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夏バテで胃腸の不調が起きる原因と今日からできる予防法

2025.08.21 | Category: ストレス・自律神経障害,むくみ,予防,体温,冷え,,栄養・食事・飲み物,水分,生活習慣,疲労,胃痛,胃腸,血流

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

今年の夏は、観測史上、最も暑い夏になるのではないかと言われています。

8月も終盤になり、6月から3か月も続いている高温な環境で過ごすことで、「夏バテ」を感じておられる方が少なくありません。

特に、夏バテのために、胃腸の不調を訴えられる方を多く見かけます。

そこで今回は、夏バテによって胃腸に不調を感じる原因とその予防法について紹介させていただきます。

 

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夏バテで胃腸に不調を感じる理由

夏の暑さによって、胃腸の機能が低下する理由を以下で紹介させていただきます。

 

暑さによる血流障害のため

夏の暑さで体温が上がりすぎると、体は細胞が熱で傷つかないように働きます。

その方法のひとつが、「皮ふに流れる血液を増やす」ことです。

体温が過度に上昇すると、血液で体の中で発生した熱を運び、皮ふの表面まで届けます。

そして皮ふの表面の空気に触れたり、汗が揮発することで、熱を体の外に逃がします。

しかし、その一方で、胃や腸に送られる血液が減少します。

胃腸は、血液から栄養や酸素を受け取って、胃腸の表面を守る粘液を作っています。

胃や腸には、食べ物を消化したり細菌を倒したりするために強い酸性の消化液があります。

胃や腸の粘液が減ると、強い酸性の消化液が胃腸の表面を痛め、炎症を起こります。

その結果、消化不良や胃もたれ、下痢、便秘などが起きやすくなり、これが夏バテの胃腸障害を引き起こす原因になる。

 

過剰な飲水のため

暑さや体温の上昇で、のどが渇いて、水分を取る量が増えます。

統計では、夏は秋冬に比べ飲水量が1035%増加すると報告されています。

熱中症や脱水症の予防として、夏は、積極的に水分を取ることは必要です。

しかし、一気に過剰な水分補給をすることで、血液や細胞の水分バランスが崩れます。

特に、摂取した水分がダイレクトに入る胃腸では、そのバランスの崩れから、胃腸の粘膜のむくみが発生しやすい。

胃腸の粘膜がむくむことで、胃腸の血流の流れが悪くなります。

その結果、消化・吸収する機能の障害が生じ、胃腸症状が発生する。

この症状がすすむと、めまい、おうと、意識障害などの神経症状も発生する危険があります。


冷たい飲料の急激にとるため

夏の暑さで汗をかいたりのどの渇きを感じると、冷たい飲料を一気に飲んだり、頻繁に取るようになります。

冬の寒い環境下では体が固まって動きにくくなることと同じように、急に、胃腸に冷たい水分が入ると、内部が冷えて胃腸の機能が低下します。

そうすると、胃腸に入った飲食物の消化吸収するスピードが遅くなり、胃が重くおなかが張っている感覚が発生しやすくなる。

その結果、夏バテ特有の胃腸の障害が発生します。

 

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夏バテの胃腸障害への予防法

胃腸障害を伴う夏バテを予防するための方法を、以下で紹介させていただきます。

 

体温の管理をする

夏に体温が上がり過ぎることが続くと、胃腸障害につながります。

ですので、夏は、日常生活で体温を状態を管理することが重要になります。

室内での体温上昇を防ぐために気をつけるべきポイントとして、

・室温は2528℃程度に保つようにエアコンを調整する

・扇風機やサーキュレーターなどで室内の空気を循環させる

・直射日光を避けるため、カーテン・すだれ・断熱フィルムを活用する

また、 室外で体温の上昇を防ぐために気をつけるべきポイントとして、

1016時ぐらいの日差しの強い時間帯の外出を控える

60分以上続けての激しい運動は避ける

・帽子、日傘、UVカット衣服などで日光を防ぐ

・通気性や吸湿性の高い衣服を選び、熱が体にこもりを防ぐ

・首、脇の下、手首などの血管が皮ふ表面に出る部分に冷いすタオルや保冷剤を当てる

など、意識しておこない、夏の過度の体温の上昇を防いでください。

 

