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栄養・食事・飲み物 | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧

みなさん、こんにちは。 加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
春になり、花粉が大量に飛ぶシーズンになってきました。
こういった時期は、花粉症を発症して体にいろいろと不調が起こっている方をよくお見かけします。
それと同時に、“花粉症じゃないのに” 体がだるい・首肩がこって頭が重い・疲れが抜けないなどと訴える方も少なくありません。
実は、花粉症の明らかな症状が出ていない方でも、花粉による反応が体に起きているため、そのような症状が出ている可能性があります。
そこで今回は、花粉が及ぼす体への影響のメカニズムと対処法についてつたえさせていただきます。
電話でのご予約はこちら>>079-490-5955

花粉症を発症していない人でも、花粉の影響で体に不調を引き起こすメカニズムについて、以下で紹介させていただきます。
花粉症は、体の外部では、くしゃみ・鼻水・目のかゆみなどの症状が目立ちます。
そして、体の内部では、免疫が花粉に対する過剰な反応を起こして、炎症反応を起こす物質が免疫の細胞から大量に放出されています。
この炎症を起こす物質が、血流を介して全身に拡散し、体のあちこちで低レベルの炎症を誘発します。
この現象は、花粉症を発症している人だけではなく、花粉症を発症していない健常者でも、血液中の炎症を引き起こすヒスタミンなどの数値が上昇が研究で報告されています。
花粉が炎症を誘発されることで、体に異常が起きていることになります。
体に起きた異常のサインは、「痛み」という感覚で認識されやすくなります。
特に、花粉は脳の痛みへの感度を鋭くすることが、研究でもわかっています。
花粉症による炎症で痛みへの感度が上がることで、無自覚に体が常に緊張を強いられ、それが日常生活の中で、だるさやこりなどの発生につながります。
花粉による炎症は、花粉が最も侵入する入り口の鼻の中の粘膜で起こりやすくなります。
鼻の粘膜の炎症は、健常者でも軽度の鼻づまりを招くこともあり、それが、無意識の口で呼吸する機会が増えます。
呼吸する方法には、鼻で息を吸って口で息を吐き出す腹式呼吸と、口で息を吸って口で息を吐き出す胸式呼吸があります。
日常生活では、この両方の呼吸の方法を複合的に使って、「胸腹式呼吸」が行われています。
花粉による鼻詰まりが起きると、自然と口のみで呼吸を行う胸式呼吸の比重が高まります。
胸式呼吸は、1回の呼吸で肺に空気を入れる量は約250ml、腹式呼吸は約500mlですので、胸式呼吸の比重が高まると、浅い呼吸が増えることになります。
この浅い呼吸が増えることが原因で、以下のようなことが起こり、体の不調が発生しやすくなります。
浅い呼吸が増えると、体を機能を自動調整してれる自律神経のバランスが崩れ、体が活動モードの状態が続き、回復やリラックスしにくい状態にもなります。
その影響で、特に、睡眠において、眠りにくくなったり、睡眠の途中で目が覚めやすくなったりなど、睡眠の質が低下しやすくなります。
実際の研究でも、花粉症で浅い呼吸で睡眠をしているをしているグループは、深い睡眠状態の時間が20%減少していると報告されています。
こういった花粉の影響による浅い呼吸からの浅い睡眠が、体の回復を阻害して、だるさやこりなどの不調を引き越しやすくしています。
呼吸が浅くなると、体の中から二酸化炭素が必要以上に抜けて、低CO2の状態になります。
すると脳の血管は、CO2が少ないなら血流を減らしてよいと判断し、血管を縮めます。
その結果、脳の考える・判断する・感情を落ち着かせる働きがある部分の血流が減りやすくなります。
その結果、頭がぼんやりする、集中しにくい、気分が上がらないなどといった状態につながりやすくなる。
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花粉症を発症していなくても、花粉の影響によって起きる体の不調を改善するため、以下の日常で行えるケアの方法を紹介させていただきます。
花粉期は、どうしても口呼吸を行いがちで、浅い呼吸になり、それが体の不調に繋がります。
ですので、深い呼吸ができる鼻呼吸を意識した訓練を日常的に行うことをおすすめします。
具体的には、座った姿勢で4秒かけて鼻からゆっくり息を吸い、6秒かけて口から吐く、といった呼吸のサイクルを、1日5分繰り返すことです。
また、お風呂の蒸気やホットタオルを顔に当てて、加湿された蒸気を吸入することも心がけてください。
それによって、花粉によって悪くなった鼻の空気の通りも良くなり、自然な深呼吸が促されます。
深い呼吸ができるようになることで、血中CO2が正常化し、自律神経のバランスを整えやすくなり、体の不調を改善することが期待できます。

花粉で鼻がつまって口呼吸が増えると、寝ている間にのどの乾燥や浅い睡眠が起こりやすくなります。
ですので、睡眠の環境を整えることが重要になります。
具体的には、まずは、寝室には花粉を持ち込まないよう、帰宅後は玄関で上着の花粉を払ってから入り、寝室に外出時の服を持ち込まないようにしてください。
また、部屋の換気で窓を開けると、寝具やカーテンは花粉がたまりやすいので、こまめに掃除や空気清浄機を設置することも必要です。
寝室内の空気が乾燥しすぎると、のどが乾燥して荒れやすいので、加湿器や濡れタオルで湿度を保持するようにしてください。
寝る前に鼻うがいをして、鼻の中の過剰な粘液を流してから就寝することも良いかと思われます。
花粉の影響を抑えるように睡眠の環境を整えて、睡眠の質を上げることで、体調の回復を促しやすくなります。

