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骨盤 | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧
こんにちは。加古川市でひざき鍼灸整骨院を営む院長の久木崇広です。
今回は、夜になって寝ようとすると体が傾いているような気持ち悪い違和感を感じる方へ、その理由と改善方法についてお話しします。
先日、60歳代の女性の方が、寝つきが歩くて疲労感が取れないと訴えて来院されました。
詳しく状況をお聞きすると、夏休みのため、お孫さんを家で預かって、食事や宿題などの世話で忙しい日々を過ごしていたと。
夏休みも終盤位なると、夜に布団に入って寝ようとすると、右肩から背中、腰にかけて、体が傾いているような違和感を感じるようになったそうです。
その結果、寝つきが悪くなり、寝起きもスッキリせず、昼間もきつい疲労感に悩まされるようになったそうです。
実は、お孫さんのお世話を夏休みにされているシニアの方々が、夏休みの終わりに近づくと、このような症状になるのは珍しくありません。
日常生活で、知らず知らずのうちに蓄積された体のゆがみが、寝る体勢になったときに、はっきりと感じられるようなことがあるのです。
そこで今回は、夏休みのお世話で忙しい日々を過ごしたことで、就寝時に、体の傾きやゆがみの違和感を感じる要因と、その改善方法をわかりやすくお伝えします。
このブログを読んでいただくことで、快適な睡眠を取り戻すための具体的な方法が見つかり、疲労感を解消できます。
シニアの方々が、夏休みにお孫さんのお世話が続いたことで、夏休みの終盤になると、就寝時に体にかたむきやゆがみといった違和感を感じるようになった理由を、以下で紹介していきます。
家事や料理、宿題の手伝いなどのお孫さんの世話をする際に、片側に重心が偏る・前屈みになる・体をねじるといった、体に無理をかける動作をを繰り返すことが、普段の生活より多くなります。
そのために、筋肉がアンバランスに使われ、筋肉の緊張が、体の左右や上半身と下半身で異なる状態が引き起こされます。
就寝時に、布団に横になると、重力や体の重みを支えることが軽減されるため、筋肉の不均衡な状態を、より強くその違和感を感じてしまいます。
家事や料理は、もともと、前屈みや体のねじる姿勢での作業が多いため、背骨や骨盤の並びや位置が崩れることがあります。
背骨や骨盤がゆがむと、横になったときに、寝ている面と体が柔軟にフィットぜずに、違和感を感じる要因となります。
夜、布団に入って寝ようとしたときに、体に気持ちが悪い違和感を感じて、寝つきが悪くなる場合に、おこなってほしい体の歪みや傾きを整える体操を、以下で紹介させていただきます。
布団で寝たままで、簡単にできますので、ぜひ実践してみてください。
上向きに寝た状態で、両ひざを曲げます。
曲げたひざを、一方に倒して、脱力します。
この姿勢を、20秒間、続けてください。
20秒たったら、元の位置に戻し、ひざを反対側に倒します。
この姿勢を、20秒間、続けてください。
この一連の動作を、3セット、繰り返してください。
上向きに寝た状態で、両ひざを曲げて、両手で抱えます。
抱えたひざを両手で、胸の方にひきつけます。
この動作を、20秒間、続けてください。
休憩をはさみながら、3セット、繰り返してください。
上向きに寝た状態で、両手両足を上に向けてあげます。
上に手足あげた状態のまま、手足を同時に、ぶらぶらを前後方向に動かします。
この動作を、20秒間、続けてください。
休憩をはさみながら、3セット、繰り返してください。
夏休みに、お孫さんと過ごすことは、楽しい時間ですし、元気をもらえると、シニアの方々からよくお話をうかがいます。
その一方で、お世話にはエネルギーを使うので、長期間になると、お体にいろいろと不調が起きやすくもなります。
睡眠は、体を疲労から回復させるために、重要な時間帯。
体のゆがみによって気持ち悪い違和感を感じて、睡眠の質が下がることは、それでなくても暑くて疲れやすい夏は、体にこたえます。
体のゆがみと整えて、寝つきをよくするする方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、体のゆがみによって気持ち悪い違和感を感じて、寝つきが悪くなる状態が解消されないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、夏の体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
