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栄養・食事・飲み物 | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧
先日、50歳代の女性から、自律神経と胃の不調の関係性についてご質問をいただきました。
詳しくお聞きすると、最近、胃が不調になり、2〜3日、食べ物を受け付けなくなり、病院で検査をしても異常がなく、最終的には自律神経の不調ではないかと医師から言われたそうです。
さらに、症状が出る数日前にキャンプに行き、非常に疲れていたとのこと。
また、胃の他に気になる体の不調として、首と肩のこりがきつい状態であるともお話しされました。
この患者様の症状を整理すると、まず「疲労」があり、その後「自律神経の不調」が起き、結果として「胃の不調」や「首・肩のこり」が発生したことがわかります。
これらの症状は相互に関連性が高く、共通のメカニズムを持っています。
今回は、疲労がどのように自律神経の不調を引き起こし、それが胃の不調や首・肩こりをもたらす理由とその対処法について紹介させていただきます。
疲労が体のたまってくると、体は生命活動を維持するために、交感神経を活性化させます。
交感神経は、体に「戦うか逃げるか」反応を引き起こす働きがあり、それをおこなうために、以下のような反応が起こります。
疲労が蓄積すると、体はエネルギーの不足を補うために交感神経を活性化します。
それによって、血糖値を上昇させたり、脂肪を分解して、体からエネルギーをひねりだし、体が迅速に対応できる状態にします。
疲労は、体にとってストレスとみなされ、これに対応するために、交感神経が副腎に働きかけて、アドレナリンやノルアドレナリンといったストレスホルモンの分泌を増加させます。
これらのホルモンは、長期的な疲労により、体が炎症を引き起こすことを、一時的に抑制します。
交感神経が優位になると、体を活動させる方にエネルギーを集中させるために、胃の消化する機能が抑制されます。
これにより、胃の動きが低下して、胃に入ってきた食物を、胃と続いている消化器官の十二指腸や小腸にスムーズに送り出せなくなります。
そうなると、胃の中に食物が、長時間、滞留するため、胃の不快感やはき気を引き起こします。
また、胃酸の分泌も低下して、食物の分解が遅れて、消化不良や胃の不調が引き起こされます。
交感神経が優位になると、体を活動させるために、筋肉が緊張しやすくなります。
特に、肩や首にある僧帽筋や胸鎖乳突筋といった筋肉は、脳からの信号を受け取りやすいため、他の部位に比べて、緊張しやすい。
そのため、交感神経が優位となると、肩や首のこりが発生しやすくなります。
交感神経が優位になることで起こる、胃の不調と首・肩のこりへの対処法として、自律神経を整える、つまり、交感神経と副交感神経のバランスを整える必要があります。
そのための方法を以下で紹介させていただきます。
胃の不調や首・肩のこりの症状をお持ちの方の姿勢を診させていただくと、許容範囲をこえるゆがみやバランスが崩れている方が少なくありません。
姿勢の崩れは、姿勢を保とうと体が自動的に制御するため、交感神経が優位になりやすくなります。
正しい姿勢を常に保つことは難しいですが、姿勢の崩れを気づいたときにできる簡単な姿勢の矯正法を、以下で紹介していきます。
それを実践することで、交感神経の優位を抑制し、自律神経のバランスを整えることができます。
両手を腰に当て、肘を後ろに引きいて、 肩甲骨を寄せるイメージで、胸を前に突き出しながら開きます。
この姿勢を、10秒間、キープし、終われば、ゆっくり元に戻します。
これを3回、繰り返しおこなってください。
イスに浅く座り、足の裏を床にしっかりつけてください。
両手を頭の後ろに置いて、肘を開いて後ろに引いてください。
その状態から、胸を開きながら、頭をゆっくり後ろに倒してください。
この姿勢を、10秒間、キープし、終われば、ゆっくり元に戻します。
これを3回、繰り返しおこなってください。
イスに座ったまま、両足の裏を床にしっかりとつけ、背筋を伸ばし、骨盤を立てるように意識して座ってください。
