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突然の腰痛は尿路結石かも?特徴や見分け方は?

2026.06.08 | Category: ぎっくり腰,予防,栄養・食事・飲み物,生活習慣,腰痛

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院、院長の久木崇広です。

体に痛みが出ると、「筋肉を痛めたのかな?」「骨や関節の異常かな?」と思われる方は多いのではないでしょうか。

しかし、痛みの原因は筋肉や骨格だけとは限らず、病気が隠れている場合もあります。

例えば、足の親指の強い痛みは痛風、左肩から腕にかけての痛みは狭心症、そして腰の強い痛みは尿路結石が原因となることがあります。

特に、激しい腰痛は「ぎっくり腰かな?」と思いやすい症状ですが、実際には腎臓から膀胱へ尿が流れる通路に石が詰まり、腰の激しい痛みを引き起こすケースもあります。

そこで今回は、「腰痛だと思ったら…実は尿路結石だった」をテーマに、筋肉や骨格が原因の腰痛と区別するための目安やその病態について、わかりやすく伝えさせていただきます。

 

腰痛の原因が尿路結石だと判断するための目安

筋肉や関節による腰痛ではなく、尿路結石が腰痛かどうかを見分ける目安として、結論から言えば、次のような特徴があります。

・突然、激しい腰や脇腹の痛みが出る

・安静にしていても痛みが楽にならない

・楽な姿勢がなく、じっとしていられない

・痛みが腰から脇腹、下腹部、足の付け根へ移動することがある

・前かがみや起き上がり、体をひねるなどの動作をしても腰の痛みが大きく変化しない

・尿が赤い、茶色っぽいなど血尿が出ることがある

・吐き気、冷や汗を伴うことがある

・排尿時の違和感や排尿の頻度が上がる

このような症状が腰痛とあわせてみられたり、排尿時の変化を伴ったりする場合は、尿路結石による腰痛の可能性が考えられます。

ただし、これらはあくまでも受診先を判断するための目安です。

特に、尿の異常を伴う腰痛がある場合は、泌尿器科や内科などの専門医療機関への受診をおすすめします。

 

尿路結石とは

尿路結石とひとまとめに呼ばれますが、実際には腎臓・尿管・膀胱・尿道のどこに石が存在するかによって、「腎結石」「尿管結石」「膀胱結石」「尿道結石」に分けられます。

特に、腰痛を起こしやすいのが、

「尿管結石」

「腎結石」

です。

次章でそれぞれの病態の特徴を紹介させていただきます。

ちなみに、この尿路を詰まらせる“結石”ですが、突然、できるものではありません。

尿の中に含まれるカルシウムやシュウ酸、尿酸などが、体の水分不足などで尿が濃くなると、これらの成分が腎臓の中で結晶化し始めます。

その小さな結晶が徐々に集まり、成長して石のような塊になります。

結石の大きさはさまざまで、小さいものでは砂粒のような1~2mm程度から、大きいものでは数cm以上になることもあります。

 

尿管結石の特徴

尿管結石とは、腎臓でできた石が、腎臓から膀胱へ尿を運ぶ「尿管」に移動し、その途中で詰まった状態をいいます。

尿管は細い管のため、結石が詰まることで尿の流れが悪くなり、急激に尿管の内圧が高まります。

その結果、突然の強い痛みを引き起こします。

尿管結石の特徴として、

・突然に脇腹や腰に強い痛みが起こる
・痛みが下腹部や足の付け根へ移動することがある
・楽な姿勢がなく、痛みでじっとしていられない
・吐き気や冷や汗を伴うことがある
・血尿が出ることがある

などがあります。

特に、動作によって痛みが大きく変化しにくい点は、筋肉や関節による腰痛との違いの一つです。

 

