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首の痛みを伴うアゴの障害をへのケアは舌を動かすべし

2023.07.22 | Category: 予防,体操・ストレッチ,顎の痛み,首の痛み

この3年ほど、コロナ禍でマスクを長時間、つけることで、口周りの動きが制限されてきました。

ここ最近、ようやくマスクも外せる機会も増えて、口周りに開放感が出てきました。

しかし、いざしゃべったり食べたりするためにアゴを活発に動かそうとすると、これまで制限されていたこともあり、アゴが開けにくい、痛みがでるとアゴの障害を訴える方が多くなりました。

しかも、それに加えて、首の痛みも伴っている方が少なくありません。

そこで今回は、首の痛みを伴うアゴの障害がでる原因とその解消法を紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、アゴと首のお悩みを同時に解決できます。

 

 

 

最近、アゴと首が同時に痛む方が増えた理由

 

しゃべったり、食べたりするとき、アゴを動かすと同時に、舌も動かしますよね。

同時に動かせるのは、アゴと舌は共通の筋肉を使っているためです。

この筋肉は、アゴから首につながっている構造をしています。

つまり、アゴや舌につく筋肉の動きが悪くなると、首にまで影響がでてしまいます。

特に最近はコロナ禍で、マスクを長時間、つけていることで、アゴも舌の動きも制限され、この筋肉への刺激が減り、硬くなる環境が続いた。

で、コロナ制限が解除され始めて、マスクに邪魔されずに口周りを動かせる様になると、アゴから首につながっている筋肉がついていけずに、痛みを発症してしまう方が増えてしまったのです。

ちなみにですが、口は平均約5センチ、指3本分ぐらい開く機能があると言われています。

ものをかむためには、口が1,8センチを要求されると言われていますので、

大体、指2本分ぐらいスムーズに開けることができなければ、アゴ周りに障害が出ていると考えられます。

 

 

 

アゴと首の痛みを訴え来院されて50歳女性の方の実例

 

50歳代女性の方が、アゴと首の痛みで当院に来院されました。

お話を伺うと、右の首の痛みから右に向くにくく、痛みで運転や仕事をするのに支障がでているし、気分も悪い。

それに加えて、アゴを開けるときに右アゴがバキっという音がなって痛くて、口が開けづらいと。

口を開けてもらうと、右側の口が開かないために、アゴが左側にずれているような動きをしていました。

首の骨を触るとゆがみがでており、筋肉の緊張もきつい状態でした。

舌を動かしてもらうと、右頬に痛みが出るとのことでした。

アゴや首の調整した治療後は、この効果を持続させるための、舌に動きをつけるセルフケアをお伝えしました。

1週間後に再来院していただいたのですが、舌を動かすセルフケアをやっているうちにアゴや首の痛みがどんどん気にならなくなって、今は舌をまわすケアをすることを忘れるぐらいになりましたとご報告いただけました。

 

 

 

アゴと首の痛みへのケアは舌を動かすだけ

 

 

アゴと首の痛みを取るための、舌を動かすセルフケアの方法は簡単です。まず、舌を前歯と唇のあいだに入れます。

そしてそのまま、舌で前歯を右へなぞるように動かします。

 

舌が届く上の歯の一番右端に動かしたら、今度は下唇と下の歯の間に舌を移動させて、舌で歯をなぞる様に左へ動かします。

 

舌が届く下の歯の一番左端に動かしたら、また今度は上唇と上の歯の間に舌を移動させて、舌で歯をなぞる様に右へ動かします。

 

要するに、唇と歯の間に舌を入れて、歯の上に舌を滑らせながら、ぐるぐると舌を回すことで、アゴから首への筋肉を刺激できます。

この舌の動きがスムーズにできる様になると、アゴと首の痛みが自然と緩和されていきます。

 

 

 

まとめ

 

余談ですが、アゴと首をケアすると、顔のむくみも取れたと女性の方から喜ばれることが多いです。

アゴ、首まわりが整うことで、血流が良くなりためだと考えられます。

アゴと首をケアすることで、こういったおまけもついてきますし、生活の質も上がりますので、今回紹介させていただいたセルフケアをぜひやってみてください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広


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