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ぎっくり腰 | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧

飛行機で腰痛を起こさないために搭乗中に何をすればいい?

2026.10.05 | Category: ぎっくり腰,デスクワーク,テレワーク,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,姿勢,座り方,日常生活の動作,生活習慣,疲労,筋肉疲労,背骨,腰痛,血流,運転,関節

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、60歳代女性の方が、腰痛を訴えて来院されました。

詳しくお話をお聞きすると、海外旅行で、長時間、飛行機に乗っていたことで、腰が痛くなったと。

また、近々、飛行機に乗って、海外に行く用事があるので、なんとかしたいし、予防方法とかないですかとのことでした。

今回、ご相談いただいたように、飛行機の搭乗中に腰が痛くなると、どう座ったら痛くないかと座り方を探り続けないといけないことに、非常にストレスを感じてしまうかたも少なくありません。

目的地までの移動も旅行のうちなので、せっかくの旅なのに楽しめなくなります。

そこで今回は、飛行機で座り続けることで腰が痛くなる理由とその予防方法について紹介させていただきます。

 

飛行機で座り続けることで腰が痛くなる理由

長時間、飛行機に乗って座り続けることで、腰が痛くなる主な理由を結論から述べると、

「腰に負荷がかかる状態の姿勢が長く続く」

ためです。

飛行機の座席は、狭く動きが制限される上に、長く座っていることで負荷が腰に集中し、座る姿勢も崩れてきます。

こういった複数の腰への負担がかかる要因が重なりやすいため、長時間の飛行機の搭乗のために座り続けることで、腰の痛みが発生するリスクが高まります。

 

今すぐできる飛行機搭乗中に腰の痛みの発生を予防するための方法

長時間、飛行機に乗ることがわかっている場合、事前の準備や搭乗中に意識することで、腰に痛みが発生するリスクを軽減させる方法として、

・座っている際に、シートの背もたれと腰の間にクッションや枕・毛布・タオルなどをあてて、シートを背もたれと腰との間の隙間を埋める

・座席に座っているときに、30分に一回は、骨盤を前後に動かしたり、股関節、膝・足首などを曲げたり伸ばしたりとこまめに動かす

・出来るだけ可能であれば、シートから立ち上がり、その場で足踏みや通路を歩いたりと、全身を動かす時間を作る

・可能であれば、腰が丸まりすぎず、楽に座れる範囲で座席の背もたれを少し倒す

・ときどき腹式呼吸をゆっくりおこない、体幹の状態をリセットする

などを行なってみてください。

 

飛行機の搭乗中に起こる腰痛に対しての研究

航空機の座席を使った研究では、長時間、座ることで腰部の不快感が増加することが確認されています。

具体的には、研究対象者を航空機の座席に2時間座らせ、腰部などの筋活動と身体の不快感などを調べたところ、約30分の時点から筋活動に変化がみられ、腰や股関節などの不快感も時間とともに増加しました。

さらに、背もたれの角度や座席間隔によって腰部の不快感が変化しました。

また、航空機の座席について調べた研究では、一般的な航空機の座席では、背骨の腰の部分が強く曲がりやすいことが確認されています。

座ることで腰を丸める方向に動くと、腰の椎間板(背骨と背骨の間にあるゼリー状のクッションの役割を担う組織)の前側が圧迫されるストレスが増加するとも報告されています。

 

整骨院でお手伝いできること

座る姿勢を楽に保つためには、腰だけではなくて、首や背中・股関節・膝・足首など、全身の状態を整える必要があります。

長時間、飛行機で座ることがわかっている場合は、事前のケアをしておくことで、良い状態で座る持久力をあげれます。

そのために、当院では、立ってる態だけでななく、座っている状態での姿勢や関節の動き・筋肉のバランスを検査させていただきます。

その上で、お一人お一人合わせた施術を行い、飛行機での移動を少しでも楽にしていただける体づくりのお手伝いをさせていただきます。

 

こんな腰痛の場合は注意してください

飛行機に乗っていることで腰痛が発生して、降りたあとに腰の痛みが続く場合で、単なる長時間の座位による腰周辺の筋肉や関節の負担とは限りません。

次のような症状がある場合には、整形外科や内科などの医療機関での検査を検討してください。

・足に強い痛みやしびれがある

・足に力が入りにくい

・歩きにくくなっている

・排尿や排便の感覚がおかしい

・股の周辺にしびれがある

・時間とともに症状が悪化している

 

まとめ

旅は、いつもと違う風景や刺激をくれるので、心身ともにリフレッシュできて楽しいものです。

その移動手段の一つとして、飛行機は欠かせないものです。

しかし、飛行機の移動の多くは、長時間、座った姿勢を続けなければいけません。

そうすると、どうしても腰に負担をかけることは避けることができないかと思われます。

楽しい旅に支障が出ないように、少しでも腰の負担を軽減するために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

インターネットでのご予約はこちら>>

電話でのご予約はこちら>>079-490-5955

 

長時間の車の運転で腰が痛くなるのはなぜ?休憩中にできる予防法とは?