胃腸に負担のかけない水分の補給

水分をとっても、胃腸が吸収するのに約30分ほどかかります。

ですので、一気に大量の水分を入れても、水分の吸収効率は下がります。

基本的には、1回の水分の補給量は、200mL程度にとどめ、チビチビと数回に分けて飲んでください。

また、冷たい飲料は、暑さのストレス解消のために少量で済ませて、常温の飲料をなるべく選ぶようにしてください。

飲料の種類としては、ミネラルウォーター以外にも、麦茶・はとむぎ茶がおすすめです。

また、スポーツドリンクでも糖分が多いものは、大量にとると、かえって体の水分バランスを崩します。

なるべく、アミノバリュー(大塚製薬)・グリーンダカラ(サントリー)・スーパーH₂O(アサヒ)・経口補水液 OS-1などといった低張性のスポーツドリンクを選んで接種してください。

 

生活習慣を整える

夏バテによる胃腸の不調を予防するために、日常生活の習慣も整える必要があります。

そうすることで、夏の暑さを受けても体温の調節がスムーズにおこなわれて、そのことが胃腸への負担を軽減させます。

生活習慣に関するポイントとして、

・温かい汁物や味噌汁、納豆やヨーグルトなどの発酵食品を取り入れて胃腸の働きを助ける。

夏野菜などビタミン・ミネラルを豊富に含む食材で栄養バランスを整える。

・寝不足は自律神経の乱れや胃腸機能低下の原因になるため、質の良い睡眠を確保し、毎日同じ時間に起床・就寝する

・ウォーキングやストレッチなど軽い運動は、胃腸の動きを促す

・心身の疲労は、胃腸に悪影響を及ぼすので、リラックスや十分な休息を取る

・体内の冷えが胃腸機能低下に繋がるため、腹巻きや湯船につかるなどで内臓を温める

などをすることで、夏の暑さに負けない胃腸の働きを整えることができます。

(参考文献:「バランスの取れた熱中症及び夏バテの予防法の提案」)

 

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まとめ

8月も終盤で暑さのピークは過ぎたかもしれませんが、まだまだ残暑のために暑い日は続きます。

夏の疲れを引きずり、胃腸の不調が出ると、心身の回復も遅れ、日常生活に大きな影響が出ます。

そのために、なるべく夏バテによる胃腸の機能の低下を予防し、または回復させる必要があり、そのための方法として、今回、紹介させいただいたことが皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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夏休みのお孫さん食事づくりで腰を痛めないための3つの台所で体の使い方

夏の終盤の疲労に負けないための全身のけん怠感を解消する方法

頭がボーッとしやすい春の不調の原因とその対処法

2025.04.14 | Category: こむら返り ケイレン つる,むくみ,めまい,予防,体温,冷え,天候,天気,日常生活の動作,,,栄養・食事・飲み物,生活習慣,疲労,目の疲れ,睡眠,筋肉疲労,肩こり,胃腸,花粉症,血流,運動,,頭痛

みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、調理師の50歳代女性の方が、お体のメンテナンスのために来院された際に、

「特に、何をしたわけではないけれども、なんか、体がだるくてボーッとしてしまって・・・」

「仕事に集中できないというか、やる気が上がってこないですよね、それはちょっと困ってて・・・」

「私だけでなくて、一緒に仕事をしている周りの人も同じようなことを言ってるんですよ・・・」

というお話をお聞きしました。

4月に入って、朝晩が肌寒く、昼が暑いといった春の特有の気候になると、なんとなくボーッとのぼせたり、だるさを感じやり、やる気が出ないなど、心身の不調を訴える方は少なくありません。

春は、年度はじめで、何かと忙しくなる時期に、こういった状態が続くと、お仕事に支障が出てしまいます。

そこで今回は、春に起きる不調の原因とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、春に起きやすい心身の不調を抑えて、仕事をスムーズに集中しておこなえます。

 

 

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春の起きる体の変化

東洋医学の基礎理論を記した「黄帝内経素問」という中国の最古の医学書で、以下のような春に起こりやすい体の変化が述べられています。

春の気候変化と共鳴

春は、植物が発芽して、太陽の光に向かって上へ上へと伸びて成長します。

これは、冬に蓄えたエネルギーを、春になって一気に上に向けて噴出して起こります。

人間も同様に、体の活動エネルギーである「気」が、体の上部である上半身に上がって、集中しやすくなります。

気のエネルギーが上昇することで、新陳代謝や活動力も上がるのですが、この体のエネルギーの上昇が過剰になると、お風呂につかりすぎたような、頭がボーッとするようなのぼせたり、だるさなどの症状を引き起こします。

 

