





- Blog記事一覧 -台車作業でひざ裏が突っ張る原因と改善するために今すぐできる3つの体操

みなさん、こんにちは。ひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、倉庫に配送された食料品を仕分けをされておられる40歳代の女性の方が、ひざの裏の突っ張りを訴えて、来院されました。
詳しく仕事の内容をお聞きすると、にんじんやジャガイモ、氷入りの発泡スチロールに入れられたブロッコリーなど、仕分けするために、重たい荷物を台車に乗せて、足で踏ん張って運搬する作業をが多いとのこと。
人手でも不足しているので、無理しておこなっていると、ひざ裏がつぱってきて、うまくひざを曲げなくなって、歩くのがつらく、仕事に支障が出てしまう状態だそうです。
今回、ご相談いただいた患者様のように、足を踏ん張って、物を前に押し出す動作を繰り返すと、ひざ裏が突っ張って、ひざの動きに不調を起こす方が少なくありません。
そこで今回は、足を踏ん張って、重い荷物が乗った台車を前に押して運搬する作業を繰り返すことで、ひざの裏の突っ張りを起こす理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、倉庫内での荷物の運搬や仕分け業務を、快適にスムーズにおこなえます。
電話でのご予約はこちら>>079−490−5955

重い荷物が乗った台車を押して、前にすすむ際に起きる、太ももの裏からふくらはぎの筋肉のメカニズムと不調が起きる理由は、以下のことが考えられます。
台車を押し始めは、ふくらはぎの外側の筋肉を収縮させて、足首を床方向に曲げて、足裏で床を押して、前に進むためのエネルギーを生み出します。
そして、太ももの裏の内側の筋肉が、ひざの動きを制御して安定させながら、股関節を後方に伸ばし、荷物が乗った台車を前に押し出す力を生み出します。
台車の荷物が重いほど、押し出すためのパワーと動作の安定性のために、ふくらはぎの外側と太ももの裏の内側の筋肉への負荷が増加します。
重たい荷物を台車に乗せて前に押し出す動作を繰り返すと、ふくらはぎの外側と太ももの裏の内側の筋肉が疲労して、筋肉に緊張が起きます。

太もも裏とふくらはぎの筋肉は、連結しています。
互いに、引っ張ったり緩めたり協調して動くことで、股関節やひざ関節、足関節が働き、動き、台車を押して前に進む動作がおこなえます。
しかし、太もも裏とふくらはぎの筋肉が、どちらも疲労により突っ張ると、協調して動かせなくなり、
・ひざ関節の内圧が上昇
・ひざ関節の曲げ伸ばしの動き阻害
・太もも裏とふくらはぎの筋肉の連結部の滑りが悪くなる
などが起こり、ひざの裏に突っ張り感を感じるようになります。
言うなれば、電車の車両同士の連結部分が固い場合、走行中に線路のカーブや凹凸に対応できず、スムーズに電車を走らせることができなくなる状況と同じようなこととなります。
それでも無理に動かすと、突っ張り感ににとどまらず、筋肉の損傷や関節の炎症を引き起こすリスクが高まります。
(参考文献:「大腿二頭筋長頭と腓腹筋のレバーアームの特性が膝関節屈伸運動への与える影響」)
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重たい台車を押すことでおこったひざ裏の突っ張りへの対処法として、以下の3つの体操が有効です。
その方法を紹介させていただきます。

安定したイスに浅めに座ります。
片ひざの裏から両手で抱え込、軽くひざを持ち上げます。
その状態で、ふくらはぎを前後に揺れるように、10回 、前後にゆらします。
反対側の足も同様に行います。
この一連の動作を、3回、繰り返し行ってください。

壁の前に立ち、両手を壁について立ちます。
片足を前、もう一方の足を後ろに引きます。
両足のつま先は正面に向けたまま、足のかかとは床につけます。
前のひざを軽く曲げ、体重を前方に移動させます。
後ろに引いた足のふくらはぎが伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。
10秒たったら、元の姿勢にもどってください。
反対側の足も同様に行います。
この一連の動作を、3回、繰り返し行ってください。

立った姿勢で、軽くひざを曲げてかがみ、左右それぞれの手で、同側の足首をつかみます。
ゆっくりとひざを伸ばして、太もも裏の筋肉が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。
10秒たったら、ゆっくりひざを曲げて、元の姿勢にもどってください。
この一連の動作を、3回、繰り返しおこなってください。
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倉庫で重たい商品を台車で運搬して仕分け作業は、ひざ裏の突っ張りがあると、スムーズに動けないことで、仕事がはかどらないだけではなく、作業中のケガのリスクも上がります。
そういったことを避けるためにも、ひざ裏の突っ張りへのケアが必要になります。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
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