- Blog記事一覧 -「左の肩の違和感が取れなくて肩の実例とその対処法」
こんにちは。ひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
長時間、パソコンに向かっていることで、肩に違和感を感じて、
“集中できない”
“やる気がでない”
“体がだるい”
と、気持ち的にも体的にも不調がでていませんか?
今回は、当院でのそのような方の実例とその理由、対処法などを紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、パソコン作業からくる肩の違和感を、解決することができます。
「左の肩が突っ張って、違和感が取れないんです…」
と、ご自身の状況を話はじめられ、さらに詳しくそのようになった過程をお聞きしていきました。
お仕事は、販売員。
仕事内容的に、1日5時間以上はパソコン作業を3年間しているとのこと。
小学生の頃から元々肩こりはあったが、困るというところまでは行っていなかった。
春に入って体調を色々崩してから、特に左の肩の違和感を感じるように。
痛いというわけではないんだけど、この違和感がなかなか取れなく、しんどい。
自分で肩のストレッチとか揉んでみたけど効果がなし。
肩の違和感がでて以来、目の疲れが感じるようになったり、寝付きが悪くなってスッキリした目覚めができなくなるなど、次々でてきた。
肩の違和感もなんとかかしたいし、それが原因で体調が悪くなっているなら、何とかしたいとのことでご来院。
パソコン作業をしていると、画面に顔に近づける前屈みの姿勢、いわゆる
“猫背”
になってしまいます。
そうすると肩が、
「長時間、常に引っ張られた状態」
で歪み、肩周りが硬くなり、血流や酸素が不足し、回復が遅れ、肩に違和感をもたらす。
それだけではなく、この肩の歪みが、背中や腰など体の他の部分の歪みも引き起こし、2次的に今回のような目の疲れや寝付きの悪さなどを引き起こしてしまいます。
それを解消するためには、前屈みの作業によっておこった体の歪みを整えて、血流や酸素が供給されやすい体の状態にする必要があります。
その方法としては、「胸を広げる体操」をやってみてください。
①腕を90度あげ、肘を90度に曲げた状態にします。
②肩甲骨と肩甲骨を引っ付けるように、胸を広げ、その状態を5秒キープします。それを4回繰り返してください。
「胸を広げる体操」でも肩の違和感が取れない場合は?
体の症状が軽度であるなら、「胸を広げる体操」だけで自然と整っていきます。
しかし、「胸を広げる体操」だけでは、肩の違和感が良くならない場合もあります。
その原因は、今回のご来院いただいた患者さんのように、長時間で長期間、同じ作業を続けていることで、肩だけではなく、体のあちこちに歪みが引き起こされている場合です。
こうなると、体のバランス状態が複雑となり、肩だけのケアでは、肩の違和感を取り去るのが難しくなります
ですから、肩の違和感がなかなか取れず、お悩みの方は、体全体の歪んだ箇所ををしっかり見極めて、適切な箇所に適切な施術を施す必要があります。
そのために、専門的な治療院で、体全体の歪みを診てもらうことをお勧めします。
当院も肩の違和感に対しての治療を行なっております。
当院では、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。
当院で治療を受けていただくことで、痛みを緩和し、「体の歪み」を整え、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。
今回ご来院いただいた患者様からは、
「治療をしているときに、その都度、丁寧に説明してもらえて、納得しながら治療が受けれた」
「治療受けてから、肩の違和感が減って、動きやすくなってうれしい」
「日常の気をつけることも、色々わかりやすく教えてもらえて助かる」
というお喜びの言葉をいただきました。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広