春は肝に影響するため

東洋医学では、春は「肝」に最も影響を受けるとされています。 

ここでいう「肝」は、東洋医学の「肝」のことで、西洋医学でいう「肝臓」とは働きが違います。

東洋医学の「肝」は「エネルギーと感情の調整システム」の役割を担い、西洋医学の「肝臓」は「生化学的な代謝工場」の役割を担っています。

東洋医学の「肝」は、

・全身の血流量を調整

・全身のエネルギーの流れの調整

・感情をコントロール

・消化吸収を促進

・筋肉と腱の柔軟性を管理

・目の状態を管理

といった6つの働きを担っております。

春の気候の変動や花粉の飛散、新しい環境や仕事の変化など、心身のより大きい活動が必要となるため、この6つの「肝」の機能をフル回転させる時期でもあります。

そのため、「肝」の機能が過剰に活動したり、使いすぎて機能低下することで、

・けん怠感

・のぼせ

・イライラ、無気力

・食欲不振

・筋肉のけいれん

・目のかすみ

などといった症状を引き起こしやすくなります。

(参考文献:「季節病に備える東洋医学的養生法(1) 『黄帝内経素問』第二における四季と土気の関係」)

 

 

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春に起きる心身の不調への対処法

「気」の上昇や「肝」の不調による春に起こしやすい症状への対処法として、以下のことが考えられます。

 

気を発散させる

春に起きる気のエネルギーの過剰な上昇を発散させ、気の流れを整える必要があります。その方法として、

30分程度の散歩で、気を適度に発散させる

・優しく軽く指先で頭部をタッピング(叩く)りして、気の偏りを調整する

・髪を束ねず、ゆったりと締め付けない服装で、気の自然な発散を促す

 

肝を労る生活習慣

春に影響が大きい肝を労わるために、生活習慣の見直しをおすすめします。

ポイントとしては、

・ 酢、梅干し、柑橘類、緑黄色野菜、豆類、ごまを積極的に摂取する

・脂っこい食事、アルコール飲料、深夜の食事を避ける

・食事の量は、腹67分目にする

・就寝前のスマホの使用を控える

・毎日の起床する時間を そろえる

・朝の日光を10分は浴びる

などを気をつけて生活をおくってください。

 

気の流れや肝を整えるツボ

気の流れや肝は、以下のツボを刺激することで整うことが期待できます。

太衝(たいしょう)

太衝(たいしょう)のツボは、足の甲側の親指と人差し指の骨の間をなぞるように足首方向へたどり、足の親指と人差し指の2本の骨が交わる手前のくぼみに位置します。

手の人差し指先で、気持ちいい強さで、5秒間、押してゆっくり離すことを、5回、繰り返してください。 

これを12回はおこなってみてください。

期門(きもん)

期門(きもん)のツボは、胸の乳首から垂直に、指4本分(約6cm)下がり、みぞおちの横あたりの高さに位置します。

手の人差し指先で、気持ちいい強さで、5秒間、押してゆっくり離すことを、5回、繰り返してください。 

これを12回はおこなってみてください。

 

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まとめ

中国最古の医療書である「黄帝内経素問」では、他に、春の養生を誤ると夏に冷えが悪化すると警告しています。

つまり、春に心身をケアしておかないと、春だけではなくて夏も引き続き不調が続くリスクが高まります。

春夏と快適に仕事をおこなうためにも、春にしっかり体を整える必要があります。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。

その際には、当院にご相談ください。

当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。

完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。

 

 

監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

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春の激しい気候変動による体調の不良を防ぐための対策としての生活術

春から夏の温度上昇する時期は熱中症に警戒!暑さに順応するための方法

二日酔いの原因と対策を徹底解説!年末の楽しい飲み会の翌日も快適に過ごすために

2024.12.28 | Category: ストレス・自律神経障害,予防,,排尿,栄養・食事・飲み物,水分,生活習慣,胃痛,胃腸,脱水症,血流,頭痛,飲酒

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

先日、定期的にお体のメンテナンスに来られる患者様に、最近のお体の具合をお聞きすると、疲労感が抜けないというお悩みを訴えられました。

きっかけをお聞きすると、忘年会の席で、もともとお酒が全く飲めないのに、ジュースと間違って、お酒を飲んでしまってからだそうです。

甘いお酒だったので、途中まで気づかずに飲んだその日も気分が悪かったそうですが、その翌日に、朝、寝起きから、頭が痛くて体もだるい、いわゆる「二日酔い」状態になってしまったとのこと。

その日、一日中、頭が痛くて、それが治っても、体のだるさだけは、今も残ってしまっていると。

今回の患者様のケースは、特殊ではありますが、忘年会シーズンのこの時期は、お酒を飲む機会も増えて、ついつい楽しくて飲みすぎることも多いかと思われます。

そのために、翌日、二日酔いが発生して、体に不調をひきおこし、日常生活に大きな影響が出る方も少なくありません。

そこで今回は、二日酔いのメカニズムとその予防や対処法について紹介していきます。

このブログを最後まで読んでいただくことで、年末の飲む機会が増えるシーズンを、二日酔いにならずに、楽しく有意義に過ごせます。

 

