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疲労 | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧

抱っこひもで肩がしんどいときはどうすればいいのか?

2026.05.28 | Category: ゆがみ,予防,姿勢,家事,日常生活の動作,生活習慣,疲労,立ち方,筋肉疲労,肩こり,肩の痛み,肩甲骨,育児,背骨,腰痛,血流,関節,骨盤

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、乳幼児のお子さんがいらっしゃる30歳代の女性の方が、肩こりを訴えて来院されました。

詳しくお話をお聞きすると、

「抱っこヒモが肩に食い込んで・・・」

「子供用品が入ったカバンを肩に斜めがけにしているせいもあって・・・」

「肩がこってしんどいし、腕もあげにくくなっているし・・・」

とのこと。

このまま放置していると、どんどんしんどくなっていくのではないかと思って、リセットしようと受診されたそうです。

このように、日々、成長して体重が増えていくお子さんを抱っこヒモで抱えて行動していることで、肩こりを発症されるお母さん方は少なくありません。

そこで今回は、抱っこヒモによる肩こりへの対策と抱っこヒモが体に与える影響について、わかりやすく伝えさせていただきます。

 

抱っこヒモによる肩こりを防ぐためのポイント

抱っこヒモで起きる肩こりを予防するためのポイントを、結論からお伝えすると、

・抱っこヒモの装着の調整

・荷物を持つカバン

・姿勢の持続時間

の3つを見直して、肩に負担を集中させないことが重要です。

 

今すぐできる対処法

まずは、以下の今すぐできることから試してみてください。

・抱っこヒモの肩ベルトと腰ベルトを体に密着させるように調整し、こまめに締め直す

・子供用品や買い物が入ったカバンは、片側の肩だけで持たず、リュック型に変更する

・30~60分に1回は抱っこヒモを外して、肩甲骨を動かしたり背筋を伸ばす

これだけでも症状が軽くなるケースがあります。

 

抱っこヒモが姿勢に及ぼす影響

抱っこヒモを使うと、赤ちゃんの重さが身体の前面に集中します。

そのままの状態で動くと、前に倒れてしまいますので、人は無意識に無理にバランスを取ったり、動き方を変えたりします。具体的には、

・体幹が後方へ傾く

・歩幅が小さくなる

・股関節やひざの動きを減少させる

・体幹の回旋が減少させる

など、歩行や姿勢に変化が生じます。さらに、抱っこヒモの構造によっては、

・頭が前へ出る

・猫背になる

・骨盤が後に傾く状態が強くなる

・肩が内巻きになる

といった姿勢変化も起きやすくなる。

そういったことで、抱っこヒモは便利である一方、長時間、使用すると肩を含めた全身の姿勢バランスを崩しやすくする状態も引き起こします。

 

抱っこヒモで肩こりが起きやすくなる理由

子供を抱っこして外出して動き回る際に、抱っこヒモを使用することで、肩こりが起こりやすくなる理由として、以下のことが考えられます。

 

肩だけで赤ちゃんの重さを支えてしまうため

抱っこヒモの研究では、時間が経過するにつれて肩部への荷重割合が増加し、肩の負担が増えることが報告されています。

そして、赤ちゃんの重みや動いているうちに、抱っこヒモが緩んで、お母さんの体と赤ちゃんとの密着度が低くなると、赤ちゃんの体重が肩ベルトへさらに集中します。

それに加えて、抱っこヒモで赤ちゃんを抱えている上に、他に荷物やカバンを持って、長時間、動くことが加わると、赤ちゃんや荷物を支えている肩に負荷が持続的にかかります。

それによって肩周辺の組織が緊張し、慢性的な肩こりを生じやすくする。

 

反り腰・猫背が同時に起きるため

抱っこヒモを装着していると、赤ちゃんの重さのために重心が前にかかるため、腰を後ろへ反ってバランスを取ります。

しかし同時に、赤ちゃんやスマホを見たりするなど、で首が前へ出るため、ストレートネックや猫背にもなります。

つまり、抱っこヒモを使って、長時間、行動していると、体に負荷をかける姿勢を同時進行しやすくなります。

その結果、負荷が肩に集中して肩こりが起きやすくなる。

 

肩甲骨が動きにくくなるため

抱っこヒモを装着していると、安定性のために胸から背中にかけて固定されます。

そうなると、肩甲骨の動きにも制限が起きます。

肩甲骨には、肩周辺の多くの筋肉が付着しています。

肩甲骨の動きが制限されるということは、肩の動きが低下することで、肩周辺の血流が低下し、肩周辺の筋肉やじん帯などに血液を通してのエネルギー供給が滞ります。

その結果、筋肉の機動性や、疲労の回復が低下して、肩こりが発生しやすくなる。

 