電車通勤や通学で座っていると体が傾く理由と電車内でできる対処法

 

【ブログ執筆者プロフィール】

氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)

資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)

得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調

整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。 整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。 痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

なぜ中腰で農作業すると腰が痛くなる?腰痛を防ぐ方法とは?

2026.10.01 | Category: ぎっくり腰,予防,体操・ストレッチ,姿勢,日常生活の動作,生活習慣,疲労,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,職業病,背中の痛み,背骨,腰痛,血流,農作業,関節

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

秋に入って、稲刈りや冬野菜の植え付け、草刈りと畑での作業が増えてくる時期でもあります。

先日、そういった農作業をされておられる方とお話をしていると、

「普通に立っているときとか座っているときは大丈夫だけど、なんか中腰で作業していると腰が痛くなるんだよね、これってなんで?」

というご質問を受けました。

農作業に限らず、中腰での作業の多い方は、腰に痛みを発生させることが少なくありません。

そこで今回は、中腰によって腰痛が起きやすくなる理由とその対処法について紹介させていただきます。

 

中腰で腰に痛みが起きやすくなる理由

体を前に傾けて腰を曲げる姿勢、いわゆる「中腰の姿勢」を続けることで腰に痛みが発生しやすくなる理由を結論から述べると、

「立っているときより腰にかかる負担が2.2倍に増加する」

ためです。

このことは、立位・座位・中腰など姿勢の状態によって腰の椎間板にかかる負担の違いの研究でも報告されています。

つまり、中腰姿勢は腰に負担が大きくなりやすい姿勢であり、その状態を続けると、腰周辺の筋肉や関節・靭帯などの組織が疲労し、血流も悪化、その結果、腰痛が誘発されやすくなります。

 

今すぐできる中腰による腰痛を予防法

中腰の姿勢をとることで腰痛が発生することを防ぐには、

・腰だけを大きく前に曲げず、股関節や膝も使って身体を下げる

・作業する物をできるだけ身体に近づける

・同じ中腰姿勢を長時間続けず、こまめに姿勢を変える

・中腰での作業中も、息を止め続けず、ゆっくり呼吸する

・日頃から体幹や下半身を動かし、腰を支える身体づくりをしておく

ことを日常生活で意識して行ってみてください。

 

姿勢の変化による腰への負担

姿勢によって、腰にかかる負担は変わります。

ブログ冒頭でも取り上げましたが、姿勢によって、実際の人の腰にかかる椎間板の内圧ファ変わるのかを測定した研究があります。

この研究では、まっすぐ立ってリラックスしているときの椎間板の内圧が100%とすると、

・立った状態で中腰の姿勢:約220%

・座位で背筋を伸ばした姿勢:約110%

・座った状態で中腰の姿勢:約180%

・荷物を持った中腰の姿勢:約460%

と姿勢の変化によって腰にかかる負担が変化するという結果が出ました。

中腰姿勢で腰に負担が大きくなるだけでなく、座っている姿勢においても、立っているときよりも腰に負担がかかることがわかります。

いづれにせよ、腰痛予防の観点から見れば、どの姿勢をとっても腰には負荷がかかるため、同じ姿勢を持続することを避けることが望ましいと考えられます。

 

腰痛予防のためのストレッチ

中腰によって腰に負担をかけたことで、腰周辺の筋肉や関節などの組織が硬くなったり歪みが出ます。

そのまま放置していると、腰の疲労の回復が促されにくくなります。

それを解消するための一助となるストレッチを以下で紹介させていただきます。

 

①膝を抱えるストレッチ

①上向きで寝転び、両膝を曲げます。

②その状態から、両手で両方の膝を抱え、胸の方向へゆっくり引き寄せます。

③膝を胸に近づけたら、その位置で10秒程度ゆっくり呼吸しながら保持します。

④その後、ゆっくり手を膝からはなして、元の姿勢に戻します。

この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

 

②膝を横に倒すストレッチ

①上向きで寝転び、両膝を曲げます。

②その状態から、両膝をそろえたまま、ゆっくり右側へ倒し、その位置で10秒程度ゆっくり呼吸しながら保持します。

③10秒たったら、倒した膝を元の位置に戻します。

④次に、両膝をそろえたまま、ゆっくり左側へ倒し、その位置で10秒程度ゆっくり呼吸しながら保持します。

⑤10秒たったら、倒した膝を元の位置に戻します。

この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。

 

③ 腰を曲げ伸ばしするストレッチ

 

