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ゆがみ | ひさき鍼灸整骨院 - Part 8の記事一覧

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、50歳代女性の方が、お体のメンテナンスに来られ、最近の状態をお聞きすると、
「ちょっと前に風邪をひいてしまって」
「熱がでて、咳もひどくて・・・」
「風邪は治ったんだけど、その後、なんか、脇あたりが痛くて」
ということを訴えられました。
今回、ご相談いただいた患者様のように、咳を伴う風邪をひいた後、脇腹を含めた胸周辺に痛みが発生する方が少なくありません。
そこで今回は、風邪をひいて咳を激しくすることで、脇腹に痛みが生じる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、風邪の咳によって起こった脇腹の痛みを早く解消して、日常生活を快適に過ごすことができます。
電話でのご予約はこちら>>079−490−5955
咳をすることで体に起きている影響を、以下で紹介させていただきます。

咳をすることで、体のエネルギーを大きく消耗します。
数値化してみると、
1回の咳で消費するカロリー:約2~4キロカロリー
なので、咳の回数が増えると、それだけカロリー(消費するエネルギー量を表す単位)が増えます。
例えば、活動量が普通の50歳代女性は、1日あたりの消費カロリーが、約2000キロカロリーなので、500~1000回の咳をすれば、それに匹敵するほどのエネルギーを消費します。
つまり、咳が積み重なると、体のエネルギーが過剰に消費されて、風邪が治った後でも、体に疲労や回復の遅れが生じやすくなる。

咳は、肺がおさまっているろっ骨が開いたり閉じたり、おなかが膨らんだりへこんだりすることで発生します。
その際に、胸やおなかに、
「一回の咳で約10 kg相当の圧」
がかかるとされています。
要するに、一回の咳をするたびに、胸やおなかで10kgの荷物を持ち上げているようなものです。
このような咳による負荷が続く場合、呼吸に関わる筋肉に、疲労や痛みが発生します。

咳は、おなかと胸が収縮されることで発生します。
その際に、主力となるのは、
・腹筋
・胸や脇腹のろっ骨に付着する筋肉
です。
お腹や胸の筋肉の量は多くしっかりしているのですが、幅が薄いろっ骨とろっ骨の間についている脇腹の筋肉は、筋肉量も少なく薄い部分です。
そのため、咳による頻繁に肋骨を動かす活動によって、脇腹の筋肉は疲労し筋肉痛を起こす。
また、咳を伴う風邪によって、脇腹が痛むようになった場合の注意点として、ろっ骨が疲労骨折している可能性もあるので、息をするたびに痛かったり、治りが遅い場合は、専門の医療機関へ受診されることをおすすめします。
(参考文献:「咳漱による肋骨ストレス骨折2症例の骨シンチグラフィ」)
電話でのご予約はこちら>>079−490−5955

ブログの冒頭でも少し触れましたが、咳を伴う風邪をひいた後、脇腹を含めた胸周辺に痛みが発生した50歳代女性の方のお体をみさせていただきました。
そうすると、右の前胸と左の脇腹のろっ骨の動きが悪く、深く呼吸ができない状態。
また、背骨にもゆがみが起こっており、ろっ骨の可動がさまたげられていました。
脇腹の筋肉の緊張を緩和して、体全体を整える施術をおこなうと、「息が吸いやすい」「背中が伸びた感じがする」「体が軽くなった」という感想をいただきました。
施術した側から見ても、治療後は、患者様の顔色が良くなり、背筋も伸びた状態となったので、脇腹の痛みを緩和することで、体への酸素の供給を増やして、姿勢の改善にもつながることがよくわかる実例となりました。
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咳をすることで疲労した脇腹の筋肉へ適度な刺激をすることで、血流が促されて回復が進みます。
そのための方法を以下で紹介させていただきます。

脇腹に優しく手のひらを当てて、ゆっくり深呼吸しながら、上下左右や前後に円を描くように、90秒間、さすってください。
優しい刺激が入ることで、脇腹の筋肉の緊張が緩和したり、脳から痛みを抑制する物質が分泌されやすくなります。