肩を後ろに引き、軽く下げてリラックスさせ、あごを軽く引き、頭をまっすぐに保ちます。
この際、耳と肩をそろえるように意識してください。
この姿勢を保ちながら、深呼吸を、3回、繰り返してください。
自律神経のバランスが崩れると、胃の働きが悪くなることがあります。
これを改善するためには、消化に優しく、自律神経のバランスを整える食事を心がけることが大切です。
以下に、具体的な方法を紹介させていただきます。
血糖値が上昇や低下が激しい場合、それを調整する自律神経に負荷がかかります。
規則正しい食事をすることで、血糖値を安定させ、自律神経への負荷が軽減して、そのバランスを保つのに役立ちます。
ビタミンB群やマグネシウムは、自律神経の機能を改善する効果があります。
ビタミンB群を含む食品としては、
・全粒穀物
・緑黄色野菜
・ナッツ類
・豆類
・卵
・肉
・魚
マグネシウムを含む食品としては、
・ダークチョコレート
・ナッツ(特にアーモンド)
・種子
・豆類
・緑色野菜
消化に優しい食品をとることは、胃の負担を軽減し、胃の不調を改善し、自律神経のバランスを保つのに有効です。
消化にいい食事としては、おかゆやスープ、ヨーグルトや発酵食品蒸したり煮たりして柔らかく調理した野菜などがあります。
過度のカフェインやアルコールが含まれる飲料は、摂取することで、交感神経を過度に刺激し、胃の働きを悪化させる可能性があります。
胃の不調や肩こり、首こりなどの症状を改善するためには、質の良い睡眠を確保し、自律神経のバランスを整えることが重要です。
以下に、その方法を紹介させていただきます。
規則正しい睡眠のスケジュールを守ることで、体内時計を整え、自律神経のバランスを保てます。
そのポイントとしては、毎日、同じ時間に寝て、同じ時間に起きるようにすること。
また、休日でも、平日と同じスケジュールを維持し、体内時計のリズムを崩さないようにしいてください。
寝る前にリラックスする習慣を取り入れることで、交感神経の興奮を抑え、副交感神経を優位にします。
そのポイントとしては、寝る1時間前からは、スマートフォンやパソコンなどのデジタル機器の操作を控えること。
また、寝る30分〜1時間前に入浴し、体温を一度上げてから下げることで、自然な眠気を促がされます。
軽いストレッチや深呼吸も、寝る前におこなうことで、睡眠の質の向上に効果的に働きます。
快適な睡眠環境を整えることで、睡眠の質を向上させ、自律神経のバランスが整います。
そのポイントとしては、
・暗く、静かな部屋を作る
・20〜22℃程度の適切な室温を保つ
・体に合う良質なマットレスと枕を使用する
・ラベンダーなどのアロマをたく
適度な運動を日常生活に取り入れることで、体を疲れさせ、良質な睡眠を促します。
運動としては、ウォーキングやストレッチなどのを、30分程度をおこなうことをおすすめします。
激しい運動をおこなう場合は、寝る3時間前までには終わらせてください。
疲労から自律神経のバランスが崩れると、ドミノ倒しのように、体の不調が発生します。
これに対処や予防するためには、まずは自律神経を整える必要があります。
そのための日常生活で実践できる方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、疲労から自律神経のバランスが崩れて、胃の不調や首・肩こりへのお悩みが解消されないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、疲労で起きる体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
梅雨も終わり、暑い夏に突入する時期になりました。
この時期、本来、減少するかと思われる風邪や新型コロナウイルスなどへの感染ですが、全国的に増加傾向にあると報告されています。
当院でも実際に、そういった感染症のために、お仕事や学校を休むなど、日常生活に支障がでたり、ご家族に心配をかけてしまうお話をよくお聞きします。
そこで今回は、夏の時期に、風邪や新型コロナウイルスなどに感染する理由とその予防法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、健康に夏を過ごすことができます。