軽い運動をすると、血流や呼吸の促進や自律神経のバランスが整い、体調に良い影響を及ぼします。
しかし、屋外で運動をすると、花粉による影響を体にすますます大きくすることに繋がりかねません。
ですので、運動するなら、屋内でできるものが良いと思われます。
屋内で気軽にできる運動として、例えば、「ラジオ体操」がおすすめです。
ラジオ体操は、軽い有酸素運動と全身ストレッチの要素を持ち、3分間という短時間で心肺機能向上、筋力維持、柔軟性アップが期待できます。
ラジオ体操は、NHK公式の音声アプリやYouTube動画で、聴いたりみたりすることもできますので、是非、体に刺激を入れて体調を整えるきっかけを作ってください。

花粉による免疫の過剰反応によって、体の不調が起こりやすくなります。
免疫細胞の多くは、腸内に存在していますので、腸内改善することが、その不調の改善にも繋がりやすくなります。
腸内環境を整えるためには、具体的には、ヨーグルト・納豆・味噌などの発酵食品を意識して食事に取り入れて、免疫バランスを整えるようにしてください。
また、サバ・イワシなどの青魚に多く含まれるオメガ3という栄養素は、炎症の抑制作用がありますので、花粉による炎症を抑える効果も期待できます。
他には、海藻・きのこ・ごぼうなどの食物繊維が多く含まれる食材は、腸内細菌のエサになり免疫の調整に役立ちます。
白湯・緑茶・ルイボスティーなど、積極的に水分を摂ることも重要です。
避けるべきものとしては、甘いものや油もののお菓子などは、腸内環境を乱したり炎症を増加させる恐れもあります。
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春は、ただでさえ、寒暖差や天気の激しい変化などによって、それに体調を対応させることが大変な時期です。
それに加えて、花粉の影響を受けてしまうと、ますます体調を崩しやすくなります。
そういったことを抑えて、日常生活をスムーズに過ごすためにも、今回、紹介させていただいたことが皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
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みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
春になると、花見や歓迎会など、お酒を楽しむ機会が一気に増えてきます。
こういった「飲みの文化」は、人間関係を深める大切で楽しい時間でもあります。
しかし、その一方で、ついつい、飲み過ぎてしまい、飲んだ次の日から、体が重くて起きられない・頭痛がぬけない・だるさが続くなど、体に不調を感じる方も少なくありません。
そこで今回は、お酒が体の中で分解されるメカニズム、お酒を飲み過ぎたことで不調が起こる理由、具体的な対策について伝えていきます。
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飲んだお酒中に含まれている「アルコール」は、主に、肝臓で分解され、無害な物質へと変えられています。
その分解の流れは、大きく2ステップで行われます。
まず、飲んだアルコールは、胃や腸から吸収されて肝臓へ運ばれます。
そこで「アルコール脱水素酵素(ADH)」という働きによって、「アセトアルデヒド」という強い毒性を持つ物質に変わります。
この「アセトアルデヒド」は、
・顔が赤くなる
・動悸がする
・気分が悪くなる
といった「酔い」の症状を起こす原因となる物質です。
次に、「アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)」によって、アセトアルデヒドが分解され、酢酸へと変わります。
この酢酸はさらに分解されて、最終的に水と二酸化炭素になり体外へ排出されます。
一つのポイントとして、日本人の約4割は、アセトアルデヒドを分解する力が弱い体質だと言われています。
そのため、お酒を飲む量が少量でも、気分が悪くなる・二日酔いになりやすい・不調が長引く、などということが起こりやすいと考えられます。
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お酒を飲みすぎた翌日に、体調が悪くなるのは、以下のような原因が、いくつか重なって起こると考えられています。
アルコールを分解する過程で発生するアセトアルデヒドは強い毒性を持つため、アセトアルデヒドから酢酸への分解がしきれず体に残ると、
・頭痛
・吐き気
・倦怠感
・イライラ
などといった症状が出ます。
この症状が起きるということは、アルコールによる軽い中毒状態が出ているとも言える状態です。
お酒をよく飲まれる方は、トイレに行く回数も多くなる経験をされたこともあるかと思われます。
これは、アルコールには、強い利尿作用があるためです。
つまり、水分が体から出ていくことが多くなるということです。
筋肉の約70~75パーセントは水分で構成されています。
筋肉から2パーセント程度の水分がなくなれば、筋肉の機能が低下すると言われています。
アルコールを摂取することに伴う大量の利尿は、筋肉の水分不足を引き起こし、
・体のだるさ
・筋肉のけいれん
・精密な動作ができない
などといったことが起こりやすくなる。
アルコールを飲むと、一時的に眠気が出るため、寝つきは良くなるように感じます。
しかし、これは自然な睡眠ではなく、アルコールによって脳の働きが抑えられ、無理やり活動が停止して寝ているように感じてしまう状態です。
お酒を飲むことによって脳の働きが抑えられて寝た状態の間に、アルコールが分解される過程で、アルコールで抑えられていた脳が再び活動を開始しします。
そうすると、夜中に目が覚めたり、眠りが浅くなったりします。
