洗い物をすることで肩こりがおこってしまう理由

 

頭を支えたり、腕の重みがかかる肩は、常に負担がかかっています。

肩こりは、首や肩、背中の筋肉が硬くなることが原因といわれています。

具体的には、

 

・同じ姿勢での長時間の作業

・運動が不足している

・精神的なストレス

・前屈みの姿勢

 

などによって筋肉が緊張して、肩こりが生じます。

このような肩こりの原因と深く関わるのが、

 

「肩甲骨」

です。

 

骨と骨がつながる関節の面は、通常、凹凸があり、はまるようにできています。

しかし、肩甲骨は、肋骨の上にのっているだけです。

肋骨は、ビール樽のようなカゴ状を形成しており、その樽上の上に、2枚の羽が付いているように、肩甲骨がのっているイメージです。

ビール樽のような肋骨の上を、肩甲骨が滑るように動くことで、腕が動かせる範囲が広がります。

しかし、通常の関節のように凹凸ではまっていないため、肋骨と肩甲骨の関節は非常にルーズで不安定です。

肩甲骨は腕を使う際には、土台となる骨です。

腕を使う作業の時に、肋骨の上にのっている肩甲骨を安定させるためには、首・肩・胸・背中といった多くの筋肉の働きが必要になります。

今回、肩こりの発症するきっかけとなった調理や洗い物をするときの腕の動きは、腕が内側にねじっておこなう作業です。

腕が内側にねじれると、肩甲骨が外側に引っ張られる力が加えられます。

腕のねじりによる引っ張りに抵抗して、肩甲骨周辺の筋肉が緊張する状態が長く続くことで、肩こりが発生します。

ですので、料理や洗い物によっておきる肩こりを解消ずるためには、肩甲骨を支える首・肩・胸・背中といった筋肉へのメンテナスが必要です。

 

 

 

正月の疲れで左の肩こりを発症した50歳代女性の方の症例

 

左の肩こりで、50歳代の女性の方が来院されました。

きっかけをお聞きすると、正月に16人もの家族が集結したので、人数分の晩御飯の用意、調理、片付けをこなしたことで肩こりがひどくなったとのこと。

息子のお嫁さんたちには楽しんでもらいたかったので、台所の手伝いを断ってご自身1人でおこなったそうです。

4時間、立ちっぱなしでやり続けた結果、だんだん肩こりがキツくなってきて、気分が悪くなったと。

検査をすると、「こんなに私って肩甲骨の動きが悪くなってたんですね」と自覚がなかったようです。

治療後は、肩が軽くなって腕が楽に上がると喜ばれていただきました。

長時間の調理や洗い物で同じ姿勢で腕を使って、肩甲骨に負荷をかけることできつい肩こりが発症してしまうことがわかった症例でした。

 

 

 

長時間、台所で料理や洗い物をすることで発症した肩こりの対処法

 

台所で料理や洗い物を、長時間、おこなって発症した肩こりを解消するためには、肩甲骨がスムーズに動かせる状態にする必要があります。

そのために肩甲骨に関わる筋肉の柔軟性をあげるストレッチを以下で紹介させていただきます。

 

肩甲骨へのストレッチその1 

左手を右の脇の下を通して右肩をつかむ

顔を右方向に回転させて、同時に右肩をつかんだ左手を左方向に、20秒間、引いてください。終了したら、反対側も同じようにおこなってください。

肩甲骨へのストレッチその2 

左手で右肩の上方をつかむ

顔を右方向に回転させて、同時に右肩をつかんだ左手を前下方の方向に、20秒間、引いてください。終了したら、反対側も同じようにおこなってください。

肩甲骨へのストレッチその3 

立って、肩の関節90度、肘の関節90度の状態で、壁に手をつけます

その状態のまま体を左方向に回転して、止まるところで、20秒間、維持してください。終了したら、反対側も同じようにおこなってください。

肩甲骨へのストレッチその4 

右の前腕を頭の後ろに回して、左手で右腕の手首をつかむ

頭を後ろに倒して、頭にあたっている右の前腕を後ろに押し、その状態を、20秒間、維持してください。終了したら、反対側も同じようにおこなってください。

 