 

 

二日酔いが起きるメカニズム

二日酔いは、お酒の飲み過ぎによって起こるのは間違いないのですが、このメカニズムはいまだにはっきりしていないのが現状です。

以下で、現在、二日酔いの要因として候補に挙げられていることを紹介させていただきます。

アセトアルデヒドの後遺症

お酒を飲むことで、体内にアルコールが入った際に、肝臓や筋肉でそれを分解するプロセスの途中で生じる物質に、「アセトアルデヒド」があります。

アセトアルデヒドは、さらに肝臓で、無害な酢酸に分解されますが、アセトアルデヒド自体は、人間にとって有害な物質です。

アセトアルデヒドによって、顔が赤くなったり、はき気、動悸、眠気などといったフラッシング反応を引き起こします。

お酒を飲んでいる最中のこれらの反応は、二日酔いの症状にも共通していることから、アセトアルデヒドが二日酔いの原因となっているのではないかという説がある。

しかし、二日酔いの方を検査しても、血中からアセトアルデヒドが検出される事は、ほぼないため、直接の原因とははっきりいえないとも。

 

プチ・アルコール依存症からに回復過程

アルコールを飲むと、理性や運動、記憶などに対する脳の機能に、混乱や変化が起こります。

アルコールを飲むことで起きた脳の機能が回復する過程で、はき気、動悸、冷や汗、手の震えといった症状が体に起きます。

この過程は、実は、アルコール依存症の方が、お酒を控えたときに起こす「禁断症状」です。

二日酔いも似たような症状が出るため、プチ・アルコール依存症からの回復過程で起きているのではないかという説もある。

こうした不快な症状を、アルコール依存症の方は、耐えることができないため、アルコールを終始飲み続け、脳が機能を変化を起こしっぱなしの状態にするのです。

二日酔いのときに、さらにお酒を飲む、いわゆる迎酒をすると、不快な症状がおさまるのは、禁断症状のミニバンが起きているのを迎え酒で抑えているという解釈ができます。

しかし、脳波検査を結果を見ると、アルコール依存症の禁断症状時と二日酔いの時では、正反対のパターンを示すことから、この解釈について異を唱えている研究もあります。

 

ホルモンの異常による脱水や低血糖

お酒に酔った状態から二日酔いの状態になっていく間に、尿の排泄を抑えるするホルモンの分泌が低下します。

それによって、お酒を飲むとトイレが近くなる現象が起きます。

体から尿の排出が増えると、体は脱水症状となり、二日酔いの症状でもある、口の渇きやはき気、けん怠感、頭痛が起こると考えられます。

また、アルコールの摂取で、血糖に関わるホルモンの機能が低下して、低血糖を引き起こし、低血糖の点型的な症状である、体がだるさや無気力、気持ちの悪さ、冷や汗、頭痛を引き起こします。

これらの症状も、二日酔の症状と共通することから、その原因と考えられている。

 

体が酸化や炎症の発生

人間の通常の状態は、弱アルカリ性です。

アルコールを飲むことで、体が酸性に傾き、二日酔いの状態でもそれは起こっています。

体が酸性に傾くことで、体の中でエネルギーの生成や細胞の機能が低下し、二日酔いで起きがちな疲労感が発生します。

また、このほか二日酔いの状態では、炎症反応の数値が高くなることも示されています。

つまり、アルコールの摂取によって体に起きる炎症が、二日酔いの要因とも考えられ、二日酔いを緩和するために、消炎鎮痛剤がある程度の効果があるのも、この説を肯定する根拠になっています。

 

お酒の中にある不純物

色がついてるお酒とそうでないお酒、そして醸造酒と蒸留酒によって、二日酔いのなりやすさに違いがあります。

例えば、ウイスキーとジンでは、ウイスキーの方が二日酔いを起こす起こしやすい、また、赤ワインと白ワインを比較すると、赤ワインの方が、二日酔いになりやすいと言う研究報告はあります。

つまり、お酒の色の元となる成分が多いことで、二日酔いが起きていると考えられます。

お酒に含まれる水とアルコール以外の成分は、コナジー(不純物)と呼ばれます。

コナジー(不純物)は、お酒の風味や個性を決める重要な要素です。

しかし、基本的に、コナジー(不純物)が多いお酒の方が、二日酔いを招きやすいとされています。

 

