





- Blog記事一覧 -育児 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 2の記事一覧
育児 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 2の記事一覧

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
子育て中のお母さん方の中に、洗濯物を干そうと上を向いたり、スマホを見ていてふと顔を上げたりしたとき、首に痛みを感じることはないでしょうか?
子育ては喜びに満ちていますが、同時に体に負担がかかることも事実です。
実は、30代女性の約40%が首の痛みを経験しているというデータがあります。
当院でも、それまで感じたことがなかったが、産後に首こりを感じるようになったというお悩みをよくお聞きします。
子育て中の首の痛みは、日常生活に大きな影響を与えかねません。
例えば、子供を抱き上げるときに急な痛みが走ったり、洗濯物を干すのが困難になったりすることがあります。
また、子供と遊ぶ際に首を動かすのがつらくなり、楽しい時間が台無しになってしまうこともあるでしょう。
さらに、慢性的な首の痛みは、睡眠の質を低下させ、育児の疲れがとれにくくなる可能性もあります。
そこで今回は、産後の首こりが引き起こる原因とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、あなたの首の痛みの原因を理解し、日常生活での対処法のヒントを得ることで、快適に育児を楽しめることができます。

産後の首の痛みが発症する原因を理解するために、子育て中の母親が日常生活で経験する姿勢や動作を表現したイラストの使用をお勧めします。
例えば、赤ちゃんを抱きながらスマートフォンを見る姿勢や、洗濯物を干す際の首の動きを示すイラストが適しています。
産後の首の痛みが発症する原因として、以下のことが考えられます。
子育て中は、赤ちゃんの世話や家事で同じ姿勢を、長時間、続けることが多くなります。
特に、授乳や抱っこときの前かがみの姿勢や、お子さんを見るときに、首を前に曲げて目線を落とすが、首の筋肉に大きな負担をかけます。
これらの姿勢が続くと、首や肩の筋肉が緊張し、血行不良を引き起こします。その結果、産後の首の痛みが引き起こされます。
妊娠中から産後にかけて、体内のいろいろなホルモンバランスが大きく変化します。
特に、出産のときに分泌が多くなるリラキシンというホルモンの影響で、骨と骨を繋げるじん帯が緩みやすくなります。
これにより、首や肩の関節が不安定になり、普段の動作でも、その不安定さをカバーするために首周辺の筋肉の負担がかかりやすくなります。
また、産後はプロゲステロンというホルモンの分泌が大幅に低下するため、筋肉の緊張が高まりやすくなります。
これらのホルモンバランスの変化が、産後の首の痛みを引き起こす一因となります。
子育ては、驚きや喜びに満ちた経験ですが、同時に大きなストレス源にもなります。
睡眠不足や慣れない育児作業、時間的制約などによるストレスは、知らず知らずのうちに、首や肩の筋肉を緊張させます。
加古川市整骨院での調査によると、育児ストレスを感じている母親の約70%が首や肩の痛みを訴えているそうです。
この慢性的な筋緊張が、産後の首の痛みを引き起こす要因となります。

産後の首の痛みへの有効な対処法として、プログレッシブ筋弛緩法(Progressive Muscle Relaxation, PMR)を紹介させていただきます。
プログレッシブ筋弛緩法は、1930年代にエドムンド・ジェイコブソン博士によって開発されたリラクゼーション法で、首の痛みの対処法として非常に効果的です。
この方法は、筋肉を意識的に緊張させてから弛緩させることで、慢性的な筋肉の緊張を和らげ、痛みを軽減します。
プログレッシブ筋弛緩法は、そのメリットの一つとして、小さいお子さんが寝ている間に、短い時間できることです。
具体的なやり方は以下の通りです。
1. 静かな場所を選び、快適な姿勢で座るか横になります。
2. まず、深くゆっくりと呼吸を数回繰り返して、心を落ち着かせます。
3. 体の各部位の筋肉を、以下の順序で緊張させてから弛緩させていきます。
a) 手と腕へのアプローチ
右手の握りこぶしを強く握り、腕全体に力を入れ、5秒間保持し、その後、10秒かけてゆっくり力を抜きます。
次に、左手の握りこぶしを強く握り、腕全体に力を入れ、5秒間保持し、その後、10秒かけてゆっくり力を抜きます。
b) 顔へのアプローチ
おでこに力を入れてシワを寄せ、5秒間、保持し、その後、10秒かけてゆっくり力を抜きます。
次に目を強く閉じ、鼻や口の周りの筋肉にも力を入れ、5秒間、保持し、その後10秒かけてゆっくり緩めます。
c) 首と肩へのアプローチ
両方の肩を耳に向かって引き上げ、首と肩に緊張を感じたら、5秒間、保持し、その後10秒かけてゆっくり力を抜きます。
次に、首を前に軽く倒して、首に緊張を感じたら、5秒間、保持し、その後10秒かけてゆっくり緩めます。
次に、首を後に軽く倒して、首に緊張を感じたら、5秒間、保持し、その後10秒かけてゆっくり緩めます。
d) 胸と背中へのアプローチ
胸を張って深呼吸をしながら、背中や胸の筋肉に力を入れ、5秒間、保持し、その後10秒かけてゆっくり力を抜きます。
e) おなかへのアプローチ
おなかをへこませるようにして、腹筋に力を入れ、5秒間、保持し、その後10秒かけてゆっくり緩めます。
f) 足へのアプローチ
右足を伸ばし、太ももやふくらはぎの筋肉を緊張させ、5秒間、保持し、その後10秒かけてゆっくり力を抜きます。
次に、左足を伸ばし、太ももやふくらはぎの筋肉を緊張させ、5秒間、保持し、その後10秒かけてゆっくり力を抜きます。
4. 体のどの部位にも緊張が残っていないか確認し、深呼吸を続けながら、全身をリラックスした状態を感じます。
研究によると、プログレッシブ筋弛緩法を定期的に行うことで、慢性的な首の痛みが約30%軽減されたという報告があります(Journal of Pain Research, 2020)。
注意点として、動作中に痛みが強くなる場合は無理をせず、動きを小さくするか、医療専門家に相談することをおすすめします。
プログレッシブ筋弛緩法は、育児ストレスによる筋緊張の緩和にも効果的です。
子育ての忙しさの中で、自分の体のケアを後回しにしがちですが、この方法を日課に取り入れることで、心身両面からリラックスできます。