夏に大量に汗をかいた後は、お風呂に入って、頭や体を洗うことで、さっぱりして、体も心もリフレッシュされたことを感じます。
実際、頭や体を洗うことの心身への影響は、脳から幸せホルモンの分泌が増加したり、洗うという行為だけに意識を向けるというマインドフルネスの一環として機能するなどの効果があるとされています。
そんな効果がある頭や体の洗浄ですが、先日、40代の女性の方から、「頭を洗おうと体を屈めると腰が痛くて、うまく洗えなくて困っているんです」というご相談を受けました。
実は、こういったバスチェアに座って髪を洗う際に、腰が痛くなる悩みを抱えている方が少なくありません。
頭や体を洗うことで、せっかく心身がリフレッシュできることが、その行為自体で腰が痛くなることで、苦痛になるのは残念です。
そこで、今回は、入浴時にバスチェアに座って体を洗浄する際に、腰に痛みが発生する理由と、それを解消するためのおすすめ入浴を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、お風呂での腰痛が改善し、お風呂の時間が楽しむことができます。
お風呂では、バスチェアに座って、頭や体を洗われているかと思われます。
実は、バスチェアの使い方によって、腰痛が起こることがあります。
バスチェアは、イスとしての高さが低いために座ると、ひざが股関節の位置より高くなり、骨盤が後ろに倒れる状態になります。
この姿勢の状態は、股関節と骨盤の動きに制限がかかります。
体を前に曲げるという動作は、腰と骨盤と股関節が協調して動くことで、スームーズに動けます。
しかし、お風呂でバスチェアに座わることで、股関節と骨盤の動きに制限がかかった状態で、頭や体を洗おうと体を前に曲げると、腰のみに負担がかかります。
その結果、腰に痛みが発生するのです。
お風呂で、頭や体を洗う際に、前屈みの姿勢になると腰痛が引き起こされるのを避けるための具体的な方法を以下で提案させていただきます。
バスチェアを使用する場合は、なるべくひざが股関節より低くなる角度が望ましいです。
ですので、それができるバスチェアにすることが、腰痛の予防につながります。
最近の介護用品の発達によって、バスチェアの種類も多くなっています。
その中には、バスチェアの高さを調整できる商品まであります。
また、背もたれのあるシャワーチェアを使用も有効です。
以下にバスチェアやシャワーチェアの商品の販売リンクを貼り付けましたので、参考にしていただければ幸いです。
ぜひ、ご自宅のバスチェアの見直しのご検討をおすすめします。
可能であれば、座らずに立った状態で頭や体を洗います。
これにより、体を前に曲げることを避けれます。
また、前に曲げたとしても、立つことによって、股関節や骨盤の動きの制限がかかることが低下するために、腰への負担が減り、腰の痛みの発生が軽減できます。
浴室に手すりを設置し、体を支えながら頭や体を洗うことで、腰への負担を軽減で、その結果、腰痛が予防できます。
背中や足を洗う際に、柄の長いボディブラシを使用することで、過度に体を曲げる必要がなくなり、腰痛が防げます。
以下にボディブラシの商品の販売リンクを貼り付けましたので、参考にしていただければ幸いです。
髪を洗う際は、シャワーを高い位置に固定して使用するか、洗面器を高い位置に置くことで、体の過度な前屈を避け、腰の痛みが生じにくくなります。
バスチェアに座って、体を前に曲げる際には、足幅をなるべく横に広くひらいた状態でおこなってください。
足幅を横に開くことで、股関節の可動できる範囲が広がるため、腰にかかる負担が軽減します。
これらの方法を組み合わせることで、入浴時の腰痛のリスクを軽減できます。
バスチェアの使い方や姿勢、洗体アイテムなどによって、入浴時に頭や体を洗う際に起きる腰痛のリスクを減らすことができます。
今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
このブログで紹介した方法を試してみても、お風呂に入って頭や体を洗うときの腰の痛みが改善しない場合は、無理をせず、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に相談してください。
