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自粛ストレス疲れからくる「免疫低下」を防ぐツボ7選

2020.05.28 | Category: 予防,新型コロナウイルス

 

新型コロナウイルス感染拡大による生活の影響を調査したところ、

 

約45%の方が「自粛することに疲れている」

((株)クロス・マーケティングによる20~69歳・男女・2500人対象に「新型コロナウイルス生活影響度調査」より)

 

と今までに経験したことのない自粛生活は、多くの方がストレスを感じている結果がでています。

 

このストレスですが、長期間続くことでおこる体の変化の一つに「免疫低下」があります。

 

緊急事態宣言が解除されたとはいえ、まだまだ感染はおさまったとは言えない状況です。

 

このような現状下で、自粛生活ストレスから「免疫低下」が体に起こることを避けたいですね。

 

そこで今回は、免疫を引き上げてくれるツボを紹介いたします。

 

このことを知っていただくことで、免疫を向上させ新型コロナウイルスに対抗できる体を作っていくことができます。

 

コロナウイルスの免疫最前線はどこ?

 

人間の体には、免疫にかかわる組織は数多くあります。

 

そのなかでも新型コロナウイルスに対抗する最前線は、「口」「鼻」にある免疫組織です。

 

これは新型コロナウイルスの主な感染経路が、

 

・新型コロナウイルス感染者の咳やくしゃみなどからでる飛沫を「口」「鼻」でキャッチする。

・新型コロナウイルスが付いた手で「口」「鼻」で触ってしまう。

 

であるとされているからです。

 

その「口」「鼻」にある免疫組織が、

 

“扁桃(へんとう)”

 

です。

風邪をひいたときに、「扁桃腺(へんとうせん)が腫れた~」という会話を一度は聞いたことがあると思います。

 

これは、風邪のウイルスが「口」「鼻」から侵入した際に、阻止しようと“扁桃”が働いているからです。

 

“扁桃”は、鼻・耳の奥・舌の付け根など、空気が入ってくる道を取り囲むように免疫の組織を構成しています。

 

ということは、“扁桃”を強化することで、新型コロナウイルスの侵入を阻止することができます。

 

 

扁桃を強化するツボ7選

ウイルス侵入を防ぐ最前線である“扁桃”を活性化させるツボを7つ紹介していきます。

ツボの位置を探す際に、親指の横幅を使って探してください。

 

天牖(てんゆう)

耳タブの裏にポコッと「乳様突起(にゅうようとっき)」という骨がでています。一番出っ張っている部分から親指2本分ぐらい斜め下後ろにあります。

 

大椎(大椎)

頭を前にさげて、首筋を触っていくと一番骨がでている部分にあります。

 

手三里(てさんり)

肘を曲げた時にでるシワの端から、手を開いたときにできる親指のくぼみにかけてのライン上の、肘のシワから親指3本分離れた場所にあります。

 

照海(しょうかい)

内くるぶしの一番出っ張った部分から親指1本分下にあります。

 

太谿(たいけい)

内くるぶしの一番出っ張った部分から親指1本分後ろ(アキレス腱側)にあります。

 

復溜(ふくりゅう)

内くるぶしの一番出っ張った部分から親指3本分後ろ(アキレス腱側)にあります。

 

築賓(ちくひん)

内くるぶしの一番出っ張った部分から親指5本分後ろ(アキレス腱側)にあります。

 

扁桃のツボ7選の刺激方法

今回紹介させていただいたツボは指で刺激していただいても結構ですが、最も良い方法は、

 

「温める」

 

ことです。

 

しかし、ツボをピンポイントで温めるのはなかなか難しいですね。

 

ですから今回紹介させていただいたツボを体の部位ごとでみると、

 

「首」

「肘」

「足首~スネ」

 

と3か所に分かれています。

 

この体の3か所を、温めるもしくは保温することで十分ツボに刺激を与えることができます。その方法例として、

 

・カイロやホットパックをツボ周辺にあてる。

・入浴の際に温水シャワーをツボ周辺にあてる。

・ネックウォーマー・肘サポーター・レッグウォーマーなどを使ってツボ周辺を覆い保温する。

 

という感じでやってみてください。

 

まとめ

新型コロナウイルス感染拡大で、仕事のやり方や人との接し方ががらりとかわってきています。

 

れまで経験したことのない自粛生活ストレスを感じず、なれて普通に生活できるまでには、まだまだ時間がかかりそうです。

 

長期戦を見据えて、新型コロナウイルスの影響によるストレスをいかにコントロールするかが今後、健康に生活を送るうえでカギになってきます。

 

今回紹介させていただいた「扁桃のツボ7選」を知っていただいたことで、ストレスによる「免疫低下」を防ぎ、体調を整えていただければ幸いです。

 

柔道整復師・鍼灸師 久木崇広 監修


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