また、アルコールを飲むことで、脳の回復に重要な睡眠も減少するため、結果として、睡眠の質が低下し、寝たはずなのに疲れが取れない状態になります。
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お酒は体にとってある意味“毒”でもあるので、アルコールを摂取すれば、どうしても体にダメージを与えます。
そのダメージを完全に防ぐことは難しくても、対策をすればかなり軽減できます。
そのための具体的な方法を、以下で紹介させていただきます。

お酒を飲む機会がある際に、最も大事なのは、お酒は、空腹で飲まないことです。
空腹でアルコールを摂取すると、胃腸のアルコールを吸収することが早くなり、酔いやすくなります。
ですので、飲む前には、500ml程度の水を飲んでおいたり、チーズ・納豆・卵などのたんぱく質や脂質が多く含まれるものを少しでも食べてから飲み会に臨んでください。
そうすることで、胃腸のアルコールを吸収を遅らせ、肝臓によるアルコール分解もゆっくり行われ、次の日にアルコールが体に残ることを軽減することが期待できます。

飲み会の最中に、アルコールを体に溜めないように、薄めるように、分解を助けるように意識して行動することで、翌日の体調は大きく変わってきます。
具体的には、まず、お酒1杯飲むのにつき、水を1杯分飲むことが基本になります。
アルコールは利尿作用が強く、体の水分をどんどん奪います。
ですので、水を一緒に飲むことで、体が脱水状態になるのを防ぎ、血中アルコール濃度の上昇をゆるやかにする効果があります。
お酒を飲むと、トイレに行く回数も増えますので、トイレから帰ってきたら、脱水予防のために、アルコール以外の水分を摂るようにしてください。
水分を摂るのと同時に、食べながらお酒を飲むことも重要です。
特におすすめは、枝豆・豆腐・肉・魚などのたんぱく質やチーズやナッツ類など脂質が豊富な料理を食べることで、胃に入ったこれらの内容物が、アルコールの吸収スピードをゆるやかにします。
他には、いきなりアルコール度数がきついお酒から飲まなこと、飲むペースをゆっくりにすることも重要です。
これらをすることで、肝臓でのアルコール分解がしやすくなり、飲み会の翌日に起きる体の不調をかなり防げます。

飲み会後の過ごし方は、アルコールによる体の脱水症状の解消とアルコールの分解の促進が最優先です。
飲酒後30分~就寝前は、500ml程度の水分の補給を行い、枕元にも水を置き、睡眠途中に目覚めたらいつでも水分補給ができるようにしてください。
飲み会の帰宅後にお腹が空き、軽食を食べるなら、味噌汁やゆで卵を食べて、お酒を飲むことで失った水分と電解質を補給してください。
入浴は、熱いお風呂に入ると脱水が促進するので、38-40℃程度のぬるま湯のシャワーや湯船につかるようにしてください。
また、飲み会の翌朝は、起きたらすぐに水分補給をし、朝食は、おかゆやバナナなどの消化がいいものでエネルギー補給することを心がけてください。
日中は余裕があれば、10~20分程度ウォーキングしてください。
軽い有酸素運動をすることで、全身の血流が改善して、体内に残ったアルコールの分解を助けます。
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飲み会後、体の不調が一向に良くならない場合、二日酔い以外の重篤疾患が隠れている可能性が高くなります。
通常の二日酔いは、24~48時間で改善しますが、3日以上続くもしくは悪化する場合は、
・胃潰瘍
・十二指腸潰瘍
・アルコール性肝炎
・急性膵炎
・胆嚢結石
・肝硬変
などの重篤な病気の可能性もあります。
というのも、アルコールは、体に入れることで、病気の症状が明らかになる引き金となることもあるからです。
飲み会後に体の不調が続く場合は、必ず内科や胃腸科などの専門の医療機関を受診してください。
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春は1年の中でも、飲み会が多くなる時期です。
飲み会自体の参加することは、とても有意義なことと思われます。
春の飲み会シーズンを、体調を崩さずに過ごすために、アルコールの「飲み方」がとても重要です。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
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みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
人間の体の中で、感覚が一番に鋭い部分は、足や手の指先で、特に親指や人差し指だそうです。
感覚が鋭いということは、それだけ日常生活で重要な働きをして、よく使う部分だからです。
そんな感覚が鋭い指ですが、特に、足の親指がズキズキ痛むと、歩くのが痛い、靴を履くと当たってつらいなど、日常生活に大きく影響します。
当院でも、足の親指が痛いという相談は時々あります。
しかし、この症状も原因がさまざまで、単なる使いすぎやケガだけではない場合もあります。
今回のブログでは、先日、私自身が聞いた体験談をきっかけに、足の親指の痛みの原因の一つである「痛風」についてお話ししたいと思います。
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先日、剣道の仲間と食事をする機会がありました。
その際に、稽古の話だけでなく、体のケガや痛みの話題になることもよくあり、ある仲間から、以前、足の親指がものすごく痛くなった話を聞きました。
最初は、剣道の稽古で痛めたのだと思ったそうです。
というのも、剣道では跳躍や踏ん張る動作が多く、足の指や足の裏にはかなりの負担がかかります。