①床に四つん這いになり、その際、両手を肩の真下に置き、両膝を股関節の真下に置きます。

②おへそをのぞき込むようにあごを軽くひき、息をゆっくり吐きながら背中を丸め、3秒程度止めます。

③次に、顔を少し前に向け、胸を前に出すようにして、背中を伸ばし、3秒程度止めます。

この一連の動作を、5回程度繰り返します。

 

整骨院でお手伝いできること

中腰をすると腰に痛みを感じるのは、腰だけではなく、背骨や骨盤、股関節など周辺の関節やそれに付属する筋肉やじん帯などの機能が低下している可能性もあります。

当院では、どこに要因があるのかを詳しくチェックするための検査を行い、それに基づいて、お一人お一人に合わせた施術を行います。

そうすることで、中腰姿勢でも腰に痛みを感じにくいお体づくりのお手伝いをさせていただきます。

 

中腰による腰痛で病院で精密な検査を受けるべき目安

中腰姿勢のあとに腰が痛くなっても、必ずしも精密検査が必要なわけではありません。

しかし、以下のような症状を伴う場合は、重篤な病気が隠れている可能性もあるので、整形外科や脳外科などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。

・足の力が入りにくい

・足ののしびれが強い

・尿や便が出にくい

・股の間の感覚がおかしい

・発熱を伴う

・安静にしていても痛みが続く

 

まとめ

農作業の動作の中で、中腰姿勢になることは避けられないと思われます。

稲刈りや野菜の植え付け・収穫など、待ったなしでやってしまわなければならない時期に、中腰が原因で腰を痛めてしまうのは非常に辛いものです。

そういった状況を少しでも回避するために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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しゃがみ姿勢での農作業でひざの内側が痛む理由と3つの対策

脚立から転落後、数日してから感じる体の痛みや違和感…その理由と正しい対処法

 

【ブログ執筆者プロフィール】

氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)

資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)

得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調

整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。 整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。 痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

長時間の車の運転で腰が痛くなるのはなぜ?休憩中にできる予防法とは?

2026.09.17 | Category: ぎっくり腰,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,姿勢,椎間板ヘルニア,疲労,秋,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,背骨,腰痛,血流,運動,運転

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

シルバーウィークの予定をお聞きすると、ご家族で観光やアミューズメントパークなどへ、車で日帰りでお出かけするというお話をよくうかがいました。

車での移動は、目的地の近くまで行けるし、小回りもきき、交通費も抑えられると、メリットが多いです。

その一方で、特に、運転手の方は、長時間の運転で腰に痛みを訴えられるかたが少なくありません。

腰に痛みが起きると、せっかく遊びに行ったのに、痛みによって楽しめなかったり、運転時の集中力や注意力が低下して、安全面にも影響します。

そこで今回は、運転によって腰が痛くなる理由とその対処法について紹介させていただきます。

 

 

 

長時間の運転で腰に痛みが発生する理由

長時間、車の運転で運転手が腰に痛みを感じやすくなる理由を結論から述べると、

 

・同じ姿勢を続けるため

・道路の凹凸や車から伝わる振動のため

・車の座面と体がフィットしていないため

などが考えられます。

 

 

 

車の運転手が腰痛の発生を抑えるためのポイント


長時間、車を運転するのでしたら、2時間程度運転したら、15~30分ほど休憩することをおすすめします。肝心なのは、

「疲れたら休む」のではなく、「疲れる前に休む」

ことが重要です。そして、サービスエリアやコンビニなどによって休憩する際には、

車から降りて、

 

・水分をとる

・腰、膝、足、背中、肩、首を伸ばしたり曲げたりと動かす

・軽く短い距離でもいいので歩く

 

ことを行ってください。

 

 

座っている姿勢と腰への負荷との関係

立っているより、座っている方が楽なような感じがします。

短時間であれが、そうであろうかと思われますが、長時間となると、実は座ってる方が腰には負担がかかります。

姿勢による腰への負荷の研究でも、立っているときより、座っているときのほうが、腰への負担が、約1.4倍かかると報告されています。

さらに、長時間の運転では、シートベルトで体が固定されていますし、運転手は尚更、運転姿勢を維持するので、座っている姿勢を変化させれず、腰への負荷は大きくなります。

また、長時間、車を運転していると、凹凸な路面や急カーブなど、道路から車を通じて運転手に伝わる振動も腰に負担をかけます。

そうした運転による腰への負担がかかった結果、腰周辺の筋肉や関節・靭帯などの組織が疲労して固くなり、血流も悪化し腰に痛みが発生しやすくなります。

 

 

休憩中にしてほしい腰痛予防ストレッチ3選


長時間の運転で負担のかかり、バランスが乱れた腰周辺の筋肉や関節などを整えるストレッチの方法を、以下で紹介させていただきます。

 