本来は、寒い冬に、コロナウイルスや風邪ウイルスによる感染者数が増加する傾向にあります。
しかし、それに反して、夏に増加する傾向にあるのは、一見、不思議に思えるかもしれませんが、いくつかの理由が考えられます。
以下に、そのメカニズムを紹介させていただきます。
夏場は、エアコンを多用するため、室内の空気が乾燥しやすくなります。
エアコンによって乾燥した室内は、多くのウイルスにとって、空気中で長く生きやすく、増殖しやすい環境です。
さらに、エヤコンによって乾燥した室内に、夏の暑さを避けるために、長時間、とどまることで、のどの粘膜を乾燥させます。
そのために、のどを通過するウイルスを粘膜がからみとって体への侵入を防御する機能が弱まり、その結果、ウイルスが体内に侵入しやすくなります。
つまり、エアコンの使用による室内の乾燥が、ウイルスの増加とのど防御機のを低下させ、夏に感染症が増えるます 。
夏の暑さは、体温を調節するために内臓や脳などの稼働を強いることで、体に多くのストレスを与え、疲労しやすくなります。
疲労がたまると、細胞を活動させるエネルギーの不足を起こし、免疫細胞の力が弱まります。
また、暑さによるストレスは、ストレスホルモンの分泌を増加させ、このホルモンは、免疫の機能を抑制する働きがあります。
こういった理由により、夏の暑さのストレスによって体が疲労すると、免疫の機能がうまく働かず、感染症が増加する要因です。
暑い夏に、風邪や新型コロナウイルスなどの感染予防の方法を以下で紹介させていただきます。
エアコンを使用する際には、空気が乾燥しやすくなるため、適度な湿度を保つ必要があります。
室内の湿度は、40〜60%に保つことが理想です。
そのために、室内で加湿器を稼働させたりやぬれタオルを干すなどして、湿度計などで数値を確認しながら、湿度を調整することをおすすめします。
また、外が暑いと部屋を閉めっぱなしになり、室内のウイルス濃度が上がります。
空気清浄機の稼働や、1時間に1回を目安に窓やドアを開けて、換気を定期的におこなうことで、室内のウイルスの濃度を下げてください。
手洗いやうがいは、感染症対策の基本です。
外出先から帰宅した際や食事前後、公共の場を利用した後には、石けんと流水で20秒以上手を洗うことをおすすめします。
うがいは、普段は、普通のお水でいいので、まずは、口の中をゆすいで、口の中のウイルスや細菌をはきだしてから、その後に、ガラガラとのどをゆすぐようにうがいをおこなってください。
夏は、エアコンが効いた部屋に、長時間、いるためや冷たい飲料を飲む機会が増えるため、体の深部が冷えて体温が低下している方が少なくありません。
しかし、夏は気温が高いため、入浴はシャワーで済ませて、体を温める機会が減りがちです。
1日1回でも、体の表面の温度を一時的に上昇させるシャワーではなく、体全体の深部の体温を持続的に上昇させる湯船に入ることをおすすめします。
深部体温の上昇は、リラックスや免疫機能の向上を促しますので、感染症予防として、湯船につかることは有効です。
夏の時期は、湯船の温度をぬるめの38℃〜40℃にすることが適しています。
また、長時間の入浴は、体に負担をかけるため、15分〜20分程度を目安にしてください。
夏は気温と湿度が高く体が疲れやすい時期のため、腸の機能を整えることは、全身の免疫力を高めるためにも非常に重要です。
なぜなら、小腸には、全身の免疫細胞の70%が存在しているからです。
夏に体が適正に免疫機能が活動するために腸を整える食生活について、以下で紹介していきます。
腸が消化・吸収などする活動のためには、水分という媒介が必要です。
夏は汗をかきやすく、体内の水分が失われやすいため、十分な水分を摂取して、腸へ補給することが重要です。
1日の基本的な水分摂取量は、1.5〜2リットルです。そのほかに、食事に含まれる水分として1リットル、さらに追加で、夏季の増加量0.5〜1リットルが望ましいです。
一気に飲むのではなく、一回につき200ml程度を、1日に何回かに分けて、こまめに摂取してください。
冷やした飲料を飲み過ぎると、冷えて腸の活動が低下するため、適度に温かい飲料や常温のものを摂取することを心がけてください。
