- Blog記事一覧 -「40歳代女性の事務欲の方に多い肩こりは仕事のせい?人間関係のせい?」

「40歳代女性の事務欲の方に多い肩こりは仕事のせい?人間関係のせい?」

2019.01.21 | Category: 肩こり

人間は緊張状態になると、本能的に守ったり戦ったり逃げたりするため体に力が入ってしまいます。

 

適度にリラックスした状態が、本当は俊敏に動けますしいいのですがなかなか難しい。

 

スポーツ選手も一流になると、力みのない美しいフォームで動きますよね。普段の理想の動きとしては、一流のスポーツ選手のような適度な脱力した動きをしたいものです。

 

私は剣道歴だけは長いですが、なかなか力みが取れません。特に4分ほどの試合を2,3試合しただけで、2時間ほど稽古したほどの筋肉痛がでてしまいます。どんなけ力んでいるんやと、自分で自分によく突っ込みをいれてしまいます。

 

常に平常心で挑むのが理想ですが、まだまだ道のりは長そうです。

 

で、普段の生活において緊張を強いられるのは、仕事であることが多いですよね。

 

特にお仕事は長時間の反復作業が多い事務職の方は、時間内や期限内に仕事を仕上げていかないといけないため、体に負担をかける力みで仕事を推し進められているのは事実あります。特に、仕事が熟練の域に達する40歳女性の事務職の方は肩こりを訴えられることが多いです。

 

しかしこの仕事が熟練の域に達する40歳女性の事務職の方が訴える肩こりには、もう一つの要素として、人間関係もかかわってきます。

 

そこで今回は、40歳代女性の事務欲の方に多い肩こりについて、仕事環境と人間関係のかかわりについて紹介させていただきます。

 

このことを知っていただくことで、仕事環境を見直すきっかけを作ることができます。


①パソコン作業環境による肩こり

まず、事務職の仕事環境ですが、現在はパソコンによる作業がほとんどだと思われます。つまり、画面を見つめて両腕を挙げてキーボードを使っている状態です。

 

人間の頭は4~5キログラム、腕は6キログラムあるといわれています。頭を下げて両腕を挙げているということは、米袋一袋に当たる約10キログラムを肩が支えながら仕事をしている状態です。これはかなり体に力みを入れないと、支え続けることができません。

 

パソコン作業をする際に体に負担をかけないよう、力みを少なくするためには、

 

・目からディスプレイまでの距離は40センチ以上離す

・ディスプレイの上端が目線より下に来るように調整する

・キーボードをたたくときに、肘を90度曲げた程度の時に、キーボードに自然と指が届く程度に机や椅子の高さを調整する。

・椅子の高さは、身長の1/4程度の高さに。

・机の高さは、身長の1/4と身長の1/6の合計の高さに

 

といった環境を整えてください。

 

②人間関係による肩こり

先日、ちょっとおもしろいエピソード。

海外から年に一回だけ帰国される方の治療をしました。当院では、カメラで姿勢状態を記録していますんで、去年と今年の姿勢の状態を比較してみました。去年は右に傾いていた体が、真逆の左に傾くといった結果がでました。

 

お仕事内容も変わられていなし、生活習慣も変わっていないとのことで、ご自身では原因として思い当たることはないとのこと。ただ、新入社員が入ってきて、なかなか気苦労が多いという話をしていました。そこで私は、

 

「その新人の方、左側に座っていませんか?」

 

とお聞きすると、最初はきょとんとした顔をされてそれから不思議そうに、

 

「なんでわかるんですか?」

 

という返事が返ってきました。

 

治療でいろいろな方とかかわっていると、圧の強い上司や仕事をポカする仕事仲間が座っている側の肩が痛むということは、実際によくあることです。

 

エピソードで上げた方も、新人の方が電話で先方に失礼なことをしていないかと、仕事をしながらついつい新人社員が座っている左側に意識を持って行ってしまっているそうです。私にいわれて初めて気が付いたようで、えらい納得と新人社員に憤慨していました(笑)。

 

案外、このように肩こりの原因は人間関係も関係します。仕事環境を変えるというのはなかなか、机や椅子のようにはいきませんが、気になる人への意識を少し外して、片方へ意識が偏らないようにやってみてください。

 

 

最初に記述しましたら、なにか危険を察知すると体は本能的に固まるようになっています。それによって特に肩こりが多いのですが、精神にかかわるツボでも、肩から背中にかけて多いのものそのあたりからきているかもしれませんね。

 

いったん息を吐いて、肩の力を抜いて適度な脱力で仕事に励んでください。

 

それでも肩こりがきついようでしたら、『接骨鍼灸院じんぎゅう』にご相談ください。体のバランスを整えて、肩こりが軽減できるようにお手伝いさせていただきます。

柔道整復師・鍼灸師 久木崇広 監修


当院は完全予約制となっております。事前にお電話もしくはネットにて、ご予約お願いいたします。

 

ご予約は、電話番号 079-490-5955 よりお願いいたします。

 

ネット予約は、ホームページ(https://sekkotsushinkyu-jingyu.com/)よりお取りください。

 

治療中のため、電話にでられない場合もございます。折り返しお電話させていただきますので、お手数をおかけしますが、お名前とお電話番号を留守番電話へお願いいたします。

 

当日のキャンセルは、電話にてお願いいたします。

 

【診療時間】

月・水・木・金・土 11:00~21:00

日曜日 13:00~19:00

休診日 火曜日

 

講習会などにより、臨時で休診させていただく場合もございます.

ホームページ、お電話にてご確認のほどをよろしくお願いいたします。

 

【料金】

初診料 8000円

2回目以降 6000円

 

【アクセス】

〒675-0001

兵庫県加古川市新神野5丁目7-7 津田ビル1F-A

JR加古川線神野(かんの)駅から徒歩5分

フーディーズ神野・ゴダイドラック神野店に向かって右隣りのビル1階 左側手前のテナント

 

【駐車場】

1台駐車可能です。

当院がはいっている建物に向かって右隣りの駐車場。駐車場に入って左列の4番目が当院の駐車場となっております。


月別アーカイブ

カテゴリ一覧

アクセス情報

所在地

〒675-0008
兵庫県加古川市新神野5-7-7 津田ビル1F-A

駐車場

1台あり

当院に向かい右側に駐車場がございます。駐車場入り口より、左列4番目が当院の駐車スペースとなっております。

休診日

水曜日・日曜日

予約について

当院は完全予約制となっております。

治療中は電話対応ができない場合もございます。留守番電話へお名前・電話番号・診察番号をご伝言ください。後ほど折り返しご連絡いたします。
ホームページからネット予約も出来ますのでご利用ください。