 

 

二日酔いを予防するためのお酒の飲み方

二日酔いを予防するためのお酒の飲み方を、以下で紹介させていただきます。

 

お酒を飲む前に食べる

アルコールの約90%は小腸で吸収されます。

そのため、胃の中でアルコールがとどまる時間が長いほど、吸収が遅れ、二日酔いの原因となるさまざまな要因を抑制できます。

そのためには、飲酒前や飲酒中にしっかりと食事をとることが重要です。

食事をとることで、胃の中にある食べ物が消化される際に、胃から小腸への入り口が狭くなります。

この状態により、胃の中にアルコールがとどまる時間が増えます。

また、肉、魚、大豆製品などたんぱく質や脂質を含む食品は、アルコールの刺激から胃を保護する役割も果たすため、飲酒中は積極的に食べることをおすすめします。

また、食事と一緒にアルコールを摂取することで、胃腸への負担が軽減されることも確認されています。

 

飲酒とともに水分の補給する

お酒を飲んだ量と同じくらいの水分を、摂取することも大切です。

アルコールには利尿作用があり、体から水分が失われ、二日酔いになりやすくなります。

飲酒中は、水が入ったチェイサーを横に置いて、すぐに水分の補給ができる環境を作ってください。

 

お酒のちゃんぽんは避ける

「ちゃんぽん」とは、異なる種類のお酒を混ぜて飲むことを指しますが、これ自体が悪酔いの直接的な原因ではありません。

問題は、複数の種類のお酒を飲むことで、どれだけのアルコールを摂取したかが把握しづらくなることです。

例えば、ビールから始めて日本酒やウイスキーに移ると、味が変わることで飲むペースが速くなり、気づかないうちに多くのアルコールを摂取してしまいます。

その結果、二日酔いが発生する可能性が高まります。

ですので、なるべく飲むお酒の種類を絞り、飲むスピードや量を意識することをおすすめします。

 

色付きのお酒は避ける

赤ワインやウイスキーなど色付きのお酒には、不純物(コナジー)が多く含まれています。

これらは二日酔いを引き起こす要因となるため、できるだけ避けて、ウォッカやジン、焼酎、白ワインなどの透明なお酒を選択してください。

ただ、これらのお酒もアルコール度数が高いので、やはり、飲むスピードや量も考慮してください。

 

 

 

 

二日酔いになった場合の改善法

二日酔いになってしまった場合の対処法を以下で紹介させていただきます。

 

十分な水分の補給

二日酔いになってしまった場合は、水分の補給が最優先です。

特に、スポーツドリンクや経口補水液は、アルコールを飲むことで起こる尿の排出で失われた水分だけでなく電解質も補給できるため、効果的です。

また、オレンジジュースなど甘い果物ジュースもおすすめです。

果物に含まれる果糖は、アルコールの分解を促進する作用があります。

オレンジジュースなどは、水分と果糖を同時に摂取できます。

 

過度に汗をかくことを避ける

ちなみに、二日酔いが発症したときに、サウナやお風呂で汗をかくことで、体からお酒を抜くといったことがおこなわれがちです。

しかし、サウナやお風呂にはいることで、体から水分が失われるため、かえって、二日酔いからの回復を遅らせる場合があります。

ですので、過度のサウナや入浴を避けて、なるべく体調が回復するまで無理せず安静に過ごすことをおすすめします。

 

二日酔いを改善するためのツボ

二日酔いの改善に効果のある「内関(ないかん)」というツボがあります。

ツボの位置は、手のひらを上に向け、手首を曲げた際にできる横ジワの中央から、肘に向かって指3本分、約45センチ進んだところが内関の位置です。

す両腕にあるこのツボを、心地よい刺激を感じる程度に、指で刺激してください。

 

 

 

 

まとめ

今回のブログでは、飲酒によって二日酔いが発症した原因として、以下のことを説明させていただきました。

・アセトアルデヒドの後遺症

・プチ・アルコール依存症からの回復過程

・ホルモン異常による脱水や低血糖

・体が酸化や炎症の発生

・お酒の中にある不純物

また、二日酔いを予防する方法として、以下のことを提示させていただきました。

・お酒を飲む前に食べる

・飲酒とともに水分の補給する

・お酒のちゃんぽんは避ける

・色付きのお酒は避ける

さらに、二日酔いが起こった場合の対処法について、以下のことを紹介させていただきました。

十分な水分の補給

・過度に汗をかくことを避ける

・二日酔いを改善するためのツボ

二日酔いは、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高まるため、予防と早めのケアされることをおすすめします。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。