腕と足を広げて、「大の字」になるように、上向きで寝てください。
その状態で、深呼吸をしながら、5分間、キープしてください。
そうすることで、胸から脇、お腹の筋肉が伸ばされてます。
その結果、呼吸するための筋肉のバランスが整い、脇腹の痛みの緩和にもつながります。

片方の腕を手のひらを前にした状態で頭上にあげて、もう片方の手で上げた腕の手首をつかみます。
つかんだ手の側に体を倒して、脇腹が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。
次に、反対側も同じように、おこなってください。
この一連の動作を、左右交互に、3回、繰り返しおこなってください。
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風邪がやっと治ったのに、その後、体にさまざまな不調が起こり、なかなか以前通りの日常生活を送れない方が少なくありません。
今回、取り上げさせていただいた風邪が治った後でも続く脇腹の痛みも、その一つです。
脇腹の痛みは、そのままにしておくと、痛みによる不快感だけでなく、体が酸素不足になり疲れやすくなったり、良い姿勢が保てなくて見た目も悪くなります。
そういったことが、早く改善されるようにように、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、まずはお気軽にインターネットまたはお電話でご予約ください。
電話でのご予約はこちら>>079−490−5955
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

皆さんこんにちは。
加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、50歳代のデスクワークの方が、利き腕側の右の肩こりを訴えて来院されました。詳しくお聞きすると、
「両肘を置いてパソコン作業をしていると、肘で体が支えれないぐらい右肩の痛みがひどくなって・・・」
「右肘にもしびれを感じて、頭痛もひどくなって、これはダメだと思って・・・」
「20年前から肩こりはあったけど、こんなことは初めてで・・・」
とのことでした。
パソコンを使ってのデスクワークは、作業の効率は上がりますが、今回、ご相談いただいた患者様のように、体に不調、特に、肩こりを訴える方が少なくありません。
そこで今回は、パソコン作業によって肩こりが発生する理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、デスクワークによる肩こりを解消して、集中して快適に業務にあたることができます。
電話でのご予約はこちら>>079−490−5955

今回、取り上げたようなパソコン作業で利き腕側の右の肩こりが起きやすい理由として、
「肘の使い方」
がポイントとなります。
長時間、パソコン作業をしていると、体が前のめりになり、
「肘を曲げて、机に肘や前腕を当てて、体を支えながらマウスやキーボードを操作」

といった姿勢になりやすい。
厚生労働科学研究データーベースによると、肘を曲げた状態でのパソコン作業は、
・自然と肩が内側に巻き込まれる
・肩甲骨が外側に広がる
・背中が丸まり猫背になる
・頭が前に突き出す
といった姿勢となり、それによって肩こりが発生しやすくなると報告しています。
また、本体は、背骨や骨盤で支えて座位の姿勢をキープするところを、肘で体を支えながらパソコンをすることで、肘から肩方向に突き上げられる力が集中します。
特に、利き腕である側は、マウスやキーボード操作が多いため、片側の肩に負荷がかかりすぎることとなり、利き腕側の肩に痛みが発生しやすくなる。
そして、肘で体を支えていると、肘の関節の動きが固定されるために、肩にかかる負荷を肘から指先方向に逃すことができず、肩こりや肩の痛みが起きやすくなります。
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肘を机につけて体を支えながらパソコン作業をすることで、肩や肘周辺の筋肉に負荷がかかりすぎたり、肩甲骨に位置が悪くなることで、肩こりが起こります。
それを調整するためのストレッチを、以下で紹介させていただきます。
ストレッチをする際は、利き腕側の肩こりが起きている場合でも、利き腕側だけでなく、左右両方することをおすすめします。
そうすることで、脳に右と左の刺激が入り、自動で体のバランスを調整する力が高まります。
体の前に、手のひらを天井に向けて片方の腕を肘を伸ばした状態であげ、もう片方の手のひらを伸ばした腕の手の指に置きます。

伸ばした腕の手の指において手で、手首を体側に引くように曲げて、肘の周辺が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

10秒たったら腕を下ろして、反対側の腕でも同じようにおこなってください。

この一連の動作を、左右の腕で交互に、3回、繰り返しおこなってください。
片方の腕の肘を曲げて指を肩につけ、もう片方の手のひらを曲げた肘の後面に当てます。

肘を当てた手で、斜め上方の肘を曲げた腕を持ち上げ、持ち上げた腕の後面が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