具体的な抱っこヒモによる肩こりへの3つの対策

冒頭でも簡潔に述べましたが、抱っこヒモによる肩こりを予防するための対策を、以下でより具体的に紹介させていただきます。

抱っこヒモ自体を見直す


抱っこヒモを選ぶときに最も大切なのは、肩と腰に負担が集中しにくいこと、そして自分の体格と生活スタイルに合っていることです。

抱っこヒモの構造として、具体的には、

・幅広の肩ベルト

・厚みのある腰ベルト

・腰パッド

・背中全体で支える構造

があると、より肩への集中的な負担が分散しやすくなります。

また、抱っこヒモを装着した際に、赤ちゃんの位置が低いと、赤ちゃんの体重と重力で前へ引っ張る力が強くなります。

ですので、抱っこヒモで赤ちゃんを抱えた際に、「お母さんのおへそ~みぞおち付近」に赤ちゃんが来る高さに来るかもポイントになります。

他には、小柄・なで肩・細身の方は、抱っこヒモがズレやすいことがあります。

それを防ぐためにも、クロス装着対応のものや肩ベルトが立体的、フィット感調整が細かいモデルの抱っこヒモを選んでください。

荷物を運ぶ際の工夫


抱っこヒモを利用して赤ちゃんと外出する際には、財布やスマホだけでなく、おむつや飲み物など赤ちゃんのための用品も一緒に持ち運ばなければなりません。

その荷物入れるカバンを、肩に斜め掛けするタイプのバッグにすると、荷物は取り出しやすいメリットがあるため、選択肢がちです。

しかし、肩に斜め掛けするタイプのバッグは、片方の重さをかけるため、首や肩が引き下げられたり、背骨にねじれを引き起こします。

抱っこヒモと肩に斜め掛けするタイプのバッグを同時使用すると、バランスを保つためにより肩の負荷を上げることになり、肩こりの悪化につながります。ですので、

・荷物を軽量になるよう心がける

・カバンをリュックタイプにする

・ベビーカーを併用する

など、荷物が肩にかかる負担を減らす工夫も重要です。

 

抱っこし続ける時間を減らす

肩こりは、赤ちゃんの重さだけでなく、抱き続ける持続時間にも大きく要因があります。

外出中でも、

・途中でお子さんを抱っこヒモから降ろす

・ベンチに座って休憩を入れる

・家族と抱っこを分担する

など、同じ姿勢を続けないようにすることが重要です。

また、抱っこヒモで締めているベルトも、動いているうちに緩んできます。

ですので、抱っこヒモで締めているベルトを、こまめに締め直して、赤ちゃんとお母さんの密着度をあげて、肩にかかる負担を防ぐことも大切です。

 

抱っこヒモによる肩こりに対して当院でお手伝いできること

赤ちゃんの育児中は、抱っこヒモの装着だけでなく、授乳や家事・睡眠不足も体調不良の要因となります。

ですので、お母さん方の育児の状況をお聞きした上で、

・立った際の姿勢のバランス

・座った時の姿勢のバランス

・肩や背骨、股関節の動き

・骨盤の傾き

・背中やお腹など筋肉の状態

などを検査した上で、

・動きが悪くなっている関節の調整

・背骨、骨盤、股関節の矯正

・筋肉バランスの調整

・鍼灸治療

・電気治療

・日常生活でのアドバイス

などを中心に治療を行うことで、少しでも日常生活を快適に過ごせるよう努めさせていただきます。

まとめ

育児中のお母さん方にとって、抱っこヒモは、赤ちゃんを抱えながら行動するには、なくてはならないものです。

便利な反面、使用する時間が長くなると、お母さんの体のいろいろな部分に大きな負担をかけます。

肩こりのみならず、腰やひざなど他の部位を痛めないためにも、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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電話でのご予約はこちら>>079-490-5955

 

育児中の首の痛みはなぜ起こる?原因とすぐにできるストレッチによるセルフケア法

冬に子供と寝ているお母さんが「寝違え」になりやすい理由と対処法

 

【ブログ執筆者プロフィール】

氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)

資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)

得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調

整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。

整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。

痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

肩こりを自覚できないことはある?隠れ肩こりが起こる理由とは

2026.05.25 | Category: スマホ首,デスクワーク,テレワーク,ゆがみ,予防,五十肩,体操・ストレッチ,姿勢,日常生活の動作,生活習慣,疲労,立ち仕事,筋肉疲労,職業病,肩こり,肩の痛み,肩甲骨,背骨,血流,関節,首の痛み,骨盤

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院、院長の久木崇広です。

先日、最近、お仕事を退職された40代女性の方が、肩こりを訴えて来院されました。

詳しくお話をうかがうと、
「仕事をやっているときは肩こりなんて全く感じなかったのに、仕事を辞めて家にいるようになってから、急に肩がこってきて、気分まで悪くなってしんどいんです」
とのことでした。

実はこのようなケースは珍しくありません。

私の10年以上の臨床経験では、「肩こりがない」のではなく、肩の負担があってもそれを肩こりとして自覚できていない方が少なくありません。

こうした“隠れ肩こり”をそのままにしていると、肩こりだけでなく、睡眠の質の低下、疲労の回復の遅れ、やる気の低下など、さまざまな不調につながることがあります。

そこで今回は、なぜ肩こりを感じにくくなる現象が起きるのか、隠れ肩こりのチェック方法、そして今すぐできる対処法について、わかりやすくお伝えします。

 

