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毎日、中腰で家事をすしていると腰に痛みを感じるのはなぜ?

2026.05.21 | Category: ぎっくり腰,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,姿勢,家事,日常生活の動作,生活習慣,疲労,筋肉疲労,背骨,腰痛,血流,関節,骨盤

 

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

掃除機をかけたり、洗濯かごを持ち上げたりするなど家事をする際に、体を前方に傾ける姿勢である

“中腰”

になることが多いと思われます。

そして、中腰の姿勢をとると、腰に痛みを感じて、家事をするのがつらいという方が少なくありません。

そこで今回は、中腰姿勢による腰への負担を減らすためのポイントと中腰姿勢が腰に与える影響について、わかりやすく伝えさせていただきます。

 

結論:股関節を意識して中腰姿勢をとる

中腰姿勢による腰への負担を減らすためのポイントについて、結論からお伝えすると、

「股関節を中心軸にして腰を曲げる」

を意識することで改善しやすくなります。

当院で患者様に、家事をするときにとる中腰姿勢を実際にしていただくと、背骨の腰の部分だけを曲げてしまっていることを多くみうけます。

腰を曲げるという動作は、背骨と骨盤と股関節が連動しておこなわれます。

背骨と骨盤と股関節の中で、もっとも動かせる範囲が広いのは股関節です。

ですので、動きやすい股関節を軸にして、背骨と骨盤を協調させて腰を曲げる動作をすることが、過度の腰への負荷を避けることができます。

今すぐできる中腰姿勢をするためのポイント

中腰姿勢で腰にかかる負担を軽くするための今すぐできるポイントでとして、以下のようなことから試してみてください。

 

・股関節を軸に腰を曲げることを具体的に言えば、「足の付け根に折れ目を作るように身体を前に倒す」ということになります。

 

・中腰姿勢をとるための動作の順番は、「軽く背骨の曲げる」→「股関節を軸に骨盤を前に倒す」といったリズムで行う

・足を軽く肩幅に開いて、少しだけつま先を外へ向けると、足の付け根から身体を折りたたみやすくなります。

これだけでも症状が軽くなるケースがあります。

 

中腰姿勢が腰に与える影響


姿勢よって腰にかかる負担の変化の研究によると、立っている姿勢より中腰姿勢は、1.5倍もの負担が増加すると報告されています。

さらに、中腰姿勢で荷物を持つと、2.2倍もの負担が増加する結果も出ています。

つまり、中腰姿勢をとるということは、腰に負担をかけることは避けられません。

その中でも、少しでも負担をかけないように中腰姿勢をとるためには、背骨と骨盤と股関節をうまく協調させる必要があります。

 

中腰姿勢をとる動作のメカニズム


腰を曲げたり伸ばしたりする動作は、単に腰だけを曲げているのではなく、

・腰椎(腰の背骨)

・骨盤

・股関節

を連動させています。

この連動した動きは、「腰椎骨盤リズム(ようついこつばんリズム)」と呼ばれています。

腰を曲げるとき、序盤は腰の背骨と骨盤が同時に前に傾き、さらに曲げていく際には、骨盤と股関節が同時に前に傾く割合が大きくなります。

このリズムが正常であると、腰への負担が分散され、動作が滑らかになり、さらに、力を効率よく使えるようになります。

 

中腰姿勢で腰痛を引き起こしやすくする身体的な要因

中腰は、背骨と骨盤と股関節が連動してとる姿勢であるため、

・股関節が十分に動かない

・骨盤の前傾が少ない

・腰椎の動きが過剰

などという状態が起きていると、腰椎骨盤リズムが乱れて、腰痛が発生しやすくなります。

中腰動作をする際に、意識としては、股関節を中心軸にして動くことが大事ですが、それとともに、背骨と骨盤と股関節の動きを整えることが腰痛予防として重要になります。

 

スムーズに中腰姿勢をとるためにしてほしい体操

中腰動作を楽にするためには、腰だけではなく、股関節と骨盤を動かしやすくする必要があります。

そのための体操方法を、以下で紹介させていただきます。

骨盤を前後にゆらす体操

①背筋を軽く伸ばして、イスに浅く座る

②骨盤を前へ倒す

③次に骨盤を後ろへ倒す

②と③を5回繰り返してください。

 

股関節から曲げる体操

①背筋を軽く伸ばして、足を肩幅程度に開き、イスに浅く座る

②開いた足の間に、足の付け根からお辞儀するように、体を前に倒して5秒間キープする

③5秒たったら、体をゆっくり起こして、元の姿勢に戻す

この一連の動作を5回繰り返してください。

背骨まるめ・伸ばし体操

①床に手と膝をついて、四つ這いになります

②その状態で、ゆっくり背中を丸める

③次に、背中をゆっくり軽く伸ばす

②と③を5回繰り返してください。

 

中腰姿勢することで起きる腰痛に対して当院がご協力できること


中腰姿勢で家事をするたびに、腰の痛みを感じる患者様に対して、当院では日常生活の状況や他のお体の状態を詳しくお聞きした上で、
・股関節、骨盤の動きの検査

・背骨の歪みや動きの検査

・腰周辺の筋肉のバランス検査
などをおこない、
・骨盤、背骨の歪みの調整

・股関節の可動性の調整

・腰周辺の筋肉のバランスの調整
・鍼灸治療

・電気治療

・日常生活のアドバイス

などを患者様のお身体に合わせて、施術させていただきます。

 

中腰による腰痛で注意すべき場合


中腰姿勢で痛む腰痛の多くは、筋肉や関節への負担によるものです。

しかし、安静時にも腰が強く痛む、発熱がある、足に力が入りにくい、排尿・排便異常がある場合は、重篤な病気が隠れている可能性があります。

そのような場合は、すみやかに内科や整形外科など専門の医療機関を受診し、精密な検査を受けられることをおすすめします。

 

まとめ

毎日の家事で、中腰姿勢をするたびに、腰に痛みを感じていると、ご自身がつらいだけでなく、ご家族からも心配されてしまいます。

そうならないためにも、早めに中腰による腰痛を軽減させるための正しい動作やケアをされることをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

 

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電話でのご予約はこちら>>079-490-5955

 

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【ブログ執筆者プロフィール】

氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)

資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)

得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調

整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。

整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。

痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。


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