太もも裏のストレッチ

①立った状態で、両足を肩幅程度に開きます。

②右の足を前に出し、かかとを地面につけ、つま先は上に向けます。

③後ろの左足の膝を軽く曲げ、前に出した右足の太ももの裏側が伸びるように、股関節から上半身をゆっくり前に倒します。

④右の太ももの裏側が、気持ちよく伸びていると感じるところで止め、その姿勢を10秒ほど保ちます。

⑤10秒たったら、上半身をゆっくり起こして、元の姿勢に戻します。

⑥次に、足を入れ替えて、同じように、左の太もも裏を伸ばすストレッチを行います。

この一連の動作を、3回、繰り返し行ってください。

 

股関節のストレッチ

①車から降りて、足元が安定する場所に立ちます(必要であれば、車体や建物の壁などに手を添えてください)。

②右の足を一歩前に出し膝を軽く曲げ、後ろに引いた左足のかかとを浮かせます。

③前に出した右足をゆっくり曲げて体重を前に移動させ、後ろに引いた左足の股関節の前側がゆっくり伸びるのを感じるところで止め、その姿勢を10秒ほど保ちます。

④10秒たったら、曲げた右膝を伸ばして、重心を後ろに戻し、元の姿勢に戻します。

⑤次に、足を入れ替えて、同じように、右の股関節の前側を伸ばすストレッチを行います。

この一連の動作を、3回、繰り返し行ってください。

腰から背中にかけてのストレッチ

①両足を肩幅程度に開いて立ち、両手を胸の前で組みます。

②息をゆっくり吐きながら、腰だけをひねるのではなく胸や背中も一緒に動かすように、上半身を右方向へゆっくりひねり、腰から背中が気持ちよく伸びると感じるところで止め、10秒ほど保ちます。

③10秒たったら、右に捻った体を戻し、元の姿勢に戻します。

④次に、組んだ腕を入れ替えて、同じように上半身を左方向へゆっくりひねります。

この一連の動作を、3回、繰り返し行ってください。

 

整骨院でお手伝いできること

長時間の運転は、どうしても腰に負担をかけてしまいます。

少しでも、運転で腰周辺の組織をいい状態を保つには、腰の筋肉や関節だけではなく、背骨・骨盤・股関節・膝・足首などの関節やその周辺の筋肉のお手入れが必要になります。

当院では、腰だけではなく全身の状態を検査して、筋肉や関節のバランスを調整するメンテナンス治療を行っております。

長距離の運転のご予定のある方は事前のケアを、運転後の腰痛を発症させてしまった方は、早めのリカバーのためのケアをおすすめします。

患者様、お一人お一人のご都合や状態に合わせて、治療を行いますのでぜひご相談ください。

 

 

こんな腰痛がある場合は医療機関へ

長時間の運転後に腰が痛くなった場合、その多くは、長時間、同じ姿勢を続けたことによる筋肉や関節への負担が関係しています。

しかし、なかには専門的な検査や治療が必要な病気が隠れていることがあります。

特に、次のような症状がある場合は、単なる「運転による腰の疲れ」と考えず、整形外科や内科などの専門の医療機関で検査を受けられることをおすすめします。

・休んでいても腰の痛みが強い

・お尻から足にかけて痛みやしびれがある

・足に力が入りにくい、歩きにくい

・尿が出にくい、尿や便を漏らすようになった

・発熱を伴っている

・原因がはっきりしない体重減少や、夜間に強くなる腰痛がある腰痛に加えて、

・尿が出にくい、尿や便を漏らす

 

 

まとめ

せっかくの長期のシルバーウィークなので、車でお出かけして思う存分楽しんで欲しいです。

そのためにも、車の運転できつい腰に痛みがなるべく発生させないように、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

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電話でのご予約はこちら>>079-490-5955

【ブログ執筆者プロフィール】

氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)

(写真)

資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)

得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調

整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。

整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。

痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

足を引きずるようになったら要注意?ぎっくり腰の前兆とは?

2026.08.31 | Category: お尻の痛み,ぎっくり腰,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,夏,姿勢,日常生活の動作,歩き方,生活習慣,疲労,立ち方,筋肉疲労,股関節の痛み,背骨,腰痛,血流,関節,骨盤

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、ぎっくり腰を50歳代の女性のかたが訴えて来院されました。

その方は、何度かぎっくり腰を経験されておられ、お話を聞いている中で、

「足を引きずるように歩くようになると、その後に、ぎっくり腰になることが多いんですよ」

「今回も気がついて、やばいなと思っているうちに、ぎっくり腰になっちゃって」

「これってぎっくり腰の前兆なんですかね?なんでですかね?」

というご質問を受けました。

ぎっくり腰は急に起きるイメージがありますが、疲労やストレスや生活習慣の変化などいろんなことが積み重なって、ちょっとしたきっかけで、一気に吹き出すことが多いです。

そして、今回、ご相談いただいた方のように、発症前に体の動きに変化が起きることも少なくありません。

そこで、今回は、ぎっくり腰前に、なぜ歩き方に変化が出るか?