もし、それでも、二日酔いからのお体の不調が続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。

当院でも、今回のブログで取り上げさせていただいたケースの二日酔いからのお体の不調のも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

また、他に、年末に起こるお体の不調への対策についてもブログを書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

年末の繁忙期の長時間パソコン作業で起きる肩こりの要因と3つの肩こり予防準備動作

年末のお仕事の忙しのために起きる脳の疲労をいやして集中力と活力を取り戻す方法

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

参考文献:

e-ヘルスネット(厚生労働省)](https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/alcohol/a-03-005.html)

忘年会での食べ過ぎが引き起こす胃の不調と胃の機能を改善するための3つのツボ

2024.12.21 | Category: ストレス・自律神経障害,予防,栄養・食事・飲み物,水分,生活習慣,疲労,肥満,胃痛,胃腸,血流,飲酒

 

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

年末になると、忘年会が開催されることが多くなります。

忘年会に参加して、仲間と一緒に美味しいお酒や料理を食べながら、会話を交わすのは非常に楽しいものです。

そんな楽しい場では、ついつい、いつも以上に飲んだり食べたりし過ぎてしまいます。

そうすると、次に日になると、胃のあたりにしんどさを感じる方が少なくありません。

先日も、50代男性の患者さんが、職場や友人との忘年会で、連日の食べ過ぎが続いた結果、翌朝になると胃に重たさを感じ、仕事に行ってもしんどくて集中できない状態になったそうです。

検査をしてみると、おなかや背中に張りや圧痛も出ており、その影響で肩こりや腰痛まで発症している状態でした。

当院での実例にような、食べ過ぎによる胃の疲れは、単に胃の不快感だけでなく、日常生活全体に影響を及ぼし、さらに他のお体の不調も呼び込む場合があります。

そこで今回は、食べ過ぎによる胃の不快感の原因とその対処法について紹介していきます。

このブログを最後まで読んでいただくことで、忘年会での食べ過ぎによる胃の不快感の原因が解消されて、快適に仕事や日常生活を送ることができます。

 

 

 

忘年会で食べ過ぎたことによる胃のトラブル原因

 

忘年会での食べ過ぎで、胃がしんどくなる原因として、以下の3つが主に考えられます。

 

消化器系への過度な負担

忘年会シーズンの暴飲暴食は、胃に大きな負担をかけます。

通常、胃に食べ物が入ると、胃が自動で波状に動き、それによって食べ物と胃酸が混じり合い、食べ物をかゆ状に消化します。

食べ過ぎると、胃が過度に広がってしまうことで、この波状の動きが鈍くなります。その結果、消化の不良が起こり、胃もたれや胃痛といった不快感を引き起こします。

 

胃酸過多による胃粘膜への刺激

食べ過ぎは、胃酸を過剰に分泌させます。胃酸の主成分は塩酸で、その強さは工業用の塩酸と同じぐらいの強さを持っています。

外食でのアルコールや脂っこいものや塩辛いものが胃に入ると、胃は自動的に胃酸の分泌を促進させます。

忘年会でそういったものを食べすぎることで、過剰な胃酸が分泌されて、強力な胃酸が胃の内側の粘膜を刺激し、炎症を引き起こすことがあります。

それによって、胃の疲れや痛みなどが引き起こされます。

 

ストレスと自律神経の乱れ

忙しい年末年始のストレスは、胃の調子を崩す一因です。

胃が自動的に働くのは、自律神経の働きによるものです。自律神経には、体を活動させるための交感神経と、体を回復させる副交感神経があります。

人間はストレスを感じると、体が活動モードである、交感神経が優位に動きます。交感神経が優位に働いているときには、胃腸の機能は抑えられます。

ストレスで交感神経が優位になり、胃腸の機能が抑制されているときに、忘年会で食べすぎると、十分な消化ができず、胃がしんどくなるという症状が引き起こされます。

 

 

 

忘年会後の胃痛を解消するためのツボ

 

食べ過ぎで胃がしんどい症状には、胃の機能を整える効果があるツボへの刺激が効果的です。

ここでは、胃の疲れを整えるための3つの重要なツボを、以下で説明させていただきます。

 

中脘(ちゅうかん)

中脘は、みぞおちとへそをを結んだ線のちょうど中間で、もしくは、へそから上に4本指分、上がったところにあります。

中脘への刺激方法としては、13回、人差し指、中指、薬指の3本の指の腹を使って、軽く円を描くように、20秒間、優しくさすってください。

 

足三里(あしさんり)