肩こりが自覚できない理由

肩こりが起きているのに、それを自覚しにくくなる理由を結論から言えば、

“脳や神経が痛みや不快感の情報を調整しているため”

だと考えられます。

たとえば、足で尖ったものを踏むと、その痛みをきっかけに瞬時に足を引っ込めます。

痛みは、体を守るための警告ブザーの役割を果たしています。

その一方で、私たちは仕事や家事など、日常生活のなかで常にさまざまな刺激を受けています。

もし痛みや不快感を感じるたびに動きを止めてしまえば、日常生活を続けることが難しくなります。

そのため脳や神経は、そのときの状況に応じて感覚の伝わり方を調整し、不快感を感じにくくすることがあります。

肩こりも同じです。

肩や首に負担がかかっていても、仕事に集中している間は作業が優先されるため、肩の重だるさや張り感が意識にのぼりにくくなり、肩こりを感じにくい状態が起こります。

そして、仕事を辞めて生活の緊張が少しゆるんだとき、それまで感じにくかった肩の負担を、急に強く自覚することがあります。

これが、いわゆる「隠れ肩こり」の発症と表面化する背景の一つと考えられます。

 

肩こりのセルフチェック

「肩こりはない」と思っていても、実際には体が小さなサインを出していることがあります。

ご自身に隠れ肩こりの可能性があるかどうか、簡単に確認できるセルフチェックとして、

・午後になると頭が重くなりやすい

・目が疲れやすく、光がまぶしく感じる

・手先の冷え、むくみ、しびれが気になる

が起きているかどうかを確認してみてください。

3つのうち、1つでも当てはまる場合は、隠れ肩こりの可能性があります。

当てはまる場合は、すみやかに肩こりへの対策を行うことをおすすめします。

隠れ肩こりへの対策

セルフチェックで1つでも当てはまった方は、肩や首まわりに気づかないうちに負担がたまっている可能性があります。

こうした場合は、日常生活の隙間時間でもできる体操をおこない、それを積み重ねることで、隠れ肩こりを改善することが期待できます。

そのための方法を、以下で紹介させていただきます。

肩をすくめて、ゆっくり下ろす

①両肩を耳に近づけるようにゆっくり持ち上げ、そのまま3秒ほど保ちます。

②その後、息を吐きながら力を抜いて、ストンと肩を下ろしてください。

これを5回ほど繰り返します。

 

肩甲骨を軽く寄せる

①背筋を軽く伸ばし、左右の肩甲骨を背中の中央に寄せるようにゆっくり動かします。

②そのまま3秒ほど保ち、ゆっくり元の姿勢に戻します。

これを5回ほど行います。

 

背伸びをする


①両腕を上に上げて、背中が伸びるように、背伸びをします。

②そのまま3秒ほど保ち、ゆっくり両腕を下ろします。

これを5回ほど行います。

 

隠れ肩こりに対して当院でご協力できること

当院では、特にお身体に痛みがなくとも、健康維持のために、お身体のメンテナンスのための施術もおこなっております。

実際、受けておられる患者様の中にも、自分では感じていなかったけれども、体の歪みや動きの悪さなど気づいていただけることも多いです。

そのなかには、お身体のメンテナンスを受けることで、肩こりに気づかれる方もいらっしゃいます。

お身体のメンテナンスでは、まずは、お仕事や趣味・家事など、患者様の日常生活の状況をお聞きします。

また、お身体に対するお悩みや希望なども同時に伺います。そういった上で、

・姿勢バランス
・関節の動き
・筋肉の状態

などを検査します。その結果を受けて、

・骨盤、背骨、股関節などの調整
・筋肉のバランスの調整
・鍼灸治療

・電気治療
・日常動作のアドバイス

など患者様の状態に合わせて施術を行います。

急に肩こりを感じた際に医療機関への受診が必要な場合

今まで肩こりを感じていなかったのに、急に肩こりを激しく感じるとともに、以下の症状がある場合は、重篤な心臓や脳などの病気が発症している可能性があります。

・これまでにない突然の強い痛み

・胸痛、息苦しさ、冷や汗

・強いしびれ、力が入りにくい

・ろれつが回りにくい、歩きにくい

・発熱や強い頭痛を伴う

などの場合は、すぐに内科や脳外科・循環器などの専門の医療機関への受診をおすすめします。

 

まとめ

肩こりの発症は、頭痛や集中力の低下など、心身にいろいろな不調を伴います。

肩こりが起きるということは、ある意味、心身の不調が連鎖的に起きていくサインでもあります。

そんな肩こりからのお知らせを見逃さず、健康に日小生活を過ごすためにも、早めにケアされることをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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デスクワークでの肩こりは巻き肩が原因かも?そのセルフケアの方法は?

座りっぱなしのデスクワークで腰痛のお困りの方に知ってほしい原因とその解消テクニック

【ブログ執筆者プロフィール】

氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)

資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)

得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調

整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。

整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。

痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

毎日、中腰で家事をすしていると腰に痛みを感じるのはなぜ?