その理由や対処方法について紹介させていただきます。

 

ぎっくり腰前に歩き方に変化が出るのはなぜ?

歩いているときに足を引きずるようになった後、ぎっくり腰を起こしやすい方がいます。

この理由を結論から言うと、

「腰や骨盤に負担がかかっていることで、無意識に腰をかばうような歩き方になっている」

可能性があります。

本来、歩くときは、足首関節・ひざ関節・股関節・骨盤・腰が連動して動きます。

しかし、仕事や家事などなんらかの理由で、腰や骨盤周辺の組織に負担がかかり、その働きが低下すると、歩くための腰や骨盤の動きが小さくなります。

そうすると、足首関節・ひざ関節・股関節が、腰や骨盤の周辺組織の不調をカバーするように動きます。

しかし、腰や骨盤の動きが十分に使えない状態では、下半身だけでその動きを完全に補うことができない場合があります。

その結果、足を前に出しにくくなったり、歩幅が小さくなったりして、足を引きずるような歩き方に変化することがあります。

 

今すぐできるぎっくり腰予防のためのチェックポイント

ぎっくり腰は、腰に負担が積み重なった状態で、ちょっとした動作をきっかけに起こることがあります。

それを今すぐ予防するためにも、「足を引きずるように歩く」以外にも、以下のようなことが日常生活で当てはまるものがないか、チェックしてください。

・歩いていると何もないところでもつまずいていないか?

・以前より歩く歩幅が小さくなっていないか?

・朝、起きたとき、腰や骨盤周辺が固まったように感じはないか?

・立ち上がるとき、腰に違和感や重だるさなどがないか?

・前かがみになると、腰が突っ張ったり動かしにくくないか?

・寝返りがしにくくなっていないか?

・靴下やズボンを履くとき、腰を曲げにくくなっていないか?

・お尻や太ももの裏に、いつもより強い張りを感じていないか?

・長時間、座りっぱなしや立ちっぱなしが続いていないか?

・腰に力が入らない、抜けそうな感覚や「ピキッ」とした瞬間的な痛みを感じることが増えていないか?

以上のような中で、複数当てはまる場合は、腰に負担が蓄積している可能性があります。

痛みが強くなる前に、無理をせず体を休めたり、日常生活や体の使い方を見直したり、専門の医療機関を受診をすることをおすすめします。

 

ぎっくり腰とは

「ぎっくり腰」は、医学的には「急性腰痛」と呼ばれることが多く、その原因は一つではありません。

腰には、腰椎の骨と骨の間にある“椎間板”、腰椎同士をつなぐ“椎間関節”、骨盤にある“仙腸関節”、そして腰を支えている“筋肉”・“筋膜”・“靱帯”など、さまざまな組織があります。

これらの組織に、仕事や家事、長時間の同じ姿勢、運動不足、疲労、寝不足などによって負担が積み重なると、腰をスムーズに動かすことが難しくなる場合があります。

そして、その状態で日常の何気ない動作をきっかけに腰に負担が加わると、突然、強い痛みが現れ、腰が抜けるような感覚や、動くことが難しい状態になることがあります。

現在の医学では、ぎっくり腰のすべてをこの組織が傷ついたからと特定できないのが現状です。

急性腰痛の多くは、椎間板、椎間関節、仙腸関節、筋肉や筋膜など、複数の組織が関係している可能性があるとはされています。

そういった複数の組織の不調によって、ぎっくり腰が起きる前に、歩行の変化や腰の動きの違和感なども起こっていると考えられます。

 

ぎっくり腰を予防するために整骨院ができること

ぎっくり腰が起こるまで、歩行の変化や動作の違和感など、何かしらのサインを出してくれています。

しかし、毎日の忙しさの中で、そのサインに気づかなかったり、後回しにしてしまったりしがちです。

そして、ぎっくり腰前の歩行の変化や動作の違和感などに対してのセルフケアは、なかなか手が届かない場合があります。

また、自分ではどこを改善すればいいのか分からないという場合もあります。

そういったときは、専門家に体の状態を確認してもらうことも一つの方法です。

当院でも、腰や肩の痛みが治った後でも、お身体のメンテナンスで来院される方が多くいらっしゃいます。

よく「体は痛くなくても、みてもらえるんですか?」と言うご質問を受けます。

それに対しては、「車を安全に運転するためには、車自体に故障がなくてもオイルを交換したりタイヤの状態をチェックしたりと、定期メンテナンスしますよね。

それと一緒で、特に体に痛みがなくても、ご自身では気づきにくい体の変化を確認するために、定期的に体の状態をチェックすることも一つの方法です。

お身体のメンテナンスをすることで、日常生活を健康に過ごすための準備ができますよ。」

とお伝えしています。

特に、ぎっくり腰は、再発しやすいものです。

ぎっくり腰を予防するためにも、お身体のメンテナンスを定期的にすることをおすすめしますし、ご希望の方には当院でもそれを承っております。

 

