





- Blog記事一覧 -リモートワークと電車通勤によって首こりが起きる理由とその解消法

先日、ご自宅でリモートワークをされておられる30歳代男性の方が、首の痛みで来院されました。
状態を詳しくお聞きすると、仕事がパソコン作業のため、日常的に、首にこりを感じていると。
打ち合わせのために、久々に電車に1時間ほど乗って、外出して帰宅する頃には、今まで以上に、首にこりを感じ、首を回すと痛みを感じるようになったそうです。
首にこりや痛みがあると、そのストレスで、パソコン作業に集中できず、仕事に支障が出ているとのことでした。
今回、ご相談いただいた患者様のように、パソコン作業に加えて電車に乗って揺られることで、首に痛みを訴えられる方は少なくありません。
そこで今回は、パソコン作業で首こりを感じている方が、電車に乗ることでさらに症状が悪くなる理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、パソコン作業や電車の揺れによって、首の痛みが助長することを防げます。

普段、リモートワークでパソコン作業が多く、慢性的に首こりを感じている状態で、電車に乗って揺られることで、首の痛みが悪化した理由は、以下のことが要因として考えられます。
リモートワークでのパソコン作業は、どうしても画面に顔を近づける姿勢を取ります。
そういった姿勢は、頭や腕の重みが、首周辺の筋肉に負担をかけて、筋肉が緊張し、血流が悪くなることで、首にこりや痛みが生じやすくなります。
こういった首周辺の筋肉が硬い状態で電車に乗ると、電車の揺れや振動によってブレる重たい頭の動きに対して、衝撃を吸収するような柔軟な対応ができず、首周辺の筋肉に、さらなる負担がかかり、痛みが悪化します。
慣れない電車の移動や外出先での打ち合わせのストレスが、無意識に筋肉の緊張を引き起こします。
この緊張を、日頃に仕事で疲労している首周辺の筋肉が、過度に感じることで、痛みが悪化する要因と考えられます。
長時間、同じ姿勢を続けると、その姿勢を保つために同じ筋肉を使い続けます。
そうすると、筋肉が疲労して硬くなることで、血流が悪くなります。
その結果、筋肉に血液によって運ばれる十分な酸素や栄養が届かず、回復が遅れ痛みが発生します。
電車での移動中は、座ったり、立ったままといった同じ姿勢が続くため、普段、慢性的に感じている首周辺の筋肉のこりがさらに悪化し、首のこりや痛みを引き起こす可能性があります。

首は、呼吸や血圧などの体にとってとても重要なセンサーが集まっています。
その首に、直接、強い刺激を加えると、首だけでなく、体のいろいろな部分に不調が出る場合もあります。
そういったリスクを減らすためにも、首から離れた手のツボを刺激することで、首のこりを軽減する方法を紹介させていただきます。
そのツボは、「液門(えきもん)」と呼ばれています。
ツボの取り方は、
・片方の手のこぶしを握ります。

・握ったこぶしの小指と薬指の間に、反対側に指の人差し指を、爪を小指側に向けて、たてておきます。

あてた指を、小指と薬指の間をなぞって付け根まであげていきます。

小指と薬指の間の付け根まで登った指の腹を、薬指側に回しながら圧をかけて押し付けます。

その状態で、20秒間、維持してください。

リモートワークでパソコン作業をすることで、どうしても首に負担がかかります。
また、電車に乗ることで、断続的な揺れや振動は、無意識に姿勢の制御を強いられるため、特にブレがある頭を支える首に負担がかかります。
これらの二つの要因が重なることで、今回のような症状が出やすくなります。
そういったことへ、いつでも誰でもできる対処法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、日常的なパソコン作業による首こりに加えて電車に乗ることで痛みが増すことが解消されないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、乗り物にによって起きる体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広