当院でも、今回のような入浴時の腰痛でお悩みの方に施術をおこなっておりますので、お気軽に相談してください。
あなたに合った対策を一緒に考えていきましょう。
また、腰の不調への対策について、他にもいくつかのブログを書いています。
そちらもご参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
普段、家での生活で、床で座ることが多い女性の方から、腰痛のお悩みのお話をよくお聞きします。
床で座っているときの体勢をお聞きすると、いわゆる、
「横座り」
の方が多いです。
横座りは、女性の方にとっては、気軽にリラックスできる座り方ですが、それが長時間におよぶと、体に負担をかけて、腰痛を引き起こしがちです。
そこで今回は、長時間、横座りをすることで、腰痛を引き越す理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、床に座って日常生活する中で、腰痛が引き起こされることを予防できます。
長時間、横座りによって、腰痛が引き起こされる理由を、以下で紹介させていただきます。
横座りをする際、股関節は通常、片側の足が内側にねじれて、もう片側が外側にねじれる姿勢になる。
横座りの姿勢が、長時間、続くと、この左右の足のねじれる方向の違いから、左右の股関節のゆがみや左右の股関節周辺の筋肉の不均衡が起こります。
その結果、股関節の可動性に制限がかかり、それをかばうために、腰に余計な負荷がかかり、腰痛が引き起こされます。
横座りによって、骨盤が片側に傾き、骨盤にゆがみが生じます。
骨盤の片方への傾いたままでは、横座りの姿勢が保持できなたため、重心を傾いた方向とは反対側に、背骨をゆがめて、カバーします。
横座りの姿勢を保持するための、骨盤と背骨のゆがみによって、腰周辺の筋肉への負荷が不均衡となり、バランスが崩れや神経の圧迫が起こり、他の動きをした際に、腰に痛みを引き起こします。
先日、当院に30歳代女性の方が、腰痛を訴えて来院されました。
検査をさせていただくと、背骨や骨盤のゆがみがみられ、特に、股関節をねじる動きに、左右差と制限がでていました。
それについて、普段、股関節をねじるような動作をしているかをお聞きすると、家にいるときは、床に横座りで、洗濯物をたたんだり、テレビを見たりする時間が多いとのことでした。
それも、右側に足を横に出して横座りをすることが多くて、左側には横座りができないとも。
これは、股関節の検査との左右差のねじる可動域の制限と一致していました。
ということで、股関節を整えることを中心に、背骨と骨盤へも施術をおこないました。
そうすると、「腰がのびやすい」「親指に力を入れて立てる」などといった体の変化と症状の軽減の感想をいただきました。
今回の腰痛のお悩みで来院されましたが、日常生活において、横座りする時間が長いことで、股関節に負担をかけて機能が低下して、それが腰痛につながったことがわかる実例でした。
長時間、横座りをすることで、股関節や骨盤、背骨に負荷をかけることで、腰痛が引き起こされます。
ですので、股関節や骨盤、背骨におこったゆがみを整えることで、横座りによる腰痛が軽減されます。そのためのストレッチの方法を以下で紹介させていただきます。
足を肩幅に広げて、両手を前に出して、壁に手をつきます。両手の間に頭を前に倒し、ひざを軽く曲げながら、腰を落とすように腰から骨盤をまるめます。
腰から骨盤あたりが伸びるのを感じたら、20秒間、キープしてください。
次に、顔をあげて正面を向いて、背中を反るように伸ばしてください。
背中が伸びるのを感じたら、20秒間、キープしてください。
これを交互に、3回、繰り返しおこなってください。
足を肩幅に広げて、立った状態から、片方の足を前に出して、片ひざを立てて、もう片方の足を後ろに伸ばします。
前に出した足のひざを90度に曲げ、後ろに伸ばした足の股関節の前面を伸ばすように、体を前に移動させます。
後ろに伸ばした股関節の前面が伸びるのを感じたら、20秒間、その姿勢をキープしてください。
反対側の足でも同様におこなってください。
これを交互に、3回、繰り返しおこなってください。
上向きに寝て、肩幅に足を広げて、両手を肩の高さで横に広げておきます。
