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40代男性管理職に多い“首、肩のこり・痛み”解消ストレッチ3選

2021.06.28 | Category: 予防,体操・ストレッチ,姿勢,肩こり,首の痛み

テレビ東京の名物ディレクターの佐久間宣行さん(45歳)が、今年退職されました。

 

「管理業務として現場にベタ付きができなくなり、正直まだデレクターやりたいなと思いまして」

 

と管理職より現場にいたいから決断したようですね。

 

労務行政研究所の調べでは、中間管理職である課長クラスの役職に就く平均年代は、

 

「45.1歳」

 

だそうです。

 

40代になると管理職に就くことで、現場仕事から仕事や社員などの管理業務に変化していく方が多いようです。

 

管理業務にシフトしたことで、

 

「現場の仕事から内勤になって、パソコンする時間が増えた」

「そのせいか首の根元が熱くなる感じで痛いし、肩も痛い・・・」

「なかなか治らないので、この調子でいると体が変になっていきそうで心配」

 

と体の変調から不安を訴える方が少なくありません。

 

実際、仕事でパソコン作業を含めた情報機器を使うことで、どのような体の不調がでるのかを厚生労働省調査したところ、

 

“首、肩のこり・痛み”

 

が筋肉的・関節的な症状では、ダントツに多い結果がでています。

 

「2004年技術と労働に関する実態調査」

 

そこで今回は、“首、肩のこり・痛み”でお困りの 40代の男性管理職の方のために、それを解消するために仕事中にできることを紹介させていただきます。

 

これを知っていただき実践していただくことで、“首、肩のこり・痛み”から解放され、仕事により集中できるようになります。

 

パソコン作業で首肩を痛める理由

頭の角度が首のこり・痛みを引き起こす

パソコン作業で首のこり・痛みがでるのは、ずばり

 

“頭の重さ”

 

です。

 

人間の頭の重さは、体重の10%ほどだと言われています。

 

体重60㎏でしたら、6㎏です。

 

通常、ボーリング玉ぐらいの重さがある頭を、首は支え続けないといけません。

 

しかも、パソコン作業で画面をのぞき込むために頭が前に倒れることで、下図のように通常の約2~7倍近く首の負担がかかってきます。

 

 

パソコン作業でこれだけ負荷が首にかかることで、首の筋肉が疲労し硬くなり、血の流れがわるくなることから痛みを引き起こしてしまいます。

 

腕をあげっぱなしが肩こり・痛みを引き起こす

パソコン作業で肩こり・痛みがでるのは、ずばり

 

“腕の重さ”

 

です。

 

片腕の重さは約3㎏です。

 

肩は常に左右に3㎏の重りをぶら下げている状態です。

 

パソコン作業では、キーボードやマウスを使うため、両腕は浮いている状態になっています。

言い換えればパソコン作業中の肩は、常に右に3㎏・左に3㎏と合計6㎏を浮かした状態にするため支えないといけません。

 

パソコン作業でこれだけ負荷が肩にかかることで、肩の筋肉が疲労し硬くなり、血の流れがわるくなることから痛みを引き起こしてしまいます。

 

 

仕事中にできる首・肩のストレッチ3選

パソコン作業による首、肩のこり・痛みを解消するには、定期的に首や肩に刺激を加え、血の流れを良くする必要があります。

 

そこで、仕事中にもできる首・肩に刺激を加えるストレッチを紹介していきます。

 

顔を正面に向いたまま首を横に倒す

イスに座り、右手を腰に当てて、顔を正面に向いてまま、頭を抱えるように左手を右耳の上あたりに当てる

顔を正面に向いたまま、頭を抱えるように左手を右耳の上あたりに当てた手で、左に頭を10秒ほど倒す。

反対側も同じようにやってみて下さい。

 

左右10秒1セットを、仕事の合間の時間があるときにやってみてください。

 

 

顔を横に向けて首を倒す

イスに座り、右手を腰に当てて、顔を左に向けて、頭を抱えるように左手を頭の後ろあたりに手を当てる

頭を抱えるように左手を頭の後ろあたりに当てた手で、顔を下に10秒ほど倒す。

反対側も同じようにやってみて下さい。

 

左右10秒1セットを、仕事の合間の時間があるときにやってみてください。

 

 

顔を斜め上に向けて首を倒す

イスに座り、右手を腰に当てて、顔を正面に向いてまま、頭を抱えるように左手を右耳の上あたりに当てる

頭を抱えるように左手を頭の後ろあたりに当てた手で、顔を右上をみるように10秒ほどあげる。

反対側も同じようにやってみて下さい。

 

左右10秒1セットを、仕事の合間の時間があるときにやってみてください。

 

まとめ

以前、「現場の方が性に合ってるんですけどね・・・」と管理職となったので内勤になった方がぼやいておられました。

 

管理職になると責任が重くなって、仕事も多くなって、本当に大変なのがお話を聞いているとヒシヒシと感じました。

 

特に40代の男性は、ホルモンの関係で体の変化が出やすい年代です。

 

仕事の変化と体調の変化が両方をうまく折り合いをつけながら生活する必要があります。

 

そのためにも、今回紹介させていただいたストレッチをやっていただくことで、少しでも首肩のコリや痛みが解消され、いいコンディションで仕事に臨んでいただければ幸いです。

 

それでも首肩のコリや痛みが解消されず、将来の体の状態に不安を感じるようでしたら当院にお越しください。

 

当院は、首肩のコリや痛みの施術を得意としております。

 

仕事も体調も山場の40代を快適に過ごせるようにお手伝いさせていただきます。

 

監修 柔道整復師 鍼灸師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広


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