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デスクワークの50代女性の親指の付け根の痛みが起きる原因とその対処法

2024.09.18 | Category: デスクワーク,テレワーク,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,手首の痛み,指のしびれ,指の痛み,生活習慣,疲労,筋肉疲労,職業病,関節

 

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

パソコン作業をしていたら、「親指の付け根が痛い・・・」ということはないですか?

現代において、デスクワークのお仕事をされている方は、パソコンによる作業が、大半を占めるかと思われます。

パソコンは、作業効率もよく、大変便利なものですが、長時間、パソコン作業をしていると、体に負荷がかかり、お体にいろいろな不調が出ます。

パソコン作業で引き起こされる体の不調の中の一つとして、親指のつけ根を曲げたり伸ばしたりするときに痛みがあります。

当院でも、このお悩みについてよく相談を受けます。

50代の女性患者さんの例をお話しします。

彼女は事務職で、1日の大半をパソコン作業に費やしています。1週間前から、左親指のつけ根に痛みを感じるようになりました。

キーボードを打つときや電話の受話器を持つときに痛みが響き、仕事の効率が落ちてしまいました。さらに、買い物袋を持ち上げたり、洗濯物を干したりするときにも痛みが出るため、家事もつらくなってしまいました。

彼女は「手を使うと痛みが出るので、使うのが怖い」と不安を感じているとのことでした。

こういった実例のように、この症状は、仕事中のタイピングや電話対応、家事での物の持ち運びなど、あらゆる場面で日常生活に支障をきたします。

そこで今回は、親指のつけ根を曲げたり伸ばしたりするときに痛みが起きるメカニズムと、日常生活でできる対処法について紹介させていただきます。

このブログを読むことで、親指の付け根の痛みの原因や対処法について理解を深めることができ、この情報が皆さんの日常生活の質の向上につながります。

 

 

 

デスクワークでパソコン作業が引き起こす親指の痛み悩むの原因

デスクワークで、パソコン作業をすることで、親指の付け根に痛みが引き起こされる原因は、以下のことが考えられます。

 

長時間のパソコン作業による炎症

デスクワークで、長時間、パソコンを使用すると、親指の付け根に痛みが生じることがあります。

これは、キーボードやマウスを操作する際、親指を曲げたり伸ばしたりと、反復して繰り返し使う動作によって、親指の付け根に炎症が起きている可能性が高いです。

指は、指についている「けん」(腱)と糸のようなものが、それをおおう「けんしょう」(腱鞘)という筒の中を滑って、動かされます。

繰り返し指を使っていると、「けん」(腱)と糸のようなものが、それをおおう「けんしょう」(腱鞘)という筒に擦れすぎて、炎症が起こります。

この炎症は、まるで指輪が指にぴったりとはまっている状態のようなものです。

通常、指と適正にはまっている指輪は、指の上をスムーズに動きますが、指がむくんだり、指輪の内側に汚れがたまったりすると、動きが悪くなり、指が痛くなったりします。

同様に、けん(腱)がけんしょう(腱鞘)の中で摩擦を起こし、炎症が生じることで、スムーズな動きが妨げられ、痛みを引き起こすのです。

特に、50代の女性の方は、加齢による組織の弾力性の低下も相まって、この症状が出やすくなります。

 

不適切なパソコン作業の姿勢による手首への負担

パソコン作業中の姿勢も、親指の付け根の痛みの原因です。

特に、画面が体の正面ではなく、右側や左側にあり、常に体を右や左にひねって作業をしている場合、手首に余計な負担がかかります。

これは、曲がった水道管に水を流すようなもので、自然な流れを妨げ、曲がった部分に水圧の力がかかるのと同様に、不自然な作業姿勢によるマウスやキーボード作業が、親指の付け根に過剰な負荷を書けるようになり、その結果、親指の付け根に痛みが発生しやすくなります。

 

休憩の不足による筋肉と関節の疲労

デスクワークに集中するあまり、休憩を取らずに長時間作業を続けることも、手の痛みの原因です。

休憩をとらずに作業を続けると、手首や指の筋肉が疲労し、関節に過度の負担がかかります。

これは、休憩をとらずに長時間走り続けると足に痛みが出るのと同じ原理で、負担時間の増加が、親指の付け根の痛みを引き起こします。

 

ストレスによる筋肉の緊張

仕事のストレスも、間接的に手の痛みを引き起こす要因です。

仕事で、ストレスを感じると、体が緊張し、無意識のうちに力が入ってしまいます。

これにより、キーボードやマウスを必要以上に強く握ったり、たたいたりしてしまい、手首や指に余計な負担がかかります。

そうすることを繰り返すことで、親指の付け根に痛みが発症するリスクが高まります。

これらの原因を理解し、適切な対策を取ることで、親指の付け根の痛みを軽減し、快適なデスクワーク環境を整えることができます。

その方法について、次章で紹介させていただきます。

 