腎結石の特徴

腎結石とは、腎臓の中に結石が存在している状態をいいます。

腎結石は、小さいうちは自覚症状がほとんどないことも少なくありません。

しかし、結石が大きくなったり移動したりすると症状が出ることがあります。

腎結石の特徴として、

・腰や背中の鈍い痛み
・腰の違和感や重だるさ
・血尿が出ることがある
・発熱を伴うことがある
・吐き気を感じることがある

などがあります。

特に、結石によって尿の流れが悪くなると、尿が停滞して細菌が増殖しやすくなり、感染により発熱を起こすことがあります。

また、この状態が長く続くと、腎臓の働きに影響する場合があります。

そのため、発熱を伴う腰痛がある場合は、早めの専門医療機関への受診が必要です。

 

尿路結石が腰痛を引き起こすメカニズム

「尿が流れる通路に石が詰まるだけで、なぜこんなに強い腰痛が起こるのか?」と思われる方もおられるかもしれません。

尿路結石による腰痛は、結石そのものが腰の筋肉や関節を直接傷つけているわけではありません。

結石が、尿の通り道である腎臓内や尿管に詰まることで、尿が正常に流れなくなり、腎臓や尿管の内圧が高まります。

この状態が続くと、腎臓の働きに影響することがあります。

また、本来は尿によって尿の通り道に存在する細菌も洗い流されていますが、尿の流れが悪くなることで細菌が増殖しやすくなり、感染を起こすことがあります。

腎臓や尿管に分布する神経が、尿路の閉塞による圧力変化や刺激を感知することで、強い痛みが生じます。

体の中では、腎臓や尿管は腰の周辺に位置しているため、その痛みを腰痛として認識します。

また、尿管は自動的に収縮しながら尿を膀胱へ送っていますが、結石を押し流そうとして、その収縮が強くなるため、痛みがさらに増すことがあります。

このようなメカニズムのため、ぎっくり腰のような筋肉の損傷による痛みとは異なり、安静にしていても痛みが軽減しにくい特徴があります。

 

尿路結石を予防するために気をつけるべき生活習慣

尿路結石は、一度発症すると再発しやすいとされています。

そのため、日頃の生活習慣を見直すことが予防につながります。

特に意識していただきたいポイントとして、

・こまめに水分を摂取する
・汗をかいた後は意識して水分補給する
・塩分の摂り過ぎに注意する
・動物性たんぱく質の過剰な摂取を控える
・野菜や果物を適度に取り入れ、食生活の偏りを避ける
・長時間、座ったままの生活を避ける

などがあります。

特に、尿が濃くなると結晶ができやすくなるため、こまめな水分の摂取は予防の基本になります。

筋骨系の腰痛の場合での当院でできること

腰痛の原因がすべて尿路結石などの病気とは限りません。

実際のところは、長時間の同じ姿勢や体の使い方のクセなどによって腰への負担の積み重ねによって起こる筋肉や関節由来の腰痛の方が多くみられます。

そのような腰痛の場合は、当院でお力になれる場合があります。

当院では、患者様のお仕事の環境や生活習慣などをお聞きした上で、腰痛の発症は、必ずしも腰を構成している組織だけに要因があるわけではないため、

・姿勢のバランス

・背骨や骨盤、股関節や膝などの動き

・筋肉の緊張度

などを検査し、

・関節の動きの調整

・背骨、骨盤の調整

・筋肉のバランス調整

・鍼灸治療

・電気治療

・日常生活でのアドバイス

など、お一人お一人のお身体に合わせた施術を行なっております。

 

まとめ

腰痛が起こると、「筋肉を痛めたかな」「ぎっくり腰かもしれない」と考える方は少なくありません。

しかし、腰痛の原因は筋肉や骨格だけではなく、尿路結石などの病気が隠れている場合もあります。

特に、

・突然の激しい痛み
・安静でも楽にならない
・血尿がある
・吐き気や冷や汗を伴う

といった症状がある場合は、筋肉や関節以外の原因も考える必要があります。

腰痛は原因によって対応方法が大きく異なります。

「いつもの腰痛とは違う」と感じた場合は、無理に我慢せず、早めに専門医療機関へ相談することをおすすめします。

一方で、筋肉や関節など筋骨格系が原因となる腰痛については、当院で対応できる場合がありますので、お気軽にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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電話でのご予約はこちら>>079-490-5955

 

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【ブログ執筆者プロフィール】

氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)

資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)

得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調

整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。

整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。

痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。


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