10秒たったら腕を下ろして、反対側の腕でも同じようにおこなってください。

この一連の動作を、左右の腕で交互に、3回、繰り返しおこなってください。
両腕を体の後ろに回して、お尻の辺りで両手を組みます。

そのまま、腕を上方にあげて、胸が開き肩甲骨が内側に寄るのを感じたら、10秒間、キープしてください。

10秒たったら腕を下ろして、この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。
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長時間、パソコン作業をしていると、最初はいい姿勢ではじめても、集中したり疲れたりすることで、姿勢の崩れが起こり肩こりや肩の痛いが発生しやすくなります。
その一つの例として、肘で体を支えながらパソコン作業を行うことで、利き腕側の肩こりが起こります。
デスクワーク中に肩こりが起きることで、頭痛や腕のしびれ、集中力ややる気の低下なども伴って起こり、仕事に支障が出るためるため、早めのケアが必要です。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、まずはお気軽にインターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079−490−5955

皆さんこんにちは、加古川市ひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
65歳以上の女性の方から、巻き爪や陥入爪などの足の爪のトラブルをよくお聞きします。
そのことが原因で、体のいろいろな部分に負担がかかり、2次的なお体の不調を引き起こす場合があります。
先日も、60歳代女性の方が、足の親指が巻き爪の痛みを我慢して、家事や孫の送り迎えなどで動いていたら、足の裏が痛くなってきて、歩くのがつらいというお悩みで来院されました。
足の裏の痛みが発生してしばらくしたら、今度はさらに、股関節やお尻、腰の痛みも発生したそうです。
このように、足の親指の爪に不調が出ることで、足の裏に痛みが発生して、それに伴って、体のあちこちに不調が出る方も少なくありません。
そこで今回は、足の親指の爪のトラブルによって、足の裏に痛みが発生する理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、足の親指の爪のトラブルに伴う体の不調を予防して、日々の生活を快適に過ごせます。
足の指の爪は、
・指先にかかる外部からの衝撃や圧力から保護
・歩行や立っているときに足先の感覚をサポートして姿勢のバランスを安定させる
・歩くときに地面からの反発力を受け止めて推進力に変える
などの重要な役割を担います。
足の指の爪にトラブルが起きることで、これらの機能が低下して、転倒のリスクが高まるとされています。
このような日常の生活動作を行う上で重要な役割を果たす足の爪ですが、特に、足の親指の爪の機能が低下することで、足の裏に痛みが発生する理由を以下で紹介させていいただきます。

立っているときは、地面に足の裏がついているため、自身の体の重みが、足の裏が全体にかかっています。
その際に、足の裏にかかっている負担の分布が、
・母指球(足の親指の付け根):25%
・小指球(足の小指の付け根):25%
・かかと:50%
となっています。
このバランスがキープされることによって、安定して立っていることができます。
その足の裏に上からかかる体重の負荷を、母指球・小指球・かかと分散させるために、一般的には「土踏まず」と呼ばれる足の裏の中央で地面から浮いた部分でおこなわれます。

土踏まずは、
・外側アーチ(足の小指からかかとにかけてのアーチ)
・内側アーチ(足の親指からかかとにかけてのアーチ)
・横アーチ(足の親指から小指にかけてのアーチ)
によって構成されています。この土踏まずは、立っているときには、
「トラス機構」
と呼ばれる構造が働いて、体重や衝撃による負荷の分散をおこないます。

足の裏のトラス機構は、足の骨が作るアーチ(三角形の2辺)と足底腱膜(三角形の底辺)で構成される「三角形」構造です。
立っているやや荷重がかかったときに、この「三角形」のアーチが潰れることで、車のサスペンションのように衝撃を吸収し、荷重を分散する役割を担います。
足の親指が巻き爪の痛みがあると、立っているとき、自然と親指を浮かしてしまいがちです。
足の親指を浮かせてしまうと、トラス機構の底辺にある足底腱膜が適切に伸びず、緊張が保てなくなります。
そうすると、足の親指側のアーチ(内側アーチ)の機能が低下して、トラス機構が正常に機能しなくなります。
その結果、荷重が均等に分散されず、特に、足の親指側である足底の内側に、過剰な負担が集中する可能性が高まります。
足の親指側のトラス機構が機能不全になると、衝撃を吸収する能力が低下し、足底腱膜や足底の関節、足底の筋肉などにストレスがかかり、痛みや炎症、違和感が生じやすくなる。