腸の健康には、バランスの取れた食事が欠かせません。
特に、食物繊維や発酵食品を積極的にとることで大切です。
食物繊維としては、野菜、果物、全粒穀物、豆類など。
発酵食品は、ヨーグルト、キムチ、納豆、みそなど。
こういった食品をとることで、腸内の善玉菌のが増えて、腸が正常に活動することが促されます。
睡眠の質と免疫力との関係は、非常に密接です。
睡眠中に体は、免疫システムを修復し、強化します。特に、深く眠れることで、体は免疫細胞を生成し、感染と戦うための抗体を作ります。
ですので、夏の感染症対策には、睡眠の質を上げる必要があります。
睡眠の質を上げるには、
・エアコンや扇風機で寝室の温度を約20〜22度に保つ
・寝る2時間前には電子機器の使用を控える
・毎日、同じ時間に寝て、同じ時間に起きる
・読書、音楽鑑賞、温かい風呂などでリラックスできる活動するを
などといったことを心がけることで、睡眠の質が上がり、その結果、免疫機能も正常に働く体を作れます。
夏の感染症対策は、適切な室内環境の管理、手洗いと消毒の徹底、湯船での体温調整、バランスの取れた食事、質の高い睡眠といった日常の小さな習慣の積み重ねでおこなえます。
これらの取り組みが、免疫力が正常に働き、健康な夏を過ごすための基盤づくりとして、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも夏の暑さによる感染症への不安が解消されないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、感染症に関する体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇
男性が体に衰えを感じ始める年代には個人差がありますが、一般的には、40代後半から50代にかけて、その兆候を感じることが多いです。
先日も、50歳代男性の患者様が、健康のためにそろそろ体のことを見直したいというご相談を受けました。
その話の中で、まずは、ダイエット、特におなか周りの余分なぜい肉をどうにかしたいとのことでした。
今回、ご相談いただいた患者様のような年代の方から、運動をしたりや食事を抑えても、おなか周りのぜい肉がとれにくいというお話をよくお聞きします。
そこで今回は、40代後半から50代の男性の方が、おなか周りにぜい肉がとれにくい理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、健康に体重の減量をおこなえます。
運動をしたり食事制限をするなどの体重を減らすための行動をしても、なかなか、おなか周りのぜい肉がとれにくい理由を、以下で紹介していきます。
おなか周りに蓄積されるぜい肉である「脂肪」には、
・内臓脂肪
・皮下脂肪
の2種類があります。
それぞれの性質の違いによって、脂肪のとれにくさが違いを以下で説明させていただきます。
内臓脂肪は、おなかの中の内臓周囲に存在し、血流が豊富な環境にあります。
このため、脂肪の分解を促進するホルモンや酵素が、血流に乗って内臓脂肪に効率よく届きます。
これによって、内臓脂肪は、迅速にエネルギーに変わります。
つまり、内臓脂肪は、急速なエネルギー供給を必要とする状況に対応するために蓄えられている脂肪という性質です。
このため、運動や食事制限などをおこなえば、短期間で燃焼されやすい。
皮下脂肪は、皮ふの下に蓄積され、血流が少ない環境にあります。
このため、脂肪の分解を促進するホルモンや酵素の供給が限られています。
これによって、皮下脂肪は、エネルギーとしての利用がされにくい。
つまり、皮下脂肪は、体が長期間のエネルギーの不足に備えるために保存に進化した脂肪で、急速なエネルギー供給が必要な場合には、優先的に使われません。
以上のような性質の違いによって、運動や食事制限などして、体重も内臓脂肪は減っても、皮下脂肪が減りにくいために、おなか周りのぜい肉がとれにく現象が起こります。
ストレスを受けたとき、それに対応するためにホルモンが分泌されます。
ストレスによって分泌されるホルモンの性質は、特に、おなかに脂肪を蓄積させる働きがあります。