そのため、親指の付け根が痛くなっても稽古で負担がかかったのだろうと、まずは考えてしまいがちです。
しかし、その剣道の仲間の方が曰く、これまで経験したことがないほどの足の親指の腫れと痛みであり、歩いたり靴を履いたりするのも痛いどころか、じっとしててもズキズキとたまらないものだったと。
足の指や足首が痛くなった時は、これまでは、冷やしても湿布を貼ったら、ある程度は収まっていたので、今回も同じように対処したそうです。
しかし、数日たっても、発症の当日に比べて、痛みの度合いが軽くならず、それでどうも普通じゃないと思って、病院を受診したところ、
“痛風”
と診断されたそうです。
本人もかなり驚いたそうですが、思い返せば、足の親指の痛みがでた前日は、激しい稽古をしたあと、仲間と打ち上げに行き、お酒を飲みながら魚卵などのおつまみをたくさん食べていたそうです。
こうした食事は、痛風の発症の原因となる尿酸の数値が上がってしまうことをうっすらは知っていたが、まさか自分がなるなんて思いもよらなかったそうです。
薬を飲んだら、痛みが引くのは早かったので、早くそうすればよかったと。
その飲み会では、そういった痛風を経験した方が、何人かいたので、その気もちわかるわ~っと、ちょっと話が盛り上がりました。
こういった体験談を聞いて、親指のトラブルが起こったときに、それが怪我によるものなのか、痛風によるものなのか、判断できず対処が遅れ、痛みで辛い思いをされている方が多いのだなっと感じました。
ですので、今回のブログでは、痛風による親指の痛みに関して、その情報を発信してみようと思いました。
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足の親指の付け根が痛くなる原因には、いくつかの可能性があります。
例えば、捻挫・使いすぎによる炎症・外反母趾・種子骨炎といったことが、歩き方や体のバランスの問題などで起こることもあります。
それらの原因と、痛風との判別は、いったん、痛風を経験をしていないと、自分で判断が難しい場合があります。
痛風自体は、発症から処置が早いほど、その痛みが治りやすいので、判断を早めるためにも、以下で痛風の特徴について紹介させていただきます。
痛風は、血液の中の尿酸が長く高い状態が続き、関節に尿酸の結晶がたまることで炎症を起こす病気です。
尿酸は、プリン体という物質が体の中で分解されるときに作られ、ふつうは腎臓から尿として体の外へ捨てられます。
ところが、尿酸がたくさん作られすぎたり、腎臓などから尿酸がうまく体外へ排出されないといった状態が続くと、血液の中の尿酸が増えすぎてしまいます。
血液中の尿酸が多くなると、冷えやすい関節の中で、針のような結晶になりやすくなります。
そうすると、この尿酸の結晶を、体にとって有害な異物とみなして、排除しようと白血球が尿酸の結晶を攻撃します。
それによって、強い炎症が起こり、関節が赤く腫れて激しく痛むということが、痛風が発作するメカニズムです。
痛風による痛みには、いくつか特徴的なパターンがあります。
ある日、突然、何もしていないのに強い痛みが出ることが多いとされています。
また、最初は、ちょっと痛いかな?程度でも、それから数時間たつと、耐えがたい激痛に変化することもあります。
他には、夜中や明け方に、痛みが出やすいということも特徴の一つとしてあります。
痛みが起こっている部分は、赤く腫れあがり、熱をもって、触れるだけでも飛び上がるように痛く、その強い痛みは数日続き、その後、少しずつ引いていくとされています。
痛風という病気の名前の由来が、「風が当たっても痛い」と表現されることがあるほど、特徴的な激しい痛みでです。
痛風は、捻挫や打撲の痛みと比べても、何もしていないのに急に痛みが発生するという点が、大きく違うポイントになります。
痛風は、生活習慣病の一つと言われます。
代表的な生活習慣の要因として、アルコールの飲みすぎがあげられます。
特に、ビールや日本酒などはプリン体を多く含むアルコール飲料は、飲みすぎることで尿酸値を上げやすいとされています。
また、アルコール自体、尿酸を体外に排泄することを停滞させる働きもあります。
アルコール飲料でなくとも、清涼飲料水、ジュース、スポーツドリンク、甘い缶コーヒーなどに含まれる果糖は、尿酸を作る量を増やす方向に働くので、日常的に飲んでいる場合は注意が必要です。
他には、プリン体の多い食品をよく食べることも要因の一つとされています。
代表的な食材としては、レバー、あん肝、白子、魚卵(たらこ・明太子・イクラなど)、干物などがあげられます。
例えこれらの食材や飲料を摂っていなくても、肥満の状態や食べ過ぎる習慣・高カロリー食をとることでも、尿酸が増えやすい体質をつくります。
内臓脂肪が多いほど、尿酸値が高くなりやすいことでも知られています。
反対に、飲食を取りすぎないことでも、痛風が発生しやすくなることもあります。
そのメカニズムとして、汗をたくさんかいたのに、水分を十分にとらないと、血液が濃くなり、尿酸濃度も上がりやすくなり、痛風の発生原因ともなります。
生活環境が要因となる場合もあり、強い精神的なストレスを受けることで、体の状態を調整するホルモンの状態がうまく機能せずに、尿酸値に影響を与えるとされています。
内臓由来による要因では、腎臓の機能が低下していると、尿酸を体外に捨てにくくなり、尿酸値が上がりやすくなります。
以上のような、要因が一つだけでなく、いくつも重なったときに、痛風発作を起こしやすくなります。
痛風発作が特に起きやすい体の部位は、
・足の親指の付け根
・足の甲や足首の関節
・ひざの関節
・手の指の関節
・手首
・肘の関節
・アキレス腱の周り
などで見られます。
特に、足の親指の付け根は、統計でも痛風の高頻度の発生部位と報告されています。
痛風は、関節の中で尿酸が結晶になって炎症を起こす病気なので、基本的には関節の周りに症状が出るのがポイントです。