歩くとき、足の裏が地面に接触する際の体重移動は、
①最初は、かかとの小指側が地面に接触する。
②足の外側(小指側)で地面に接触して徐々に内側に移動する。
③最終的に、足の親指の付け根から足の親指の先端で地面を蹴り出す。
といったコースを取ります。
歩行の最終動作の足の親指の先端で地面を蹴り出す際には、かかとが上がってつま先立ちの状態になります。
この動作は、足の骨が作るアーチ(三角形の2辺)と足底腱膜(三角形の底辺)で構成されるトラス機構の状態から、足底腱膜が緊張しアーチが引き上げられることで行われます。
歩く際に、効率的に前に進む推進力を生み出すこの機能は、
「ウィンドラス機構」

と呼ばれています。
これは、釣りで、リールで糸を巻いて魚を釣り上げる構造に似ています。

ウィンドラス機構による歩行時の蹴り出しは、親指が支点となってスムーズにおこなうことができます。
足の親指に巻き爪の痛みがあると、親指への接触や負荷を避けるために、自然と親指を浮かせて歩くようになります。
そうすると、ウィンドラス機構をするために、親指を正常に使えなくなる。
その結果、足底腱膜が適切に引き伸ばされず、足の裏の親指側の土踏まずである内側アーチの形成が損なわれ、前に進む推進力も低下します。
内側のアーチの崩れている状態で歩くことで、足裏の全体で荷重を分散する能力が低下し、特に、足の親指の付け根やかかとに過剰な負担が集中します。
それによって、足の裏に痛みや炎症が発生しやすくなります。
また、足の裏のウィンドラス機構の機能が低下するために、それをカバーするために、ふくらはぎやひざ、股関節などの他の部位への負担も増加による痛みが発生する悪循環も引き起こす可能性が高まります。

巻き爪が発生する原因は、
・合わない靴の着用によるで爪への不均等な圧力
・ 歩行量の減少による爪が正常な形を保つための不足
・浮き指や外反母趾による爪への不均一な圧力
・深爪や斜め切りなどの間違った爪の切り方
・遺伝や体質による爪の弱さ
・爪の水虫や乾燥による爪の脆弱化
・加齢に伴う爪の柔軟性低下
などの起こります。
今回の場合ですと、足の親指の巻き爪の痛みによって、足の親指の機能低下が、足の裏への痛みを引き起こしています。
まずは、足の親指の巻き爪の解消が必要です。
そのためには、皮ふ科や整形外科などの専門の医療機関への受診をおすすめします。
その上で、巻き爪によって機能が低下した足の親指の機能を向上させることで、足の裏への負荷が軽減し、痛みの改善が期待できます。
そのための方法を、以下で紹介させていただきます。
①片方の足のひざを曲げて床に座った状態で、足の親指を両手でつまみます。

②体を起こしながら、両手でつまんで足の指を体方向に持ち上げ、足関節と足の親指を曲げて、止まったところで、10秒間 キープします。

③10秒たったら、元の位置にゆっくり戻します。
④この一連の動作を、5回、繰り返しておこないます。
①ひざを曲げて座った状態で、片方の手で足の親指の付け根をつまみ、もう片方の手で足の親指の先をつまみ、足の親指を外に開きます。