 

 

まとめ

 

正月におもてなしをするために、長時間、台所で料理や洗い物をした結果、気分が悪くなるほどの肩こりがおこってしまうと、来年、体力的に受け入れができるのか不安を口にされる方が少なくありません。

毎年、正月に集まれる場所があるというのは、家族にとってかけがえのないことです。

ですので、おこってしまった肩こりを早急にメンテナンスすることで、自信を取り戻していただきたいので、今回のブログがそのお役に立てれば幸いです。

それでも肩こりがなかなか解消しないようでしたら、お近くの病院や治療院で検査や治療を受けていただいて、お体のメンテナンスをしていただくことをおすすめします。

当院でも、正月の疲労によっておこった肩こりへの施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

肩こりへの対策について、他にブログを書いておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。

 

不眠になるほどの肩こりの原因は、実は「首」からきている?その理由とケアの方法動

朝の寝起きに肩こりがでるメカニズムと3つのオススメ対処法

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

“年末年始の料理で腰痛が心配な方へ:疲れない立ち方のコツ”

2023.12.30 | Category: 予防,姿勢,日常生活の動作,疲労,立ち方,腰痛

 

年末年始は、帰省を受け入れる側の方から、

 

「帰省してくれるのは嬉しいけどね」

「台所に立ってる時間増えるから」

「腰が本当に痛くなるの・・・」

 

という年末年始を迎えるにあたっての不安を、当院でもよくお聞きします。

年末年始は、ご家族が一同に集まる機会。

そんな楽しいときに、腰痛でつらい思いをするのは、たまりませんよね。

そこで今回は、年末年始に長時間、台所で調理して、腰が痛くなる理由と、疲れない立ち方について紹介させていただいます。

このブログを読んでいただくことで、腰の痛みに悩まされることはなく、帰省した家族に食べてもらうためのお料理を作れます。

 

 

 

前屈みで長時間、調理をすることで腰が痛くなる理由

 

一般的に、重心のバランスが取れた状態で立っているときには、実は、ほとんど筋肉のエネルギーを必要としません。

それは、バランスよく立っているときは、股関節の少しだけ後ろに重心線があります。

そのために、自身の上半身の体重によって後ろに倒れる方向に力が働きますが、それを股関節の前にある靭帯が支えます。

この体重が後ろにかかる力と股関節の前にある靭帯が支える力が、ちょうど均衡になった状態なり、ほとんど筋肉のエネルギーを必要とせず立つことができます。

台所で調理をするような、前屈みになると、股関節の少し後ろに走っていた重心線が、前に移動して、倒れないように体を支えるために、筋肉のエネルギーをつかいだします。

長時間、または繰り返しで、調理をするために前屈みになると、前屈みになった体を支える筋肉に使うエネルギーが枯渇します。

そうすると、筋肉が硬くなり、中腰で特に負荷のかかる腰の筋肉に痛みが発症してしまいます。

中腰での作業をしなければ、腰が痛くなることはないのですが、しかし、背筋を伸ばした姿勢では調理ができません。

ですので、台所で調理の際には、股関節の後方から前方に移動した重心線に対応した体の使い方が必要になります。

 

長時間、台所で調理をしても腰が痛くなりにくい立ち方

 

調理の際に、中腰になるのはさけられないです。

同じ中腰でも、前に倒れる角度が浅ければ浅いほど、重心線が前に移動する距離も短くなり、腰の筋肉の負担も減ります。

そのために一番よいのは、ご自身の身長に合ったキッチンを使うということです。

 

使いやすいキッチンの高さに計算式は、

 