痛風かどうかを最終的に判断するのは医師の役割であり、医療機関での検査が必要になります。
代表的な検査は、問診や診察によって、いつから痛いか、どこがどのように痛いか、どのくらい腫れているか、熱感があるか、過去に同じような痛みがあったか、飲酒や食生活の状況などを詳しく確認します。
そして、血液中の尿酸の値を、血液検査で調べます。
痛風や高尿酸血症では尿酸値が高くなっていることが多いですが、発作のタイミングによっては正常に近い値を示すこともあります。
他には、関節から少量の液を採取し、顕微鏡で尿酸の結晶を確認する検査です。
これが確認されると、より確実に痛風と診断できます。
場合によっては、X線やエコーなどで関節の状態を確認することがあります。
整骨院では、こうした血液検査や関節液の検査は行えませんので、痛風が疑われる場合には、まず医療機関での検査を受けていただくことがとても重要になります。
痛風の治療は、大きく分けると、
・発作の痛みをおさえる治療
・尿酸値を下げる治療
に分かれます。
痛風が発作してすぐの場合は、強い痛みや炎症をおさえる薬が使われます。
そして、痛みが落ち着いた後は、尿酸の産生をおさえる薬や尿酸の排泄をうながす薬などが処方されます。
そして、食事・お酒・体重管理・運動習慣・水分摂取など、生活習慣の見直しが指導されることもあります。
血液中の尿酸値が高い場合は、腎臓の病気や尿路結石、高血圧、糖尿病、脂質異常症などが関連することもあります。
痛風の治療とともに、必要に応じてこれらの病気のチェックや治療も行われます。
痛風や高尿酸血症を診てもらうには、内科・整形外科・腎臓内科などのな診療科が一般的です。
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足の親指が急に赤く腫れて激しく痛む、夜間にズキズキして眠れない、触れるだけでも痛いといった症状があれば、まずは近くの内科や整形外科などの医療機関に相談していただくのが安心です。
それで痛風の疑いがない場合は、整骨院でも押しの親指の痛みに対しての治療でお手伝いができることもあります。
まずは、足の親指に痛みを感じた際に、それが痛風かそれとも他の要因なのかを判断するためにも、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
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監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
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みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
健康を保つために、重要なピースの一つに、「睡眠」があげられます。
当院でも、睡眠に関して、
「7時間ぐらいは寝ているのに、朝、すっきり起きられない・・・」
「寝てるはずやけど、疲れが抜けない・・・」
などといったお悩みをお聞きすることが少なくありません。
個人差がはありますが、一般的に、睡眠の時間は、6〜7時間程度が適切とされています。
それぐらいの睡眠時間は確保しているのに、こういったお悩みが出るのは、
「睡眠の質」
にその要因の一つがあると考えられます。
そこで今回は、「睡眠の質」が悪くなる理由や改善するための方法について紹介させていただきます。
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睡眠は、単なる休息ではなく、体と脳を修復するための貴重な時間です。
睡眠中に、脳では、日中に得た情報を整理し、必要なものは記憶として定着させ、不要なものは消去する作業が行われています。
また、睡眠中に肉体では、いろいろなホルモンが体内で分泌されることで、筋肉・内臓・骨・皮膚が修復され、また、ストレスや血糖なども調整されます。
さらに、睡眠をとることで、免疫の細胞の働きが活発化するので、感染症や炎症への防御力が上がります。
つまり、睡眠の時間帯は、人間の体は、肉体と心を整える治療の時間であります。
反対に言えば、この睡眠の質が低下すると、心身の状態が悪くなることに直結します。
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「睡眠の質」とは、何を指しているのか?
それは、睡眠のリズムをさすことが多い。
睡眠には大きく分けて、以下の二つの状態があります。
ノンレム睡眠(深い眠り):
脳が休息し、体の修復が中心に行われ、心拍数・呼吸数が落ち着き、成長ホルモンの分泌がピークになる。
レム睡眠(浅い眠り):
脳が活動状態になり、夢を見やすく、感情の整理、記憶の定着を行う。
この2つの睡眠の状態が、約90分サイクルで入れ替わり、それが一晩に4~6回繰り返されます。
具体的には、1サイクルである約90分の中では、深い眠りであり脳が休まるノンレム睡眠が60~80分、浅い眠りである脳が活動するレム睡眠は10~30分程度で入れ替わります。
また、睡眠の寝入り〜夜中は、ノンレム睡眠の時間が長くなり、明け方はレム睡眠の時間が長くなるといった睡眠のリズムの変化が見られます。
つまり、深い眠りであるノンレム睡眠がしっかりとれた上でレム睡眠へ移れるといった睡眠のリズムがいい状態が、高品質な睡眠と言えます。
睡眠時間が長くても、この睡眠のリズムが乱れていれば、睡眠の質が低下していることで、脳や肉体が回復しないまま、朝、起きた際に、起きにくさや疲労感が残る現象が起きます。
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睡眠の質の低下は、以下のような生活習慣によってひき起こされやすいと考えられています。
