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肩こりを感じないのに「肩がこっていますね」と言われたらどうしたらいい?

2026.10.22 | Category: 予防,五十肩,体操・ストレッチ,姿勢,日常生活の動作,生活習慣,肩こり,肩の痛み,肩甲骨,関節,首の痛み


みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

美容室で髪を整えてもらった後、美容師さんが最後に肩を軽くマッサージしてくれたとき、「うわ~、肩がこっていますね」と言われたというお話をよくお聞きします。

そう言われて普段から肩こりを自覚している方は、やっぱりそうですよね~と納得されるかと思います。

しかし、ご自身では普段、肩こりをそれほど感じていない方にとって、第三者から肩がこっていると指摘されると、

「自分では何とも肩こりなんて感じないけれど、これって大丈夫なのだろうか?」

と不安に思われる方もいらっしゃいます。

厚生労働省が実施する国民生活基礎調査でも、肩こりは多くの人が自覚する症状の一つとして挙げられ、日本人にとって、肩こりは非常に身近な健康上の悩みといえます。

周囲にメジャーな書状である肩こりを訴える人が多い中で、自分は肩こりを感じていないにもかかわらず、第三者から肩がこっていると指摘されると、自分の身体に何か問題があるのではないかと心配になる方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、肩こりを感じていないのに、他人から肩がこっていると指摘された場合、どのように考えればよいのかについて紹介させていただきます。

 

 

 

肩こりを感じないことに対する考え方

肩こりを感じないことについて、最初に結論からお伝えすると、

 

「必ずしもご自身の感覚や肩の状態に問題があるわけではない」

 

ということです。

実際に、肩の不調が少なく、肩こりを感じていない方もいらっしゃいます。

また、今回のように美容師さんが肩に触れたときに筋肉の硬さを感じたとしても、それだけで何か病気がある、あるいは、本人が自覚していない肩こりがあると判断できるわけではありません。

そして、人間が感じる肩の痛みや身体の違和感は、筋肉や関節などの肩周辺の組織の状態だけで決まるものではありません。

仕事への集中や注意の向け方、神経系の働きなどによっても、身体の変化を自覚しにくくなることもあります。

そのため、「肩こりを感じないから絶対に問題がない」とも、「肩が硬いと言われたから異常がある」とも、一概にはいえないのです。

 

大切なのは、肩こりの有無だけで判断するのではなく、首や肩が普段どおりに動くか、腕を上げにくくなっていないか、日常生活で不便を感じていないかなど、ご自身の身体の状態を確認することです。

 

ですので、肩こりを感じないこと自体を、必要以上に心配する必要はありません。

ただし、痛みがないことだけを理由に、首や肩の動きの変化などを見過ごさないようにしてください。

 

 

 

今すぐできる、自分で肩の状態を確認する方法

肩こりを普段あまり感じていない方でも、自分の肩や首が、今、どのような状態なのか、簡単に確認することができます。

ここでは、ご自宅や職場などの鏡を使いながらできる、4つのチェック方法を以下で紹介させていただきます。

 

鏡で肩や腕の左右差を確認する


鏡の前に自然な姿勢で立ち、ご自身の姿を正面から見てください。

そのとき、次のポイントを確認します。

・左右の肩の高さに大きな違いがないか

・左右の耳の高さに違いがないか

・左右の指先の高さに違いがないか

・体と腕の間にできる隙間が、左右で大きく異なっていないか

左右の肩の高さや腕の位置に違いがある場合、普段の姿勢や身体の使い方などが関係している可能性があります。

ただし、人間の身体にはもともと左右差があるため、左右が完全にきっちり対称でなくても、それだけで異常とは限りません。

以前と比べて明らかな変化がないか、極端に左右差・上下差がないか、という視点で見ることが大切です。

 

腕を自然に下ろしたときの手の甲の向きを確認する

鏡の前で腕を自然に下ろし、手の甲がどの方向を向いているかを確認します。

自然な状態は、手の甲が外側を向いて手のひらが太ももの外側に向いている、いわゆる、「気をつけポーズ」の状態です。

そういった手の甲の向きであれば良いのですが、手の甲の向きが違っている方もいらっしゃいます。

例えば、家事やパソコン作業の多いかたは、腕を内側に捻る作業が多いため、その体のくせが反映して、手の甲の向きが、手の甲が正面に近い方向を向いていることがあります。

こうした姿勢は、巻き肩などの姿勢の特徴と関連する場合もあります。

 

左右の腕を上げて、動かしやすさを確認する

左右の腕をそれぞれ上げてみます。

まず、腕を身体の前からゆっくり上げます。

続いて、腕を身体の横から上げ、無理のない範囲で頭の上まで動かしてみてください。

このとき、

・左右で腕の上がる高さに違いがないか

・途中で引っかかる感じがないか

・肩や腕に痛みが出ないか

・片方だけ極端に動かしにくくないか

ということを意識して感じてください。

普段は肩こりを感じていなくても、腕を上げるときに痛みや動かしにくさがある場合は、肩の関節や周囲の組織などに問題があるかもしれないと、考える必要があります。

 

首を左右に向けて、動かしやすさを確認する

首は肩の関節やきんくなどの組織と密接に繋がっているので、肩の状態を知るためには、首の状態も一緒に確認することをおすすめします。

自然な姿勢で立ち、首をゆっくり左右にひねってください。

このとき、

・左右で首が動ける可動性の範囲に大きな違いがないか

・途中で首が動かしにくくならないか

・首や肩に痛みが出ないか

を確認してください。

 