日常生活で慢性的にストレスを受けることで、ストレスによって分泌されるホルモンが増加して、おなかの脂肪を減少させるのを困難にします 。
20〜30代をピークに筋肉量は徐々に減り、40歳位から10年ごとに約8〜10%減少していきます。
筋肉量は、1日のエネルギーを消費するの60〜70%を占めています。
筋肉量が減るということは、エネルギー消費が低下するということなので、40代以降に20代の頃と同じ食事や量を食べていれば、当然、太りやすくなります。
さらに筋肉には、糖を取り込んで貯蔵する役割があります。
筋肉が減少すると、糖を取り込む量も減り、余った糖質は体の中で蓄えるために脂肪と変わる反応を起こすため、筋力量が減る40歳代以降は太る人も急増します。
一部の人々は、遺伝的におなかに脂肪を蓄積しやすい体質を持っています。
この遺伝の要因を持っている人は、ダイエットをしてもおなかの脂肪を減少させることが困難となる。
おなか周りのぜい肉を減らすために、有効な対処法を以下で紹介させていただきます。
体重が増える要因には、食事によるカロリーの摂取と、体の活動することによるエネルギーの消費とのバランスが、基本的な概念としてあります。
しかし、最近の研究や見解によると、炭水化物や砂糖などから摂取する糖質が、体重の増加において重要な役割を果たすことが示されています。
ですので、普段の食事は、糖質を含む食材の摂取はおさえて、高タンパク質、低炭水化物、オメガ3脂肪酸を多く含む食材を摂取することで、効率的におなか周りのぜい肉を落とすことが期待できます。
高タンパク質、低炭水化物、オメガ3脂肪酸を多く含む食材を以下であげていきます。
・肉類:鶏の胸肉、赤身の牛肉、など
・魚介類:サーモン、ツナ、マグロ、エビ、など
・乳製品:ヨーグルト、チーズ、など
・豆類:黒豆、ひよこ豆、など
・ナッツ類:アーモンド、クルミ、など
・野菜:ほうれん草、ケール、レタス、ブロッコリー、アボカド、など
・キノコ類:シイタケ、マッシュルーム、エノキ、など
・炭水化物代用食: キヌア、アマランス、カリフラワーライス、チアシード、オートブラ、など
・サバ、サーモン、サーディン、マグロ、イワシ、など
・チアシード
・フラックスシード
・クルミ
・豆腐
以上のような食材とともに、十分な水分を摂取することも心がけてください。
水分は酸素とともに、体の中で脂肪を燃やしてエネルギーに変える重要な媒体です。
一回に200ml程度を、1日に8回ほどは、水分を取る機会を作ってください。
運動をすることは、体の脂肪を燃焼させるのに有効です。そのための運動の頻度としては、
・週に150分以上
・週に2~3回ほど
を目安にしてください。運動の種類としては、ウォーキングがおすすめです。
ウォーキングは体に負担をかけず、気軽に始められるため、健康な生活を維持するためとしても理想的な運動です。
ウォーキングをする際のポイントとしては、
・背筋を伸ばし、肩をリラックスさせる
・視線は地は前方を見つめる
・軽く汗がでて息切れがしないスピード
・鼻から息を吸い、口から息をはくようにする
・初めは15分から20分程度から始める
ことを意識して、安全な道路や公演などで、風景を楽しみながら歩いてください。
ストレスにより分泌されるホルモンが増加することで、太りやすくなります。
ですので、ストレスの管理が、おなか周りのぜい肉を軽減させるために重要になります。
心身をリラックスさせるためには、
「深呼吸」
が効果的です。
呼吸方法としては、鼻から息を吸い、口から息をはく腹式呼吸が有効です。
また深呼吸によって体に取り込まれた酸素は、体の中で脂肪を燃やしてエネルギーに変える重要な媒体です。
深呼吸で酸素を体に多く取り込めることで、ストレスの緩和と脂肪の燃焼の増加を同時におこなうことができるので、おなかの脂肪の蓄積を防ぐことができます 。
睡眠が不足すると、食欲を増進させるホルモンの分泌を増加させる上に、満腹感を感じるホルモンの分泌を減少します。
そのため、寝不足が、食事の量を増加させて、その結果、おなかに脂肪の蓄積を促進させます。
同じ時間に寝て、同じ時間に起きるなど、睡眠リズムを整えてください。
睡眠の質について紹介した当院のブログのリンクを、以下に貼り付けましたので参考にしていただければ幸いです。
