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「コンタクトをしている若い子に頭痛が多い?」

2018.11.29 | Category: 頭痛

スポーツやっている小学生の子供さんが、眼鏡が邪魔になるということでコンタクトに変更されていることをよく見るようになりました。

 

私も小学校二年生から眼鏡をかけているので、たしかに眼鏡はうっとうしいものでした。20歳頃にコンタクトをした時は何と便利なものかと思いました。しかしつけたときの目の痛みがきつくて、長時間はちょっと無理でしたね。今も週に1回4時間だけスポーツするときに、使い捨てのコンタクトをつけています。

 

ですから子供さんがコンタクトを常時つけているのは、大丈夫かな?とついつい考えてしまいます。

 

実際、高校生の姪っ子がずっとコンタクトをつけっぱなしで、スマートフォンを長時間いじっていて、目の疲れから頭痛を引き起こしていました。本人曰く、

 

「頭痛薬飲んだら治るから」

 

とびっくりするようなことをいってくるので、「それは治っているのではなくてごまかしているだけ」と説明するときょとんとした顔で、

 

「治ったと思ってた・・・」

というショックを受けた感じの答えが返ってきました。私もそうでしたが、若いときは、なかなか目を乱暴にあつかってしまいます。

 

スマートフォンが流行りだしてから、コンタクトをしている若い人たちに頭痛が多いのは、治療経験上感じます。そこで今回は、コンタクトをしている若い方で、頭痛が良く出る方がおこなってほしい対処法をご紹介します。

 

これを知っていただくことで、頭痛で気分が悪くなり活発に動くことができなくなることを減らすことができます。

 


コンタクトをつけっぱなしによる頭痛を治すにはずばり、

 

「涙をだす」

 

ということです。というのは、目の神経は頭の後ろにある神経とリンクしています。眼球が痛むと神経が興奮して、リンクしている頭の後ろの神経まで興奮して頭痛が起こってしまうのです。

コンタクトつけたぐらいで目が痛むか?と思われるかもしれません。乱暴な表現をすると眼球にとってコンタクトを付けている状態というのは、

 

「口をふさがれて息ができない状態で殴られている」

 

と同じ状態なのです。眼球も細胞でできています。細胞が活発に動こうとすると栄養と酸素が必要になります。コンタクトを付けている状態の眼球の酸素状態は、

 

「富士山の頂上にいるぐらいの酸素量」

 

とされています。富士山に登られた方はわかるかもしれませんが、結構酸素がうすいですよ。コンタクトを選ぶときも、値段も重要ですが酸素の透過性が高いものをなるべく選んでください。

 

また、眼球にコンタクトを付けている状態をは、

 

「眼球に指を突っ込んだ状態で長時間いる」

 

という感じです。想像しただけで痛いですよね、こんなことをしていれば内出血をおこしてしまいます。とにかくコンタクトは眼球を痛めてしまいます。傷めることでなんとかケアしてくれと痛みを出して、ひどい場合は頭痛にまでつながってしまいます。

 

ですが、長時間コンタクトをしないようにしてくださいとは、お一人お一人の事情もありますのでいえないところです。だからこそ目のケアをしてほしいところなんです。目のケアをすれば、自然と頭痛もおさまっていきます。その方法が「涙をだす」ということなのです。

 

涙にはうるおいだけではなく、眼球を栄養する成分がたっぷり入っています。涙が目の中で充実することで、コンタクトで痛んだ眼球が修復されていきます。

 

じゃ「目薬」させばいいんじゃないの?と思われるかもしれません。目薬は一時的な薬としては良いのですが、常時目に使うには少々難があります。というのは、市販の目薬は、目の中の血管を無理やり広げる成分が入っているものも少なくなく、血管を痛めてしまい、長期的に見て常時使うにはオススメできません。また目薬の成分で目を栄養するにも、その成分だけでは全然足らず修復にはいたらないのです。

 

目の中に涙成分を出すためには、

 

「目を温める」

 

ことで血行を良くして涙成分をたくさん作り送り込むことで、目の修復は促進されます。その方法は、

 

「お湯で温めて絞ったタオルと目の上にかぶせて置いておく」

 

だけでいいです。最近は目を温めるグッズも増えましたのでそちらを利用されてもよいかと思います。(https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E7%9B%AE%E3%81%AE%E7%96%B2%E3%82%8C+%E3%82%B0%E3%83%83%E3%82%BA/

自分の身体を治すには、なるべく自分の身体からでたもので補えるほうが身体には優しいですね。

 

寝る前などにおこなっていただけたら、寝ている間は目を使いませんのでより修復が進みます。

 

女優さんのように涙を自由に出せたら目もうるおせることができるのですが、なかなか難しいですね。女優さんは感情をコントロールして涙を生産するようですが、一般人には無理ですね。他に涙を出すコツとして、あくびの動作を口を閉じて行うと涙が出るそうです。いわゆる、「あくびをかみ殺す」という感じです。私もやってみましたが、意図してやるとなかなか難しいですね、退屈な話をされているときには自然とできるのに。ということなので、涙を生産するには「目を温める」ことが手っ取り早そうですので、やってみてください。

 


「一日中コンタクトするのではなくて、午後とか夕方は眼鏡にしてみたら?」と提案させていただくことも多いのですが、あまりいい反応は返ってこないことが多いです。最近は眼鏡もファッションの一部としておしゃれになってきていますが、若い方には抵抗があるようですね。若い方は、まだ身体が元気ですので多少無理は効いてしまうところでしょうが、コンタクトを外すのが無理なようでしたら温める作業を行ってみてください。

 

頭痛は、考える力や行動する力をそいでしまいます。薬でその場限りごまかしても、いずれは効かなくなてしまいますので、今回ご紹介させていただいたことをしていただき、目をいたわって根本的に解決していただければ幸いです。

 

 

それでもコンタクトによる目の痛みから頭痛が治らないようでしたら、『接骨鍼灸院じんぎゅう』にご相談ください。首や肩を含めて頭痛治療をおこない解決できるようにおてつだいさせていただきます。

柔道整復師・鍼灸師 久木崇広 監修


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