スマホやパソコンによる強い光
寝る前までに、スマホやパソコンを見続けることで、強い光が目に入ります。
人間は、太古の昔は、日の出と共に起きて太陽の光を感じ、太陽が沈んで暗くなるとともに寝るといった生活を送っていました。
光を浴びて活動し、暗くなると寝るといった習慣が、体のシステムとして刻み込まれています。
寝る前まで、強い光を浴びていると、体はまだ昼間だと勘違いして、体を睡眠モードに切り替えないまま、睡眠に入ることになります。
その結果、浅い睡眠の時間帯が多くなり、睡眠のリズムが崩れて、睡眠の質が低下します。
辛いものやカフェインを含む飲み物や食べ物は、体を興奮させる作用があり、晩ご飯に多く摂取することで、体がリラックスモードになかなか切り替わらず、睡眠の妨げになります。
また、アルコールを含んだ食べ物や飲み物は、脳の機能を低下させ、それが脳が行う睡眠のコントロールを乱し、睡眠の質を下げてしまいます。
人間の体は、朝、起きて活動して、夜、暗くなったら寝る、と言った一定のリズムを刻むことで、体がそのリズムに合わせて自動的にそうしやすいように体を調整します。
しかし夜勤や夜更かし・休日など、寝る時間と起きる時間がバラバラになると、体内のリズムが乱れて、寝るときに体を睡眠モードにうまく切り替えることができないことがでて、その結果、睡眠の質の低下につながる場合がある。
寝る際の環境も、睡眠の質に大きく関わります。
具体的には、
・睡眠をとる部屋の照明が明るすぎる
・睡眠をとる部屋の気温・湿度に不快さを感じる
・寝た時のベッドや枕など寝具への違和感
・寝る時の服装が生地やサイズが合っていない
と言った要因も睡眠の妨げになります。
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生活を改善しても睡眠の状態が良くならない場合、以下のような病気の可能性もあります。
あまりにも、毎朝、起きた時に疲労感が残っていたり、日中に急激な眠気を感じるような場合は、まずは早急に睡眠外来や内科での精密検査をおすすめします。
車や電車の運転手が、運転中に眠気で意識を失い事故につながったというニュースを聞いたことがあるかと思います。
この原因として、よく聞くのが、「睡眠時無呼吸症候群」です。
特徴として、寝ている間に呼吸が止まる時間帯が長く、熟睡できておらず、日中の強い眠気を訴えます。
いびきが大きいと指摘される方は、睡眠時無呼吸症候群である可能性も高いので注意をしてください。
レストレスレッグス症候群とは、むずむず病とも言われ、その名の通り、足がむずむずと感じることで、寝つきが悪くなったり途中で目覚めやすくなる病気です。
これは、体の鉄分の不足や神経同士が連絡するために分泌する物質の異常などによって起こります。
ですので、頻繁に寝るときにむずむず感を感じる場合は、医療機関での検査を受けてください。
うつ病は、一日中、気分が落ち込んだり、何事にも興味が持てなくなったり、眠れない、疲れやすいといった心身の症状が継続して起こることで、日常生活に支障をきたす病気です。
要因としては、脳内の神経の機能低下や、ストレス、遺伝的な要因、性格的な要因などが複雑に関係して発症します。
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睡眠の時間をしっかり確保しているにもかかわらず、朝、起きにくいことや疲労感が取れないなどが続けて起きている場合は、まずは、リスク管理のために、病気の可能性を考えて、専門の医療機関を受診してください。
その上で、睡眠の質を上げるための方法として、以下の日常生活でもできる生活習慣のポイントを紹介させていただきます。
睡眠の質を上げるには、睡眠のリズムを整える、つまり毎日、
・決まった時間に寝る
・決まった時間に起きる
ことが最も重要です。
休日でもなるべく、特に、起きる時間を普段と変わらずにすることが望ましいです。
また、起床後に、意識して太陽の光を体に浴びるようにしてください。
そうすることで、体内時計がリセットするためのホルモンの分泌が促され、それが睡眠の質の向上に繋がります。
就寝1時間前には、スマートフォン・パソコン・テレビなど使用をやめて、目に強い光が入るのことで脳に過度の刺激が入ることを避けてください。
また、スマホは、ベッドに持ち込まずに、体から遠ざけることも有効です。
もし、どうしても見ることを避けるのが難しい場合は、ナイトモードや暖色設定などを使い、デバイスから放たれる光の照度を下げて使用してください。
睡眠の深さには、温度・湿度・照明の3つ条件が大きく関わります。
具体的には、
・室温:18~22℃前後
・湿度:40~60%
・照明:入眠前は暖色系、就寝時は完全に暗くするもしくは間接照明
の状態を保つように、エアコンや加湿器・照明器具を設定してください。
また、寝返りが打ちやすくするのも、睡眠の質を上げる助けになります。
寝具の幅や硬さ、一緒に寝ているお子さんやペット・ぬいぐるみから離れるなどの見直しをしてみてください。
睡眠の質を上げるには、就寝前の飲食の状態を整えることも需要です。
夕食は、寝る3時間前までに済ませることがおすすめです。
また、過度の脂っこい食事やアルコール飲料は、胃腸の負荷をかけるため、睡眠中に体が休めなくなります。
コーヒーや紅茶などカフェイン入りの飲料を飲むのでしたら、寝るおよそ5〜7時間前、だいたい、午後3時以降には控えることがベターです。
寝る直前に、熱いお風呂に入ってしまうと、かえって入眠が悪くなります。
理想的なのは、寝る時間1〜2時間前に、38〜41℃程度のぬるめのお湯設定した湯船に、10〜15分ほどつかってください。
入浴後1〜2時間かけて、入浴によって上がった体温が、ゆっくりと下がっていくことで、自然な眠気が訪れ、それが質の高い睡眠を生みます。
