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飲酒 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 3の記事一覧

年が明けて、はや1週間。日常生活のリズムも通常に戻りつつあります。
この時期の恒例行事といえば、「七草がゆ」ですね。
七草がゆは、春の七草を具材とする塩味のおかゆで、その一年の無病と息災を願って、1月7日に食べる行事です。
七草がゆを食べる別の理由としては、正月を祝う食事やお酒で弱った腸を休めるためだともいわれています。
この習慣は平安時代からのものだと言われていますが、現在においても、この時期は七草がゆを食べた方がいいほど、腸が弱って体調が思わしくない方が多いです。
そこで今回は、正月を祝う食事やお酒で、腸が弱る理由と体への影響や対処法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、正月で疲れた胃腸が整い、よい状態の体調を取り戻せます。

正月のおせち以外の食べるものへの調査では、
1位 スシ
2位 すき焼き
3位 やき肉
4位 ラーメン
5位 カレー
6位 天ぷら
7位 ピザ
8位 ぎょうざ
9位 焼きそば
10位 ステーキ
といった感じで、ガッツリした食がずらっとならびます。
さらに、こういった食事ともに、アルコール飲料やジュースなども正月では多く飲まれます。
さて、食事をすると、胃腸で消化吸収がおこなわれますが、この過程で、酸素が消費されて、「活性酸素」と呼ばれる物質が作り出されます。
「活性酸素」は、免疫や殺菌の働きもあるのですが、正常な体の細胞も攻撃して、体を酸化、つまりサビます。
活性酸素は、通常、体の中にある酵素によって除去されていきます。
しかし、暴飲暴食をおこなえば、活性酸素が腸の中で大量に発生して、処理しきれなくなります。
また、活性酸素を発生させる食材としては、動物性の脂肪やタンパク質、炭水化物、アルコールです。
ですので、正月の食生活は、活性酸素が腸の中で増える条件がそろうために、腸に不調がおこるのです。
では、腸が不調になると、なぜ体全体に影響が出るのでしょうか?
それは、腸の働きが、消化吸収だけではないからです。次の章で、腸の働きについて紹介していきます。

腸は大きく分けると、「小腸」と「大腸」に分かれます。
腸は身長の5倍の長さと、平面にするとテニスコート1面分ほどもある臓器です。
これだけの大きい臓器には、いろいろな役割がありあります。それを以下で紹介させていただきます。

腸は、食べ物を消化・吸収することが代表的な機能です。
1日の消化・吸収量は、約9リットルといわれています。
そのうち、小腸では1日に約7リットル、大腸では残りの2リットルが処理されます。

腸には約1億個の神経の細胞があります。
これは人体において、脳に次ぐ多さです。
しかも、腸の機能をコントロールするのは、全て脳が支配しているわけではなく、腸が独自で判断を下すこともあり、また逆に腸が脳へ命令する場合もあります。
ですので、腸は「第二の脳」とも言われています。

腸と体のネットワークは脳だけではありません。
例えば、腸の状態によって、肝臓に消化液を作らせたり、心臓の心拍数を上げさせたり、肺に呼吸数を上げさせたりと、体の機能の調整をもおこないます。

腸に入ってくるのは食べ物だけではなく、菌やウイルスも侵入します。
そのような外敵に対して、戦ってくれるのが免疫細胞です。
全身の免疫細胞のうち、約60パーセントは、腸に存在します。
それだけ外敵が入って来やすい臓器でもあり、腸の免疫システムが体を守ってくれています。

幸せホルモンと呼ばれるセロトニンは、ストレスを緩和し、睡眠の質をあげ、やる気を起こさせるなど、心身に非常に影響の大きいホルモンです。
そのホルモンは、約90パーセントが腸で作られます。
このように腸は、体を正常に健康に機能させるために重要な役割をになっています。つまり、腸の機能が落ちてしまうと、心身ともに影響がでてしまいます。

前章では、腸は体にとって多種多様な役割を紹介させていただきました。
そこからみても、仕事や家事、学業など、日常生活を支障がなくおくるうえで、正月の食生活によってダメージを受けた腸の働きは、早めに取り戻す必要があります。
以下でその方法を紹介させていただきます。