片方の足の股関節を90度、ひざ関節を90度に曲げて、あげます。その状態のまま、足を外側に横倒しをします。
横に倒したら、股関節をひざ関節を伸ばして、元の位置にもどします。
反対側の足でも同様におこなってください。
これを交互に、3回、繰り返しおこなってください。
まとめ
床での横座りは、リラックスできる姿勢として多くの女性に親しまれています。
しかし、長時間、続けると股関節や骨盤、背骨に不均等な負担をかけ、腰痛を引き起こします。
それらを整える方法として、そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、横座りによって引き起こされる腰痛が解消されないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、日常生活動作によって引き起こされるお体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
立った状態で、何気なく体を前に屈めたときに、ピキッと一瞬、腰に痛みが走り、数秒間、じっとしていると、腰の痛みがゆるんでくるといった経験をされた方は少なくありません。
ぎっくり腰を過去に経験されている方は、そういった一瞬の腰の痛みを感じたときは、ぎっくり腰が再発したかと焦ったというお話もよくお聞きします。
こういった腰の痛みは、特に、夏になると、暑さによる疲労や活動量の低下によって、頻繁に起きがちです。
体を動かすタイミングや体調次第では、本格的なぎっくり腰となり、少なくとも2週間は日常生活に支障が出る恐れがあります。
そこで今回は、腰を前に屈めたときに、一瞬、腰に痛みが走る理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、今年の夏にぎっくり腰の発症を予防できます。
立った状態で、体を前に曲げるときは、腰の骨と骨盤と股関節が連動しておこなわれます。
これは、「腰椎骨盤リズム」とも呼ばれ、以下のような順番で、体を前に曲げていきます。
体の曲げ始めは、腰の骨から始まり、一般的に、約30度、曲げます。
腰の骨が前に曲げるのに続いて、骨盤が後に倒れて、股関節の動きがスムーズにおこなえるようにします。
最終的に、股関節が、約70度、前に曲がり、完了することで、体を前に曲げる動作が完成します。
このように、体を前に曲げる姿勢にする動作は、最初に腰の骨が曲がるのですが、腰を曲げる「中腰」姿勢は、腰に大きな負担がかかります。
一般的に、立っているときより、中腰の姿勢は、腰への負荷が1.5倍に増えます。
一般的に、人間の上半身と下半身の重さの比率は、上半身:下半身=60%:約40% とされています。
仮に体重が60kgの方でしたら、上半身:60kg × 60% = 36kg
下半身:60kg × 40% = 24kg
です。
体を前かがみになると、腰が上半身の重みを支えることとなり、腰への負荷は、立っているときより1.5倍に増加することとなるので、中腰でかかる負担:36kg × 1.5 = 54kg となり、立っているときより腰への負荷が、18kgも増えます。
前屈みになることで、こういった腰への負荷が増加することで、以下のようなことが起こり、前屈みになると、一瞬、腰に痛みが走ります。
腰を前にかがめた際に、背中や腰の筋肉が急に引き伸ばされることで、それ以上引き伸ばすと筋肉が損傷すると体が判断して、反射的に、背中や腰の筋肉を急激に収縮させます。
こういった背中や腰の筋肉への保護反応として、一時的に筋肉が硬直し、一瞬の腰への痛みを引き起こします。
腰を屈めたときに、背骨の間にあるクッション役割をするゼリー上の椎間板が圧迫され、その結果、椎間板の一部が飛び出る場合があります。
この飛び出た椎間板が、神経を圧迫し、一瞬の鋭い痛みを腰に引き起こすことがあります。
前屈みの姿勢で、腰の骨の関節に圧がかかり、その周辺の神経が刺激されます。
そうすると、関節が損傷から保護するため、神経が腰に瞬間の痛みを発して、前屈の動きを一時的に動きを制限します。
何気なく体を前に屈めるといった腰の筋肉や関節が急激に動かされた場合、腰の筋肉や関節に、一時的な炎症反応が起こります。
この炎症が一瞬の痛みを引き起こし、その後、数秒から数分で炎症が落ち着くことで、腰の痛みが軽減します。
腰を前に屈める際に、腰に一瞬、痛みが発症することを防ぐための方法を以下で紹介していきます。