湯船につかる入浴がベストですが、シャワーのみの入浴の場合は、シャワーから出るお湯を首筋や背中を集中的に当てるようにしてください。
余裕があれば、日中に、1日20〜30分程度のウォーキング、ストレッチ、軽い筋トレをすることで、深い睡眠を促します。
ただし、就寝直前の激しい運動をすると、体を活動モードにするので、遅くても寝る2時間前には終えるようにしてください。
また、寝る前には、深呼吸を意識的に行うと、体がリラックス状態に促しやすくなります。
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睡眠は、1日の疲れを癒すだけでなく、ホルモンのバランスや免疫・ストレスの緩和・記憶の整理など多岐にわたって、体を整えてくれます。
睡眠を取らなければと時間だけ確保しても、睡眠の質が伴わなければ、その効果は減少してしまいます。
ですので、睡眠の質を上げて、日常生活をより充実したものにするためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
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みなさん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、50歳代女性の方が、背中から腰にかけての痛みを訴えて来院されました。
検査をしていると、お腹の左側に強い張りを感じたため、胃腸の調子を聞かせていただくと、
「最近はあまり調子が良くなくて、揚げ物とかしんどくて・・・」
「逆流性胃腸炎は元々持ってて、薬は飲んでるんですけど・・・」
「でもこの前、飲み会があって、結構、お酒を飲んでしまって・・・」
とのことでした。
腰痛は、腰周辺に筋肉の過緊張や関節のゆがみなどで引き起こされるだけでなく、こういった胃腸に機能障害のサインとして起きる場合があります。
そこで今回は、胃腸の機能障害と腰痛との関係とその対処法について紹介させていただきます。
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胃腸の調子が悪いとき、背中や腰まで痛くなることがあります。これは、以下のような体の中の神経の仕組みによって起きていると考えられています。

背骨は、首の部分が7個・胸の部分が12個・腰の部分が5個と、合計24個の骨が重なってできています。
背骨の中には「脊髄」という太い神経があり、脳と体をつなげています。
24個の骨からなる背骨の骨と骨の間から、脊髄から枝分かれた神経が左右に出ています。
その枝分かれした神経が、内臓や皮ふ・筋肉などの組織につながっています。
イメージとしては、体の中心部は24階建てのビル(背骨)で、その中に24階の各階につながるエレベーター(脊髄)があり、ビルの各階のエレベーター(脊髄)の出入り口から左右に伸びていく廊下(枝分かれした神経)があり、廊下にそってつながっている部屋(内臓や筋肉・皮ふ)になっていると思ってください。
体の構造として、胃腸の痛みを伝える神経と、背中や腰の皮ふ・筋肉の痛みを伝える神経は、24階建てのビル(背骨)のなかの同じ階にあります。
胃腸の痛みを伝える神経と背中や腰の皮ふ・筋肉の痛みを伝える神経が、その脳に情報を伝える際には、ビル(背骨)の同じ階からエレベーター(脊髄)につながり、胃腸の痛みの情報と背中や腰の皮ふ・筋肉の痛みの情報は、一緒にエレベーター(脊髄)に乗り込むことになります。
胃や十二指腸の痛みと、背中・腰の皮ふ・筋肉の痛みの神経の通り道が、共通しているため、その情報が脊髄の同じ部分に集まります。
そのため、脳は「胃腸が痛い」という信号を、「背中や腰が痛い」と感じることがあります。
これは「関連痛」と呼ばれています。
関連痛の特徴としては、「ずれて感じる痛み」です。
たとえば、胃や十二指腸の病気では、胃や十二指腸の位置に近いみぞおちだけでなく、肩甲骨の内側あたりの背中に鈍い痛みや重さとして感じられることがあります。
これは、胃腸の痛みが、同じ神経の通り道に支配される背中の領域に「ずれて」感じられているためです。
胃や十二指腸の痛みと、背中・腰の皮ふ・筋肉の痛みの神経の通り道が共通しているため、胃腸の不調の情報が脊髄に伝わると、その情報が脊髄で跳ね返る感じで反射的に背中や腰の筋肉や皮ふに伝わります。
これにより、背中や腰の筋肉が過緊張し、張りや痛みとして感じられることがあります。
これは、「内臓-体性反射」と呼ばれる仕組みで、筋肉が反射的に緊張することで起きる現象です。
内臓は一部を除いて、「腹膜」という膜に包まれています。
この腹膜は、体の内側の背中や腰にあたる部分に付着して、内臓を吊るして支えています。
胃や十二指腸の不調による炎症が、それらを包む腹膜にまで広がる場合があります。そうすると、腹膜に分布する神経が刺激され、腹膜が付着している背中や腰に痛みが広がることがあります。
これは「腹膜炎」と呼ばれる状態の一部で、多くの場合、発熱や強い腹痛を伴い、胃腸の調子が重症である場合が多いです。
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胃腸の不調に伴う背中や腰の痛みの中には、「レッドフラッグ(危険なサイン)」となる症状があります。
放置すると重い病気や生命の危機ににつながることもあります。
以下のような特徴がある場合は、できるだけ早く内科や消化器科などの専門の医療機に受診してください。
みぞおちや背中・腰に、
「今まで感じたことのないほど激しい痛み」
「痛みが波のように襲ってきて、じっとしていられない」
といった症状が出ている場合は、膵炎(すいえん)、胆石、胃・十二指腸に穴が空いているなどの重い病気の可能性があります。
胃腸の調子が悪いのに、
