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「花粉症なのにコロナと勘違いされそうで…」と花粉症でお困りでしたら鍼治療がオススメ

2022.04.15 | Category: 肩こり

みなさんこんにちは。

兵庫県 加古川市 新神野にあります、ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広と申します。

先日、

「春になって、ヒノキの花粉が飛びだすとダメなの…」

と、花粉症の方が来院されました。

花粉症が発症することで、

 

「一度スイッチが入ると、鼻水やくしゃみがしばらく止まらない」

「体もなんとなくダルいし、何をするのもしんどい」

「周りからコロナじゃないか?と思われそうで、常に周囲に気を遣って生活しないといけない」

 

と、お困りごとを話していただきました。

これまでの花粉症への対策は、薬を飲んでいたが効果があまり感じれなくて、結局のところ季節が過ぎるまでひたすら我慢していると。

そんなお手上げだと思われがちな花粉症ですが、実は「鍼(はり)」による治療がたいへん有効です。

今回は、花粉症にどんな鍼(はり)による治療をおこなうのかを紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、花粉症による困りごとを解決することができます。

 

「花粉症による鼻水や鼻詰まりを止めるには?」

 

花粉症になると、なぜ鼻水や鼻詰まり症状がでるのか?

それはまず、体が花粉を「敵」だとみなします。

そうすると、体の中に花粉を入れたくないので、花粉を絡め取るための粘液が、血管内で生成されます。

そして、鼻の中に粘液が大量に放出されるのが、“鼻水”。

また、鼻の中の血管内で生成された粘液がパンパンに詰まっている状態が、“鼻詰まり”です。

こういった鼻水”や“鼻詰まり”ですが、その過程として、

「血管が広がる」

ことが条件でおきます。

つまり反対に言えば、「血管の収縮」できれば、花粉症を止めることができます。

事実、花粉症のお薬には、「血管を収縮」させる成分が含まれています。

では、薬で花粉症を止めれるのでは?と思われますよね。

確かに一時的に効果がありますが、デメリットとして、

 

・長年飲んでいると薬の成分に体が慣れて、効果がでにくくなる

・全身の血管を締めるので、薬の副反応として、眠くなったりだるくなったりする

・粘液(鼻水)を無理に止めるので、体が反発して、より治りにくい体質になる

 

といったことが挙げられます。

では、どうしたらいのか?

そもそも血管の状態を調整するのは、「自律神経」がおこなっています。

つまり「自律神経」を調整するようなアプローチできれば、花粉症も抑えることができます。

そして、「自律神経」へ体に無理なく優しくアプローチすることを、鍼(はり)による治療は得意としています。

 

 

 

「花粉症への鍼(はり)治療とは」

 

当院が採用している鍼(はり)治療は、2~4ヶ所を鍼によって刺激することで、自律神経を整え、鼻まわりの血管をピンポイントで収縮させて、花粉症による鼻水や鼻詰まりを治します。

この治療法は、医学的にも証明されております。

ご興味がある方は論文が発表されておりますので、

 

「鼻アレルギーに対する星状神経節刺鍼の効果」

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsam1981/38/3/38_3_281/_pdf/-char/ja

「頚部交感神経節幹近傍鍼通電の鼻部皮膚温に及ぼす効果」

https://www.meiji-u.ac.jp/about/research/publication/i_muim/files/02_ando.pdf

 

をご覧ください。

花粉症でお悩みの皆様に受けてもらいたい治療法ですが、どこの鍼灸院でもおこなっている訳ではありません。

かかっておられる治療院がございましたら、

「星状神経節刺鍼(せいじょうしんけいせつししん)の花粉症治療はやっていますか?」

と尋ねてみてください。

 

 

 

「花粉症に対する鍼治療のメリット・デメリット」

 

鍼治療のデメリットといえば、鍼が怖いということでしょか?

ただ、実際に鍼をうたれた方は、ほとんど痛みがないので、

「こんなものか」

という感想をおっしゃいます。

しかも、花粉症の治療は、鍼をするのは2~4ヶ所だけなので、治療時間は数分で終わります。

メリットは、即効性があることです。

多くの方は、鍼をうけたその日か、翌日から効果を感じていただけます。

治療にかかる回数も、1~3回ほど。

治療効果も、半年から1年ほど継続します。

薬も使わないので、副作用もなく、どなたでも受けていただけます。

 

 

 

「花粉症に対する当院の治療の流れ」

 

当院では、

①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。

②患者様の自律神経の状態を知るために、姿勢や体の動きなどを検査し、状態を説明させていただきます。

③鍼をつかっての花粉症治療をおこないます。

④治療後は、整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。

⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。

といった流れで、治療をさせていただきます。

当院で治療を受けていただくことで、花粉症の症状を治し、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。

 

 

 

まとめ

花粉症の治療を受けた患者様からは、

「鼻が通る、楽やわ‼︎

「これでこの春は乗り越えれそう」

「これで友達とおしゃべり楽しめる」

というお喜びの言葉をいただきました

当院では、患者様のお困りごとに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広


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