足三里は、ひざのお皿の下端から、指4本分、下がったところの、すねの骨の外側にあります。

足三里の刺激方法として、13回、左右の足で交互に、親指でツボを押し、円を描くように、20秒間、優しくさすってください。

 

裏内庭(うらないてい)

裏内庭は、足の裏にあり、足の人差し指の付け根と足の中指の付け根の間のくぼんだところにあります。

裏内庭の刺激方法として、13回、左右の足で交互に、親指でツボを押し、5秒ほど押し、3秒休むというリズムで、1分間、続けます。

 

 

 

まとめ

 

今回のブログでは、忘年会での食べ過ぎで、胃がしんどくなる主な原因として、以下の点を説明させていただきました。

・消化器系への過度な負担

・胃酸過多による胃粘膜への刺激

・ストレスと自律神経の乱れ

また、胃の不快感への対処法として、以下のツボへの刺激を紹介させていただきました。

・中脘(ちゅうかん)

・足三里(あしさんり)

・裏内庭(りないてい)

胃の疲れは、年末年始に向けて、日常生活に大きな影響を与えるため、早めのケアが重要です。

そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

もし、それでも、胃の不調が続く場合は、専門の医療機関への受診をおすすめします。

当院でも、今回のブログで取り上げた胃の不快感にも対応していますので、お気軽にご相談ください。

 

また、他に胃腸の不調への対策を書いたブログを書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。

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監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

参考文献:

日本消化器病学会. (2021). 機能性ディスペプシア診療ガイドライン2021. https://www.jsge.or.jp/guideline/guideline/pdf/FD_2021.pdf

シニア女性に起きる秋の胃の不調の原因とそれを和らげるツボによるケア方法

2024.10.13 | Category: ストレス・自律神経障害,予防,介護,家事,栄養・食事・飲み物,生活習慣,疲労,,胃痛,胃腸

 

 

 

皆さん、こんにちは。

加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。

秋の涼しさを感じ始めたこの頃、シニア女性の方の中で、急に食欲が落ちて、料理を作るのもつらくなってしまったということはないでしょうか?

家族のために食事を作らなければいけないのですが、ご自身の胃の調子が悪いときは、大変つらい作業になってしまいます。

当院でも、ご家族の食事を作っておられる女性の方から、秋になると食欲不振や胃のむかつきについてのお悩みをよくお聞きします。

このような症状は、日常生活に大きな影響を与えかねません。

例えば、家族の食事を作る際に料理のにおいで、はき気をもよおしたり、体力が低下して家事がつらくなったりすることがあります。

また、栄養の不足による体調不良や、家族へに負担をかけてしまうことでストレスを感じてしまう問題も起こりやすくなります。

ご高齢の方の食欲の低下は、単なる一時的な症状ではなく、健康全体に関わる重要な問題なのです。

そこで今回は、シニア女性の秋の急な食欲低下の原因とその対処法について紹介していきます。

このブログを最後まで読んでいただくことで、秋の食欲の不振や胃のむかつきの原因が解消され、毎日の食事を楽しみ、家族との時間を心地よく過ごすことができます。

 

 

 

 

シニア女性の秋に起きる食欲不振の原因

秋に入ってから、シニア女性の方が、急な胃の不調が起きる原因として、以下のことが考えられます。

 

自律神経の乱れによる胃腸機能の低下

夏の暑さや家事、介護などの疲労やストレスが蓄積した状態で、秋の急な気温の寒暖差をうけることで、自律神経が乱れやすくなります。

体が受ける環境の変化に、無意識下で自動的に体を調整してくれる自律神経には、交感神経と副交感神経の2つの神経で構成されています。

交感神経は、体を活動させたりストレスに対応するために働く神経です。

体を活動させたりストレスがかかると、それに対応するために、交感神経が働いて、胃腸の動きを抑制して消化機能を弱めて、筋肉や心臓や肺などの機能を高め、体を活動しやすくさせます。

副交感神経は、体を回復させたりリラックスさせるために働く神経です。

食べたり飲んだりすることで、副交感神経が働いて、胃腸の機能を高めて、栄養を体に吸収させて、体を回復させます。

夏の暑さや家事の疲れなどのストレスが続いたことで、秋になっても、交感神経の働きが優位になり、副交感神経の働きが低下する状態が続き、その結果、ご飯を食べても消化機能がうまく働かず、胃の不調を引き起こします。

 