何気なく腰を曲げるため、腰の筋肉や関節などが、過剰に防御反応を起こして、一瞬の腰の痛みが発症します。
それを防ぐためには、腰を曲げる前に、体に軽い刺激を入れておくことが有効です。
体への刺激の入れ方が参考になるのが、相撲の力士や他のスポーツ選手が、試合前に体をたたいて筋肉を刺激する行為です。
これは、体をたたくことで、
・筋肉の血流が増加して柔軟性とパフォーマンスの向上する効果
・筋肉の緊張が緩和してリラックスして動ける効果
・神経への刺激による覚醒と集中力の向上する効果
・精神面での集中力と心理的な安定感が向上する効果
といったこれらの効果により、動く前の準備として、筋肉をたたくことが有効な手段となることが研究で報告されています。
実施に体に刺激を入れる部位と方法として、
・腰の周り
・背中
・股関節の前面
・お尻
・太もも
・ふくらはぎ
を手のひらや指先で、軽くパタパタとリズミカルにたたくこと、腰周辺の血流が増加し筋肉がリラックスします。
筋肉を鍛えまくっているスポーツ選手は、試合前に、体をキツく叩いて強い刺激が必要な場合があります。
しかし、一般人は、それほどの刺激は必要ないので、気持ちがいい程度に、軽くたたく程度で体に刺激を入れることで、十分に効果がみられます。
体が前に倒れるときは、上半身が体の中心軸から離れるため、腰への負荷が大きくなります。
前屈みになるときに、上半身が体の中心軸から離れないようにするには、ひざを曲げて、できる限り体を下方向に移動してから、体を前に曲げると、上半身が体の中心軸から離れる距離を最小限にできます。
その結果、腰を前に急激に曲げることで起きる防御反応や負荷が軽減して、腰に一瞬、ピリッと感じる痛いの発生を予防できます。
例えば、下に置かれたものをとって持ち上げる方法として、
①足を肩幅くらいに開いて、安定した姿勢をとる。
②ひざを曲げて、背中はまっすぐに保ちながら、腰の位置を下にさげ、重心を足の間の中心に置く。
③ひざを曲げた状態から、背中をまっすぐに保ったまま、股関節を軸にして、腰を前にかがめる。
④物に手が届く位置まで、腰を前にかがめてから、物をしっかりと握る。
⑤物を持ったまま、腰を元の位置に戻し、背中をまっすぐに保ちながら、ひざを伸ばして立ち上がる。
という感じで、日常生活で、体を前にかがめる必要のある場合は、腰だけに負担をかけないためにも、意識的に、ひざを使うことをおすすめします。
ぎっくり腰を経験したことのあると、2度とあのような腰の痛みを経験したくない方がほとんどだと思われます。
ですので、腰を何気なく屈めた際に、ピキッと、一瞬の腰の痛みは、本当に再発しないか怖いですし、心配になります。
それを防ぐための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、腰をかがめたときに、腰に、一瞬、ギクッとした痛みが起きるのとが解消されないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、腰痛に関する対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
デスクワークをされている女性の方から、
「仕事中は、ついつい足を組んでしまうんですけど、これってやっぱりよくないですよね?」
といったご質問をよくお受けします。確かに、この足を組んで座る姿勢は、一見、楽に感じますが、健康に大きな影響を及ぼします。
そこで今回は、デスクワーク中についつい足を組んでしまう理由とその対策について紹介していきます。
このブログを読んでいただくことで、足を組んだ姿勢でデスクワークすることで起きる体の不調を予防できます。
デスクワーク中に足を組んでしまう多くの場合、習慣的な動作や無意識のうちにおこなってしまいます。
その要因を以下で紹介させていただきます。
多くの人は日常生活で、無意識に利き足を頻繁に使用します。
それは、イスに座って足を組む姿勢をとるときににも起こります。
足を組む姿勢の研究で統計をとったところ、利き足を上にして、足を組むことが多いという報告がされています。
これは、利き足の操作性が高い、つまり、太ももの上に足を重ねる際の動作である足を持ち上げやすいためです。
さらに、利き足とは反対側の足は、体を安定させる軸足であるため、軸足を利き足の下に持ってくることで、体の安定感が増すため、この姿勢をとることが多いとされています。
