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脇腹の痛み | ひさき鍼灸整骨院 - Part 2の記事一覧

昭和3年に作られたラジオ体操は、現在でも国民の体操として親しまれています。
子供の頃から親しんでいる体操なので、久しぶりにおこなっても、すぐにできてしまうほど体に染み込んでいます。
日本人のラジオ体操の体の染み込み具合は、ラジオ体操の音楽を聴くだけで、脳が活性化するという研究報告があるほどです。
そんな国民の体操であるラジオ体操は、健康への効果が高い反面、しっかりおこなうと、息が切れるほど激しい運動です。
また、一生懸命やりすぎることで、体を痛めてしまうことも少なくありません。
そこで今回は、ラジオ体操をおこなうメリットとリスクやおこなう上での注意点について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、体を痛めることがなくラジオ体操によって、健康を増進できます。

ラジオ体操をおこなうことのメリットとリスクを以下で紹介させていただきます。
ラジオ体操をおこなうことで体の健康に与えるメリットとして、
・全身を動かすことによる体力の維持
・血流の促進
・骨粗しょう症の予防
・呼吸機能の向上
・胃や腸の働きが改善
・肩こりや腰痛の解消
・脳の活性化
などあげられます。
ラジオ体操をおこなう上で、体を痛めてしまう可能性
朝の寝起きは、体温も低く、睡眠中に体を動かさないため、関節や筋肉が一日で最も硬い状態です。
朝におこなうことが多いラジオ体操を、活動モードになっていない体で行ってしまった場合、筋肉や関節への負荷が大きくなり、体を痛めてしまう可能性があります。
ラジオ体操は、音楽にのってリズムのって連続でおこないます。
そうすると、ラジオ体操が進むにつれて、反動をつけて体を伸ばしたり、曲げたり、ねじったりすることで、関節や筋肉を痛めてしまいます。
寝ている間に、呼吸や汗をかくことで、朝は体の水分量が低下しています。
その状態で、ラジオ体操でしっかり体を動かすと、筋肉を痛めてしまう可能性があります。
なぜなら、筋肉の72パーセントは水分で構成されているため、水分が不足すると柔軟性や機能が低下するためです。
ラジオ体操には、跳ぶ運動があります。
跳ぶことは、体重の約5倍の負荷が体にかかります。その衝撃に、筋肉や関節が耐えられない場合、体を痛めてしまいます。
このような要因が、単独もしくは複数に重なることで、ラジオ体操中に負傷する可能性が出てきます。

70歳代の女性の方が、脇の痛み当院に来院されました。
きっかけをお聞きすると、せっかく体を動かすためのラジオ体操なので、全力で一生懸命やっていたら、急に脇が痛くなったとのこと。
息を吸うたびに脇が痛くて、心配になって、整形外科でレントゲンを撮ってもらったそうです。
結果的には、骨には異常がなくて、湿布と痛み止めをもらったけれども、呼吸がしづらくて、困っているということでした。
検査してみると、ろっ骨を動かして呼吸を促進させる筋肉がかなり緊張して、そのためにろっ骨の可動性が低下している状態でした。
呼吸に関わる部分に整体と鍼の施術を施した後は、呼吸が楽になったというお言葉をいただきましたが、ラジオ体操でこれほど体を痛めてしまうこともあるのだという事例を体験しました。

ラジオ体操をフルにおこなうと、約400もの筋肉を、連続で短時間に動かします。
それだけの負荷がかかるラジオ体操をする際の注意点を以下で紹介してきます。
筋肉の活動は、深部体温が38度になると筋肉の機能が活動しやすくなります。
ラジオ体操をする前に、朝食を取ったり、朝風呂に入るなど、体温を上げることをおすすめします。
体温を上げる方法は、以下の当院のブログで詳しく書いておりますので、参考にしてください。
筋肉は、限界以上に伸ばしすぎたりねじると、かえって危険を感じて体を守るために、硬くなってしまいます。
筋肉や関節に痛みを感じるほど、全力で伸ばしたりねじったりすることを避けて、6から8割程度の力加減で、余裕をもっておこなってください。
朝、起きた際に、200〜300mlぐらいの水分、できれば、常温か温かい白湯やお茶をを摂取してください。
水分を飲んでから吸収されるまでには、30分ほどかかります。
ですので、ラジオ体操をおこなう30分前までには、水分をとてください。
また、ラジオ体操をした後にも、忘れずに水分をとってください。
ジャンプは心肺機能を上げることができる運動です。
しかし、体への負荷も大きい運動でもあります。腰やひざに不安を抱える方は、ラジオ体操のジャンプするシーンは、無理せずに足踏みに切り替えてください。