 

 

肩の状態を健康に保つために、日常生活で行ってほしい3つのこと

肩こりを感じていない方でも、普段から肩を動かす習慣をつくっておくことは大切です。

特別な道具を用意したり、激しい運動をしたりする必要はありません。

日常生活の中で、以下のような肩や肩甲骨を動かす機会を少し増やすことから始めてください。

 

胸を開くように、大の字で寝る

パソコン作業やスマートフォンの操作、家事など日常生活の中で、猫背で腕を身体の内側に捻る作業することが多くなります。

その状態が癖になると、肩の動きに制限が起きやすくなります。

そういった状態を少しでも解消するために、大の字になって寝転がる時間を取ることをおすすめします。

ポイントとしては、床やベッドの上で仰向けになり、手のひらを天井に向けて、腕を身体の横から少し離して広げ、足も無理のない範囲で開き、全身の力を抜いて、ゆっくり呼吸をしてください。

注意点は、上向きの姿勢で寝ると腰が反って負担もかけるので、3分程度、無理のない範囲で大の字で寝る動作をしてみてください。

 

腕を頭の上まで上げて、背伸びをする

日常生活では、肩より低い位置で腕を使うことが多く、腕を頭の上まで上げる機会が少ない方もいらっしゃいます。

そうすると、本来、肩が動かせる可動範囲での刺激が少なくなり、その範囲でいざ動かそうとすると、スムーズに動かせず痛みや怪我の発生のリスクが高まります。

それを予防するためにも、立った状態でゆっくり息を吸いながら、両腕を頭の上へ持ち上げ、無理がなければ、かかとも軽く上げて、全身を伸ばす動きをしてみてください。

その後、ゆっくり息を吐きながら、腕とかかとを下ろしてください。

 

肩甲骨を意識して動かす

肩は、腕の付け根にある関節だけで動いているわけではありません。

腕を上げたり、後ろに引いたりするときには、鎖骨や肩甲骨も一緒に動いています。

特に、可動範囲の大きい肩甲骨がスムーズに動くと、無理のない肩の可動が促されます。

ですので、肩甲骨を意識して、こまめに動かすことをおすすめします。

やり方としては、肩の力を抜き、肩甲骨を意識しながら、

・肩を前に突き出し、次に後に引く

・両肩をゆっくりすくめ、力を抜いて下ろす

・肩を小さな円を描くように回す

といったことを、痛みのない範囲で数回ずつ行います。

 

 

 

肩こりを感じにくい方に整骨院がお手伝いできること

肩こりを感じていないのに、第三者の方から「肩がこっていますね」と言われると、自分の身体に問題があるのではないかと不安になる方もいらっしゃると思います。

そういった不安を少しでも解消したい場合は、お近くの整形外科や整骨院・鍼灸院などの治療院でご相談されることをおすすめします。

特に痛みがないのに、医療機関へ行ってもいいものなのかと迷われる方もいらっしゃるかもしれませんが、病気や怪我を未然に予防するためですので、むしろ積極的に受診されても良いと思います。

当院でも、肩こりを感じないけども肩がこっているのではという疑問に対しても、お身体のメンテナンスとして治療も承っています。

そのような場合、当院では、まず、普段のお仕事や家事の状況、日常生活で不便を感じることがないかなどをお聞きし、実際に首や肩、腕だけなどを動かして検査をするのはもちろん、姿勢や下半身の状態を確認します。

そのうえで、患者様の今の肩や首の状態をお伝えして、必要に応じて、お一人お一人に合わせたお身体のメンテナンスするための施術を行います。

当院では、単に肩こりを取ることだけを目的とするのではなく、皆さんがご自身の身体の状態を知り、日常生活を安心して過ごせるようにお手伝いしたいと考えております。

 

 

 

肩こりを感じなくても、病院で検査を受けたほうがよい症状とは?

肩こりを普段あまり感じていない方は、自分の肩に問題がないか心配になることがあるかもしれません。

肩こりを感じないこと自体は、必ずしも異常を意味するものではありません。

ただし、痛みがないからといって、すべての病気を否定できるわけでもありません。

例えば、手や腕のしびれ、力の入りにくさ、細かな作業のしにくさ、歩行時のふらつきなどがある場合は、首の神経や脊髄に問題が起きている可能性があるため、整形外科や脳外科などの医療機関で評価を受けることが大切です。

また、肩や腕の違和感に加えて、胸の圧迫感や息苦しさ、冷や汗、吐き気などが突然現れた場合は、心臓の病気が隠れている可能性もあります。

このような場合は、肩こりがあるかどうかに関係なく、すぐに内科や循環器科の医療機関を受診してください。

 

 

 

まとめ


周囲に肩こりを訴えるかたがいる中で、普段、ご自身が肩こりを感じていなくても、必要以上に心配することはないかと思われます。

ただ、車が問題なく走っていても、安全のために行う車検のように、健康保持のために、ご自身のお身体、今回の場合でしたら肩の動きやバランスをときどきは確認することも大切です。

そのための方法や対処法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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電話でのご予約はこちら>>079-490-5955

 

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【ブログ執筆者プロフィール】

氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)

資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)

得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調

整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。 整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。 痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。


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