





- Blog記事一覧 -花粉症対策のマスクを長時間の着用による体への影響と正しい対策

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
春に入り、やっと暖かくなって、ホッとする季節になってきました。
それと同時に、花粉症のシーズンに入り、花粉症の方は、毎日、マスクが手放せない時期でもあります。
マスクは、体への花粉の侵入を大幅に防ぎ、症状を和らげる強力な味方ですが、長時間、マスクを着用することによる体への負担も無視できません。
そこで今回は、花粉症の基本からマスクの効果、そして、長時間のマスクの着用のが体に及ぼす影響と対策を、伝えさせていただきます。
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花粉症は、大気中にスギ・ヒノキなどの花粉が大量に飛び、その花粉が呼吸の過程で体に侵入することで、花粉を体にとって害をなす異物と判断して、過剰に免疫反応をしてしまう病気です。
花粉が体の中に入ってくるのを防止し、入った花粉を排出するために、鼻やのどの粘膜や涙を分泌し、くしゃみを発生させます。
この反応により、鼻やのど・目などの粘膜に炎症が生じ、鼻水・目のかゆみ・鼻づまりなどの症状が発生します。
2019年厚労省調査によると、日本人の約4割は花粉症を発生しており、増加傾向で、大気汚染や黄砂との相乗効果で増加傾向・重症化している。
これらの症状が発生し持続すると、睡眠障害や集中力低下など、日常生活に大きな支障をきたします。
また、合併症としてアレルギー性結膜炎、喘息の誘発、皮膚の痒み、などの発生リスクが高まります。
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花粉が体内に侵入する経路は、主に鼻の穴からで、全体の約80~90パーセントを占めます。
ちなみに、目からの花粉の侵入率は、全体の約10~20パーセント、口からは1パーセントです。
マスクをすることで、この侵入率が、約60~80パーセント低下する効果があるとされています。
これは、マスクの不織布が、花粉の0.3μmの粒子を捕獲する率が95%以上もあるためです。
これにより、くしゃみの頻度も50%抑制できていることが研究で報告されています。
以上のような効果があるため、花粉症対策として、マスクの着用が重要視されています。
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花粉症の季節にマスクを長時間着用することは、体の中への花粉の侵入を防ぐ有効な手段ですが、同時に体にさまざまな負担がかかります。
これらの影響は、コロナウイルスの流行の際に、調査されて多く報告されています。
以下でその影響について説明させていただきます。
マスクを着用することによって、鼻や口への花粉の侵入を軽減できるが、呼吸はしづらくなります。
そうすると、息を吐く時に排出されるべきCO2を、再び吸い込んでしまい、血液の中のCO2の濃度が高まります。
それにより、体のエネルギー生産の材料となる血液の中の酸素の濃度の割合が低下します。
これにより、息苦しさや体のだるさなど、体調の不良を感じやすくなることが起こりえます。
マスク内は、高温で多湿な環境になります。
顔面や口は感覚が鋭い部分であるため、その状態にストレスを感じると、血管の収縮を促し、全身の血流が減少することを招きます。
この血流の変化は、生命を維持するために体を自動的に調整する「自律神経」によって起こります。
高温多湿なマスクの内側の環境に対処するため、自律神経の交感神経の活動を活発にさせます。
交感神経は、体を活動しやすくするように働くため、血管の収縮や心拍数を上げたり、筋肉の緊張を促します。
自律神経は、副交感神経という体の回復を促す神経があります。
交感神経と副交感神経の働きが適度なバランスを保つことで、生命は健康的に維持されます。
マスクの着用によって、交感神経が過度に働きすぎると、自律神経のバランスが崩れて、環境に合わせて体の機能を調整しにくくなります。
その結果、頭痛・めまい・不整脈様症状などが増加するといったことが、長期にマスクを着用している医療従事者を対象にした研究で報告されています。
長期のマスク内の環境が高温多湿で、さらに顔の皮膚との摩擦が続くため、顔の皮膚のトラブルが起こりやすくなります。
具体的な皮膚のトラブルとしては、肌荒れやニキビ、接触皮膚炎、湿疹、耳周辺の皮膚荒れが発生しやすくなる。
また、口の中のトラブルでは、マスクの着用によって、口呼吸が促進することで、唾液の分泌が減り、ドライマウスや舌が乾きやすくなります。
他に、歯で噛むことや喋る機会が減ることで、顔の表情を作る筋肉の減少や舌を動かす理からも低下して、虫歯や歯周病のリスクが高まりやすくなる。
マスクを長期に着用していると、マスク紐を引っ掛けている耳は、耳が前方に引き出される持続的な負荷がかかります。
それによって、耳周辺の神経が圧迫され頭痛が起こったり、肩こりや首の痛み、顎関節症の悪化するなどのリスクが上昇しやすくなる。
マスクをしていると、口や舌の動きに制限が起きて、活動が減少します。
そうすると、顔の神経への刺激が減り、それは脳への刺激が低下することに繋がります。
その結果、脳の活動が減ることで、集中力・記憶力の低下などが懸念されます。
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春の花粉症は、2~3ヶ月は続きます。
その期間、マスクをつけていることで、さまざまな影響が体に起こります。
花粉症の方にとって、マスクを外して生活することは難しいと思われますので、体の影響を軽減するためには、こまめなケアが必要となります。
そのための方法を、以下で紹介させていただきます。

マスク着用で起こる血液中の二酸化炭素濃度の上昇や酸素濃度の低下は、マスクを外す短時間の休憩と深呼吸をすることで軽減が可能です。
マスクを外すして休憩する目安としては、空気清浄機や屋内の換気の良い場所で、1時間毎にマスクを5~10分間ほどマスクをオフの状態にしてください。
その際に、座ったままで良いので、鼻から4秒吸い、口から6秒吐くといった呼吸法を、7回行ってください。
また、深呼吸とともに、常温の水分補給をすることで、マスク着用のいよる体の不調へのケアがより効果的になります。
マスクの影響で、自律神経の機能に乱れが起こっていることへの対策として、頭を指先でタッピングすることで効果が有望とされています。
具体的には、両手の指先を、頭部にあてて、トントントンと1秒間に3回程度軽く叩くリズムで叩いてください。
頭部をタッピングする経路としては、 頭頂部→側頭部→後頭部→首の順番で、各場所を30秒間ずつ、3セット行ってみてください。

マスクを着用することに対する皮膚へのトラブルとして、セラミドが配合された保湿クリームをマスクがあたる顔や耳に、こまめに薄く塗ってください。
また、口の中のケアとしては、ガムを噛んだり、鏡前で「あ・い・う・え・お」大げさに口を動かして発音することも有効です。

意味周辺の組織へのケアとして、イヤープル体操が有効です。
具体的には、親指と人差し指で耳をつまんで、前・後・左・右・上・下に引っ張ったり、円を描くよう前に周したり、売り炉に回したりすることで、耳周辺の組織に良い刺激を与えてください。
時間的には、1分ほど行ってください。

日常生活の中で、表情を作る筋肉やアゴを動かす筋肉を、意識的に動かし、脳に刺激を入れることをおすすめします。
例えば、鏡前で笑顔を、数秒間、キープするようにしてみたり、舌を口の中で回すことを行ってみてください。
また、マスクを外して、友人や家族との会話する時間を、積極的に作るようにしてください。
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花粉症対策において、マスクの着用は効果抜群です。
しかし、1日6時間以上のマスクを長時間の着用は、いろいろな影響が体に起きてしまうことが、整形外科や耳鼻科領域で警鐘が鳴らされています。
ですので、花粉症対策にマスクを着用する場合は、そのケアも必要になってきます。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
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