(身長÷2)+5センチ

 

です。自身の身長に合ったキッチンであれば、中腰の角度が最小限で抑えることができます。

しかし、一般的に、台所の高さは、日本工業規格によって、80センチ、85センチ、90センチ、95センチに定められていますので、なかなか、身長に合わせたキッチンにするのは難しいかもしれません。

ですので、調理中の中腰で腰が疲れにくい立ち方を以下で紹介させていただきます。

調理中は、両足を横にそろえた状態でおこなうことが多いかと思います。

この状態では、前に移動した重心線を支えるために、腰だけではなく、お尻や太もも裏にまで負荷をかけます。

 

調理中に腰が疲れにくい立ち方をするには、実は、

 

ひざの使い方

 

が重要です。

ひざの頭を軽くキッチンの体の前にある壁に触れるようにします。

 

そうすることで、前に移動した重心線上に、足を置くことになり、腰など体の後方だけで支えていた体を、前方から支えることができます。

結果、腰への負担が減り、調理で体を前に屈める時間が長くなっても、腰が疲れて痛くなることが軽減できます。

 

 

 

まとめ

 

患者様に正月での出来事をお聞きすると、「来てうれしい、帰ってうれしい」のフレーズをよくお聞きします。

それだけ、心を尽くして居心地がいい状態でいてもらうために、動かれているのだと思います。

ご家族が帰省中に、受け入れる側の方が調理をする際に、腰が痛くなることを防ぐために、今回のブログがお役に立てれば幸いです。

また、正月が明けて、しばらく休んでも腰の痛みが取れないようでしたら、体のメンテナンスも兼ねて、お近くの治療院でお体を整えられることをおすすめします。

当院でも、今回のようなお悩みに対しての治療をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

そのほかに家事に関する体の使い方のブログを書いておりますので、今回のブログと合わせてそちらも参考にしていただければ幸いです。

台所作業で腰痛になる理由と腰の痛みを解消するためのストレッチ3選

年末の大掃除の窓ふきで肩を痛めないようにするには「 ゼロポジション」と「ハチマキ」を活用!

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

車をバックで駐車中に首を痛める理由と対策法

2023.12.26 | Category: 予防,姿勢,座り方,首の痛み

 

80歳代女性の方が、首の痛みで来院されました。きっかけをお聞きすると、行きつけの病院の駐車場に車を停める際に、首を痛めたそうです。

その方は、最近、車を買い替えて、今回の車はバックモニターがないので、駐車に苦労したと。

車体の幅の感覚に慣れず、駐車中に他の車に当てないように、慎重に何度もハンドルを切り返して、後方の確認を首を後ろに無理にねじりながら駐車をおこなったことが、今回の症状がでた原因。

今回、ご来院いただいた患者様のように、車をバックで駐車する際には、事故をおこなさいためにも慎重にすべきです。

しかし、そのことで、今回、ご相談いただいた患者様のように首を痛めてしまわれる方は、少なくありません。

そこで今回は、後ろを振り向きながら運転することで、首を痛めてしまった理由とその予防法を紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、車をバックで駐車するときに、首を痛めない体の使い方を身につけることができます。

 

 

 

車をバックで駐車するときに首を痛める理由

 

目線を180度後ろに向けるためには、首だけではなく体全体の筋肉を使って体をねじることでおこなれます。

例えば、左から目線を180度後ろに向けるために働く筋肉は、

 

・首の右前面の筋肉・首の左後面の筋肉

・左背部の筋肉・左右のおなかの筋肉

・右のお尻の筋肉

・右の太ももの筋肉

という各筋肉がバランスよく働くことで、体がスムーズに回旋します。

しかし、車をバックで駐車しようと後方を確認するときは、シートベルトによって座席に体が押さえられていることから、首だけを回旋させて、首から下の動きを無意識に制限をかけてしまいがちです。

