- Blog記事一覧 -花粉症でくしゃみをしすぎて腰が痛い… くしゃみの衝撃を緩める方法は?
月に1回、お身体のメンテナンスに来られる40歳代の教員の女性の方が来院され、
「花粉症がもうはや始まって…」
「くしゃみでくしゃみで、腰が抜けそう…」
「なんとかしてもらおうと思って…」
と訴えられました。
今年は気候の加減か、花粉症がいつもより早く訪れているようです。
当院にご来院いただいた患者様のように花粉症による「くしゃみ」に苦戦されておられる方も多いです。
そこで今回は、花粉症による「くしゃみ」で腰を痛めないための方法を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、「くしゃみ」による腰痛を解決することができます。
「くしゃみ」するときはどんな感じでしますか?と質問させていただくと、
「腰が抜けないように手を腰に当ててする」
「くしゃみで音たてれないから、ちょっと我慢する感じでするかな」
とのこと。
「くしゃみ」が出たときって、お身体はどうですか?とさらにお聞きすると、
「腰が抜けそう」
「太ももの外側にしびれがでた」
「なんか首まで痛いし」
と、「くしゃみ」にうんざりしておられました。
お話をお聞きすればするほど、「くしゃみ」が心身ともに影響が出ていることがわかりました。
「くしゃみ」は、場合によってはぎっくり腰や腰骨の圧迫骨折を引き起こします。
そういうことなので、「くしゃみ」が腰に与える影響を研究もされています。
それによると、「くしゃみ」によって爆発的に息をはくことで、体が前後上下に振られて、
「20キログラムの衝撃が瞬発的に腰にかかる」
と報告されています。
もし、「くしゃみ」が連発で出た場合は、20キログラムの重さの衝撃が、連発で腰にかかるということです。
「くしゃみ」によって、ぎっくり腰や骨折を起こすのも無理はないですね。
最近はコロナの流行で、「くしゃみ」をすることがマナーの加減でしづらいところです。
しかし、「くしゃみ」は我慢してはいけないというのが、専門家の共通した意見です。
「くしゃみ」を我慢しようと、鼻をつまんで口を閉じて、「くしゃみ」を我慢した男性が、喉に痛みが走ったので、検査を受けると、喉に穴が空いてしまったというイギリスの症例があります。
「くしゃみ」を我慢することで、腰痛以外にも、
・喉の損傷
・鼓膜の損傷
・血圧の上昇
・脳血管の損傷
・耳への感染
などなど、いろいろな影響を引き起こしてしまいます。
今回、来院された患者様のお身体をみさせてもらうと、腰だけでなく首にまで歪みがでていましので整えました。
治療をさせていただいた後に、「くしゃみ」をする際に衝撃を緩める方法をお伝えしました。
その方法は、とても簡単です。
「くしゃみ」をする際に、上半身が前後上下に振られることで腰に負担がかかるために痛みます。
ですので、「くしゃみ」をする瞬間に上半身を固定るすことが、腰痛予防として有効になります。
その方法ですが、
・机や壁に手をついてくしゃみをする
・太ももに手をついてくしゃみをする
・座り込んでくしゃみをする
といった感じで、上半身を固定してみてください。
当院はこのように、「くしゃみ」をしすぎたことによって起こる腰のに対しての治療を行なっております。
当院では、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。
当院で治療を受けていただき、体を整えることで、くしゃみによる腰の痛みを緩和し、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。
治療後に、
「今日が待ち遠しかったわ〜」
「腰、伸びる、楽や〜」
「首もおかしかったでしょ、そうやと思った〜」
と感想いただきました。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広