加齢による消化機能の低下

ご高齢の方が起こす食欲が低下する原因の一つとして、加齢に伴う消化の機能の低下があります。

加齢により、胃酸の分泌量が減少し、消化する力が低下します。

これにより、食べ物のすばやい消化や吸収が難しくなり、胃もたれや食欲不振につながります。

日本消化器病学会の研究では、70歳以上の約60%が、何らかの消化機能の低下を経験していると報告しています。

特に、夏の疲れが残る秋口は、この消化する機能の低下がより顕著になります。

その結果、胃のむかつきや食欲不振、さらには料理中のはき気といった症状が現れやすくなるのです。

 

機能性ディスペプシア

胃の検査をしても、特に、異常が見つからない胃の疾患として、「機能性ディスペプシア」というものがあります。

機能性ディスペプシアは、今後、国民病の一つになると予想されているほど、多くの方が発症される胃の不調の疾患です。

機能性ディスペプシアの症状として、

・食後のもたれ感

・少量の食事でお腹がいっぱいになる

・みぞおちの痛み

・胸焼け

・ はき気やげっぷ

などといった症状が6ヶ月以上前から始まり、3ヶ月以上続いている場合に診断されます。

明確な単一の原因は特定されていませんが、ストレスや過労による自律神経の乱れが主な要因として考えられています。

機能性ディスペプシアは、生命に関わる病気ではありませんが、生活の質に大きく影響するため、適切な診断と治療が重要です。

 

 

 

 

シニア女性の胃の不調に効くツボによるケア方法

食欲不振やはき気など、胃の不調を感じたら、まずは、胃に重篤な病気ががないかどうかを検査することが重要です。

専門の医療機関での診察を受けて、胃に異常がないことを確認した上で、以下のツボを使った胃のケア方法を実践してみてください。

 

裏内庭(うらないてい)

裏内庭(うらないてい)のツボの位置は、足裏の人差し指の付け根にあるふくらみのところにあります。

裏内庭(うらないてい)のツボを見つけたら、片足づつ、親指をツボに優しく押し当て、小さな円を描くように、5秒間、刺激します。

次に、反対側の足の裏内庭のツボも同じように刺激してください。

左右の足を交互に、3回づつ刺激してください。

 

足三里(あしさんり)

足三里(あしさんり)のツボの位置は、ひざのお皿の外側のくぼみから、指4本分下がったところにあります。

足三里(あしさんり)のツボを見つけたら、片足づつ、親指をツボに優しく押し当て、小さな円を描くように、5秒間、刺激します。

次に、反対側の足の足三里(あしさんり)のツボも同じように刺激してください。

左右の足を交互に、3回づつ刺激してください。

 

中脘(ちゅうかん)

 

中脘(ちゅうかん)のツボの位置は、みぞおちの真下、へそから上に指4本分のところにあります。

上向きに寝て寝て、中脘(ちゅうかん)のツボを見つけたら、指先で軽く押し、ゆっくりと円を描くように、5秒間、刺激します。

これらのツボ刺激は、当院でも患者様に指導している方法です。

ポイントとしては、きつい刺激は体を緊張させますので、気持ちがいい程度の圧で、ツボを刺激して、無理のない範囲で実践してください。

 

 

 

 

まとめ

今回のブログでは、シニア女性の方の胃のむかつきと食欲不振などの胃の不調が発症した要因として、以下が考えられることを説明しました。

・自律神経の乱れによる胃腸機能の低下

・加齢による消化機能の低下

機能性ディスペプシア

また、シニア女性の方の胃もたれへの対処法として、以下のツボによるケアを紹介しました。

裏内庭(うらないてい)のツボ刺激

・足三里(あしさんり)のツボ刺激

・中脘(ちゅうかん)のツボ刺激

食欲不振やはき気などの胃の不調は、家事や介護など、シニア女性の方の日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。

早めのケアが大切ですので、ぜひ今回、紹介させていただいたツボ刺激によるケア方法を試してみてください。

これらの方法が、みなさまの症状の改善のお役に立てれば幸いです。

もし、それでも胃の不調が続く場合は、お近くの専門の医療機関への受診をおすすめします。

加古川市の整骨院である当院でも、今回のような胃腸トラブルに対応していますので、お気軽にご相談ください。

また、他に、秋におきるお体の不調に関するブログも書いておりますので、参考にしていただければと思います。

 

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監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

 

参考文献:

1. 日本老年医学会. (2023). 高齢者の自律神経障害に関する調査報告. https://www.jpn-geriat-soc.or.jp/

2. 厚生労働省. (2024). 高齢者の健康に関する実態調査. https://www.mhlw.go.jp/

3. 日本消化器病学会. (2023). 高齢者の消化器症状に関する疫学調査. https://www.jsge.or.jp/

 

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