首の回旋する可動域は、60度が限度です。

シートベルトによって首から下を動かさずに、首の可動域以上に回旋させようとすると、首を支える筋肉が過度に引き延ばされ損傷したり、首の関節に過度な負荷がかかり炎症をおこすことで、首に痛みが発生してしまうのです。

 

 

 

車をバックで駐車するときに首を痛めない体の使い方

 

骨の構造からみても、肩のラインと骨盤のラインが平行になっていることが体をスムーズにねじる条件の1つです。

しかし、首だけねじって振り向こうとすると、片方の肩が釣り上がり、肩のラインと骨盤のラインが平行でなくなってしまいます。

すると 首に大きな負担がかかり、首を痛めてしまう危険性があります。

そうならないためには、後ろを振り向く際には、常に肩と骨盤のラインを平行にする意識を持つことです。

具体的には以下のようにして振り向いてください。

 

(座っているときの左に振り向く場合)

体重の重心を一度右に寄せて左肩を上げる(肩と骨盤のラインは平行のまま)。

 

その体勢のままから振り向く

この方法で振り向くと、首にかかる負担が減り、スムーズに体を回旋できます。車をバックで駐車する際には、この体の使い方でおこなうことをおすすまします。

 

 

 

まとめ

 

駐車場内の車両同士の事故は、年間、約9000件も起こっており、また、車のバック中におこった重大な事故は、年間、約1万件もおこっています。

このような事故の件数から見ても、車をバックで駐車する際には、しっかり後ろを向いて慎重におこなうべきです。

その際に、今回、紹介させていただいた方法が皆様のお役に立てれば幸いです。

それでも首を痛めてしまう場合は、首より下の部分に、ゆがみや硬さがでている場合もございますので、お近くの治療院でお体を整えられることをおすすめします。

当院でも、今回のようなお悩みについての施術をおこなっておりますので、ご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。当院のブログで、首を痛めたときの対処法も書いておりますのでよろしければそちらも参考にしていただければ幸いです。

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秋に入ると首が痛む方が増加する?その理由と対処法

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

仕事中、肩の前上方に痛みがでて腕の上げ下げができない症状がでた理由とその対処法

2023.12.25 | Category: 予防,体操・ストレッチ,姿勢,腕の痛み

 

40歳代の男性の方が、肩の前面の痛みから腕が上げにくいためご来院されました。

肩が痛んだきっかけをお聞きすると、倉庫で荷物を何度も持ち上げてのせていく仕事をしているうちに痛みがでたと。

棚に荷物を上げている途中で、肩に痛みがではじめていたものの、途中で辞めるわけもいかず無理に続けてしまった。

だんだん痛みがひどくなって、肩に湿布を貼ったりテーピングをしたりしたけれども、回復の兆しがみえない。

仕事も忙しくなるし、このままひどくなっていくのも怖くて、治療を受けに来たとのことでした。

お話をおうかがいしているときに、

 

「なんでこんなところ(肩の前上方面)が痛くなるんですか?」

 

というご質問もいただきました。今回の患者様のように肩の前上方面に痛みがでる方が多くいらっしゃいます。

そこで今回は、肩の前面が痛くなる理由とその対処法を紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、肩の前面の痛みに邪魔されることはなく腕をうかう仕事をスムーズにできます。

 

 

 

腕の上げ下げの動作を繰り返したことで肩の前面が痛くなる理由

 