2026.05.21 | Category: ぎっくり腰,ゆがみ,予防,体操・ストレッチ,姿勢,家事,日常生活の動作,生活習慣,疲労,筋肉疲労,背骨,腰痛,血流,関節,骨盤

 

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

掃除機をかけたり、洗濯かごを持ち上げたりするなど家事をする際に、体を前方に傾ける姿勢である

“中腰”

になることが多いと思われます。

そして、中腰の姿勢をとると、腰に痛みを感じて、家事をするのがつらいという方が少なくありません。

そこで今回は、中腰姿勢による腰への負担を減らすためのポイントと中腰姿勢が腰に与える影響について、わかりやすく伝えさせていただきます。

 

結論:股関節を意識して中腰姿勢をとる

中腰姿勢による腰への負担を減らすためのポイントについて、結論からお伝えすると、

「股関節を中心軸にして腰を曲げる」

を意識することで改善しやすくなります。

当院で患者様に、家事をするときにとる中腰姿勢を実際にしていただくと、背骨の腰の部分だけを曲げてしまっていることを多くみうけます。

腰を曲げるという動作は、背骨と骨盤と股関節が連動しておこなわれます。

背骨と骨盤と股関節の中で、もっとも動かせる範囲が広いのは股関節です。

ですので、動きやすい股関節を軸にして、背骨と骨盤を協調させて腰を曲げる動作をすることが、過度の腰への負荷を避けることができます。

今すぐできる中腰姿勢をするためのポイント

中腰姿勢で腰にかかる負担を軽くするための今すぐできるポイントでとして、以下のようなことから試してみてください。

 

・股関節を軸に腰を曲げることを具体的に言えば、「足の付け根に折れ目を作るように身体を前に倒す」ということになります。

 

・中腰姿勢をとるための動作の順番は、「軽く背骨の曲げる」→「股関節を軸に骨盤を前に倒す」といったリズムで行う

・足を軽く肩幅に開いて、少しだけつま先を外へ向けると、足の付け根から身体を折りたたみやすくなります。

これだけでも症状が軽くなるケースがあります。

 

中腰姿勢が腰に与える影響


姿勢よって腰にかかる負担の変化の研究によると、立っている姿勢より中腰姿勢は、1.5倍もの負担が増加すると報告されています。

さらに、中腰姿勢で荷物を持つと、2.2倍もの負担が増加する結果も出ています。

つまり、中腰姿勢をとるということは、腰に負担をかけることは避けられません。

その中でも、少しでも負担をかけないように中腰姿勢をとるためには、背骨と骨盤と股関節をうまく協調させる必要があります。

 

中腰姿勢をとる動作のメカニズム


腰を曲げたり伸ばしたりする動作は、単に腰だけを曲げているのではなく、

・腰椎(腰の背骨)

・骨盤

・股関節

を連動させています。

この連動した動きは、「腰椎骨盤リズム(ようついこつばんリズム)」と呼ばれています。

腰を曲げるとき、序盤は腰の背骨と骨盤が同時に前に傾き、さらに曲げていく際には、骨盤と股関節が同時に前に傾く割合が大きくなります。

このリズムが正常であると、腰への負担が分散され、動作が滑らかになり、さらに、力を効率よく使えるようになります。

 

中腰姿勢で腰痛を引き起こしやすくする身体的な要因

中腰は、背骨と骨盤と股関節が連動してとる姿勢であるため、

・股関節が十分に動かない

・骨盤の前傾が少ない

・腰椎の動きが過剰

などという状態が起きていると、腰椎骨盤リズムが乱れて、腰痛が発生しやすくなります。

中腰動作をする際に、意識としては、股関節を中心軸にして動くことが大事ですが、それとともに、背骨と骨盤と股関節の動きを整えることが腰痛予防として重要になります。

 

スムーズに中腰姿勢をとるためにしてほしい体操

中腰動作を楽にするためには、腰だけではなく、股関節と骨盤を動かしやすくする必要があります。

そのための体操方法を、以下で紹介させていただきます。

骨盤を前後にゆらす体操

①背筋を軽く伸ばして、イスに浅く座る

②骨盤を前へ倒す

③次に骨盤を後ろへ倒す

②と③を5回繰り返してください。

 

股関節から曲げる体操

①背筋を軽く伸ばして、足を肩幅程度に開き、イスに浅く座る

②開いた足の間に、足の付け根からお辞儀するように、体を前に倒して5秒間キープする

③5秒たったら、体をゆっくり起こして、元の姿勢に戻す

この一連の動作を5回繰り返してください。

背骨まるめ・伸ばし体操

①床に手と膝をついて、四つ這いになります

②その状態で、ゆっくり背中を丸める

③次に、背中をゆっくり軽く伸ばす

②と③を5回繰り返してください。

 

