





- Blog記事一覧 -職場の冷房が寒すぎる…、デスクワークの方が体調を崩さないためにはどうすればいい?

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、デスクワークをされている50歳代の女性の方が、お身体のメンテナンスのために来院されました。
お身体の状態についてお聞きすると、
「職場の冷房がとても強くて……」
「寒いけど、周りの人のことを考えると、我慢するしかなくて……」
「そのせいかもしれないんですけど、体がだるくて、肩や首までガチガチになってしまうんです……」
とのことでした。
この方のように、職場の冷房が効きすぎて寒いと感じても、自分の意見だけでは室温を調整できず、我慢しながら仕事を続けている方は少なくありません。
その結果、頭痛や肩こり、疲労感などの不調が現れ、仕事や日常生活に支障をきたすこともあります。
そこで今回は、冷房が効きすぎた職場で体調を崩しやすくなる理由と、職場の冷房設定を変えられない環境でも実践できる予防法について、わかりやすく伝えさせていただきます。

職場の冷房設定を自分で変えられない場合でも、体調不良を防ぐためのポイントを結論からお伝えすると、
「体を冷やしすぎない」
「血流を保つ」
「乾燥を防ぐ」
といったことを意識するだけでも、体調不良を予防しやすくなります。

冷房の効いた職場で今すぐできる対策としては、以下のようなことがあげられます。
・カーディガンやストールを着用し、首や肩を冷やさないようにする
・ひざ掛けを使用し、お腹や太ももを保温する
・靴下やレッグウォーマーを着用し、足元の冷えを防ぐ
・1時間に1回を目安に立ち上がり、軽く歩いたり、肩や足首を動かす
・のどや鼻の乾燥を防ぐため、こまめに水分を補給する
・温かい飲み物や常温の飲み物を適度に取り入れる
カーディガンやひざ掛けで体を温めるだけでなく、適度に体を動かして血流を保ち、こまめに水分を補給して乾燥を防ぐことも、冷房による体調不良を予防するためには大切です。
どれか一つではなく、これらを組み合わせて行うことで、より高い予防効果が期待できます。

職場のクーラーがガンガンに効いている環境で、長時間、仕事をすると、体調を崩しやすくなるのは、単に「冷えるから」ではなく、以下のようないくつかの要因が重なるためです。
クーラーの冷たい空気が、肩・首・腰・足に当たり続けると、体温を維持するために、血管の収縮・筋肉が緊張が起こります。
さらに言えば、デスクワークでは、座りっぱなしで筋肉を大きく動かさない時間帯が長いため、血流がさらに悪化しやすくなります。
そうすると、血流が滞り、活動エネルギー生産に必要な酸素や栄養が、細胞に届きにくくなる。
そうすると、デスクワークでは、負担のかかりやすい部分が疲労しやすくなり、肩こり・首こり・腰痛・足のむくみ・足先の冷えなどが起こります。
エアコンは、室内の温度を下げますが、湿度も下げます。
湿度が低くなる、つまり、室内が乾燥することで、鼻・のど・気管の粘膜が乾燥しやすくなる。
空気が通る場所にあるこれらの粘膜は、ウイルス・細菌・ホコリなどを捕まえて、外へ排出する役割を担います。
しかし、冷房のかけ過ぎで空気が乾燥すると、この防御機能が低下し、のどの痛み・咳・鼻づまり・風邪など、呼吸器系の不調が起こりやすくなります。
冷房が効いていると、暑さを感じにくくなるため、汗をかいていない・喉の渇きを感じないと思ってしまいます。
しかし、実際には、呼吸・皮膚からは常に体の水分が失われ、また冷房によって空気の乾燥によっても水分が失われやすくなる。
水分摂取量の低下は、軽い脱水・血液が濃くなる・脳への血流低下などが起こり、頭痛・倦怠感・集中力低下にもつながります。

仕事から帰宅した後の過ごし方を少し工夫するだけでも、冷房による体のだるさや肩こり、疲労感は和らぎやすくなります。
ポイントは、「体を温める」「内側から温める」「しっかり休む」の3つです。
以下で、その具体的な方法をご紹介させていただきます。
冷房の効いた職場に長時間いると、血管が収縮して血流が悪くなり、筋肉も緊張しやすくなります。
39~41℃程度のぬるめのお湯に10~15分ほどつかることで、全身の血流が促され、肩や首のこり、体のだるさの改善が期待できます。
また、入浴によって軽く汗をかくことで、日中の冷房環境で十分に働かなかった体温の調節機能が刺激され、体が本来持っている体温を一定に保つ働きを維持することにもつながります。
冷房で冷えた体を回復させるためには、体の内側から温めることも大切です。
夕食には、みそ汁やスープ、鍋料理など温かい料理を取り入れたり、飲み物も温かいお茶や白湯などを選んだりすると、胃腸が温まり、深部体温も回復しやすくなります。
一方で、帰宅後すぐに冷たい飲み物やアイスクリームを多くとると、胃腸がさらに冷え、体の回復を妨げることもあります。
冷たい飲み物やアイスクリームを取っていただいてもよいのですが、とりすぎには注意してください。
冷房による疲労を回復するためには、十分な睡眠も欠かせません。
睡眠中は、日中に疲れた筋肉や神経の回復が進み、体温の調節機能も整えられます。
就寝時は、エアコンを必要以上に低い温度に設定せず、首やお腹を冷やさないように薄手の寝具や寝間着を活用するようにしてください。
それによって、睡眠中の冷えを防ぎやすくなります。
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デスクワークというお仕事は、崩れた姿勢で座っている時間が長い。
それによって、血流や呼吸の低下などが起き、肩こりや腰痛・疲労感の出やすい職種です。
それに加えて、冷房の効いた部屋にいることで、その症状の傾向が高まります。
当院では、それを改善するために、まずは、姿勢の状態や関節の動き・筋肉のバランス・呼吸の状態などを検査します。
そして、患者様お一人お一人に合わせて、姿勢・関節の可動性・筋肉のバランス・呼吸などを改善するための治療を施し、冷房の中でデスクワークをしても疲れにくい体づくりになるよう行っていきます。

冷房の効いた職場での疲労感やだるさの多くは、冷えや血流低下、乾燥などが原因で起こります。
しかし、中には重大な病気が隠れていることもあるため、冷房のせいだけと決めつけないことが大切です。
冷房の中で仕事をすることによる疲労感に伴って、以下のような症状が起きている場合は、内科や脳外科などの専門の医療機関に受診してください。
・十分に休んでも、強い疲労感が1~2週間以上続く
・38℃前後以上の発熱や寒気を伴う
・胸の痛みや圧迫感、息苦しさ、動悸を伴う
・手足のしびれや力が入りにくい、ろれつが回らない、片側の手足が動かしにくい
・意識がもうろうとする、失神する、強いめまいがある
・急激な体重減少、食欲不振、寝汗が続く
・頭痛が急に強くなった、今まで経験したことのない激しい頭痛がある

最近の夏は、過度の暑さとなるため、生命を守るためにも冷房は必須です。
その前提で、デスクワークの方が冷房とうまく付き合って、夏を乗り越えるためにも、今回、紹介させていただいたことがお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955
【ブログ執筆者プロフィール】
氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)
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資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)
得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調
整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。
整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。
痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。