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冬に家の中で暖かく過ごしていても「しもやけ」ができる本当の理由と対策

2026.01.08 | Category: ストレス・自律神経障害,予防,体温,免疫,入浴,,冷え,冷え性,天気,新型コロナウイルス,生活習慣,血圧,血流

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

冬になると、しっかりと暖かい服を着込んで、暖房の効いた部屋で過ごしているにもかかわらず、手足の指が赤く腫れて、かゆみや痛みを伴う、

「しもやけ」

に悩まされる方が少なくありません。

しもやけは、主に、手や足の指に起こるので、そこに起こる腫れやかゆみ・痛みなどで、キーボード操作や包丁を使う際に支障が出たり、睡眠の質が低下したりと、仕事や家事など日常生活に大きな影響が出ます。

そこで今回は、冬に暖かい服を着ているにも関わらず、しもやけが引き起こされる理由とその対処法について紹介させていただきます。

 

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しもやけは血管の障害

しもやけは、医学的な用語では、

「凍瘡(とうそう)」

と呼ばれています。

しもやけは、寒冷刺激を受けることで、その後に、

・手指

・足指

・耳たぶ

・鼻先

などに主に起こる炎症性の皮ふの病気です。

その症状としては、

・赤紫色の腫れ

・かゆみ

・ヒリヒリする痛み

・圧痛

などがみられます。

しもやけは、軽い凍傷(とうしょう)のように思われがちですが、発生の外部条件や細胞に起こる病態は異なります。

近年の研究によると、しもやけの発生の中心にあるのは、

 

「血管が縮んだり広がる際の調整に異常がでるため」

 

が有力な発生原因と報告されています。

以下でそのメカニズムについて紹介させていただきます。

 

寒さの刺激で起きる血管の反応

血液は、36~37度程度の温かさのある水分で、その血液が身体中に循環することで、体の温度が一定に保たれます。

人間の体は寒さを感じると、手足の指や耳など体の末端の血管を収縮させて、血管内の血流量を少なくします。

これは、人間の体が寒さを感じると、生命を維持に必要な脳や内臓の機能を維持するために、脳や内臓の血流量を優先的に維持し集めるようと、無意識下で自動で行われます。

その働きが起きると、脳や内臓の血流量を優先的に集めるため、生命を維持するためとしては優先度の低い先・手足の指や耳などに流れる血液量は減らされるを設計になっています。

この一連の血管の反応は、寒さに対して人間が生命を維持しようとする基本的な防御反応です。

 

血管の収縮と拡張がしもやけを引き起こす

寒さを感じると、手足の指や耳などの血管が縮まって、血流が悪くなると、手足の指や耳が冷たくなりますが、それだけではしもやけの主な発生原因とはならないと考えられています。

しもやけの発生に問題なのは、寒さによって縮まった手足や耳など体の抹消の血管が、暖かい部屋や暖房器具にあたることで、血管が広がり血液が急に流れることです。

寒いところから急に温まると、手足や耳の細い血管の中を流れる血の勢いが変わり、血管の壁もゆるんで、水分やタンパク質・症に関わる物質も一緒に外にしみ出しやすくなります。

そのときに炎症に関わる物質も一緒に外へ出て、皮ふが赤くなったり、腫れたり、ジンジンと痛むといったしもやけの症状が出てきます。

特に、しもやけが起こりやすい気温の環境は、0℃以下のような極寒ではなく、

 

「4~5℃前後」

 

の中途半端な寒さの環境下であると言われています。

4~5℃前後の寒暖差が大きい時期に発症が多いことから、屋内外の出入りや寒暖差の影響が考えられています

屋内外の出入りや寒暖差の影響で、手足や耳などの体の末梢の血管が、収縮→拡張→収縮→拡張…と頻回に繰り返されます。

その結果、血管の伸び縮みの調整に狂いが生じて、より血管の壁から水分やタンパク質・炎症に関わる物質も一緒に外にしみ出しやすくなり、しもやけが発生しやすくなると考えられています。

 

しもやけに隠れた病気

毎年、繰り返す・治りにくいしもやけがある方の中には、低血圧・膠原病・自己免疫疾患などの持病といった疾患が隠れている可能性もあります。

他にも、近年の新型コロナウイルスに感染した方の中で、寒冷ストレスがないにもかかわらず、しもやけに似た症状が報告されました。

このしもやけに似た症状は、「しもやけ様病変」とも呼ばれ、しもやけは寒さだけでなく、免疫の反応でも起こりうる病態である可能性もあります。

また、自身がしもやけだと思っても、

・潰瘍、水疱、黒色変化がある

・強い痛みや全身症状を伴う

・毎年重症化する

・季節に関係なく続く

のような症状がある場合は、皮ふ科などの専門の医療機関への受診をおすすめします。

 