正月の食生活の問題の一つに、「食べ過ぎ飲み過ぎ」があります。
それによって体調を崩してしまっていますので、適量の食事量にする必要があります。
腸の調子を整えるための適量というのは、
「腹6分目」
であることをおすすめします。
ことわざで、「腹八分目に医者いらず」「腹六分目は老いを忘れる」「腹四分目で神に近づく」と言われるほど、昔から少食は健康効果がたかいと伝えられています。
少なくとも正月の腸の疲れが感じられなくなるまでは、「もう少し食べたいな」という程度の食事量を維持してみてください。

食事をする際には、一口20回以上、かむことを心がけてみてください。
また、食事をよくかんで食べることで、消化吸収を助ける以外に、以下のような効果があります。
・少量の食事でも満腹感が得られやすい
・ホルモンの分泌が増加して高まり、食欲が抑えられる
・唾液や消化液の分泌が増えて消化を助ける
・内臓の脂肪の分解が促進する・味覚が発達する
・アゴの筋肉が発達して表情が豊かになる
などメリットも多いので、食事の際には意識してやってみてください。

パン・ピザ・パスタ・グラタン などカタカナの食名のものは、動物タンパク質や炭水化物が原材料のものが多いです。
それらは活性化酸素を高めて腸の調子を崩す食材ですので、できるだけ避けるようにしてください。

食物繊維が腸に運ばれると、腸の調子を整える菌にとってエサとなります。
つまり、エサとなる食物繊維を食べることで、整腸作用のある菌も増え、腸がリカバーされていきます。
食物繊維の多くふくむ食材として、
・玄米、雑穀米、もち麦 などの穀類
・大豆、うずら豆、あずき、 納豆、おから などの豆類
・さつまいも、里いも。こんにゃく などの芋類
・ごぼう、キャベツ、白菜、アスパラガス などの野菜類
・しいたけ、しめじ、えのき などのキノコ類
・わかめ、寒天、ところ天 などの海藻類
などを意識してとってください。

体が冷えると、腸の働きを助けてくれる腸の中にいる菌の活動が低下します。
ですので、
・温かいものを食べる
・39度から41度に設定した湯船につかる
・腹巻きやカイロをして保温を心がける
などといったことで体の温度を上げるもしくは保つようにしてください。

腸の動きと水分は関係が深いです。水分が十分にとることで、腸の中の便が適度な硬さとなって移動しやすくなります。
便がスムーズに移動することで、腸が刺激されて、さらに腸の活動が上がります。
水分も、常温か白湯が望ましいです。
また、朝、目覚めたときに、白湯をゆっくり飲むことで、胃腸が反射的に活動をはじめます。
冬場は汗をかくことが減るため、ノドの渇きがなく、水分の摂取量が減ります。
ですので、意識してこまめに水分をとるようにしてください。

腸の動きが悪くなると、腸が位置する部分、つまり腰周辺の筋肉も硬くなり、腰痛を引き起こしやすくなります。
正月に食べ過ぎ飲み過ぎとなるのは避けられないことですので、素早くリカバーできるように、今回、初回させていただいたことがみなさまの助けになれば幸いです。
もし、それでも腸の調子が悪いようでしたら、お近くの病院や治療院で、治療を受けられることをおすすめします。
当院でも、腸の不調に関する施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
他に胃腸の不調への対策に関するブログを書いておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

40歳代の男性が、運動中にふくらはぎの肉離れをおこして来院されました。
処置をした後に、注意事項として、“飲酒はひかえてください”とお伝えしたところ、ひどくがっかりされました。
理由をお聞きしたところ、運動後に飲もうと思っていた楽しみにしていたお酒があったようで、「なんでダメんでしょうか?」というご質問をいただきました。
3日ほどで、普通に動けるようになるとも思っておられたので、通常は、軽度の筋肉の損傷で、2週間程度、重症の場合は1~2か月程度、回復には結構な時間がかかるケガであること。
また、仕事もあるし、試合も近いということなので、肉離れを早く治したいというご希望もあるということなので、早く回復するためには、なおさら、アルコールをひかえるべき、その理由をお伝えして、納得していただけました。
筋肉の損傷するケガをした際に、アルコールをひかえることをお伝えすると、こういった質問よくされています。
実際、肉離れをした方が、アルコールを摂取したことで、治りが悪かった方がいらっしゃった経験もあります。
そこで今回は、捻挫や肉離れなど筋肉が損傷を受けた際に、アルコーつの摂取を控えるべき理由を総会させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、筋肉が損傷した際のアルコールとの付き合い方を理解できます。

