





- Blog記事一覧 -足を引きずるようになったら要注意?ぎっくり腰の前兆とは?

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、ぎっくり腰を50歳代の女性のかたが訴えて来院されました。
その方は、何度かぎっくり腰を経験されておられ、お話を聞いている中で、
「足を引きずるように歩くようになると、その後に、ぎっくり腰になることが多いんですよ」
「今回も気がついて、やばいなと思っているうちに、ぎっくり腰になっちゃって」
「これってぎっくり腰の前兆なんですかね?なんでですかね?」
というご質問を受けました。
ぎっくり腰は急に起きるイメージがありますが、疲労やストレスや生活習慣の変化などいろんなことが積み重なって、ちょっとしたきっかけで、一気に吹き出すことが多いです。
そして、今回、ご相談いただいた方のように、発症前に体の動きに変化が起きることも少なくありません。
そこで、今回は、ぎっくり腰前に、なぜ歩き方に変化が出るか?
その理由や対処方法について紹介させていただきます。

歩いているときに足を引きずるようになった後、ぎっくり腰を起こしやすい方がいます。
この理由を結論から言うと、
「腰や骨盤に負担がかかっていることで、無意識に腰をかばうような歩き方になっている」
可能性があります。
本来、歩くときは、足首関節・ひざ関節・股関節・骨盤・腰が連動して動きます。
しかし、仕事や家事などなんらかの理由で、腰や骨盤周辺の組織に負担がかかり、その働きが低下すると、歩くための腰や骨盤の動きが小さくなります。
そうすると、足首関節・ひざ関節・股関節が、腰や骨盤の周辺組織の不調をカバーするように動きます。
しかし、腰や骨盤の動きが十分に使えない状態では、下半身だけでその動きを完全に補うことができない場合があります。
その結果、足を前に出しにくくなったり、歩幅が小さくなったりして、足を引きずるような歩き方に変化することがあります。

ぎっくり腰は、腰に負担が積み重なった状態で、ちょっとした動作をきっかけに起こることがあります。
それを今すぐ予防するためにも、「足を引きずるように歩く」以外にも、以下のようなことが日常生活で当てはまるものがないか、チェックしてください。
・歩いていると何もないところでもつまずいていないか?
・以前より歩く歩幅が小さくなっていないか?
・朝、起きたとき、腰や骨盤周辺が固まったように感じはないか?
・立ち上がるとき、腰に違和感や重だるさなどがないか?
・前かがみになると、腰が突っ張ったり動かしにくくないか?
・寝返りがしにくくなっていないか?
・靴下やズボンを履くとき、腰を曲げにくくなっていないか?
・お尻や太ももの裏に、いつもより強い張りを感じていないか?
・長時間、座りっぱなしや立ちっぱなしが続いていないか?
・腰に力が入らない、抜けそうな感覚や「ピキッ」とした瞬間的な痛みを感じることが増えていないか?
以上のような中で、複数当てはまる場合は、腰に負担が蓄積している可能性があります。
痛みが強くなる前に、無理をせず体を休めたり、日常生活や体の使い方を見直したり、専門の医療機関を受診をすることをおすすめします。

「ぎっくり腰」は、医学的には「急性腰痛」と呼ばれることが多く、その原因は一つではありません。
腰には、腰椎の骨と骨の間にある“椎間板”、腰椎同士をつなぐ“椎間関節”、骨盤にある“仙腸関節”、そして腰を支えている“筋肉”・“筋膜”・“靱帯”など、さまざまな組織があります。
これらの組織に、仕事や家事、長時間の同じ姿勢、運動不足、疲労、寝不足などによって負担が積み重なると、腰をスムーズに動かすことが難しくなる場合があります。
そして、その状態で日常の何気ない動作をきっかけに腰に負担が加わると、突然、強い痛みが現れ、腰が抜けるような感覚や、動くことが難しい状態になることがあります。
現在の医学では、ぎっくり腰のすべてをこの組織が傷ついたからと特定できないのが現状です。
急性腰痛の多くは、椎間板、椎間関節、仙腸関節、筋肉や筋膜など、複数の組織が関係している可能性があるとはされています。
そういった複数の組織の不調によって、ぎっくり腰が起きる前に、歩行の変化や腰の動きの違和感なども起こっていると考えられます。
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ぎっくり腰が起こるまで、歩行の変化や動作の違和感など、何かしらのサインを出してくれています。
しかし、毎日の忙しさの中で、そのサインに気づかなかったり、後回しにしてしまったりしがちです。
そして、ぎっくり腰前の歩行の変化や動作の違和感などに対してのセルフケアは、なかなか手が届かない場合があります。
また、自分ではどこを改善すればいいのか分からないという場合もあります。
そういったときは、専門家に体の状態を確認してもらうことも一つの方法です。
当院でも、腰や肩の痛みが治った後でも、お身体のメンテナンスで来院される方が多くいらっしゃいます。
よく「体は痛くなくても、みてもらえるんですか?」と言うご質問を受けます。
それに対しては、「車を安全に運転するためには、車自体に故障がなくてもオイルを交換したりタイヤの状態をチェックしたりと、定期メンテナンスしますよね。
それと一緒で、特に体に痛みがなくても、ご自身では気づきにくい体の変化を確認するために、定期的に体の状態をチェックすることも一つの方法です。
お身体のメンテナンスをすることで、日常生活を健康に過ごすための準備ができますよ。」
とお伝えしています。
特に、ぎっくり腰は、再発しやすいものです。
ぎっくり腰を予防するためにも、お身体のメンテナンスを定期的にすることをおすすめしますし、ご希望の方には当院でもそれを承っております。

ぎっくり腰だと思っていても、他の病気が隠れている場合もあります。
腰痛とともに以下の症状がある場合は、自己判断せず整形外科や内科などの専門の医療機関へ受診されることをおすすめします。
・安静にしていても痛みが強く、夜間も痛みで目が覚める
・発熱を伴っている
・転倒や事故など、強い衝撃を受けた後から腰が痛い
・体重が急に減ってきた
・強いだるさや体調不良が続いている
・お尻から脚にかけて強い痛みやしびれがある
・足に力が入りにくい、足を引きずる、つまずくことが急に増えた
・排尿しにくい、尿や便が漏れるなど、排泄の異常がある
・股の間やお尻周辺の感覚が鈍くなっている
・胸やお腹の痛み、腹部の強い違和感を伴っている
・痛みが時間とともにどんどん強くなっている
・腰痛発生から数日たっても、発生当日と痛みの度合いが変わらない

必ずしも「歩行の違和感」=「ぎっくり腰の前兆」と言うわけではありません。
しかし、何度かぎっくり腰を経験していると、今回の患者様のように経験則で、ぎっくり腰の前兆としての体の違和感を感じられる方もいらっしゃいます。
それはとても貴重なことであり、外出時に、雨が降る予報をしていたら、傘を持って出かけることができるように、事前に準備ができます。
毎年、ぎっくり腰をするので不安をおもちのかたは、ご自身に起きるぎっくり腰の前兆のような体の変化を思い出して認識されることをおすすめします。
そのためのきっかけとして、今回、紹介させていた相手ことが皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術やアドバイスをご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955
【ブログ執筆者プロフィール】
氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)
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資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)
得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調
整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。 整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。 痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。