





- Blog記事一覧 -シニアの方の歩行時のつまずきによる転倒を防ぐための日常でできる簡単イス運動3選

皆さん、こんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
普段、何気なく歩いていたら、つまずいて転びそうになったことはないですか?
歩くことは日常生活に欠かせない動作ですが、加齢とともにつまずきやすくなります。
実は、65歳以上のシニアの約3割が、1年間に1回以上転倒を経験するというデータがあります。
当院でも、つまずきや転倒の不安についてのお悩みをよくお聞きします。
シニアの方々から、玄関の段差につまずく・カーペットの端に引っかかる・電気コードに足を取られるといった声をよく耳にします。
歩いているときに、つまずきが多くなると、いずれ転ぶ可能性が高くなり、その結果、骨折のリスクも高めます。
特に、シニアの方にとって、骨折は寝たきりになったり、外出に自信がなくなり家に引きこもりがちになたりと、日常生活の質の低下につながります。
そこで今回は、シニアの方が、歩いている際につまずいて転倒しそうになる理由と、つまずいて転倒するのを予防する方法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、つまずきの原因を理解し、自宅でのつまずきによる転倒リスクを軽減する方法を学で、それによって、日常生活をより安心して送れます。

シニアの方が、つまずいて転倒しそうになる原因として、以下のことが考えられます。
シニアの方が、転倒する原因の最も一般的なものは、加齢に伴う筋力とバランス機能の低下です。
体を動かすための5段階ある筋力評価で、上半身は5段階中3程度の筋力があれば日常生活に支障はないのですが、下半身は5段階中4程度の筋力が必要になります。
加齢による筋力の低下は、20歳頃と比較して、60歳以降では、上半身の筋肉量が約10〜20%、下半身の筋肉量が20〜40%程度、低下します。
下半身の方が筋力が必要であるのに、加齢によって筋力の低下が河南真の方が激しいため、この体の変化に対策を取らない場合は、足を動かす機能が低下して、つまずきやすくなる。
加齢に伴い、視力や聴力、触覚などの感覚機能も低下します。
これにより、周囲の環境や状況を正確に認識することが難しくなり、つまずきやすくなります。
例えば、玄関の段差やカーペットの端などのわずかな段差が、見えていなかったり、地面を踏んだ時の足の裏の感覚が鈍くなるなどのことは、脳に段差に体の対応するための情報が送られず、つまずいて転倒リスクが高まります。
専業主婦の方の場合、家事をこなす中で、床に落ちている小さな物や電気コードなどに気づきにくくなり、つまずく危険性が高まります。
これらの環境要因と感覚機能の低下が相まって、日常生活でのつまずきや転倒リスクを増大させます。
加齢とともに、関節の柔軟性や可動域が減少し、歩行パターンが変化します。
歩く際は、足の指先の関節から、足首関節・ひざ関節・股関節・骨盤などの関節が連動して動きます。
加齢による関節のゆがみや変形などが起きると、歩く際の連動が崩れて、足が上がりにくくなり、わずかな段差でもつまずきやすくなる。

つまずいて転倒しそうになる症状への有効な予防する法として、下半身の筋力を維持・向上させることです。
そのために、自宅でも簡単にイスに座りながらできる運動を、以下で紹介させていただきます。
1. イスに座り、両手を組んで、前に伸ばします。

2. 両手を前方に伸ばしたまま、ゆっくりとお尻を持ち上げます。

3. 5秒間、その姿勢を保持します。
4. ゆっくりとイスに腰を下ろします。
5. これを、5回、繰り返しおこなってください。
1. イスに座り、片方の足のひざの上に両手を重ねて置きます。

2.両手でひざを押しながら、同時に足を床と平行になるまで持ち上げます。

3. 5秒間、その姿勢を保持します。
4. ゆっくりと元の位置に戻します。
5. 反対側の足でも同じようにおこないます。

6.左右の足で交互に、5回ずつ、繰り返しおこなってください。
1. イスに座り、床に貼った線の手前に両足をそろえます。

2. 片方の足を線の向こう側に、またいで出します。

3.次に、もう片方の足も、線の向こう側にまたいで出してそろえます。

4.最初に出した足を、線の手前に足を引き戻します。

5.前に出したもう片方の足も、線の手前に足を引き戻します。

6. この一連の動作を、5回、繰り返しおこなってください。

今回のブログでは、シニアの方が歩いているときにつまずいて転倒するリスクが高まる原因リスクについて、以下のような説明させていただきました。
・加齢による下半身の筋力低下
・感覚機能の低下による環境認識の変化
・歩行パターンの変化
また、シニアの方が転倒するのを予防するための方法として、以下の運動を紹介さえていただきました。
・イス立ち上がり運動
・片足上げ運動
・ステップ運動
つまずきによる転倒は、大きな怪我をする可能性が高いため、それによって、日常生活に大きな支障をきたすこととなるので、早めのケアをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも、歩くとつまずきやすいの悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。
当院でも、今回のようなケースの症状に対しても対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、歩行に関するブログも書いておりますので、参考んしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
1. 日本老年医学会. (2023). サルコペニア診療ガイドライン. https://www.jpn-geriat-soc.or.jp/info/topics/pdf/sarcopenia_gl_2023.pdf
2. 国民生活センター. (2022). 高齢者の転倒事故防止に関する調査報告書. https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20220328_1.html