- Blog記事一覧 -「パソコンの打ち込みで、肘が痛くなった時のストレッチ法」
パソコンを2~3台使って、毎日何時間もキーボードを打ち続けている方から、
「キーを打つたびに肘の外側が痛いですよ~、これなんでですか?」
という質問を受けました。
日常生活でも、ペットボトルの蓋を開ける時ですら、痛くて開けられないということもあるようです。
この場合は、おそらく指の使い過ぎによる肘の炎症
「上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)」
と考えられます。
指の使い過ぎが肘にどう関係するの?と疑問に思われるかもしれません。
実は、指を曲げたり伸ばしたりする筋肉は、肘の内側・外側から指先についているのです。
そのため指を使いすぎると、指を動かす筋肉の根元である肘に炎症が起こり、痛みを発生させます。
そこで今回は、肘の外側から指についている3つの主力筋肉のストレッチを紹介させていただきます。
このストレッチをすることで、指を動かす筋肉の柔軟性をつけて、肘の外側の痛みを和らげることができます。
【ストレッチ①】
短撓側手根伸筋(たんとうそくしゅこんしんきん)という筋肉のストレッチです。
⒈肘を軽く曲げ、手のひらを下に向け、手首を手のひら側に曲げます。
⒉反対の手で、手のひらをつかみ、手首を曲げた状態を固定します。
⒊手首を曲げた状態で、肘を伸ばします。
⒋ストレッチ時間は、10秒間伸ばすのを2回繰り返してください。時間をあけながら、一日3回ほどやってみてください。
【ストレッチ②】
総指伸筋(そうししんきん)という筋肉のストレッチです。
⒈肘を軽く曲げ、手首を手のひら側に軽く曲げ、指を握りこむ。
⒉反対の手で、握りこんだ手を包むように握る。
⒊肘を伸ばすと同時に、包み込んだ反対の手で、手首を手のひら側に曲げる。
⒋ストレッチ時間は、10秒間伸ばすのを2回繰り返してください。時間をあけながら、一日3回ほどやってみてください。
【ストレッチ③】
尺側手根伸筋(しゃくそくしゅこんしんきん)という筋肉のストレッチです。
⒈肘を軽く曲げ、手のひらを上にむけて、軽く手のひら側に曲げる。
⒉反対の手で、小指側から手のひらを握る。
⒊手首を手のひら側に曲げている状態を保ちながら、肘を伸ばす。
⒋ストレッチ時間は、10秒間伸ばすのを2回繰り返してください。時間をあけながら、一日3回ほどやってみてください。
【まとめ】
肘の外側の痛みは、つかんだりねじったりという日常生活の何気ない動作で、いちいち発生するのでなかなかうっとうしいものです。また、指は使わないと生活できないことから、指の使い過ぎからくる肘の痛みをとるために安静にすることは難しく、こじらせると完治には時間がかかります。それだけに普段から、セルフケアをしっかりしていただきたい症状です。
ストレッチを行ってもなかなか肘の外側の痛みが取れないようでしたら、『接骨鍼灸院じんぎゅう』にご相談ください。仕事に日常生活に支障をきたさないよう、支援させていただきます。
柔道整復師・鍼灸師 久木崇広 監修
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