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電車通勤や通学で座っていると体が傾く理由と電車内でできる対処法

2024.09.23 | Category: ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,姿勢,座り方,日常生活の動作,生活習慣,疲労,筋肉疲労

 

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

毎日の通勤や通学で、電車に乗って座っていると、だんだん体が勝手に傾いてきて、しょっちゅう座り直さないことはないですか?

電車は乗っているだけで、目的地近くまで運んでもらえる大変に便利な乗り物ですが、長時間、毎日、狭い座席に同じ姿勢で座り続けることで、体のバランスに変化がでる場合があります。

当院でも、通勤や通学で電車を利用されている方から、じっと座っている姿勢が保てないお悩みをよくお聞きします。

この症状は、一見、ささいなことに思えるかもしれません。

しかし、長期間、この違和感を放置すると、肩こりや腰痛の発生の要因となったり、学業や仕事の集中力や注意力の低下を招くなど、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。

そこで今回は、座っていると体が自然と傾く原因と、その対処法について紹介させていただきます。

このブログを最後まで読んでいただくことで、ご自身の体の状態を理解し、改善への第一歩を踏み出すヒントを得て、快適に学業や遅ごとにうちこめます。

 

 

 

電車通学や通勤で起こる姿勢が傾く要因

通勤や通学で、電車に座っていると、体が自然と傾いてしまう症状が発症する原因として、以下のことが考えられます。

 

長時間の偏った座位姿勢

電車の狭い席での長時間の座っているときに、カバンを落ちないように抱えたり、隣や前の人に接しないような体勢を取るなどの姿勢が習慣となると、筋肉や関節、じん帯など、体の姿勢を支える組織に不均衡な負荷がかかります。

その結果、ゆがんだ座る姿勢が体に定着して、自宅や車など電車以外で座った際に、自然と体が傾いていく症状が引き起こされます。

 

筋肉バランスの崩れ

長時間、座っているとき、常に同じ側に体重をかけたり、足を組んで座るようになることがあります。そうなると、体の左右の筋肉バランスが崩れます。

例えば、電車で座っているときに、窓側の壁に持たれるように、体を左側に重心をかけて座ると、左側に傾いて、体が右側の腰の筋肉が引き伸ばされて緊張し、左側の筋肉が縮んだ状態で固まるといった感じで、筋肉のバランスが崩れます。

この筋肉のバランスが崩れた状態が、体に定着することで、まっすぐに座ろうとしても、体が自然と傾く症状につながります。

 

骨盤や背骨のゆがみ

電車内での不自然な姿勢で座っていると、体のバランスを取るために、骨盤や背骨が前後左右に傾くことがあります。

例えば、座席で反らしたりねじれた体勢で居眠りすると、無意識のうちに、体が倒れないように、骨盤や背骨をゆがめてバランスを無影に取ろうとします。

この骨盤や背骨は、体の中心であり土台でもあるので、骨盤や背骨のゆがみは、全身の姿勢に影響を与え、座っていると体が自然と傾く原因となる。

 

視覚の偏り

電車内で常に同じ方向を向いて座ることで、視覚的な刺激が偏ることがあります。

例えば、窓が右側にあれば、窓の外の景色をが目に入るために、無意識のうちに体が右に傾く習慣が形成される可能性があります。

 

電車の揺れや振動による影響

電車の揺れや振動は、乗客の姿勢や体のバランスに影響を与える重要な要因です。

電車の走行中、乗客は無意識のうちに揺れに対応するため体を傾けることがあります。

特に、カーブや分岐点での揺れに対して、常に同じ方向に体を傾ける習慣がつくと、座っていても体が自然とその方向に傾く原因となる可能性があります。

また、長時間の電車通勤で継続的な振動にさらされると、特定の筋肉群に過度の負担がかかることがあります。

これにより、片側の筋肉が疲労し、バランスを崩す原因となる可能性があります。

 

 

電車通学や通学で体が傾くのを解消するための改善法

 

電車の乗っていると体が傾いてくる症状を改善する方法を、以下で紹介させていただきます。

電車での正しく座る姿勢の基本

電車内での、長時間の動きが制限される座席に座っている影響で、体のバランスを崩さないための基本的なポイントとして、

 

・座席の奥までしっかりと腰かけることで、背もたれにもたれやすい状態にして、自然と背筋が伸びやすくさせる

・骨盤を軽く前傾させて、ざこつ(坐骨)と呼ばれるお尻のとがった骨の部分を座面につけて、背骨の自然なカーブを維持させる

・足を組まずに、両足をしっかりと床につけて、体の安定性と左右のバランスを保つ

・肩に力を入れすぎないように、リラックスした状態で座る

などを意識して座ってください。

常に、いい姿勢で座るというのは難しいと思いますので、ご自身の座っている姿勢が崩れていると気がついたときや、ちょっとした座り直す機会があるときに、このポイントを意識して、座ってみてください。

