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一瞬、腰にピキッと痛みが走る前かがみの理由と楽にできるその予防法

2024.07.28 | Category: ぎっくり腰,予防,,姿勢,日常生活の動作,生活習慣,疲労,立ち方,筋肉の損傷,筋肉疲労,背中の痛み,関節,骨盤

 

立った状態で、何気なく体を前に屈めたときに、ピキッと一瞬、腰に痛みが走り、数秒間、じっとしていると、腰の痛みがゆるんでくるといった経験をされた方は少なくありません。

ぎっくり腰を過去に経験されている方は、そういった一瞬の腰の痛みを感じたときは、ぎっくり腰が再発したかと焦ったというお話もよくお聞きします。

こういった腰の痛みは、特に、夏になると、暑さによる疲労や活動量の低下によって、頻繁に起きがちです。

体を動かすタイミングや体調次第では、本格的なぎっくり腰となり、少なくとも2週間は日常生活に支障が出る恐れがあります。

そこで今回は、腰を前に屈めたときに、一瞬、腰に痛みが走る理由とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、今年の夏にぎっくり腰の発症を予防できます。

 

 

 

腰を前に屈めたときに、一瞬、腰に痛みが走る理由

立った状態で、体を前に曲げるときは、腰の骨と骨盤と股関節が連動しておこなわれます。

これは、「腰椎骨盤リズム」とも呼ばれ、以下のような順番で、体を前に曲げていきます。

体の曲げ始めは、腰の骨から始まり、一般的に、約30度、曲げます。

腰の骨が前に曲げるのに続いて、骨盤が後に倒れて、股関節の動きがスムーズにおこなえるようにします。

最終的に、股関節が、約70度、前に曲がり、完了することで、体を前に曲げる動作が完成します。

このように、体を前に曲げる姿勢にする動作は、最初に腰の骨が曲がるのですが、腰を曲げる「中腰」姿勢は、腰に大きな負担がかかります。

一般的に、立っているときより、中腰の姿勢は、腰への負荷が1.5倍に増えます。

一般的に、人間の上半身と下半身の重さの比率は、上半身:下半身=60%:約40% とされています。

仮に体重が60kgの方でしたら、上半身:60kg × 60% = 36kg

下半身:60kg × 40% = 24kg

です。

体を前かがみになると、腰が上半身の重みを支えることとなり、腰への負荷は、立っているときより1.5倍に増加することとなるので、中腰でかかる負担:36kg × 1.5 = 54kg となり、立っているときより腰への負荷が、18kgも増えます。

前屈みになることで、こういった腰への負荷が増加することで、以下のようなことが起こり、前屈みになると、一瞬、腰に痛みが走ります。

 

 

筋肉が反射で急激に縮むため

腰を前にかがめた際に、背中や腰の筋肉が急に引き伸ばされることで、それ以上引き伸ばすと筋肉が損傷すると体が判断して、反射的に、背中や腰の筋肉を急激に収縮させます。

こういった背中や腰の筋肉への保護反応として、一時的に筋肉が硬直し、一瞬の腰への痛みを引き起こします。

 

椎間板の変形

腰を屈めたときに、背骨の間にあるクッション役割をするゼリー上の椎間板が圧迫され、その結果、椎間板の一部が飛び出る場合があります。

この飛び出た椎間板が、神経を圧迫し、一瞬の鋭い痛みを腰に引き起こすことがあります。

 

関節への圧

前屈みの姿勢で、腰の骨の関節に圧がかかり、その周辺の神経が刺激されます。

そうすると、関節が損傷から保護するため、神経が腰に瞬間の痛みを発して、前屈の動きを一時的に動きを制限します。

 

筋肉や関節の炎症反応

何気なく体を前に屈めるといった腰の筋肉や関節が急激に動かされた場合、腰の筋肉や関節に、一時的な炎症反応が起こります。

この炎症が一瞬の痛みを引き起こし、その後、数秒から数分で炎症が落ち着くことで、腰の痛みが軽減します。

 

 

 

腰を前に屈めたときに、一瞬、腰の痛みを発症することを予防する方法

 

腰を前に屈める際に、腰に一瞬、痛みが発症することを防ぐための方法を以下で紹介していきます。

 

前に曲げる前に体を刺激する

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何気なく腰を曲げるため、腰の筋肉や関節などが、過剰に防御反応を起こして、一瞬の腰の痛みが発症します。

それを防ぐためには、腰を曲げる前に、体に軽い刺激を入れておくことが有効です。

体への刺激の入れ方が参考になるのが、相撲の力士や他のスポーツ選手が、試合前に体をたたいて筋肉を刺激する行為です。

これは、体をたたくことで、

・筋肉の血流が増加して柔軟性とパフォーマンスの向上する効果

・筋肉の緊張が緩和してリラックスして動ける効果

・神経への刺激による覚醒と集中力の向上する効果

・精神面での集中力と心理的な安定感が向上する効果

といったこれらの効果により、動く前の準備として、筋肉をたたくことが有効な手段となることが研究で報告されています。

 

実施に体に刺激を入れる部位と方法として、

・腰の周り

・背中

・股関節の前面

・お尻

・太もも

・ふくらはぎ

を手のひらや指先で、軽くパタパタとリズミカルにたたくこと、腰周辺の血流が増加し筋肉がリラックスします。

筋肉を鍛えまくっているスポーツ選手は、試合前に、体をキツく叩いて強い刺激が必要な場合があります。

しかし、一般人は、それほどの刺激は必要ないので、気持ちがいい程度に、軽くたたく程度で体に刺激を入れることで、十分に効果がみられます。

 

ひざから曲げる

体が前に倒れるときは、上半身が体の中心軸から離れるため、腰への負荷が大きくなります。

前屈みになるときに、上半身が体の中心軸から離れないようにするには、ひざを曲げて、できる限り体を下方向に移動してから、体を前に曲げると、上半身が体の中心軸から離れる距離を最小限にできます。

その結果、腰を前に急激に曲げることで起きる防御反応や負荷が軽減して、腰に一瞬、ピリッと感じる痛いの発生を予防できます。

例えば、下に置かれたものをとって持ち上げる方法として、

 

①足を肩幅くらいに開いて、安定した姿勢をとる。

②ひざを曲げて、背中はまっすぐに保ちながら、腰の位置を下にさげ、重心を足の間の中心に置く。

③ひざを曲げた状態から、背中をまっすぐに保ったまま、股関節を軸にして、腰を前にかがめる。

④物に手が届く位置まで、腰を前にかがめてから、物をしっかりと握る。

⑤物を持ったまま、腰を元の位置に戻し、背中をまっすぐに保ちながら、ひざを伸ばして立ち上がる。

 

という感じで、日常生活で、体を前にかがめる必要のある場合は、腰だけに負担をかけないためにも、意識的に、ひざを使うことをおすすめします。

 

 

 

まとめ

ぎっくり腰を経験したことのあると、2度とあのような腰の痛みを経験したくない方がほとんどだと思われます。

ですので、腰を何気なく屈めた際に、ピキッと、一瞬の腰の痛みは、本当に再発しないか怖いですし、心配になります。

それを防ぐための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

それでも、腰をかがめたときに、腰に、一瞬、ギクッとした痛みが起きるのとが解消されないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

また、他に、腰痛に関する対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。

 

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監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広


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