ラジオ体操は、準備運動というイメージがあります。
しかし、ラジオ体操を3〜5回もすれば、1日に必要な運動量に達するというほど、体に負荷をかける体操です。
朝、健康の増進のためにおこなうのでしたら、全力でおこなうよりも、少し余裕をもって、ゆったりとおこなうことをおすすめします。
そのためのポイントとして、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでもラジオ体操をするたびに体に痛むようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、体を動かすことで起こる筋肉痛への対策のブログも書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

秋に入ると、気温や気圧の変化により、風邪や喘息(ぜんそく)など、呼吸器系の病気を発症する方が増えます。
呼吸器系の病気で、代表的な症状が、“咳(せき)”がでることです。
咳は一回するたびに2カロリーが消費されると言われ、多発すると体にダメージを与えます。
咳による体のダメージが蓄積すると、脇腹にきつい痛みが発生することがあります。
この脇腹の痛みがなかなか取れないので、何かおかしいなと思い、レントゲン検査をすると、肋骨(ろっこつ)骨折だったというお話をよくお聞きします。
そして、大体4週間程度で、肋骨骨折自体は治ったけど、脇腹の痛みが取れないというお悩みのご相談も受けます。
この脇腹が痛むことで、腕があげられなくなったり寝返りがうてないといった、生活に支障が出てしまいます。
そこで今回は、肋骨骨折の後遺症として起こる、脇腹の痛みの原因とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、しつこい脇腹の痛みを解消できます。

肋骨骨折が治った後に、腕を上げたり、寝返りをしたりするときに、脇腹が痛む理由は、肋骨と肋骨の間にある「肋間筋(ろっかんきん)」と呼ばれる筋肉が関係しています。
肋間筋の主な役割は、呼吸運動です。
肋骨を広げたり閉じたり、前後左右に動かすことで、肺を動かし、呼吸を助けます。
肋骨を骨折した際に、骨折部位周辺の肋間筋に傷や炎症がおよび、筋肉自体が硬くなり動きが悪くなります。
肋間筋が硬くなると、肋骨の動きに制限が出て、肩や腕の運動にも影響を及ぼします。
例えば、腕を上げるとき、肩周りの筋肉と肋骨が連動して動き、寝返りを打つためにも肋骨や肩・背中の柔軟性が必要です。
硬化した肋間筋はこれらの運動を妨げ、制限が生じます。
そして、硬くなった肋間筋を無理に動かすと、痛みや不快感を引き起こし、運動の制約にもつながります。
したがって、肋骨骨折の後遺症である肋間筋への適切な処置をすれば、体を動かす際に起こる脇腹の痛みを改善できます。

70歳代女性の方が、肋骨骨折が治ったが、脇腹の痛みが取れないとのことで来院されました。
風邪をひいて、三日ほど熱と激しい咳が続き、咳をしていた時に右の脇腹が痛くなったとのこと。
風邪が治った後も、脇腹の痛みが取れず、洗濯物を持ち上げたり、寝返りを打つたびに痛みがでて困っているということでした。
何かおかしいと思って、病院に行ってレントゲンを撮ってもらうと、肋骨にヒビが入っており、肋骨に巻くバンドと湿布を処方され、3週間ほどで肋骨骨折が治癒。
しかし、レントゲン検査では、大丈夫になったものの、依然と脇腹の痛みが取れず、湿布を貼り続けているとのことでした。
問診後に検査として、肋骨の動きを調べました。
脇腹に手を添えて、大きく深呼吸する検査をしてみると、左の肋骨に比べて右の肋骨が明らかに膨らんでこない状態。
ですので、肋骨の動きを出すための治療を施すと、「あれ、腕動かしても痛くない?」と治療後にキョトンとした顔でおっしゃたのが印象的な事例でした。