「38℃以上の発熱」
「ふるえるほど寒気を感じる」
「体がだるい」
「食欲がまったくない」
といった症状が、背中や腰の痛みとともに起こっている場合、腹膜炎、膵炎、胆嚢炎、腎盂腎炎(じんうじんえん)など、内臓で感染や炎症が広がっている可能性があります。
背中や腰の痛みが、
「夜、寝ているとき」
「じっとしているとき」
に強くなる場合、内臓の炎症や腫瘍が関係している可能性があります。
「食欲がない」
「食べても体重が減っている(1~2か月で3~5kg以上)」
「お腹が張る」
「お腹の違和感が長く続いている」
といった症状が、背中や腰の痛みとともに起こってい流場合、胃がん、膵がん、大腸がんなどの消化器がんの可能性があります。
背中や腰の痛みが起きているとともに、
「大便が黒く、ねばねばしていて、悪臭が強い」
「吐いたときに血が混じっている」
といった症状が伴っている場合は、胃や十二指腸の潰瘍やがんなどによる出血のサインである可能性が高い。
「お腹全体が張っている」
「お腹を押すとお腹が強烈に痛い」
「お腹を押すと背中や腰の痛みも強くなる」
などの場合は、胃・十二指腸に穴があいていたり、内臓を包んでいる膜に炎症を起こして可能性があり、この場合はすぐに病院に行く必要があります。
背中や腰の痛みに加えて、
「足がしびれる」
「足に力が入らない」
「歩きににくい」
「尿や便が漏れやすくなる」
などの場合は、脊髄や神経に病気が隠れている可能性があります。
脂っこい食事やお酒を飲んだあとに、
「みぞおちや背中・腰の痛みが急に強くなる」
「吐き気や嘔吐(おうと)が起きる」
などの場合は、膵炎や胆石の可能性が高い。
「みぞおちの痛みが、肩甲骨の内側あたりに広がって、何日も続く」
「空腹時や食後のタイミングで痛みが発生する」
などが起こっている場合は、胃・十二指腸に穴が空いていたり、膵炎の可能性があります。
「過去にがんを発症したことがある」
「長期間、ステロイドや免疫抑制剤を飲んでいる」
などの方が、背中・腰の痛みの症状を伴い長引いている際には、内臓や骨に異常が起きている場合があるので、医療機関での相談や検査を受けてください。
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医療機関で、内臓や骨の検査をしても異常がない場合、生活習慣を整えて、胃腸の痛みを緩和させて、それに伴って、背中や腰の痛みが緩和されることが期待できます。
以下のような日常生活でできるセルフケアを取り入れてみてください。

胃腸に負担をかけない食事にすることで、胃腸で起きる炎症や過緊張を減らし、その結果、背中・腰の痛みも軽くなりやすくなる。
特に、不調があるうちは、脂っこいもの・辛い刺激物・お酒を控え、おかゆ・蒸し野菜など、胃にやさしいものを中心にとることをおすすめします。
また、早食いやドカ食いは胃に大きな負担をかけますので、
・口に入れた食べ物は30回程度よく噛む
・食事の時間を15~20分以上かける
・夕食は寝る2~3時間前までに済ませる
と言うことで、消化がスムーズになり、胃もたれや背中・腰の張りが減りやすくなります。
また、唐辛子、酢、レモン、コーヒー、炭酸飲料などは胃粘膜を刺激するものを過度に飲み食いするのは避けてください。
さらに、便が腸にたまると、お腹が張り、腰への負担が増えることがあります。
ですので、野菜、果物、全粒穀物食物繊維と水分をこまめに摂るようにしてください。
お腹が冷えることと、胃腸の動きが悪くなり、腰や背中の張りや痛みが強くなることがあります。
冷たい飲み物やアイスを控え、温かい飲食を心がけ、腹巻きやカイロでお腹や背中腰を温めるようにすると、胃腸の調子と背中・腰の違和感が和らぎやすくなります。

胃腸の不調によりみぞおちあたりが痛いと、無意識に背中を丸めがちになります。
その姿勢が長く続くと、背中・腰の筋肉が過緊張し、痛みや張りが強くなります。
座っているときや立っているときに、長時間、同じ姿勢になることを避けるために、
・背筋を伸ばす
・肩甲骨を軽く寄せる
・足踏みをする
など、30分から1時間に1回程度は、意識的に体を動かしてください。

胃腸はストレスにとても敏感で、ストレスが強いと胃腸の動きが乱れたりします。その影響で、背中・腰の筋肉も緊張しやすくなります。
ですので、ストレスをうまく緩和させるためには、
・毎日、深呼吸や腹式呼吸を1日5~10分程度行う
・就寝の1時間前からスマホやテレビなどの明るい光が目に入るのを避ける
・頭を指先きで軽くリズムよく叩いて脳に刺激を入れる
・軽いストレッチや散歩など運動をする
ということを行なってみてください。
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胃腸は、免疫機能にも大きく関わっています。
胃腸を整えることは、腰や背中の痛みの緩和だけではなく、感染症が増える冬場は、感染症予防につながっていきます。
ですので、胃腸の不調は、いずれ治るだろうと放置するのではなく、リスク管理もしつつ、胃腸を意識してケアされることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、今回のブログで紹介した内容を試しても解決しない場合には、他の要因が影響している可能性があります。
その際には、当院にご相談ください。
当院では、患者様お一人おひとりの状態を丁寧に診させていただき、それぞれの方に最適な施術をご提案しております。
完全予約制で対応しておりますので、インターネットまたはお電話でご予約ください。
監修:柔道整復師 鍼灸師 加古川市 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
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