まず、アルコールを摂取することの良い面は、
・食欲が増進すす
・血流が良くなる
・ストレスが和らぐ
・会話がはずむ
・善玉コレステロールの増加
などがあります。
逆に、アルコールを摂取することのマイナス面は、
・神経に障害を与える
・骨量の低下
・筋肉量の低下
・血中に毒性の強い物質の増加
など、体にとってよくない影響もでます。
さて、このように体にとっていろいろな影響がでるアルコール摂取ですが、肉離れや捻挫など、筋肉が損傷した場合には、結論から言えば、
「アルコールの摂取はひかえるべき」
です。
その理由としては、以下のようなことが筋肉に影響を与えるからです。

アルコールを飲むと、
・アルコールによる脳の興奮
・アルコールからできる毒性の強い物質の増加
・アルコールによる血糖値の不安定になる
などがおこることで、体が“ストレス”を感じてしまいます。
体がストレスを感じると、ストレスに対応するホルモンの分泌が増加します。
このアルコールを摂取するストレスから分泌されるホルモンは、体にエネルギーを作り出す作用があります。
エネルギーを作り出すには、タンパク質が必要です。
筋肉は水とタンパク質で構成されているため、このホルモンが筋肉を分解してエネルギーを作り出す方向に持っていきます。
その結果、筋肉が損傷しているにもかかわらず、アルコールを摂取することで、筋肉を回復させるどころか、分解されて減らす方向に向かってしまうのです。

筋肉全体の約70パーセントは「水分」、約20パーセントはタンパク質でできています。
筋肉に含まれる水分量の2パーセントでもへると、筋肉がケイレンなど異常が発症します。
アルコールは強い毒性があるので、分解する必要があります。
その分解には、水分と酸素が必要です。
アルコールを飲むことで、分解するために体の水分が消費されます。
また、アルコールには利尿作用もあるため、水分の喪失に拍車をかけます。
このことで、アルコールの摂取は、体が脱水症状におちいりやすいのです。
つまり、アルコール摂取によって体が脱水状態になっていると、筋肉に必要な水分が失われて、筋肉が損傷がますますひどくなる可能性が高まります。

睡眠中は、自律神経の働きで、体は回復モードとなる。
損傷した筋肉を回復させるには、水とタンパク質と酸素が必要です。
しかし、アルコールを摂取してから眠ると、舌が緩んでノドをふさぎ、無呼吸やいびきが誘発され、体に取り入れる酸素の量が低下します、
つまり、アルコール摂取した後に睡眠をとることは、睡眠中に筋肉をを回復させるための酸素が足らない状態となる。

体には筋肉の増量をうながすホルモンも分泌されます。
アルコールが体に与える影響の研究では、アルコールを摂取すると、筋肉の増量をうながすホルモンの分泌を減少させ、筋肉が作られる量が30パーセント低下することが報告されています。

筋肉が損傷すると、内出血してはれる場合があります。
そこから筋肉を修復するために、痛みを発するの物質がでて、炎症をおこします。
アルコールには、血流を良くする作用があります。
筋肉が損傷した際にアルコールを飲むと、血流がよくなてしまうことで、そんそうした部位に血液の流れ込みが増し、炎症が増加します。
結果、はれがひどくなったり、痛みが増すこととなる。

筋損傷の回復を促進するには、アルコールの摂取を避けることと他に、損傷のピークがすぎた3~4日後からおこなう次のような方法があります。
・無理のない程度に動かして筋肉に刺激を入れて血流を高める
・入浴で体を温め、血液の循環をよくする
・タンパク質と水分をこまめに摂取する
・睡眠をしっかりとる
といったことを意識しておこなってください。

スポーツをやっておられる方はもちろんのことながら、普通に仕事や家事をされる方でも、肉離れや捻挫などの筋肉に損傷があると、日常生活に支障がでます。
私自身も何度も経験がありますが、肉離れは本当に痛くて、不自由で、心身ともにストレスがかかります。
そんな筋肉の損傷を少しでも早く治すために、お酒がお好きな方には申し訳ないのですが、この時だけは我慢していただくための理由を理解していただくために、今回のブログがお役に立てれば幸いです。
それでも筋肉の損傷がなかなか回復しないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも、筋肉の損傷に対する施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
他に筋肉に関するブログも書いておりますので参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広