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「ストレスがたまると特に女性は風邪をひきやすい?対処法は?」

2019.02.14 | Category: ストレス・自律神経障害

治療をさせていただくと特に女性の方が多いのですが、肩や首の痛みを訴えられるとともに、全身のだるさや微熱といった風邪のような症状も訴えられます。

 

肉体疲労で体力が落ちて風邪をひいてしまう場合のほかに、それほど肉体疲労がなくてもストレス過剰だなと思われる方が同様の症状がでます。

 

肩首あたりに痛みを発症する人は、東洋医学的にはストレスが関係するととらえますが、一昔前の西洋医学では、肉体的疲労と精神的疲労のストレスとのかかわりあいは分けて考えられていました。しかし最近は研究が進み、西洋医学的にも肉体的疲労と精神的疲労にストレスが密接に関係してくることがわかってきました。

 

そこで今回はストレスがたまると風邪をひきやすい原因とその対処法を紹介させていただきます。

 

これを知っていただくことで、ストレスによって体調を崩すことを軽減することができます。

 


ストレスがたまると風邪をひきやすい原因としては、

 

 “ストレスと戦うために体が自動的に免疫の働きを後回しにするため”

 

です。

 

人間がストレスを感じる機能は、文明が発達していないはるか昔に命を守るため進化した機能なのです。

 

人間が猛獣や天災などと遭遇し命に係わる危機的な状態となった時、「戦う」「逃げる」といった行動を選択しなければいけません。実はそんな「戦う」「逃げる」ためのエネルギーを緊急に体から放出させるために、ストレスは存在します。

 

よく興奮すると「アドレナリンがでるわ~」なんてセリフと言ったり聞いたりすることはないですか?

 

このアドレナリンとかノルアドレナリン・コルチゾールとかいう言葉は別名「ストレスホルモン」と呼ばれ、脳がストレスを感じると分泌されて、「戦う」「逃げる」ための機能を上げてくれます。

 

ストレスホルモンは、「戦う」「逃げる」ため機能をあげてくれますがそちらにエネルギーを注ぐため、菌やウイルスに対抗する免疫機能にエネルギーを回せず、免疫機能が落ちてしまいます。

 

太古の人間にとって危機的状態は常というわけではなかったので、ストレスホルモンの分泌は一時的で済みました。しかし現在においてストレスは常に身近なものとなっています。人間関係や仕事の量、情報量の多さなど脳が処理しきれないず危機的状態を感じやすい環境に囲まれています。身近なもので言えば、スマートフォンを見ることでさえ人間の体は知らず知らずのうちに緊張してストレスを感じています。

 

ですから、ストレス過剰な現代において、常にストレスを感じることでストレスホルモンが分泌して「戦う」「逃げる」ためにエネルギーが使われ、免疫が落ちてしまいます。

 

アメリカで行われた実際の試験で、ストレスを感じている人と感じていない人に分けて、その両方のグループに人の鼻に風邪のウイルスを塗って観察したところ、ストレスを感じているグループのほうが圧倒的に風邪を発症した人が多かったそうです。しかも、男性に比べて女性のほうがその比率は高いという結果がでました。

 

ですから、ストレスから風邪をひいてしまう過程を阻止するためには、肉体的にも精神的にも緊張させない時間を作り出さないといけません。

 

理屈はそうですが、なかなか難しいですよね。そこで、ストレスホルモンの分泌を調整して風邪をひきにくくするための対処法としては、体を部分的に刺激して「もう戦わなくてもいいよ」「もう逃げなくてもいいよ」と体にお知らせする必要があります。その方法として、

 

対処法その①「足首の内側を温める」

足の内くるぶしにカイロを貼ったり、足首全体をサポーターやレッグウォーマーで保温してください。

 

 

 

対処法その②「足の指の付け根をもむ」

足の裏の指の付け根を指で押して刺激してください。

 

 

 

対処法その③「足の指の付け根の間をもむ」

指と指の間、いわゆる「水かき」と呼ばれる部分を小指側から始まって親指側で終わるような順番で押してください。

 

 

 

対処法①~③をすることで、ストレスホルモンを分泌している内臓器官に働きかけて、免疫機能を正常に動くように働きかけます。

 


ストレスをこまめに発散して抜くのはなかなか難しいですよね。今回紹介させていただいた①~③の対処法はテレビ見ながらでもできることなので、ストレスを感じていることが多かったり、肩や首がこって風邪っぽいな~と思ったときにやってみてください。

 

それでもストレスが溜まって肩首が痛く風邪症状が抜けないようでしたら、『接骨鍼灸院じんぎゅう』にご相談ください。全身をバランスを調整して体調が整うようにお手伝いをさせていただきます。

柔道整復師・鍼灸師 久木崇広 監修


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