骨盤は、上半身と下半身の間に位置するため、体の土台とされています。
その骨盤ですが、仙骨を中心に左右に寛骨が配置され、そのつなぎ目が仙腸関節というわずかな動きがある関節が形成されています。
日常生活の習慣によって、骨盤の右もしくは左にゆがみが発生することがあります。
例えば、AT車を運転する際には、右足でアクセルとブレーキを操作するために、左の骨盤に体重を乗せて、右足を浮かすといった、骨盤をひねる姿勢をとります。
こういった姿勢を続けると、右の骨盤が前に倒れて、左の骨盤が後ろに倒れるようなゆがみが発生しがちです。
特に、骨盤の前傾する側が、足を組む際には、上に重ねる側の足になるとされています。
以上のような理由で、長時間、デスクワークをする際に、ついつい足を組んだ姿勢でおこなうと、体がゆがむことによって、
・猫背
・肩こり
・頭痛
・腰痛
・足のむくみ
・疲労感
などといったことが体の不調が発生し、仕事に支障をきたすリスクが高まります。
デスクワーク中に無意識に足を組んでしまうのは、体がゆがんでいる証拠でもあります。
ですので、日常生活で体のゆがみをケアすることで、足を組む姿勢による体の不調を予防できます。
そのための方法を以下で紹介させていただきます。
仕事に夢中になっていると、知らず知らず組んでしまっていることもあります。
ですので、まずは、あるので、足を組んでいいることに気がついたら、組んだ足をといて、足を下ろすことから始めてください。
その上で、気がついたときで良いので、以下のようなことを意識してイスに座ってください。
・座ったときに、ひざが直角になるようにイスの高さを調整しする
・イスに深く座り、骨盤を立てて、腰をまっすぐに保つ
・背もたれに寄りかからず、軽く背もたれに触れる程度に座る
・両足を肩幅に開き、つま先をまっすぐ前方向に向ける
・片足に体重をかけるのではなく、両足に均等に体重を分散させ、足の裏が床にしっかりとつくようにする
・肩をリラックスさせ、肩と耳のラインをそろえて、自然な姿勢を保つ
デスクワークで足を組むことを、長時間、続けると、骨盤をはじめとした体のゆがみが発生します。
ですので、こまめに体を整える必要があります。そのための体操を以下で紹介させていただきます。
上向きで寝て、足を伸ばして、股関節の前面に手のひらをあててください。
足先から股関節まで、足全体を内側や外側に、20秒間、動かしてください。
上向きで寝て、両ひざを曲げて、それを両手で抱えてください。
その状態をキープして、ゆりかごに乗っているように、体を、20秒間、ゆらしてください。
上向きで寝て、両ひざを曲げて、足の重みでひざを倒れるところまで、ゆっくり横に倒してください。
その後、ゆっくり元の位置に戻して、反対側も同じように、足の重みでひざを倒れるところまで、ゆっくり横に倒してください。
これを、左右交互に、3回、繰り返しておこなってください。
上向きで寝て、ひざを曲げて、腕を体の横に置きます。
息をはきながら、ゆっくり腕を上げて、耳の横までもっていき、背伸びの状態にしてください。
背伸びの状態で、息をはききったら、その後は、息を吸いながら、元の位置にゆっくり戻してください。
これを、3回、繰り返してください。
上向きで床に寝て、ひざを曲げて、足を肩幅に開いてください。
お尻を持ち上げ、ひざから肩まで一直線になるようにします。
その状態を、30秒間、キープしてください。
デスクワーク中に足を組んで座ることは、多くの人にとって自然な習慣ですが、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
足を組むことで起きる体のゆがみを防ぎ、健康的な姿勢を保つために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、デスクワークで足を組むことがやめられないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられて体のゆがみを整えることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、デスクワークによる体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広