中腰姿勢することで起きる腰痛に対して当院がご協力できること


中腰姿勢で家事をするたびに、腰の痛みを感じる患者様に対して、当院では日常生活の状況や他のお体の状態を詳しくお聞きした上で、
・股関節、骨盤の動きの検査

・背骨の歪みや動きの検査

・腰周辺の筋肉のバランス検査
などをおこない、
・骨盤、背骨の歪みの調整

・股関節の可動性の調整

・腰周辺の筋肉のバランスの調整
・鍼灸治療

・電気治療

・日常生活のアドバイス

などを患者様のお身体に合わせて、施術させていただきます。

 

中腰による腰痛で注意すべき場合


中腰姿勢で痛む腰痛の多くは、筋肉や関節への負担によるものです。

しかし、安静時にも腰が強く痛む、発熱がある、足に力が入りにくい、排尿・排便異常がある場合は、重篤な病気が隠れている可能性があります。

そのような場合は、すみやかに内科や整形外科など専門の医療機関を受診し、精密な検査を受けられることをおすすめします。

 

まとめ

毎日の家事で、中腰姿勢をするたびに、腰に痛みを感じていると、ご自身がつらいだけでなく、ご家族からも心配されてしまいます。

そうならないためにも、早めに中腰による腰痛を軽減させるための正しい動作やケアをされることをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

 

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重い荷物を放り投げる動作が引き起こした腰痛後の腰の違和感へのケア方法

掃除機をかけていると腰の痛みを訴えるシニア女性に知ってほしい腰痛を予防する方法

 

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氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)

資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)

得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調

整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。

整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。

痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

しゃがんで草抜き作業すると股関節に違和感が出る原因と対策は?

2026.05.18 | Category: 予防,体操・ストレッチ,太ももの痛み,姿勢,座り方,疲労,筋肉痛,股関節の痛み,腰痛,膝の痛み,足首の痛み,農作業,関節

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

春から初夏にかけては、庭や家まわりの雑草が一気に伸びる季節です。

草抜きをしていと、

・長時間しゃがんでいると股関節に痛みを感じる

・立ち上がる時に足のつけ根が伸びない

・草抜きが終わった後、しばらく歩きにくくなる

などといったお身体の不調で悩んでいませんか?

この季節、このようなご相談は、当院でも非常に多くいただきます。

草抜きをすることによる股関節の不調対しての予防方法を結論からお伝えしますと、

「股関節を曲げ切るほど、深くしゃがみ込まない」

ことで、発症を防ぎやすくなります。

今回のブログでは、これからする機会が多くなるしゃがんで草抜きをすることで、股関節に不調を発症させないための方法としゃがみ姿勢が股関節に及ぼす影響などについて、わかりやすく紹介させていただきます。

 

草抜きによる股関節への負荷に対して今すぐできる対処法

しゃがんで草抜きをする際には、股関節に不調を生じさせないためにも、まずは、以下のような今すぐできることから試してみてください。

深くしゃがみ込まず、少し高めの半しゃがみで行う

20~30分作業するごとに一度立ち上がって軽く歩く


片ひざを地面につけ、左右の足を入れ替えながらしゃがみ姿勢をとって作業を行う

小さなイスに座って草抜きをする

これだけでも症状が軽くなるケースがあります。

避けたいしゃがみ姿勢のポイント

次のようなしゃがんでの草抜きの行動は、症状の発生リスクを高める可能性があります。

・かかとがお尻につくほど深くしゃがみ続ける

・ひざと足先の方向がバラバラな状態でしゃがみ続ける

・痛みを我慢して、長時間、作業を続ける

・しゃがみ姿勢から勢いよく立ち上がる

 

しゃがみ姿勢を続けると股関節に不調が起きる理由

長時間、草抜きのためにしゃがみ姿勢で作業を続けると、股関節に不調が起こる理由のひとつとして、

「股関節・ひざ関節・足関節が同時に大きく曲がった状態が続く」

ことが考えられます。

これらの関節には、それぞれ動かせる範囲(関節可動域)があり、目安として、

・股関節屈曲は約120°

・ひざ関節屈曲は約130~150°

・足関節背屈は約20°

とされています。

草抜きのような深いしゃがみ姿勢では、これらの関節を動かせる限界に近い範囲まで使うことが多くなります。

その姿勢の状態が長く続くことで、関節周囲の筋肉・靱帯・関節包に持続的な張力や圧縮負荷が加わり、筋肉の疲労やこわばりが起こりやすくなります。

特に、股関節周囲には、大きな筋肉やじん帯など支える組織が集まっているため、これらの組織に負担が蓄積すると、座り続ける姿勢の維持や立ち上がる際に、痛みやつっぱり感などの不調につながることがあります。

また、足関節やひざ関節の柔軟性が低下している場合には、しゃがみ動作に必要な動きを、股関節が代償しやすくなります。

そのことが、股関節への負担をさらに増やす要因になります。

 