②その状態のまま、足の親指の先を前方にひっぱります。

③足の親指の先を前方にひっぱったまま、足の親指を曲げたり伸ばしたりする各方向に、5回、動かします。

④次に、足の親指の先を前方にひっぱったまま、足の親指を左や右にひねる各方向に、5回、動かします。

①座った状態でひざを曲げて、足を太ももの上に置きます。

②内くるぶしからと外くるぶしの親指1本分の前の足底に、親指を当てます。

③足底から足の甲の方向に向かって、親指で足底を押し、10秒間 キープします。

④これを、5回、繰り返しおこなってください。

足の親指が巻き爪になることで、足の親指への刺激を避けるように自然と動くようになります。
それによって、足の親指の働きが低下して、足の裏の痛みが発生してしまいます。
それを改善するためには、専門の医療機関での巻き爪の治療とともに、足の親指の機能を向上させる必要があります。
そのための方法として、
・足の親指のストレッチ
・足の親指の関節を動かす
・足の親指側のアーチへの刺激
を今回のブログで紹介させていただき、このことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも、足底の痛みが改善されないようでしたら、病院や治療院などの専門の医療機関にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のケースのような足の裏の痛みへの対応もしておりますので、お気軽のご相談ください。
また、他に、足のトラブルへの対策に関するブログも書いておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献
「高齢女性の足部異常に対するトータルフットケアの 効果に関する研究」

みなさん、こんにちは。加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
今まで運動をされておられないシニアの方が、日常で体力の不足を感じて、運動を始めようと行動されることがあります。
運動することは、筋力が向上するだけではなく、痛みを緩和したり脳が活性をしたりと、心身の健康には非常に有効なことです。
運動すること自体は良いのですが、テレビやYouTubeなどから得たトレーニング方法の情報から、いきなり基礎体力が上級クラスの運動を始められる方がいらっしゃいます。
そうすると、せっかく健康のために運動を始めたのに、ひざや腰などを痛めてしまう方が少なくありません。
例えば、ウォーキングを大股で早くする、階段や坂道を昇降するなどは、かなりの衝撃が体にかかる運動を、いきなり始めるとお体を痛めてしまうことによく当院でも遭遇します。
そこで今回は、運動を始めようと思われるシニアの方に向けて、運動の程度や注意点などについて紹介させていただきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、安全に効率よく運動をおこなえて体力を上げることができます。

先日、歩くと左の股関節の痛みを感じると訴えて、70歳代女性の方が来院されました。
股関節の痛みで、病院の方で検査を受けたところ、股関節の骨自体には問題がなく、股関節周辺の筋力が低下しているためではないかと診断されたそうです。
それで、運動を始めたら、股関節が余計に痛くなり、運動をしない方がいいのか悩んでいるとのことでした。
どんな運動をされたんですか?という質問をさせていただいたところ、左足で片足立ちをしていたと。
なぜそれをされたのですか?と質問させていただいたところ、整形外科の病院で、片足立ちで何秒の間、立てるかの検査があって、あまり片足で立てなかったので、できるようにしようと思いおこなったということでした。
片足立ちをはじめとした、関節の動きや筋力、神経の状態を調べる整形外科的テストと呼ばれる検査は、基本的に、痛みやしびれがでる状態にさせて、痛めているかどうかを判定するものです。
ですから、片足立ちでトレーニングを行ってしまったことで、痛みを増加させてしまったと思われます。
また、整形外科的テストは別として、確かに、股関節のトレーニングとして、片足立ちはあります。
しかし、片足で立つと、股関節のかかる負荷が、体重の3~4倍かかるとされ、それをするにはある程度の基礎筋力が必要で、運動する段階としては早かったと思われます。
患者様には、運動すること自体はいいことなので、怖がらなくても大丈夫であることをお伝えして、今のお体の状態にあった運動方法をお伝えさせていただきました。
今回の患者様のように、健康意識が高いために、かえってお体を痛めてしまう状況をよくお見かけします。
こういったことが起こらないためにも、次章から運動を始める方に向けての、注意点やポイントを説明させていただきます。

股関節周辺の筋力低下は、何もしなければ年齢とともに進行します。
筋力は、20~30歳をピークに、40歳頃からゆるやかに減少し始め、60歳以降は筋力の急激に低下します。
また、 80歳までに、筋肉量は20歳の頃と比べて、約40%減少するともいわれています。
ご高齢の方から、この歳でトレーニングしても、筋力がつくんですか?というご質問もよく受けます。
研究によると、90歳前後のご高齢者でも、トレーニングをおこなうことで筋肉量が増えたという報告がされていますので、積極にされることをおすすめします。
トレー二ングを続けることで、筋肉量は増えますが、ある程度の期間が必要になります。その期間は、年齢によって異なり、
・20代:2~3カ月
・30代:3~4カ月
・40代以降:4~6カ月
以上の継続的なトレーニングで効果があらわれます。
ですので、シニアの方は、ケガをせずにゆっくり継続できる強度の運動で良いかと思われます。
また、アメリカの大学の研究によると、1日20分の中強度の運動を、2カ月間、続けることで、長生きするための遺伝子のスイッチが入ると報告されています。
こういたことから見ても、健康を保つためには、継続した運動が欠かせません。

