





- Blog記事一覧 -アキレス腱断裂の手術後のふくらはぎのむくみにお悩みの40歳代女性の施術例

4か月前に運動中に左のアキレス腱断裂を受傷された40歳代女性の方から、リハビリをしているけれども、ふくらはぎのむくみがきついことへのご相談を受けました。
お話をお聞きすると、
「加圧の靴下をはいたり、さすったりしてるんですが変化が出なくて…」
「左右で足の太さが全然違うんです…、こんなモンですか?」
「それがすごく気になって…」
「歩いてて、足首が固まって歩きづらいというよりは、むくんで歩きづらいんです…」
のように、病院や自宅でリハビリを一生懸命されているけれども、ふくらはぎのむくみが思うようにひかないことにかなりのストレスを感じて、悩まれておられました。
そこで今回は、アキレス腱断裂後にふくらはぎがむくみやすい理由とそれに対しての当院での施術について紹介させていただきます。

アキレス腱断裂を手術した後、ふくらはぎがむくみやすい理由について、以下のことが考えられます。
アキレス腱が断裂することにより、アキレス腱に付着しているふくらはぎの筋肉の動きが制限されます。
ふくらはぎの筋肉は、第二の心臓と言われるほど、血液やリンパの流れを促進するポンプ作用を持っております。
ふくらはぎのこの機能が損なわれることで、血液やリンパ液がふくらはぎにたまりやすくなり、むくみが生じます。
アキレス腱断裂の手術後は、長期間にアキレス腱断裂した側の足をギブズや装具で固定するため、ふくらはぎの筋肉を使えず、その筋肉量が低下します。
筋力が低下すると、血液やリンパ液を適切に循環させる力が弱くなり、むくみやすくなります。
アキレス腱の断裂の手術後は、ギブズや装具で固定や足関節の可動性が低下するため、歩いたりや立ちあがったりなどの日常の生活動作が、不自然な姿勢でおこなってしまいます。
そのような不適切な姿勢によって、ふくらはぎの筋肉の正常な収縮を妨げ、血液やリンパ液の流れを悪くし、むくみが発生しやすくなる可能性が高まります。
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この患者様のリハビリや家でのケアをお聞きすると、歩いたり、加圧のストッキングをはいたり、温めてご自身でマッサージををするなど、やるべきことはされておられました。
それでも、ふくらはぎのむくみが取れないということは、どこかでその流れを阻害している部分があるということです。
姿勢を見ると、アキレス腱断裂を起こした左足に体重がかけれないため、下半身は右重心となり、それをカバーするために、上半身が左に傾くといった姿勢の崩れがました。
また、右の足関節の曲げる角度の三分の一程度しか、左の足関節が曲がらない状態。手術後、間もないので、まずは、姿勢の矯正とリンパの流れを促進する施術をおこないました。
ふくらはぎの施術前と施術後の変化は以下の写真ようにかなりの変化が出ました。

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術後は、
「足が軽い、地面にちゃんと足がついている感じがします」
と感想をいただき、帰宅後もLINEをいただいて、
「体も心もリフレッシュできました、散歩してもいつもより遠くまで進めました」
と喜んでいただけたようです。

今回の患者様は、施術によって体の崩れたり滞った部分を少し軌道を修正するで、ふくらはぎの大きな変化が出たのは、普段からしっかりとリハビリを励んでおられた結果だと考えられます。
アキレス腱断裂の手術にリハビリをしているがなかなか回復しない、もしくはふくらはぎのむくみのような2次的な障害が出ている場合は、適切な刺激や矯正を施すお近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、運動による体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広