 

 

デスクワーク女性の親指の付け根の痛みを改善する方法

 

パソコン作業で、親指のつけ根を曲げたり伸ばしたりするときに痛みを感じるへの有効な対処法として、以下のことを紹介させていただきます。

 

効果的なストレッチ方法

パソコン作業は、指から手首、肘や肩にかけて、同じ方向にねじるような動作です。

そのねじれを、整えることで、親指の痛みが緩和され、その方法として、ストレッチが有効です。

以下で、パソコン作業による親指の根本の痛みを緩和させるためのスストレッチ方法を紹介させていただきます。

 

ストレッチその1

・片方の腕を前の伸ばして、手のひらを上に向けます。
・もう片方の手で、伸ばした腕の手の指の上に置いて、手首を手の甲側にそらし、5秒間、保持します
・反対側の手も、同じようにおこなってください。
・これを、左右の腕で、3回づつ、繰り返しておこなってください

 

ストレッチその2

・片方の手の親指を、もう片方の手でつかみます。
・つかんだ手で、親指を優しく、ゆっくりと、痛みを感じない程度の力加減で、引っ張り、5秒間、保持します
・反対側の手も、同じようにおこなってください。
・これを、左右の腕で、3回づつ、繰り返しておこなってください

 

ストレッチその3

・両方の手を同時に、軽く握り、グーの状態で、5秒間、保持します
・次に、両方の手を同時に、大きく開いてパーの状態にし、5秒間、保持します
・これを3回、繰り返してください

 

エルゴノミクスキーボードの導入

エルゴノミクスキーボードは、手首への負担を軽減し、自然な姿勢でタイピングができるよう設計されています。以下の点に注意して選択してください。

・分割型キーボード:左右の手で自然な角度を保てるもの
・傾斜型キーボード:手首を自然な角度に保てるもの
・パームレスト付きキーボード:手首をサポートできるもの

研究によると、エルゴノミクスキーボードの使用により、手首の負担が約30%軽減されるという結果が出ています。

ただし、急激な変更は逆効果の可能性があるため、徐々に慣れていくことが大切です。

以下に、エルゴノミクスキーボードの販売リンクを貼り付けましたので、参考にしていただければ幸いです。
https://www.amazon.co.jp/s?k=%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%82%B4%E3%83%8E%E3%83%9F%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=O38FVYKX0SIR&sprefix=%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%82%B4%E3%83%8E%E3%83%9F%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89%2Caps%2C204&ref=nb_sb_noss_2

 

適切な作業姿勢の維持

パソコンの適正な作業姿勢は、手首への負担を軽減し、親指の付け根の痛みの予防に役立ちます。パソコンの適正な作業姿勢として、

・イスの高さを調整し、足裏全体が床につくようにする
・背筋を伸ばし、肘が90度になるようイスの高さを調整する
・キーボードは、体の正面に置き、肘から15〜20cmほど離れた位置に設置する
・パソコンのモニターは、目線よりやや下になるように調整し、パソコンのモニターと目との距離は、40〜70cmを保つ

常にこれらの姿勢を保つことは難しいかもしれませんが、気がついたときでいいので、適正なパソコン作業の姿勢をしてみてください。

 

定期的な休憩の実施

長時間のデスクワークは、親指の付け根の痛みを発症させるリスクを高めます。以下のような休憩の習慣を取り入れてください。

・1時間ごとに、5分程度の小休憩をとる
・休憩中に、先ほど紹介したストレッチをおこなう
・2時間に1回は、立ち上がって軽く歩くなど、体全体を動かす

研究によると、定期的な休憩とストレッチを行うことで、親指の付け根の痛みの症状が、約40%改善されたという報告があります。

 

 

 

まとめ

 

親指のつけ根の痛みでお悩みの皆さま、今回のブログはいかがでしたでしょうか。

デスクワークによる手の痛みの主な原因は、長時間のパソコン作業による親指のつけ根の炎症や不適切な作業姿勢、休憩の不足、そしてストレスによる筋肉の緊張です。

これらの問題に対して、ストレッチ、適切な作業環境の整備など、自宅や職場ですぐに実践できる対策をご紹介させていただきました。

お仕事は、毎日、続くことですので、早めのケアが大切です。

今日から、少しずつでも対策を始めててください。

適切な対策を行うことで、仕事の効率アップはもちろん、日常生活の質も向上します。今回、紹介した方法が、皆様のお役に立てれば幸いです。

それでも、パソコン作業による親指の付け根の痛みの症状が改善しない場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。

当院・ひさき鍼灸整骨院でも、今回のようなお悩みにも対応しておりますのでお気軽にご相談ください。

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監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広


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