運動をした後、筋肉痛が発生します。
運動後の12~48時間の間に、筋肉痛はピークに達して回復していきます。
この法則から言っても、運動によるケガを防止するためにも、運動後はある程度の回復するための期間を設ける必要があり、毎日、する必要はないのです。
シニアの方が運動を始める場合は、まずは、
「1週間に2回の運動」
を目標におこなってください。
また、1日の必要な運動時間は、運動強度にもよりますが、「40分以上」を目指すことが推奨されています。
ただ、いきなり40分も運動すると体を痛めてしまう可能性がありますので、まずは、
「1日10分間の運動」
を目安に始めてください。

当院の実例の方でも、左股関節に痛みを感じているので、左の股関節周辺の筋肉を鍛えようと、左足で片足立ちをしていました。
このように、体の弱いと自覚している部分を集中的に鍛えたくなるものです。
しかし、そうするとますます体を痛めたり、それをカバーするために体の他の部分に負担がかかって新たな痛みが発生する場合があります。
ですので、たとえ片側が弱いと感じても、最初は、体の左右上下をバランスよくできる運動をおすすめします。
そのための運動入門にふさわしいのが、
「ウォーキング」
です。
ウォーキングは、全身の筋肉の70~80%を使う全身運動の上に、左半身と右半身を対称的に使う運動です。
なおかつ、筋力の検査は、5段階で評価しますが、上半身は「3」の状態であれば日常生活に支障はないのですが、下半身は「4」と高い状態が必要になるため、足を鍛えることは重要です。
ウォーキングですが、10分程度から始めて、徐々に時間を伸ばしてください。
注意点としては、歩けるようになると楽しくなるので、ついつい、やりすぎてしまうことです。
一回のウォーキングにつき、時間で言えば40分以内、歩数で言えば6000歩前後あたりで抑えることをおすすめします。
また、プールに入って行う「水中ウォーキング」も、自分の体重や重力による負荷を軽減させながら歩く運動ができるので、こちらの運動もおすすめです。

一般的には、「中強度」の運動を継続してすることで、健康を維持できるとされています。
前章であげたウォーキングでの運動強度の目安は、
低強度:鼻歌がでるぐらい
中強度:会話ができるぐらい
高強度:会話ができないぐらい
とされています。
ですので、鼻歌がでるぐらいの低強度のウォーキングから始めて、会話ができるぐらいの中強度までのウォーキングを目安におこなってください。

運動前の準備体操や運動した後にケアをすることで、筋力の向上が効率的におこなえたり、ケガを防止できます。
運動前には、ジャンプする以外のラジオ体操を一回でいいのでおこなって、筋肉に刺激を入れてください。
また、運動後のケアとして、運動したその日は、シャワーですまさずに湯船にゆっくりつかるようにしてください。
それによって、体温を上げることで、血流が促進して、運動によって疲労や損傷した部分の回復を促せます。
他に、筋肉の約74%は、水分でできていますので、その2%が失われるだけでも、筋肉に支障が出ます。
ですので、運動の前後には、失われるもしくは失われた水分を十分に補給することを、意識しておこなってください。

持病がある場合や、長期間、運動をしていない場合は、安全に運動を開始するためにも、医師や治療家などの医療関係者にアドバイスを受けてください。
また、運動中や運動後に、
・急な息切れや胸痛
・めまいや吐き気
・関節の痛みや腫れ
・異常な疲労感
などの症状が現れた場合は、すぐに運動を中止し、医師に相談してください。
これらの症状は、運動の強度が高すぎる場合や、健康の問題が潜んでいるサインである可能性があるためです。

