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映画館で長時間の映画を見たことで肩こりが発生する理由と簡単ケア方法

2025.10.02 | Category: 予防,体操・ストレッチ,入浴,姿勢,座り方,日常生活の動作,水分,疲労,目の疲れ,筋肉疲労,肩こり,肩の痛み,肩甲骨,血流

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

今年、日本で上映された映画は、近年、稀にみるヒット作が多い年です。

実際、話題の映画の満足度や質の高さについてのお話をよくお聞きします。

その一方で、今年の映画の内容や見応えが上がった分、2時間30分を超える作品も多く、映画の上映時間が長くなる傾向にあります。

そのためか、映画を観終わった後、肩こりを感じられる方も少なくありません。

そこで今回は、長時間、映画館で映画を観たことで、肩こりを感じてしまう理由とその対処法について紹介させていただきます。

 

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映画を長い時間観た際に肩こりを感じる理由

映画館でスクリーンを、長時間、観ることで肩こりを感じるようになる理由を、以下で紹介させていただきます。

頭を持ち上げる姿勢による負荷の増加

映画館で映画を観る際は、席が後方であったり、イスの背もたれに体を預けていても、浅い角度でも、顔を上げて見上げる姿勢が続きます。

この姿勢を維持するためには、平均の重量が約4~6kgもある頭を持ち上げ続ける必要があります。

そのためには後頭部か首や肩にかけての筋肉を緊張させることになる。

長時間、この状態が続くと、後頭部か首や肩にかけての筋肉の筋肉が疲労します。

特に、この姿勢では、肩周辺の筋肉への負荷は大きくなる。

というのも、例えば、釣竿の先に約4~6kgのおもりをつけて、釣り竿を持ち上げると、釣竿を持った手元に一番おもりの負荷を感じるのと同じように、釣竿の手元に当たる部分が肩であるからです。

研究でも、約4~6kgある頭を、15~30度以上、持ち上げることで、頭がまっすぐの状態より、その負荷が、1.5~2.5倍増加すると報告されています。

このような負荷の増加が肩に集中することで、肩周辺の筋肉が疲労し、その結果、痛みが発生し、肩こりを感じるようになる。

(参考文献:「An Extended Neck Position is Likely to Produce Cervical Spine Injuries Through Buckling in Accidental Head-First Impacts During Rugby Tackling」

 

同じ姿勢を維持することによる血流の悪化

オレゴン健康科学大学の研究によると、座り始めて1時間以内に、血流が10%程度低下し、座っている時間がたつにつれて、血流の悪化が進むと報告されています。

映画のスクリーンを観る状況では、頭を持ち上げて肩に負荷がかかる姿勢を維持するため、特に、肩に負荷がかかり、肩周辺の筋肉の血流の悪化は大きくなります。

血液は、筋肉に酸素や栄養などを提供して、疲労物質を回収します。

その血液の提供がとどこおると、肩周辺の筋肉が活動するためのエネルギーが不足して、その結果、肩こりが生じやすくなる。

(参考文献:「Effects of Prolonged Sitting with or without Elastic Garments on Limb Volume, Arterial Blood Flow, and Muscle Oxygenation」)

 

脳の興奮による筋肉の緊張

内容にもよりますが、映画は、日常生活に比べて、状況がコロコロ変わったり、激しい場面があったりと、目や耳から情報が大量に脳へ伝えられます。

脳は、その情報を理解し処理するために興奮します。

肩周辺の筋肉に命令する神経は、脳と非常に密接な関係にあるため、脳の興奮が肩周辺の筋肉に伝わりやすい。

脳の興奮が、肩周辺の筋肉に伝わると、は緊張するようになり、その状態が長く続くと、肩周辺の筋肉が疲労し肩こりが起こりやすくなる。

 

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映画を鑑賞後に起きる肩こりへの対処法

長時間、映画館で、顔を上げてスクリーンを見ていたことで生じた肩こりを緩和するために、自宅に戻った後にできる対処法として以下のことを紹介させていただきます。

 

肩を温める

映画を見入っていると、肩周囲の筋肉が疲労して硬くなります。

それを緩和させるためには、血流を良くして、栄養や酸素を供給して、老廃物を回収する必要があります。

血流を良くするためには、温熱療法が非常に有効です。

研究では、温めることで、血流の速度は7.5倍程度まで増加することが報告されています。

温める方法としては、ぬるめのお風呂にゆっくり首までつかる、蒸しタオル・使い捨てカイロ・ホットパックなどで肩を包む、などような方法で、筋肉の深部まで温めるのがおすすめです。

 

水分を十分にとる

映画を長時間見ていることで、同じ姿勢の維持や筋肉の緊張で、血流が低下しやすくなります。

血流を良くするためには、血液のドロドロした状態ではなく、ある程度流れやすい粘度にする必要があります。

そのためには、映画を鑑賞した後に、意識して、水分の補給を行なってください。

注意点としては、一気に大量の水分をとっても、胃腸で吸収することはできないどころか、かえって水分の吸収を妨げることがあります。

一回につき、200ml程度の水分を補給を、時間を空けながらこまめに行なってください。

できれば、ミネラルウォーターやノンカフェインの飲料を選択して下さい。

 

深呼吸をする

映画館で映画を観ていると、集中するため浅い呼吸になりがちです。

酸素は体のエネルギーを作る素材であるので、 全身にしっかり酸素が行き渡るように、深い呼吸がおすすめです。

また、深呼吸をすると、呼吸をするための肩周辺の筋肉を適度に使うため、肩周辺の筋肉のリラックス効果も期待できます。

 

ストレッチをする

肩周辺の硬くなった筋肉をゆっくりと伸ばすストレッチは、血流を改善し肩こりの緩和が期待できます。

そのストレッチの方法として、以下で紹介させていただきます。

 

肩甲骨を寄せるストレッチ

肘を曲げて、手の甲を合わせるように、体の正面で、前腕を合わせます。

肩甲骨同士を寄せるように意識して、肘を曲げたまま、手のひらを外に向けて、前腕を外に開き、胸を張って、10秒間、キープして下さい。

10秒たったら、ゆっくりを元の姿勢に戻って下さい。

この一連の動作を、5回、繰り返し行なって下さい。

肩甲骨を回す

肘を曲げて、両手をそれぞれの肩の上に軽くおきます。

肘を曲げて肩に手をそえたまま、肩甲骨を動かすことを意識して、大きく肩を、前に10回、後ろに10回ずつ回します。

この一連の動作を、3回、繰り返し行なって下さい。

 

背伸びのストレッチ

 

体の前で手を組みます。

組んだ手を、天井に向けるように腕を伸ばして、背伸びをして、背中が伸びるのを感じたら、10秒間、キープして下さい。

10秒たったら、ゆっくりを元の姿勢に戻って下さい。

この一連の動作を、5回、繰り返し行なって下さい。

 

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まとめ

映画を観られた方から、上映時間が長くても、時間を感じさせないほど、内容が面白いというお話を、今年はよくお聞きします。

また、あまりに良かったからと、同じ映画を、2回3回と、繰り返し見に行かれる方も少なくありません。

そういった面白い映画を楽しむためにも、映画鑑賞後は、しっかりと肩こりをケアされることをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

 

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