小さいお子さんがいらっしゃるお母さんは、予測のつかないお子さんの動きに対応したり、育児中は多くなる家事をするなど、毎日が、大変お忙しいと思われます。
そういった状況で、より快適な子育てライフを送るためにも、首の痛みの改善を早めにケアする必要があります。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、育児中のお母さん方のお役にたてれば幸いです。
もし、それでも、首の痛みの症状が続くようでしたら、お近くの病院や地要員などの専門の医療機関を受診されることをおすすめします。
当院でも産後の首の痛みに対応していますので、お気軽にご相談ください。
また、子育て中の女性の方のお体の不調への対策のブログも参考にしてくださいね。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
永見倫子. (2019). 産後女性の身体症状─育児中の女性に対するアンケート調査より─. 日本保健科学学会誌, 22(1), 16-21.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jhsaiih/22/1/22_16/_pdf

育児中のお母さん方が、腰痛を訴え、よくご来院されます。
特に、3歳のお子さんがいらっしゃる方が、お子さんを保育園に預けて仕事を復帰するタイミングで発症する傾向が強いです。
腰が痛いことでお困りになることをお聞きすると、お困りの一つとして、お子さんを抱っこして立ち上がる際がつらいというお話をよくお聞きします。
そこで今回は、3歳のお子さんを抱っこして立ち上がる際、腰の痛みが増加する理由とお子さんを抱き上げる際に腰への負荷を軽減する方法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいいただくことで、育児も家事もお仕事も腰痛に悩まされずスムーズにおこなえます。

お子さんを抱っこして立ち上がる際に、腰に負担がかかる理由として、前屈みの姿勢をとることで、腰にかかる負荷が増加することが挙げられます。
立っているときと比較して、物を抱えての前屈み姿勢は、腰に約2.2倍の負荷がかかるとされています。
つまり、物を抱えての前屈み動作は、腰の筋肉や椎間板、関節などの組織に加わる圧力が増加します。
また、お子さんを保育園への送り迎えやお子さんと一緒に買い物に行くと、
・平均体重が約12〜15キログラムである3歳のお子さんの重量
・お子さんやご自身の荷物や買い物の重量
が同時に腰への負荷が加わることがあります。
こういった条件で、腰への負荷が増加する動作を、繰り返しおこなうことで、腰周辺の組織が疲労や損傷を起こし、腰痛が引き起こされます。

腰に負担をかけずにお子さんを抱っこして立ち上がるためには、以下の順番で、抱っこをして立ち上がることをお試しください。
(1)足の幅を広げる
お子さんの正面に、足を肩幅程度に広げて、足の裏をしっかり地面につけて立ちます。
足幅を広げることで、抱っこする動作がより安定しやすくなります。
(2)ひざを曲げて腰を低くする
お子さんを抱っこするための初動は、腰だけを曲げるのではなく、ひざを曲げて、腰を下に沈めて、低くしてからお子さんを抱っこします。
ひざを曲げて、かがんでお子さんを抱えることで、腰への圧力が分散されます。
(3)お母さんとお子さんの体を密着させて抱き抱える
お子さんを抱きかかえる際には、お子さんとお母さんの体を密着させてください。
また、可能であれば、体の正面で両手で抱きかかえてください。
正面で体を密着させることで、重心が中心に集まり、姿勢が安定しやすくなります。
(4)お尻を先に上げてから立ち上がる
立ち上がる際には、まず、先にお尻を上げてから、ひざを伸ばして立ち上がります。
足の力を利用して立ち上がることで、腰の組織にかかる圧力を軽減できます。
この方法とともに、
・抱っこひもやヒップシートを使う
・コルセットを腰に巻く
・荷物はリュックに入れて背負う
・ウォーキングシューズやランニングシューズなどのひも靴をはく
などといったグッズによる腰への負荷の軽減の工夫をおこなうことをおすすめします。

3歳のお子さんを抱っこして立ち上がる際に、腰に痛みが発生するのは、前屈み姿勢が腰への負荷を増加するためです。
この負担を軽減するためには、1日に何回も、繰り返しおこなう抱きかかえて立ち上がる動作に工夫が必要です。
そうすることで、腰への負担を軽減し、育児を快適に続けることができます。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、子供を抱きかかえて立つときに生じる腰の痛みが解消されないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、腰痛への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広