 

電車で座りながらできる姿勢矯正エクササイズ

電車で座りながらできる姿勢を矯正するためのエクササイズを、以下で紹介させていただいます。

 

座りながらできるエクササイズその1

・おなかをへっこめながら、ゆっくり息をはきながら、背中を丸める

・おなかを膨らませながら、ゆっくり息を吸って、背筋を伸ばす

・これを、5回、繰り返す

 

座りながらできるエクササイズその2

・両肩をすくめるように、ゆっくりと上げ、5秒間、その姿勢を保つ

・次に、ゆっくりと下げて力を抜く

・これを、10回、繰り返えす

 

座りながらできるエクササイズその3

・指にアゴに当てて、まっすぐ前を向いた状態から、後頭部が少し上に引っ張られるような感覚で、ゆっくりとアゴを引く

・その姿勢を、5秒間、保ち、5秒たったらゆっくりと元に戻す

・これを、5回、繰り返えす

 

これらの姿勢を矯正するためのエキササイズの動きは、周囲の乗客に気づかれにくく、狭い空間でも実践が可能です。

日本整形外科学会の調査によると、このような小さな動きを含む姿勢矯正エクササイズを、日常的におこなっている人は、そうでない人と比べて首や肩の不調を訴える割合が約25%低いことが分かっています。

そういったことからも、これらのエクササイズを、電車の乗車時にこまめにおこなって、姿勢をリセットするのに役立ててください。

 

電車乗車後に行ってほしい姿勢リセットエクササイズ

電車から降りた後に、電車で座っていることで崩れがちの体のバランスを整えるために、簡単に短時間でできるエクササイズを以下で紹介していきます。

 

電車から降りた後のエクササイズその1

・足を肩幅に開いて、ひざは軽く曲げてリラックスし、重心を均等に保って、まっすぐに立つ

・両手を組んで、手のひらを天井に向けて、頭の上にあげ、息を吸いながら腕をへ伸ばす

・息をはきながら、肩の力を抜いて、ゆっくり手をおろす

・この動作を、3回、繰り返す

 

電車から降りた後のエクササイズその2

・足を肩幅に開いて、ひざは軽く曲げてリラックスし、重心を均等に保って、まっすぐに立つ

・右手で左手首をつかみ、右側に体をゆっくりと倒し、左側の体のサイドが伸びるのを感じながら、10秒間、キープする

・次に、左手で右手首をつかみ、左側に体をゆっくりと倒し、右側の体のサイドが伸びるのを感じながら、10秒間、キープする

・左右交互に、3回ずつおこなう

 

電車から降りた後のエクササイズその3

・足を肩幅に開いて、ひざは軽く曲げてリラックスし、重心を均等に保って、まっすぐに立つ

・両手を後ろで組み、肩甲骨を寄せるようにして胸を張り、組んだ手を上方にあげる

・この姿勢を、5秒間、保持し、5秒たったら、ゆっくりと元に戻す

・この動作を、3回、繰り返す

 

これらのエクササイズは、電車から降りたあとにすぐに行うことができ、体全体のバランスと柔軟性を向上させます。また、日常的におこなうことで姿勢改善にも役立ちます。

 

 

 

まとめ

 

この記事の冒頭に、電車通学中に姿勢を意識して座り、体のゆがみが改善された様子の若い女性学生の画像を配置することをお勧めします。

例えば、背筋を伸ばし、リラックスした表情で電車に座っている女性の姿が適しています。

これにより、読者の興味を引き、内容への理解を深めることができます。

普通に座っていても、体が傾いてしまう癖があると、倒れないように体を支えるために、余計な力を使うことになり、疲れやすくなったり、ストレスを感じたりと、日常生活に大きな影響がでます。

そういったことが起こらないように、電車での通勤や通学中に電車で座っているときやその後に、予防するための意識やこまめなケアが必要です。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

それでも、症状が続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。

当院でも電車での通学や通勤で座っていると体が傾く症状のお悩みに対応していますので、お気軽にご相談ください。

 

また、他に、乗り物による体の不調に対するブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

車での帰省中の乗り物酔いが起きる理由とおすすめの予防方法

深夜バスで座席に座り続けることで起きるきつい腰痛を防ぐためのおすすめの方法

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

参考文献:

1. 日本整形外科学会「ロコモティブシンドローム予防啓発サイト」

   https://locomo-joa.jp/

2. 厚生労働省「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」

 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/undou/index.html


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