股関節・ひざ関節・足関節のセルフチェック

しゃがみ姿勢をとるために必要な関節の状態を知っておくことは重要です。

以下で、それぞれの関節の状態をチェックする方法を紹介させていただきます。

股関節チェック

壁や机に軽く手を添えて、その場で軽くしゃがみをします。その際に、

・股関節の前側がつまる感じがある

・左右の股関節で曲がりやすさが違う

・お尻を少し引かないとしゃがみにくい

こういったつまる感じがあると、草抜きで深く曲げたときに、股関節の前面へ負担が集まりやすいです。

膝関節チェック

軽くしゃがみ姿勢から、ゆっくり立ち上がります。その際に、

・立ち上がる瞬間にひざの前に違和感を感じる

・片側のひざだけ体重をかけたくなる

・ひざが内側に入りやすい

こういった感覚がひざにある場合は、しゃがんでの草抜き中に、ひざまわりへ偏った負荷がかかっていることがあります。

足関節(足首)チェック

足を肩幅くらいに開き、かかとを床につけたまま軽くしゃがみます。その際に、

・かかとが浮く

・足首の前側がつまる

・しゃがむと体が後ろに倒れそうになる

こういった現象が起きた場合は、足首の柔軟性が少ない可能性があります。

 

草抜きのしゃがみ姿勢で股関節に負荷をかけないための対策

前章で示したセルフチェックで、2つ以上当てはまったら、しゃがみ姿勢ととるために股関節・ひざ関節・足関節の動きの連動が取れていないと考えられます。

ですので、深いしゃがみを続けないほうが安全です。

そのためには、ブログ冒頭でも述べましたが、

・深くしゃがみ込まず半しゃがみで作業する

・20~30分間、作業いたら、一旦、立ち上がり少し歩く

・片ひざを地面につけてのしゃがみ姿勢を左右交互に足を入れ替えてする

・小さなイスに座って作業を行う

といったことを意識して草抜き作業を行うことで、股関節の不調の発生の予防が期待できます。

 

股関節の不調に関して当院で協力できること


当院で股関節の不調を訴える患者様には、

・股関節の不調で日常生活でのお悩みをお聞きする

・しゃがみ姿勢と立ち姿勢のバランスを診る

・股関節・膝関節・足関節の動きを検査

・背骨、骨盤の検査

を確認した上で、

・股関節・膝関節・足関節の調整

・背骨、骨盤の調整

・筋肉バランスの調整

・鍼灸治療

・電気治療

・日常動作のアドバイス

などを、患者様の状態に合わせて行います。

 

専門の医療機関の受診すべき目安

股関節に、次の症状がある場合は、整形外科や内科などの医療機関の受診し、精密な検査をおすすめします。

・急に強い痛みが出る

・しびれや麻痺がある

・足に力が入りにくい

・安静にしていても痛みが続く

 

まとめ

草抜きは、秋までの長い期間、する必要に迫られます。

その間、股関節に不調を起こさせないためにも、今回、紹介させていただいたことがお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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【ブログ執筆者プロフィール】

氏 名:久木崇広(ひさきたかひろ)

資 格:柔道整復師・鍼灸師
所属院:ひさき鍼灸整骨院(兵庫県加古川市)
得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調

整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。
整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。

痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

新年度からの環境の変化で睡眠の質が低下するのはなぜ?

2026.05.14 | Category: いびき,デスクワーク,予防,体温,入浴,呼吸,寝起き,生活習慣,疲労,睡眠,睡眠時無呼吸症候群,職業病,肩こり,肩の痛み,背骨,血流,,首の痛み

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

新年度に入って、職場のお仕事の内容が変わったり人間関係の変化など、新たな環境になって2ヶ月が過ぎようとしてます。

しかし、まだまだその環境の変化に慣れない方も少なくないと思われます。

5月は、それによって、お体に不調が引き起こされやすい時期でもあり、特に、入眠の障害・途中覚醒・寝起きの不快感など、

「睡眠の質の低下」

を訴える方が少なくありません。

このブログでは、職場の変化で睡眠の不調が出ていることへの対策と、睡眠の不調が起きる理由などについてわかりやすく伝えさせていただきます。

 

結論:睡眠の質の低下への今すぐできる3つの対処法

睡眠の質の低下を解消するための方法を、結論からお伝えすると、

・寝室の環境を、暗く(ろうそくの光程度の30ルクルス以下)、静かに(図書館内で発生している音程度の40デジベル以下)、温度と湿度(5月は温度「20~24℃」湿度「40~60%」)に整える

・入浴は就寝の2時間前に済ませるか、就寝直前ならぬるま湯のお湯につかるようにする

・就寝の2時間前にはスマホやタブレットを見ることを控え、どうしても見ないといけない場合は、画面の光をないとモードなどにして落としたり、ブルーライトカットのメガネをかけて見る

などを心がけることで、症状が軽くなるケースがあります。

 

睡眠の質を上げるために控えてほしい習慣

次のような行動は、睡眠の質を悪化させる可能性があります。

・昼寝や仮眠を20分以上する(1日の睡眠のリズムが崩れるため)

・アルコールやカフェインが含まれる飲料を大量に飲んでから睡眠に入る(睡眠を障害する物質が含まれているため)

・布団に入ってから、考え事や悩み事を考えてしまう(布団は眠るところではなく、布団=考える場所と脳が学習してしまうため)

