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ボーリングで左膝の外側の痛みがでる理由と解決するためのストレッチ3選

2023.12.31 | Category: 予防,体操・ストレッチ,太ももの痛み,膝の痛み

 

60歳代女性の方が、左のひざの外側の痛みで来院されました。

ボーリングが趣味で、週2〜3回ほど教室にも通われておられて、毎回、10ゲーム以上もされるとのことです。

ここ1か月ほど、左のひざの外側の痛みが発症。

それ以前は、お尻の痛みで寝られないこともあったが、最近は、その症状はでていないとのこと。

ボーリングができないほどのひざの痛みではないが、これからもボーリングを続けたいので、ひどくなる前に治しておこうと思い来院を決めたそうです。

そのかたにフォームを見せていただくと、ボールを手から離した段階で、左ひざの外側に負荷がかかっていることがわかりました。

そこで今回は、ボーリングを熱心におこなったことで、左のひざの外側の痛みが発症した理由とその対策を紹介させていただきます。

このブログを読んでいいただくことで、ひざの痛みに邪魔されることがなくボーリングが楽しむことができます。

 

 

 

ボーリングをすることで左のひざの前外側に痛みがでる理由

 

ボーリングのフォームのフィニッシュは、右利きの方でしたら、左足一本で体を支えて立ちます。

ボーリングの球を投げた際に、ボーリングの球の重さがなくなることで、体が左方向に倒れる力が働きます。

それを支えるために、左足の外側の筋肉やじん帯を緊張させます。

このような、ひざの内から外にかかる力を支えるのに、お尻からひざをこえてふくらはぎ前外側につく「腸けいじん帯」が働きます。

また、「腸けいじん帯」は、お尻や太ももの前外側にある筋肉が緊張することで働きます。

 

「腸けいじん帯」が緊張すると、太ももの下の方の外側の骨、つまり、ひざの外側に押し付けられこすれます。

ランニングやボーリングなど、足に負荷をかけるスポーツでは、膝の外側の骨と「腸けいじん帯」がこすれすぎると、炎症をおこして痛みを発します。

これは「腸けいじん帯炎」と呼ばれる症状で、スポーツだけではなく日常生活にも支障がでるため、対策が必要です。

 

 

 

ボーリングをすることで左のひざの前外側に痛みへのストレッチ3選

 

太ももの下の方の外側の骨に、「腸けいじん帯」がこすれないようにするには、「腸けいじん帯」を緊張させるお尻や太ももにある筋肉にアプローチする必要があります。

以下で、お尻や太ももにある筋肉を緩めるためのストレッチの方法紹介していきます。

 

お尻のストレッチ

イスに座り、ひざを曲げて、両手でひざを抱え込む

左ひざを右脇に両手で足を20秒間引きつける

これを左右に交互に3セットおこなってください。

 

太ももの上前側のストレッチ 

左手で壁を持ち、右足を左の斜め前に、左足を右の斜め後ろに置いて、足をクロスさせる。

この時に体重は左足にかける。右のひざを曲げて、体重を右の足にのせて、体を壁方向に近づけ、左股関節を20秒間、引き伸ばす。

これを左右に交互に3セットおこなってください。

 

太ももの上外側のストレッチ

右ひざを屈曲して、右のかかとが右のお尻の外側に位置するように、右手で足を持つ

足を持った右手でかかとをお尻に近づけるように引っ張り上げる状態を20秒続ける。

これを左右に交互に3セットおこなってください。

 

 

 

まとめ

 

最近のボーリング人口を見ると、60歳以上の方がボーリングを始める割合が増えている報告がされています。

つまり、ボーリングは、生涯を通してできるスポーツですので、ぜひ、楽しんでと続けていただきたいです。

ボーリングに取り組んでおられる方にとって、今回、紹介させていただいたことがお役に立てれば幸いです。

もし、それでも、左のひざの前外側の痛みが取れないようでしたら、お近くの病院か治療院で検査、治療を受けられることをおすすめします。

当院でも今回のような症状への治療をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

他のひざの痛みついてのブログを書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

朝、ひざの裏が痛むのは睡眠中の体の状態が影響?対処法は?

歩く時に膝のお皿の下が痛いのは、お尻の筋肉の動きが悪いから?

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広


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