肋骨骨折が治った後も脇腹の痛みが続くのを解消するためには、肋間筋を緩めて肋骨の動きを良くするための刺激を入れる必要があります。
ケアする際の注意点として、肋骨や肋間筋はとても弱い組織なので、優しく刺激を入れてあげてください。

深呼吸を意識的にしっかり行いことで、肋骨や肋間筋を大きく動かすことで、脇腹の血流も良くなり、柔軟性が自然とアップします。
肋骨の動きを良くするために深呼吸の方法ですが、
1. 良い姿勢を取る
まず、胸を広げアゴをひいて背筋を伸ばして、良い姿勢で座る姿勢、または良い姿勢で立ちます。
2. 腹式呼吸をする
肋骨の動き良くするために、鼻から息を吸って口から息を吐く「腹式呼吸」を意識的に行います。
胸を高く膨らませるのではなく、お腹をゆっくりと膨らませることを目指します。
口だけで呼吸する「胸式呼吸」で、いきなり胸だけ動かすと痛みが出る場合がありますので、まずはお腹の力を使って行う呼吸から始めてください。
3. 鼻から息を吸い込む
鼻からゆっくりと空気を吸い込み、その際には、お腹を膨らませるように意識する。
4. 口からゆっくりと息を吐く
口から空気をゆっくりと吐き、その際にお腹を徐々にへこませることを心がけます。
5. 肋骨に焦点を当てる
腹式呼吸はお腹を使う呼吸ですが、胸も動きます。
深呼吸を行うときに、肋骨の動きに意識向けてください。
息を吸うときに肋骨が外へ広がり、息を吐くときには内に肋骨が縮みます。
深呼吸をしているときに、手のひらを脇腹に当てるとよくその動きがわかりますので、時々、脇腹に手を当てながら深呼吸をしてみてください。
6. ゆっくりと深呼吸を繰り返す
深呼吸は深くゆっくり行うことが大切です。
一回の呼吸は、吸うのを4秒、吐くのを6秒、合計で10秒ぐらいかけて行い、それを7回繰り返して行えばオッケーです。
隙間時間を見つけて、一日何回でも良いので、気がついたら深呼吸を行うようにしてください。


肋骨を揺らす肋骨や肋間筋は非常に弱い組織なので、きつい刺激はかえって痛めてしまうので厳禁です。
ですので、肋骨を揺らして、刺激を入れてください。
その方法ですが、脇腹を左右から挟むように手のひらを軽く当てて、肋骨を揺らすように手を動かします。
前後を10回ほど揺らし終えたら、今度は上下に10回揺らしてください。
揺らす刺激を肋骨に与えることで、肋骨の付け根の関節や肋間筋が緩み、動きやすくなります。

背中の筋肉を肋骨は連結しています。
背中の筋肉の動きが良くなれば、より肋骨の動きも良くなります。
背中の筋肉は、肩甲骨を中心に接続していますので、肩甲骨を意識的に動かすことで、背中の筋肉は緩んできます。
その方法ですが、肘を曲げて指を肩に当てます。
肘を回すように肩甲骨を意識しながらゆっくり回します。
スピードをつけて回すと、かえって筋肉が緊張してしまうので、意識を背中に向けながらゆっくり回してください。
前回しを5回、後ろ回しを5回、一日5回ほど隙間時間を見つけておこなってみてください。

体の骨折の中で一番多いのが、肋骨の骨折と言われます。
そして、転倒や咳のために肋骨骨折をして、骨折が治った後も脇腹の痛みが継続される方は多いです。
その理由の多くは今回紹介させていただいた肋間筋の硬さが招いています。
肋骨の動きが悪いと、体の動きに制限が出る他に、呼吸が浅くなり、体に酸素が取り込めなくなります。
そうすると、体の回復力や免疫力が低下します。
肋骨の動きが悪くなることは、体にとって悪循環に陥ってしまうので、早めに肋骨への処置することをお勧めします。
今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広