 

睡眠のサイクル

睡眠中は、

・ノンレム睡眠

・レム睡眠

という2つの睡眠状態が交互に入れ替わって繰り返され、それぞれ全く異なる役割を担っています。

ノンレム睡眠は、脳と体をぐっすり休ませる深い睡眠状態で、

・脳の活動を低下させ、脳をクールダウンさせて休ませ体も休息させる

・成長ホルモンの分泌させて、体の組織を修復し、成長や代謝を促す

・病気に強い体を作るために免疫力の向上させる

・精神的な疲労を回復させストレスの緩和する

などといったことが、ノンレム睡眠におこなわれます。

また、レム睡眠は、体はぐったりと弛緩していますが、脳は活発に動いている浅い睡眠状態で、

・ その日にあった出来事や学習した内容を整理し、必要な情報を保存しするといった記憶の整理と記憶を定着させる

・不安や嫌な記憶を処理し、メンタルを安定させるなど感情を整理する

・楽器の練習やスポーツの動きなど、体で覚える技術を脳に刻み込みスキルを定着させる
などといったことが、レム睡眠におこなわれます。

ノンレム睡眠とレム睡眠が1セットで、約90分のサイクルで繰り返されます。

ノンレム睡眠は、さらに3つのステージ睡眠の深さが分かれます。

この睡眠のサイクルが、うまく周り、レム睡眠の状態から目覚める時、爽快に起きることができます。

反対に、ノンレム睡眠の一番深い睡眠のステージで起こされると、不快感を感じやすくなります。

また、睡眠時間の不足で、ノンレム睡眠とレム睡眠のサイクル数が減ると、脳が睡眠中に行わなうべき記憶や感情を整理する時間が減るため、物忘れやイライラしやすくなるなどの原因となります。

 

不眠を発症させる要因

睡眠が悪いと感じる内容としては、
・入眠障害:なかなか布団に入っても寝付けない

・中途覚醒:睡眠中に何度も目がさめる

・早朝覚醒:予定より早く目が覚めて、その後、寝れない

・熟眠障害:睡眠時間は十分だが、ぐっすり眠った感覚がない

があります。

こういった不眠障害が起きることで、睡眠の質は低下します。

現在の睡眠の研究では、以下のような3つの不眠に至る要因がの仮説があります。

もともとの不眠の素因

不眠が発症しやすいのは、年齢や性別・性格など、もともと持っている素因によることがあります。

例えば、心配性の人は不眠症になりやすいと言われています。

また、女性は男性より不眠症になりやすい傾向にあります。

そして、歳をとると必要な睡眠時間が短くなるのは普通ですが、若い時と同じぐらい眠らなければいけないと思い込むことで、不眠症になる場合もあります。

不眠素因を促進する出来事

不眠の素因を持つ人に、不眠症を促進させる出来事の発生により、不眠の傾向がさらに高まります。

例えば、災害が起きたり、自分や家族が病気になったり、職場の人間関係などといったストレスが発症の要因になります。

この段階の不眠症は、一過性のものであり、数日から数週間で、自然と治る事が多いのが特徴です。

不眠をこじらせる習慣

不眠の素因を持つ人に、不眠をこじらせる習慣が加わることで、さらにリスクが高まります。

例えば、長い昼寝やカフェインやアルコールの多量の摂取。

他には、長時間、布団に横たわっていると、なぜ眠れないか?とかと思い悩んで、さらに眠れなくなることがあります。

 

睡眠の質の低下への対策

不眠が起きる要因を少しでも緩和して、睡眠の質を向上させるための対策として、以下のことを紹介させていただきます。

睡眠環境を整える

睡眠をとる部屋が、睡眠しやすいと体が感じるように、最適な環境に整えることが重要です。

具体的には、

・寝室の環境を、ろうそくの光程度の明るさ(30ルクルス)以下にする

・入眠時は音楽やラジオなどの音は最低限(40デジベル以下)にする

・室温と湿度をエアコンで調整して、5月は温度「20~24℃」湿度「40~60%」に保つようにする

・ベッドは寝返りが打ちやすいように、幅の広いベッドにする、また、ぬいぐるみやペットなど寝返りの邪魔になるものはなるべく除く

睡眠に適した体温を調整する

体の深部が体温がいったん上がって、そこから下がっていくことで、体の睡眠のスイッチが入りやすくなります。

つまり、体温を体温を上げる行動と体温を下げるために放熱しやすい状態にすることが重要になります。

そのためには、

・入浴は就寝の2時間前に済ませる

・入浴の温度は39~41度にする

・入浴の温度を42度以上にすることを避ける

・入浴が就寝直前にするならぬるま湯のお湯につかる

・布団を電気毛布や湯たんぽで温めすぎない

・靴下は足首周りまでのものにして、手や足先から放熱しやすいようにする

などといったことで体温調整されることをおすすめします。

目から強い光を入れるのを避ける

 