ぎっくり腰と思っても専門の医療機関に行くべき症状

ぎっくり腰だと思っていても、他の病気が隠れている場合もあります。

腰痛とともに以下の症状がある場合は、自己判断せず整形外科や内科などの専門の医療機関へ受診されることをおすすめします。

・安静にしていても痛みが強く、夜間も痛みで目が覚める

・発熱を伴っている

・転倒や事故など、強い衝撃を受けた後から腰が痛い

・体重が急に減ってきた

・強いだるさや体調不良が続いている

・お尻から脚にかけて強い痛みやしびれがある

・足に力が入りにくい、足を引きずる、つまずくことが急に増えた

・排尿しにくい、尿や便が漏れるなど、排泄の異常がある

・股の間やお尻周辺の感覚が鈍くなっている

・胸やお腹の痛み、腹部の強い違和感を伴っている

・痛みが時間とともにどんどん強くなっている

・腰痛発生から数日たっても、発生当日と痛みの度合いが変わらない

 

まとめ

必ずしも「歩行の違和感」=「ぎっくり腰の前兆」と言うわけではありません。

しかし、何度かぎっくり腰を経験していると、今回の患者様のように経験則で、ぎっくり腰の前兆としての体の違和感を感じられる方もいらっしゃいます。

それはとても貴重なことであり、外出時に、雨が降る予報をしていたら、傘を持って出かけることができるように、事前に準備ができます。

毎年、ぎっくり腰をするので不安をおもちのかたは、ご自身に起きるぎっくり腰の前兆のような体の変化を思い出して認識されることをおすすめします。

そのためのきっかけとして、今回、紹介させていた相手ことが皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術やアドバイスをご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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夏の終わりにぎっくり腰が生じやすい原因と治りを早めるための対処法

なぜ夏の終わりに腰痛が増える?――冷房・運動不足・入浴習慣から考える対策

 

【ブログ執筆者プロフィール】

氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)

資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)

得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調

整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。 整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。 痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

腰痛コルセットをつけ続けると、腰の筋肉は弱くなるのか?

2026.08.27 | Category: ぎっくり腰,ゆがみ,予防,圧迫骨折,姿勢,家事,日常生活の動作,生活習慣,疲労,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,職業病,肉離れ,背中の痛み,脇腹の痛み,腰痛,運動,関節

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、50歳代の美容師の女性が、腰痛を訴えて来院されました。

腰や骨盤周辺が不安定な状態で、仕事や日常生活にも支障が出ていたため、治療後に、しばらくの間は、腰のコルセットをつけてくださいとお伝えしました。

すると、

「コルセットをずっとつけていると、腰の筋肉が弱くなりませんか?」

「つけ続けるのは、あまりよくないって聞きますけど・・・」

「コルセットに頼って、外せなくなったりしませんか?」

という質問をいただきました。

こういった腰痛コルセットを装着することに対して、ご心配される方は少なくありません。

その考えの背景には、骨折でギプスをした後、腕や脚の筋肉が細くなって力が入りにくくなったという経験や経験談を聞いたことがあるからかもしれません。

しかし、ギプスによる固定と腰痛コルセットでは、体を固定する仕組みも、筋肉への影響も同じではありません。

そこで今回は、腰のコルセットをつけると腰の筋肉は本当に弱くなるのか、ギプスとの違いも含めて紹介させていただきます。

 

腰のコルセットの装着による筋力への影響の研究

 

 

腰のコルセットが、腰の筋肉にどのような影響を与えるのかについては、これまでにもさまざまな研究が行われています。

これらの研究をまとめると、結論として、

“コルセットを装着すると、腰を支える筋肉の活動量が減ることはあります。

しかし、それが長期的な筋力低下につながるという明確な科学的証拠は、現在は確認されていない”

と報告されています。

つまり、「長期の腰痛コルセットの装着=腰周辺の筋力低下」と単純には考えることはできません。

それどころか、コルセットを使用することで、体幹の安定性や筋持久力などが改善されたことを示す研究もあります。

 

腰痛コルセットの装着による筋力への影響

コルセットを装着すると、腰周辺を外側から支えることで、体幹の動きを一部を制限することもあります。

それによって、腰にコルセットを装着した状態では、お腹や背中の筋肉の活動が低下したという研究で報告されています。

これは、コルセットが腰部を支えることで、本来、その動作を担うべき腰周辺の筋肉の仕事量が減ったためと考えられます。

この研究の報告を見て注意したいことが、

“「筋肉の活動量が減ること」と「筋力が低下すること」は同じではない”