筋力トレーニングで、まず、すすめられるのが、「スクワット」です。確かに、スクワットは、効率的に多くの筋肉を鍛えることができます。
ただ、それだけに負荷も大きく、適切なフォームでしなければ、かえって体を痛めてしまう場合もあります。
シニアの方は、ある程度、ウォーキングで基礎体力をつけてからでもいいかと思われます。
また、筋力トレーニングを始めたいと思われるのでしたら、まずは、イスに座った状態や寝た状態で行える低強度の筋力トレーニングから始めてください。
フィットネスジムに行って、機械を使って筋肉トレーニングする方法もあります。
この場合は、一度は、そのジムのトレーナーの方に指導を受けられることをおすすめします。
たとえば、エアロバイクにしても、サドルの高さやペダルの位置が適正でない場合、かえって体を痛めてしまう場合がありますので、専門家の意見を聞いてからおこなってください。

シニアの方が運動を始める際は、安全性を最優先に考え、ゆっくりと段階的に進めていくことが重要です。
そのための方法として、
・筋力が向上するまでの期間
・運動するペース
・運動の方法
・運動前の準備体操と運動後のケア
・医療機関への相談
・筋力トレーニングについて
を紹介させていただきました。
今回、ブログで説明させていただいたことが、みなさまのお役に立てれば幸いです。
当院でも、今回のケースのような運動にまつわることにも体操しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、ウォーキングに関するブログも書いておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:「股関節屈筋群の筋力低下が歩容に及ぼす影響」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/46S1/0/46S1_H2-143_1/_pdf/-char/ja

みなさんこんにちは。加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、左上腕の冷えを伴う首の痛みを訴えられて、50歳代女性の方が来院されました。
詳しくお話をお聞きすると、夜に家の廊下が暗い中トイレへ行ったときに、トイレのドアが半開きになっているのに気づかず、開いたドアの角で、きつく頭をうってから、今回の症状が出るようになったそうです。
こういった頭部をきつく打ちつけることで、首の痛みだけではなく、上腕に冷感やしびれなどといった感覚の異常が伴って発生することは少なくありません。
そこで今回は、頭部の打ち身が上腕の冷感を伴う首の痛みが起きる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、思わぬタイミングで頭をうった後の後遺症である上腕の感覚の異常を伴う首の痛みを軽減し、健やかな日常生活を過ごせます。

思わぬタイミングで頭部をうった場合、その反動で4~5kgの重さがある頭部が、前後に揺さぶられます。
そうすると、ぶつかった際の首の角度や歩く速度によりますが、頭と体をつないでいる首に、頭の重さの数倍から数十倍の負荷がかかるとされています。
それによって、「バレー・リュー症候群」「外傷性頚部症候群」などと呼ばれる、いわゆる「むち打ち」の症状が体に発生します。
以下で、むち打ちによって首や上腕に起きる症状のメカニズムについて紹介させていただきます。

自律神経は、暑いと汗をかいたり、ご飯を食べると胃腸が消化や吸収をおこなってくれたりと、生命を維持するために、自動的に調整してくれる神経です。
自律神経は、活動や防御するために体を緊張させる働きがある交感神経と、リラックスしたり回復させる働きがある副交感神経に別れます。
自律神経は、脳から背骨に沿って走行して、そこから内臓や筋肉などに分布します。
頭をうった衝撃が首に伝わると、体を守ろうと首に存在する交感神経が優位に働きます。
交感神経は、血管を収縮させる働きもあるため、交感神経が過度に働くと、首周辺の組織への血流が悪くなります。
血液の供給が減ると血液が不足している部分の神経が過敏になったり、体温が低下するため、上腕に冷感を伴う首の痛みが発生する可能性がある。

頭を打つと、大きな衝撃が背骨の首の部分にかかるため、7つある首の骨の並びが乱れます。
そうすると、首の背骨の中を通っている神経が圧迫されることにより、圧迫された神経が支配している体の部分に感覚の異常が起こります。
7つの首の背骨の中を通る神経は、それぞれ支配している体の部分があり、特に、5番目の首の背骨部分にある神経は、肩から上腕にかけての感覚を支配しています。