体には、どのぐらいの時間に起きて活動して、どのぐらい時間で寝て体を回復させるといったことを自動的に調整してくれる体内時計があります。

夜になって、体内時計が寝るべき時間だとお知らせしてくれる時に、目から強い光が入いると、体内時計が1~2時間巻き戻る場合があります。

そうすると、体はまだ寝るべき時間ではないと感じます。

ですので、目から強い光を入れないためにも、

・就寝の2時間前にはスマホやタブレットを見ることを控える

・どうしても見ないといけない場合は、画面の光をないとモードなどにして落としたり、ブルーライトカットのメガネをかけて見る

・寝室の室内灯をろうそくの光程度の明るさ(30ルクルス)以下にする

などといったことを意識して行なってみてください。

また、布団に入るときは、スマホやタブレットを持ち込まず、デジタル機器がすぐに手に取りにくいようにする工夫も有効です。

昼寝の時間を管理する

睡眠の質が悪くなると、昼に眠たくなることがあります。

その際には、仮眠や昼寝をすることは、午後からの作業効率を上げるためには有効です。

ただし、あまりにもその時間が長くなると、睡眠のリズムや体内時計が崩れて、夜の就寝時に影響が出ます。

ですので、「昼寝や仮眠を20分以内する」

ようにしてください。

また、休日にいつもの時間に起きず、ダラダラ寝ている状態を続け、「寝溜め」をして、普段の不眠のカバーをしようとする方も少なくありません。

それによって、体内時計のリズムが狂ったり、糖尿病の発症リスクが上がるという研究結果も報告されています。

休みにゆっくり布団で転がっていることでストレス解消にもなるかと思いますが、そういったリスクもありますので、寝溜めもほどほどでお願いいたします。

寝る前に飲むものを管理する

お酒に酔うことで、いわゆる「寝酒」をすると、寝付きが良くなるように感じます。

しかし、睡眠の専門家はこれを「気絶に近い状態」と呼び、強く警鐘を鳴らしています。

お酒によって得られる眠りには、お酒を体の中で睡眠中に解毒しないといけないため、睡眠が浅くなったり、夜中に目が覚めやすくなったりします。

ですので、理想は、

「晩酌を楽しむなら寝る3時間前までに済ます」

ようにしてください。

そして、お酒を飲んだ後は、お水などを飲んでアルコールを分解する時間を作ってあげることが、翌朝の体のためには有効です。

また、カフェインは、睡眠を促す物質を阻害する作用があります。

こちらも、飲むなら寝る3時間前までして、その後はノンカフェインの飲料を選んでください。

 

睡眠の質が低下している方に当院ができること


睡眠の質が低下している方は、体の緊張や呼吸力・血流の低下などがみられます。

そういった患者様に対して当院では、睡眠の状態とそれによるお悩みを詳しくお聞きして、

・姿勢バランス状態の検査

・関節の動き(特に首周辺)の検査

・呼吸に関わる肋骨やお腹の動きの確認

などを確認します。その上で、

・背骨と骨盤の調整

・呼吸する筋肉の調整

・首周辺の組織の調整

・鍼灸治療

・電気治療

・日常生活のアドバイス

などを、患者様のお身体に合わせて施術をさせていただきます。

 

睡眠障害で医療機関で精密な受診が必要な場合

睡眠の障害がある場合、精密な受診が必要なケースがあります。

それを判断するためのセルフチェック項目として、

・激しいいびき

・夜間の無呼吸

・日中の耐えがたい眠気

・起床時の頭痛

・夕方~夜に足がムズムズする、火照る、じっとしていられない

・寝ている間に大声で叫ぶ、暴れる、夢の内容に合わせて体が動く

・大事な場面で突然眠り込んでしまう、笑うと力が抜ける

・希望する時間に寝起きができず、社会生活に支障がある

といったことが起きている場合、

・睡眠時無呼吸症候群

・むずむず脚症候群

・レム睡眠行動障害

・ナルコレプシー

などのような病気が破傷している可能性があります。

そういった場合は、速やかに専門の医療機関に受診されることをおすすめします。

行くべき専門の医療機関は、睡眠の問題は原因が「物理的な呼吸」なのか「脳や神経」なのか「心」なのかによって分かれます。

ですので、迷ったら睡眠外来(睡眠専門クリニック)を受診してください。

日本睡眠学会で、睡眠の専門医や専門病院を紹介しておりますので、そちらを参考にしてください。
(睡眠医療認定一覧 https://jssr.jp/list

 

まとめ

睡眠は、日常の生活で疲れた心身の回復するための大切な時間です。

新年度の環境の変化に慣れるまで、心身を健康に保つためにも、質の高い睡眠が取れるように、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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得意分野:肩こりや腰痛などの慢性の不調

整骨院で腰痛を治してもらったことをきっかけに、治療の道へ。

整骨院に10年以上勤務し経験を積む中で、治療に対して自分が思う理想が明確となり、2017年に地元の加古川市で開業。

痛みだけを追う治療ではなく、患者様が痛みによってなににお悩みか、また、治ることでどんな未来がご希望なのかを、話し合い共有しながら、治療にあたっております。

 

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