ということです。

例えば、ある動作をするときに、腰の筋肉が100の力を出していたところを、コルセットをつけることで70の力で行えるようになったとします。

これは、筋肉が30弱くなったということではなく、コルセットによって腰が支えられ、

筋肉が必要とする仕事量が減った

と考えることができます。

瞬間的には、腰の筋肉が使えても、持続的に力を使い続けると、やがて腰の筋肉が疲労して、痛みが発生してしまう場合もあります。

それならば、コルセットを使用することで、腰の筋肉への負担を減らしながら使い続けることができます。

また、コルセットをして制御されているとはいえ、腰の筋肉の活動はしているので、コルセットの使用が必ずしも筋力の低下につながるわけではありません。

実際に、21日間の腰のコルセットの使用を調べた研究では、体幹の筋力に明らかな低下は認められませんでした。

また、慢性腰痛の方が、6か月間、腰のコルセットを使用した研究でも、背中の筋力低下は認められませんでした。

 

骨折のギブスと腰痛コルセットの違い

 

コルセットの装着では筋力が落ちずらいが、なぜ、骨折のギプスの装着は筋力の低下が見られることが多いのでしょうか?

これは、ギプスと腰痛コルセットでは、身体を固定する方法が大きく違うためです。

骨折のギプスでは、骨折した部分を安定させて骨が治るのを待つため、骨折部だけではなく、その上下にある関節の動きまで制限することがあります。

筋肉は関節をまたいでついていることも多いため、多数の関節を固定されると、十分に筋肉が動かせなくなることがあります。

すると、関節を動かせないことで、歩く・体重をかけるなどの活動が減り、筋肉を使う機会が減ることで筋肉への刺激が少なくなると、筋力や筋肉量が低下しやすくなる。

つまり、ギプスをする時間が長くなることで、筋肉が細くなっているのは、単純に、外から支えられていたからではなく、ギプスによって関節の動きや身体活動そのものが大きく制限され、筋肉を使う機会が減っていたことが大きな理由です。

一方、一般的な腰痛コルセットは、腰部を支えながらも、通常のギプスほど身体の動きを完全に固定するものではありません。

腰のコルセットは、歩いたり、立ったり、座ったり、股関節や膝、足首を動かしたりすることができ、筋肉には刺激が入ります。

このため、「ギプスで固定された状態」と「腰のコルセットを装着して生活する状態」は、筋肉にとって同じ環境ではなく、双方の状態には違いも出てきます。

 

腰痛コルセットの使用で注意したいこと

 

腰痛コルセットを使用するとき、本当に注意したいことがあります。それは、

“コルセットそのものよりも、コルセットを使うことで、日常生活全体での活動量が低下してしまう”

ことです。

腰痛のためにコルセットを装着したことで、

「コルセットをしているから、腰は動かさないほうがいい」

「腰が不安だから、できるだけ横になっておこう」

と考えて、歩くことや仕事、家事などの日常生活まで減ってしまうと、身体全体の活動量が低下します。

すると、腰の筋肉だけでなく、足やお尻などの筋肉も使う機会が減ってしまいます。

そのため、コルセットを使う場合でも、痛みや身体の状態に合わせながら、できる範囲で普段の活動を維持することが大切です。

日本の整形外科学会の腰痛ガイドラインでも、

「腰痛で安静にしているより、無理のない範囲で動いた方が、腰痛の改善が早まる傾向にある」

と記されています。

つまり、「コルセットをつける=動かない」のではなく、

「コルセットで腰をサポートしながら、できる範囲で動く」

という考え方が重要になります。

 

腰痛コルセットも使い方次第

 

腰痛コルセットは、「一日中、絶対につけ続けなければいけない」というものではありません。

腰の状態や仕事の内容によって、必要な場面で使い分けることもできます。

例えば、

・中腰での作業が多い時間帯

・腰に疲れを感じやすい午後からの時間帯

・長時間、立って仕事をするとき

・長時間、座って仕事をしているとき

など、腰に負担がかかることが予測される際に装着する方法があります。

また、ひどい腰痛になる前は、何もないところで足がつまずきやすくなったり、歩いていたら体が左右にやけに揺れる、立ち上がる時に腰が抜けそうになるなど前兆があるかと思われます。

そういった前兆があったら、腰にコルセットを装着するのも良いかと思われます。

大切なのは、「コルセットは長時間つけると悪い」「短時間なら良い」と一律に考えることではありません。

腰の状態や仕事内容、痛みの程度など状況に合わせて、「腰を補助する時間」を作ってあげることが大切です。

 

正しい腰痛コルセットの装着の仕方

腰痛コルセットを装着するとき、ただふわっと巻いているだけでは、腰へのサポートができず、腹巻と変わらない状態になります。

腰椎コルセットや骨盤ベルトは、製品によって推奨される位置は異なりますが、一般的な考え方として、以下のような装着を心がけてください。

 

