- Blog記事一覧 -3月, 2023 | 加古川市新神野 ひさき鍼灸整骨院 - Part 7の記事一覧
3月, 2023 | 加古川市新神野 ひさき鍼灸整骨院 - Part 7の記事一覧
先日、ご来院された60歳代の女性の方から、
「台所で長いこと料理してたら、腰痛くなるんだけど、これって仕方がないの?」
というご質問を受けました。
今回は、長時間、立ちっぱなしで台所作業によって引き起こされる腰痛の理由、対処法などを紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、台所での腰痛を解決することができます。
さらに台所で作業したときの状況えを伺うと、
「野菜をたくさんもらって、それを処理するのに時間がかかって」
「途中で腰が痛くなったけど、途中でやめれないし」
「腰から右のおしりから足に痛みがひどくなって」
腰が痛くなった時になにか対処しましたか?とお尋ねすると、
「そのときは騙し騙しやって、寝る前に少しストレッチしたぐらいかな」
とおっしゃって、
「なんか調理してるときいい立ち方ってあるんですか?」
とも質問をいただきました。
今回、ご来院いただいた60歳代女性の方は、台所の作業内容が、体を右にねじる動作が多かったのが見て取れる状態でした。
腰だけでなく、肩や首、足首周りの歪みをとることで、腰痛を緩和する治療を行いました。
治療後に、長時間、台所で作業することがありましたら、その際にやっておしい対策をお伝えしました。
今回のように同じ姿勢を続けていると、体の同じ箇所に負担がかかってしまうので、どうしても痛みが出てしまいます。
さらに、台所で調理仕事となると、体を前に倒す「中腰」になります。
そうした中腰は立っている時より、1.5倍の力も腰にかかることが、研究で報告されています。
ですので、長時間じっと中腰状態で作業すれば、どんなに鍛えていても腰痛は引き起こされてしまいます。
長時間、台所で立ちっぱなしで引き起こされる腰痛の対処法は、
「調理中にこまめに体勢を変える」
ことです。
でも、包丁を握ったりしているのに体勢を変えるって難しくないの?と思われるかもしれません。
実はやり方はとても簡単です。
その方法は、低い台座を台所の足元に置いて、かわるがわる片足をのせながら台所作業すると、腰痛が緩和されます。
というのも、体が前に倒れる中腰は、倒れないように、腰とお腹と太もも裏の筋肉が主力で引っ張ります。
台所作業で、腰とお腹と太もも裏の筋肉を使いすぎて、疲れて支えきれなくなって腰が痛くなるのです。
台座に足を載せることで、この腰とお腹と太もも裏の筋肉への持続的な負荷を避けることができます。
長時間の台所での作業をする際には、ぜひ足元に台座を置いて、足をかわるがわるのせて、体にかかる負担を分散させてください。
このように当院は、今回ご相談いただいたような、長時間の台所作業をすることによって腰痛が引き起こされる方に対しての治療も行なっております。
当院では、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。
当院で治療を受けていただき、体を整えることで、腰の痛みを緩和し、ストレスなく台所作業ができ、良い状態を維持できる体を作ることができます。
治療後は、
「腰が伸びた〜」
「体がまっすぐになった感じがする」
「着替える時にスッとかがめる」
といった感想をいただきました。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広