股関節は、太ももの骨と骨盤とで関節が構成されています。

その股関節は、上半身の重みを支えるために、太ももの骨と骨盤が上半身の重みでぬけないように、関節がしっかりはまり込むようにできています。

一方、肩の関節は、肩甲骨と腕の骨とで構成されています。

股関節と違って、肩関節は、日常生活で、自由な角度で動かして作業ができるように、肩甲骨と腕の骨の関節の連結は緩やかです。

肩の関節の連結が緩やかなため、肩の筋肉や靭帯がかわりに支えます。

肩甲骨と腕の骨の間は、みっちり隙間がなく筋肉で埋まっています。

そうした肩の周辺の一部でも筋肉が硬くなると、肩の関節の位置がゆがみ、他の肩関節を支えている筋肉を圧迫して、痛みを発症させます。

今回、ご相談を受けた方の症状も、肩に痛みが出るループで起こっています。

今回の場合は、肩の関節を構成している腕の骨の丸くふくらんだ部分が、腕の前方を通る筋肉を圧迫することから起こっています。

今回の場合に起こった肩の痛みが発症する過程は次の通りです。

肩より上に荷物を上げる動作では、腕を外側にねじりながら上げたますが、その際に、腕の骨の丸くふくらんでいる部分が、後ろに転がりながら、前に滑ります。

その際に、まるくふくらんでいる部分が前に滑ることで、腕の骨の前を通る力こぶをつくる筋肉とぶつかり、こすれます。

肩の周りに筋肉が柔らかい場合は、多少、ぶつかり、こすれても問題なく動かせます。

しかし、仕事や家事で腕を使いすぎて疲労が重なると、肩も周りの筋肉が硬くなり、腕の骨の丸くふくらんでいる部と腕の骨の前を通る力こぶをつくる筋肉の圧迫と摩擦が強まり、炎症を起こし痛みが発生します。

これは、整形外科学的には

 

「上腕二頭筋腱炎(じょうわんにとうきんけんえん)」

 

といわれて、腕の上げ下ろし動作に支障がでることを特徴とした症状です。

 

 

 

肩の前上方の痛みへの対処法

 

肩の関節が正常に動かすためには、腕の骨の丸くふくらんでいる部分が、後ろに転がりながら、前に滑ることで、腕の前を通る筋肉を圧迫しないように、肩の周辺の筋肉を柔らかくする必要があります。

その方法を以下で紹介させていただきます。

 

脇から肩の後ろの筋肉にアプローチ

親指を脇の後方内側に入れて、他の4指は肩甲骨の後面に当てて、脇の後面をつまみます。

脇の後面をつまんだ手で脇の筋肉を軽く引っ張りながら、20秒ほどゆすってください。

 

肩から胸にかけての筋肉にアプローチ

胸と腕と鎖骨の境目に指を当てます。

当てた手で胸の筋肉を少し圧迫しながら、20秒左右に揺らします。

 

腕の前面の筋肉にアプローチ

手のひらを下にして、肘を伸ばして、腕を後ろに伸ばします。

 

手を肩の前面に当ててます。肩に当てた手で、肩から肘の間の腕の筋肉を上下に20秒さすってください。

 

この3つの方法での注意点は、手でさすったりおさえてたりする際に、キツくおこなうと、筋肉がかえって緊張して硬くなるので、気持ちがいい程度の強さでおこなってください。

 

 

 

まとめ

 

日常生活では、肩より上に腕を上げる動作は少ないこともあり、気づかないうちにこのような症状を発症している場合もあります。

この症状を放置していくと、痛みから肩を動かす動作が減り、そのことで次第に肩の周囲の全般が硬くなります。

そうすると、腕の上げ下ろしだけではなく、他の方向への動作が低下して、服を着たり、頭を洗ったりするなどの日常動作に支障をきたします。

ですので、早めの対処が必要です。

今回、紹介させていただいた肩の前上方への痛みに対する対策が、皆様のお役に立てれば幸いです。

それでも、肩の前上方への痛みが取れない場合は、お近くの治療院に、肩の痛みがでるシュチュエーションやそれによるお困りごとをご相談してください。

そして、肩だけではなくて体全体を整える治療を受けることをおすすめします。

また、当院でも、肩の痛みに対しての治療もおこなっております。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

他に腕の痛みの対策もブログを書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

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監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

帰省前に知っておきたい疲れにくい車の運転術

2023.12.24 | Category: 予防,姿勢,座り方,疲労

 