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しもやけへの予防と対処法

しもやけ対策というと、「とにかく温めればいい」と思われがちです。

しかし、血管を縮めたり広げたりすることを頻繁に繰り返すような温め方をすると、かえって症状を悪化させてしまうことがあります。

特に多いのが、寒い屋外から帰宅した直後に、

・ストーブやヒーターに直接当たる

・熱いお湯に手足をひたす

といった行動です。

一時的には楽に感じても、その後にかゆみ・腫れ・痛みが強くなることが少なくありません。

そこで、しもやけを予防するもしくは悪化させないためには、

 

「段階的に温める」

 

ことで血管に負担をかけないことが重要になります。

そのポイントは、寒くて体を温めようとしても、

「手足の指や耳など体の末端から直接温めない」

ことです。

まずは体の中心である体幹を温め、血流が自然に手足の指や耳など末端へ届く状態を作ることが大切です。

そこで、以下に段階的に温めるための方法を紹介させていただきます。

 

まずは体幹を温める

寒い外からの帰宅後や寒い環境で家事をした後、手足が冷えても、すぐに手足を温めるのではなく、

 

・上着を一枚羽織る

・首・お腹・腰を冷やさない

・温かい飲み物をゆっくり飲む

 

ことから始めてることで、まずは体幹を温めてください。

体幹が温まると、無意識下で体を調整する機能である自律神経の働きによって、手足の血管も少しずつ緩み始めます。

この一連の流れが、手足や耳などの体の末端の血流が、無理のなく回復するのにつながります。

 

室温に慣れる時間をつくる

寒い場所から戻った直後は、室内が暖かくても、指先の血管はまだ緊張したままです。

暖かい部屋に入って、コートや手袋を外し、5~10分ほど何もせずに過ごすだけでも、血管は徐々に落ち着いてきます。

ポイントは、部屋の暖かさに体が慣れるこの間に、

 

・手を強くこすらない

・すぐに暖房器具の前に行って手足をかざさない

 

ことが大切です。

手足や耳など体の末端を温めるために何もしない時間も、実は、血管に無理な負荷をかけずに体を温める有効な方法の一部なのです。

 

水やお湯は「ぬるめ」から始める

寒さで凍えた手足や耳などを、手洗いや入浴で温める場合は、

・最初は、常温~30℃前後

・慣れてきたら35~38℃程度

の温度の水でおこなう注意が必要です。

寒さで凍えた手足や耳などに対して、いきなり40℃以上の熱いお湯を使うと、血管が急激に拡張し、しもやけの炎症が悪化しやすくなります。

少しぬるいかな?と感じる水の温度から始めるのが安全です。

 

熱を直接には当てない

寒さで手足や耳などが凍えていても、

・ストーブやヒーターに手足をかざす

・カイロや電気毛布を直接当てる

・ドライヤーの温風を当てる

といったように、手足や耳などへ直接に熱を加えることは避けてください。

寒さで凍えて手足や耳などへ直接に熱を加えると、皮ふ表面だけを急激に温め、血管の反応のバランスを崩しやすくなります。

寒さで凍えて手足や耳などを温めるときは、冷たい空気が直接に皮膚に触れないように、靴下や手袋・ブランケットなどで包み込み、保温する方法がおすすめです。

 

動かしながら温める

温かい温度の刺激だけでなく、軽い動きを加えると血流がより自然に回復します。

・指のグーパー運動

・手首や足首をゆっくり回す

・その場で軽く足踏みする

をすくことで、血管を筋肉がポンプのように刺激して、血液が押し出されるため、血管に無理な負担をかけずに血流を回復できることが特徴です。

 

入浴後の余熱を利用する

しもやけを予防したり回復させるのに、最も安全で効果的なのは、体全体が温まった状態を冷やさないことです。

・入浴後すぐに靴下や手袋を着用

・体が冷える前に布団に入る

この流れを意識することで、しもやけの予防・改善につながりやすくなります。

 

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まとめ

しもやけになると、かゆくて痛くて、なんとも言えない不快感を感じて、イライラしたり集中できなかったりと、日常生活に影響がでます。

今年の寒さもまだまだ続きそうなので、しもやけの予防や回復を早めに心がけることをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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