- Blog記事一覧 -「よい姿勢をとるにはどうしたらいいの?」

「よい姿勢をとるにはどうしたらいいの?」

2019.03.03 | Category: 姿勢

ご自身の姿勢が悪いのを自覚しているけれども…、人によく姿勢が悪いと言われてしまう…、など姿勢について気になっていることはないですか?

 

自分ではまっすぐ立っていると思っていても、写真やビデオで自分の姿勢の悪さを見て愕然としてしまったというお話をお聞きすることもあります。自分がどんな姿勢でいるのかなかなかわからないものです。

 

人間は二足歩行によって、他の動物より圧倒的に進化できました。その代わり本来は手と足の四本で支えるべき体を二本の足で支えなければいけなくなり、それに伴ていい姿勢に保つことを苦労するようになっています。

 

私は剣道をしているので、姿勢に関しては稽古中にかなり注意をうけます。稽古中は自分でも気を付けているのですが、前のめりに相手にかかっていくときや疲れてくると崩れてしまいます。高段者の先生方は稽古を積み重ねて体にしみこんでいるので、こちらが激しくかかっていっても姿勢は不思議と乱れません。稽古中に自分の姿勢が乱れるのは、まだまだ修行が足らないな~と思いますが、一般の方よりは姿勢に関しては矯正される機会が多いと思います。しかしそのような機会がない普通の生活の中ではなかなか指摘はされても、姿勢をどうすればいいかまでは言ってもらえないと思います。

 

そこで今回は、よい姿勢をとるためのポイントについてご紹介させていただきます。

 

このことを知っていただくことで、普段から気が付いたらいい姿勢に戻しやすくなります。

 


姿勢が悪いと何か困ることはありますか?質問には、

 

「見た目が悪い」

 

という返答が変えてくることが圧倒的に多いです。確かにそれは大変重要なことですが、そのほかにも姿勢が悪いと引き起こされるデメリットとして、

 

①呼吸がしにくい

姿勢が悪いと、肺を膨らましたりへこましたりする機能が悪くなり、呼吸がうまくできなくなります。人間の細胞が活動するには酸素が必要です。姿勢によって呼吸がしづらいことで、体の活動を低下させます。

 

②自律神経が不調となる

体温や血圧など体を自動制御する神経が背骨に沿って伸びています。姿勢が悪いことで、背骨に沿って伸びている自律神経の活動が悪くなり、呼吸同様体の活動を低下させます。

 

③肩こりや腰痛の原因となる

姿勢が悪くなることで、筋肉や関節にアンバランスな負担がかかり、肩こりや腰痛、ひざの痛みなどの原因となります。

 

④疲れやすくなる

姿勢が悪くなることで、なにか動作をするたびにいったん体勢を整えるために体が左右に揺れたり上下したりと、余分な動きが多くなり疲れやすくなります。

 


などなど、姿勢が悪くなることでいろいろと体にも日常生活にも不都合がでてきます。ではいい姿勢の基準として意識することは、

 

①横から見て一直線

横から見て線を引いた際に上から、「耳→肩→股関節→膝のお皿→外くるぶし前」と一直線に並ぶように立つ。

 

 

 

②壁に体を付けた時の接着面

壁に体の後面を密着させたときに、「頭・肩甲骨・お尻・ふくらはぎ・かかと」が壁についているかどうか。背中が曲がっていると頭はつかず、体の重心がずれていると膝が曲がりふくらはぎは壁につかない。

 

 

 

③重心はおヘソの下あたり

体のバランスの中心となる部分、つまり重心は、足元から身長の55~56パーセントの高さ。大まかにいうとおヘソの下あたりで「丹田(タンデン)」と呼ばれる部分です。スポーツや武道でも、おヘソ下あたりに意識をもって動くことで体を安定させます。

 

 

 


姿勢の基準は以上のようになりますが、これを知っていただいてもなかなか姿勢を直すことのポイントを絞るのは難しいかもしれません。姿勢を意識しすぎて、社交ダンスのようにそり過ぎても体を痛めてしまいます。そこで気を付けてほしいポイントとしては、

 

①アゴをひく

②下腹に引っ込める

③足先の向きをまっすぐにする

 

の3つ気を付けてください。そうすることで姿勢は自然とよくなってきます。最初の内は非常に窮屈な感じがしますが、体に覚えさせると今度は悪い姿勢をとっていることが返って気持ち悪くなるなってきます。その域まで行けたら万々歳ですが、まずはご紹介させていただいた3つのポイントを気が付いたら直すように意識してやってみてください。

 

それでもご自身の姿勢が悪いかどうかわからない・どう直していいのかわからないようでしたら、『接骨鍼灸院じんぎゅう』にご相談ください。カメラによる姿勢検査をおこない、姿勢の矯正治療・日常生活指導をさせていただくことで、より良い姿勢となるようお手伝いさせていただきます。

柔道整復師・鍼灸師 久木崇広 監修


当院は完全予約制となっております。事前にお電話もしくはネットにて、ご予約お願いいたします。

 

ご予約は、電話番号 079-490-5955 よりお願いいたします。

 

ネット予約は、ホームページ(https://sekkotsushinkyu-jingyu.com/)よりお取りください。

 

治療中のため、電話にでられない場合もございます。折り返しお電話させていただきますので、お手数をおかけしますが、お名前とお電話番号を留守番電話へお願いいたします。

 

当日のキャンセルは、電話にてお願いいたします。

 

【診療時間】

月・水・木・金・土 11:00~21:00

日曜日 13:00~19:00

休診日 火曜日

 

講習会などにより、臨時で休診させていただく場合もございます.

ホームページ、お電話にてご確認のほどをよろしくお願いいたします。

 

【料金】

初診料 8000円

2回目以降 6000円

 

【アクセス】

〒675-0001

兵庫県加古川市新神野5丁目7-7 津田ビル1F-A

JR加古川線神野(かんの)駅から徒歩5分

フーディーズ神野・ゴダイドラック神野店に向かって右隣りのビル1階 左側手前のテナント

 

【駐車場】

1台駐車可能です。

当院がはいっている建物に向かって右隣りの駐車場。駐車場に入って左列の4番目が当院の駐車場となっております。


月別アーカイブ

カテゴリ一覧

アクセス情報

所在地

〒675-0008
兵庫県加古川市新神野5-7-7 津田ビル1F-A

駐車場

1台あり

当院に向かい右側に駐車場がございます。駐車場入り口より、左列4番目が当院の駐車スペースとなっております。

休診日

水曜日・日曜日

予約について

当院は完全予約制となっております。

治療中は電話対応ができない場合もございます。留守番電話へお名前・電話番号・診察番号をご伝言ください。後ほど折り返しご連絡いたします。
ホームページからネット予約も出来ますのでご利用ください。