これから年末に向けて、車で里帰りされるというお話をよくお聞きします。

コロナによる帰省の自粛ががようやく緩和されて喜ばしいことです。

今年の年末と年始の高速道路の状況は、長い渋滞が予想されるそうです。

高速道路の各社にすと、2023年12月28日〜2024年1月4日までの高速道路の混雑は、

 

・年末→下り線で12月29日と30日

・年始:上り線で1月2日と3日、下り線でも1月2日

 

にそれぞれ渋滞する見通し。

こういった渋滞の中で里帰りのために、車での長距離で長時間の運転は、運転手に大変な負担がかかります。

そこで、今回は、車を運転する際に、安全に疲れにくい方法を紹介させていただきます。

このブログを読んでいただけることで、車での楽しい年末年始の帰省ができます。

 

 

 

帰省するときに交通事故をおこす要因

 

旅行中に車で事故を起こした方にその原因を調査したところ、

 

・運転時の判断ミス

・運転時に安全確認を怠った

 

といった回答が多い。いわゆる「うっかり」で発生してしまう事故です。

こうした運転中に「うっかり」を起こしてしまう理由として、

 

「疲労感の増大」

「注意力の低下」

「眠気」

 

があげられます。

 

「疲労感の増大」「注意力の低下」により車の運転中にでひきおこされること 

人間は体や脳が疲労を起こすと、集中力や注意力が低下します。

疲労によって集中力や注意力が低下している状態で運転すると、まんぜんとした運転をおこないがちとなり、危険の発見や判断が遅れます。

また、運転の操作がにぶくなったり、雑になったりして、適正なハンドルやブレーキの操作の邪魔をします。

そうしたことで、車での事故が引き起こされます。道路交通法では、疲労がひどい影響で、正常な運転ができない場合は、運転してはならないとしています。

つまり、疲労がひどい状態での運転は立派な交通違反なのです。

 

「眠気」により車の運転中にひきおこされること

「眠気」がある状態で、車を運転ことは、飲酒して運転をしているのと同じくらい危険です。

居眠り運転は、危険を回避せず事故をおこすため、重大な事故につながります。

高速道路における居眠りによる運転の死亡重傷する率は、他の交通事故を起こす要因に比べて4倍以上と言われています。

 

こういった交通事故を起こす要因を見ていくと、車での里帰りの帰省を安全におこなうには、運転中に「疲労」や「眠気」がでないように対策を立てる必要があります。

 

 

 

運転中に「疲労」「眠気」を防ぐための対策

 

運転は、複数の作業を同時に、短時間で切り替えながらこなす必要があります。そうした作業をスムーズにおこなうためにも、「疲労」「眠気」が防ぐ対策が必要となる。その方法を以下で紹介させていただきます。

 

 

車の運転で「疲労」を防ぐ姿勢

車で運転する姿勢は、軽トラックに乗ったときの姿勢が理想です。

軽トラの座席には、リクライニングの機能はありません。

そのために、背もたれは直角に立ち上がっているため、背中が伸びた姿勢で運転します。

車の運転するしているとき、背筋が伸びて、耳、肩、腰が一直線になっている姿勢は、運転中に軸がブレず、重力のダメージが抑えられるため、 筋肉が疲れにくくなります。

また、軽トラックは、座席とハンドルの位置が近いため、常に肘を軽く曲げた状態で運転します。

座席とハンドルの位置が遠い場合、腕を伸ばした状態でハンドルを握るので、どうしても肩が内にねじることとなり、体がゆがみ、上半身に疲労がたまりやすくなります。

ですので、一般車を運転するときは、軽トラックを運転する時のような環境にセッティングしてください。

つまり、リクライニング機能は使わず、肘を軽く曲げた状態が望ましいということになります。

 