腰のコルセットの正しい付け方

腰のコルセットは、まず、コルセットの上下を確認してください。

コルセットには上下があり、一般的には幅が広い側が下側、細くなっている側が上側になっているものが多いです。

ただし、製品によって異なるので、取扱説明書をご確認ください。

そして、コルセットを背中側から当てたとき、

「腰の部分だけを覆うのではなく、コルセットの下端が骨盤周辺にもかかる位置に合わせる」

ことが重要です。

つまり、腰だけをコルセットで覆っても、固定力があまり見込めませんので、腰と骨盤を一緒に覆うようにしてください。

また、お腹側では、おへそ周辺から下腹部にかけてコルセットがかかるようにしてください。

また、コルセットが左右どちらかにずれていると、片側だけ締め付けが強くなったり、反対側が浮いたりします。

左右の高さが同じで、ねじれていないことを、鏡を見たりや他の方に確認してもらったりしてください。

あとは、骨盤ベルトを締めるときは、思い切りお腹をへこませたり、息を止めたりする必要はありません。

普段どおりに呼吸できる状態で、腰が支えられていると感じる程度の圧力で締めてください。

 

骨盤ベルトの正しい付け方

骨盤ベルトの場合は、腰痛コルセットよりもさらに装着する位置が重要です。

骨盤ベルトは、基本的に骨盤そのものを支える目的で使用します。

まず、自分の骨盤の左右にある硬い出っ張りを探します。

骨盤ベルトは、製品によって推奨位置が異なりますが、一般的な骨盤サポートでは、その骨盤の出っ張り周囲を適切に包み込む位置に装着します。

骨盤ベルトの注意点は、腰のくびれ部分まで上げて装着してしまうと、骨盤を支えるという本来の目的から外れてしまいます。

腰の一番細いところを締めるのではなく、骨盤をベルトで包むように支えるようにイメージして装着してください。

骨盤ベルトを装着したら、前側・横側・後ろ側の高さが大きくずれていないか、鏡を見て確認したり、他の方に見てもらって確認してください。

ベルトが後ろだけ上がっていたり、前だけ下がっていたりすると、左右均等に支えられない場合があります。

骨盤ベルトも、強く締めすぎたり、ほわっと締めても効果が薄れます。

骨盤周辺が安定した感じがあり、歩いたときや立ち上がったときにベルトがずれない程度を目安にします。

 

腰のコルセットや骨盤ベルトを装着に確認すべきこと

腰のコルセットや骨盤ベルトを装着したら、立つ・歩く・イスから立ち上がる・軽く前かがみになる・腕を動かす、などを行ってみます。

そのとき、

・腰が支えられている感じがするか

・ベルトがずれないか

・息苦しくないか

・痛みやしびれが出ていないか

を確認します。

装着した瞬間は問題なくても、歩いているうちに上にずれてしまうことがあります。

その場合は、装着位置やサイズ、締め方を見直す必要があります。

 

コルセットをつけた際の体調を確認

腰が痛い時に、腰のコルセットや骨盤ベルトの装着することで、日常生活の動作を助けてくれることは多いです。

しかし、コルセットを装着することで、かえって腰の痛みが増加したり、気分が悪くなった場合は、症状の対処としてはコルセットの装着が体に合っていないことも考えられます。

その場合は無理をして装着されないことをおすすめします。

コルセットをつけるべきかどうか迷った際には、整形外科や整骨院など、専門の医療機関を受診して相談してみてください。

 

腰痛コルセットの装着をやめる基準や目安

腰の状態が改善してきたら、いつまでもコルセットを装着し続ける必要はありません。

例えば、

・コルセットを外しても痛みが強くならない

・立つ、歩く、座るなどの日常動作が楽になってきた

・仕事中に腰の不安を感じることが少なくなった

・中腰などの動作をしても以前ほど腰がつらくない

などといった状態になってきたら、少しずつ装着する時間を減らしていくことも検討してください。

ただし、骨折や手術後など、医師から装具の使用期間を指示されている場合は、その指示を優先してください。

また、コルセットを外すと痛みが急に強くなる、しびれや力の入りにくさがある、日常生活に大きな支障があるといった場合は、自己判断で装着を中止せず、専門の医療機関などに相談してください。

 

まとめ

腰痛コルセットを装着することで、腰の筋肉は必ずしも弱くなるわけではありません。

腰に負担がかかる時期や痛みがある時期に、腰を支えながら身体を動かしていくためのサポート役として考えてください。

コルセットも日常生活を送る上で便利な道具の一つと考えて、腰の状態に合わせて上手に利用されることをおすすめします。

もし、今回のブログで紹介した内容で、わからないことが有りましたら、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な回答や施術をご提案しております。

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監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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【ブログ執筆者プロフィール】

氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)

資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)

得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調

整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。 整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。 痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

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