この5番目の首の背骨部分の並びが乱れていると、そこを通る神経が圧迫されて、上腕に冷感やしびれなどの感覚の異常を伴う首の痛みが発生することもある。
実際、今回、当院に来られた患者様も、5番目の首の背骨にゆがみが発生していたため、その周辺の背骨のゆがみを治療で整えると、「腕の血管が開いた感じがする、なんかじわっとあったかくなってきました」という反応がありました。
以上のような理由で、不意に頭をうった後に、上腕に感覚の異常を伴う首の痛みが発生します。
頭をうってすぐではなく、頭を打撲してから2~4週間後にこれらの症状が遅れて発生することもあります。
また、いったん治ったと思っても、天候や季節の移り変わりなどに対応しようと自律神経が反応した際に、その過程で再発する場合もあります。
頭をうったときに、首の痛みや腕の感覚の異常以外にも、筋力の低下、しびれ、頭痛、はき気、めまいなどが発生している場合は、脳に重篤な病気が発生している可能性もありますので、お近くの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
上腕の冷感を伴う首の痛みへの対処法

頭をうって首に衝撃が加わったことで、首の背骨部分がゆがみ不安定になることで、首の痛みだけではなく上腕に冷感を感じるような感覚の異常が起こります。
首はとても繊細な部分でもあるので、セルフケアを行うにしても、優しく刺激する必要があります。
以下で首に優しく行える対象を紹介させていただきます。
頭をうったことで、首の組織が過緊張の状態になっています。
それを緩めるためには、首を温める必要があります。
温めることで、自律神経の交感神経が優位な状態から、リラックスや回復の働きをする副交感神経が優位になります。
そうなると、血管が緩み、血液の流れも回復することで、痛みや冷感が軽減することが見込まれます。
首を温める方法ですが、電子レンジで温めるホットパックやネックウォーマーなどを首に巻いて、温めたり保温に努めてください。
また、お風呂に入るときには、首まで湯船につかったり、シャワーを首に集中的に首に当てて、温めるようにしてください。
首に痛みがあるときに、無理に動かすと、かえって、首周辺の筋肉が緊張して、痛みが増加する場合もあります。
ですので、首を無理に動かさずに、首に適度な刺激を与えて、首周辺の組織や自律神経を緩める必要があります。
そのためには、「目を動かす」ことが適切です。
目の動きと首の筋肉の動きは、神経的に連動しています。
目を動かすと、自然と首の筋肉に適度な刺激が入り、その結果、首の状態が安定します。そのための方法ですが、
1.上向で寝て、合わせた両手の親指をおでこに当てて、首が動かないように止めます。

2.首を動かさないように注意しながら、目だけで上方を見て、その状態を、5秒間キープします。

3.5秒たったら、目を元の位置に戻し、5秒間、休憩します。
4.この一連の動作を、10回、繰り返してください。
5.次に、首を動かさないように注意しながら、目だけで下方を見て、その状態を、5秒間キープします。

6.5秒たったら、目を元の位置に戻し、5秒間、休憩します。
7.この一連の動作を、10回、繰り返してください。
頭をうつことで、首の背骨だけではなく、連動している背中の背骨部分の動きの不調を及ぼします。
背中の背骨部分を整えることで、活動時に首の背骨の動きを助けて、負荷や痛みを軽減できます。
そのための方法として、背中の背骨を整えるためのストレッチを紹介させていただきます。
1.足は肩幅に広げた状態で壁に向かって立ち、片方の手のひらを指先を床方面に向けた状態で腕を伸ばして、壁につけます。

2.壁に手をついたとは反対側に体をひねり、腕から背中が伸びるのを感じたら、その状態で、10秒間、キープします。

3.10秒たったら、体を元の位置に戻します。
4.次に、反対側の手のひらを壁につけて、同じような動作を行います。

5.この一連の動作を、5回、繰り返して行ってください。

不意に頭を打ったことで、上腕に冷感などの感覚の異常を伴う首の痛みが発生した場合の対処法として、
・首を温める
・目を動かす
・背中を動かす
を紹介させていただきました。
首の痛みだけではなく、上腕にも感覚の違和感を感じてしまうと、心身にストレスがかかり、日常生活に支障が出てしいます。
ですので、早めにケアされることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも、頭部の打撲後に、上腕に感覚の違和感を伴う首の痛みが続くようでしたら、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関を受診されることをおすすめします。
当院でも、今回のようなケースの首の痛みに対しても対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に首の痛みに関するブログもかいておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:「頸椎捻挫(むちうち損傷)と徒手理学療法─神経から考える─」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/rigaku/41/8/41_KJ00009647391/_pdf/-char/ja