車の運転で「疲労」を防ぐハンドルの握り方

車が右ハンドルの場合は、右手でハンドルを持ったまま、左手でシフトレバーやカーナビなどを操作します。

このため、いつの間にか左肩が下がってしまい、左右の肩のラインと腰のラインがずれて、体のバランスが崩れること疲労します。

疲れの原因となることがあります。

ですので、左右の肩のラインと腰のラインが平行な姿勢にすることを意識してください。

 

車の運転で「疲労」を防ぐ動き

運転する際に、よい姿勢やハンドルの握り方をしても、同じ体勢を長時間、続けることは禁物です。

正しい姿勢やハンドルの握り方で運転しても、その体勢をずっと続けると、それを保つために働いている筋肉が疲労します。

正しい姿勢やハンドルの握り方で運転しつつ、、肩や腰、お尻を軽く揺らしたり動かすことで、運転に使っている筋肉がかたまらないようにすることが大切です。

また、長距離、長時間の運転をするときは、必ず定期的に休憩をはさみ、運転席から降りて軽くで良いので歩いてください。

同じ姿勢で座っていると、足の血流がとどこおって、場合によっては血が固まって心臓や肺の血管を詰まらせる「エコノミー症候群」にもなりかねません。

人間の体は、

 

「動かさないと疲れる」

「動かすと疲れが取れる」

 

という特性がありますので、こまめに姿勢を変えながら運転することを意識してください。

 

車の運転で「疲労」を防ぐ運転時間 

運転のプロである運送業の方の、1日の運転時間の規制があります。

その規制で運転手が連続して運転させて良い時間は、

 

「運転開始から4時間以内、もしくは4時間が経過した直後に休憩を30分以上が確保」

 

することです。運転による疲労によって事故を防止するための規制でもあるので、これを基準に運転時間をコントロールしてください。

 

居眠り運転を防ぐ座り方

居眠り運転防止のための研究によると、人間が最もリラックスする着座する姿勢は、

 

「背もたれの角度が33度」

 

の時だそうです。

33度というのは、かなり座席がたおれた状態です。

この角度で運転はできませんが、運転中に眠くなってしまうのは、座席がたおれていることが一因と言えます。

そのため、運転中の「眠気」を防止するためには、背もたれを立てて、体をリラックスした状態にさせないことが大切です。

また、居眠り運転を防ぐには、十分な睡眠と休息が大切です。

運転する前の理想の睡眠時間は7時間以上で、睡眠時間が短くなるほど居眠り運転の発生確率が高まります。

それでも「眠気」を感じたら、サービスエリアなどの駐車場に停車して仮眠をとってください。

仮眠の時間は10~15分で十分で、長くても20~30分以内です。

それ以上寝てしまうと、深い眠りのレベルに達する可能性がありますので、そこから脳や体を目覚めさせるのに苦労します。

「眠気」を取るためにカフェイン入りの飲料や食べ物を摂取したときは、眠気を抑えるその効果が表れ始めるのが15分後に運転を再開してください。

 

このように、紹介させていただいた「疲れ」「眠気」が起こりにくい運転方法は、リラックスしては運転はできないのですが、交通事故防止の観点から実践していただくことをおすすめします。

 

 

 

まとめ

 

先日、車が信号機の鉄柱に突っ込んだ事故の現場を見ました。

信号機の鉄柱が折れ曲がってしまっていたので、改めて車での事故の怖さを感じました。

こういった事故を防止するためにも、車で少しでも疲れにくく安全に運転をしていただけるように、今回紹介させていただいたことが皆さ間のお役に立てれば幸いです。

里帰りのために長距離の運転の予定されて方は、ご本人も同乗者の方も安全に目的地まで行って、無事に帰省するために、お体に少しでも違和感やお疲れがあるようでしたら、お近くの治療院で体を整えることをおすすめします。

当院でも、車での帰省のご予定に備えて、お体のメンテナンスの施術をおこないますので、ぜひご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

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