40代後半から50代の男性が、ダイエットをし、おなか周りのぜい肉を減らすことは、健康にさまざまなメリットをもたらします。
それを実現するためには、持続性を持った健康的なライフスタイルを維持することが重要です。
そのためのライフスタイルの方法を、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでもおなか周りのぜい肉が取れにくいことのお悩みが解消されないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、飲食による体の不調への対策ブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
7月に入り夏のおとずれとともに、多くの家庭では冷房の使用が増えてきます。
特に、犬を室内で飼っておられるご高齢の方の家庭では、夏の室内温度の管理が、犬にとっても飼い主の方にとっても健康の鍵です。
一般的に、こういったご家庭では、室内で飼っておられる犬のために、一日中、冷房をかけて、飼い主の方が室内で一緒に過ごされていることが多いと思われます。
そうすると、どうしても、飼い主のご高齢の方の体も冷え切って、「冷房病」とも呼ばれる肩こりやけん怠感などが発生し、体調を崩しやすくなります。
冷房病が発症したからといっても、飼っている犬や飼い主ご本人が、熱中症にならないように、家のクーラーをとめるわけにもいきません。
そこで今回は、長時間、ペットのために冷房が効いた環境で過ごされているご高齢の飼い主の方が冷房病が発症する理由、その予防法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、暑い夏を冷房の効いた部屋で、室内で飼っている犬とご高齢の飼い主の方が、健康を共存しながら過ごせます。
冷房病とは、エアコンの過度な使用にり、体が冷えすぎることによって引き起こされる症状を総称したものです。
主な症状には、肩こり、頭痛、けん怠感、消化不良などがあります。
ご高齢の方が、長時間、冷房の効いた室内で室内で飼っている犬と一緒に過ごすことで、冷房病の発症を発症する理由は、以下のことが考えられます。
人間は、天気や気温の変化に対して、自律神経によって自動的に適応しています。
年齢を重ねると、自律神経の機能や反応が遅くなり、環境の変化に体がついていかなくなります。
そういったことから、夏に冷房をかけて外部からの急激な冷気を受ける環境に、ご高齢の方が左右されると、筋肉や内臓を機能させるための適切な体温が維持されず、冷房病の症状が現れやすくなります。
多くの場合、ご高齢の方は愛犬と一緒に長時間を室内で過ごされるため、ペットのために冷房をかけていることが多いです。
犬の体温調節能力も人間より低いため、飼っている犬に合わせて、室内温度を調整することで、飼い主のご高齢の方には合わない過度に冷えた環境下で過ごす時間が長くなります。
そのため、体が冷え切り、冷房病が発症するリスクが増大している可能性があります。
室内で犬を飼っておられる飼い主の高齢の方が、冷房病を予防するためには、以下の対策が有効です。
夏における室内の温度を適切に設定することは重要です。
一般的には、外気温との差が3〜4℃程度に保つことが推奨されています。
また、設定する温度としては、25〜28℃が目安とされ、室内と室外の温度の差が少ない環境を保つことが理想です。
室内の湿度も健康に大きな影響を与えます。
夏にクーラーをかけすぎて湿度が低くなると空気が乾燥し感染症になりやすく、逆に高すぎるとカビやダニの発生してアレルギーが増加します。
適度な湿度としては、40〜60%を維持することが望ましいです。
長時間、冷房の効いた部屋で、同じ姿勢で過ごすと、筋肉のこわばりや血流が悪化して、体温の低下の要因です。
冷房が効いた室内でも結構ですので、ラジオ体操やその場で足踏みなど、定期的に立ち上がって軽く運動してください。
体に刺激を入れることで、体温が上昇したり血行の促進し、冷房病の発症を予防できます。
暑い時期は、ついつい、のごしの良い冷たい食べ物や飲み物を摂取しがちです。
そうすると冷房で体の外部から冷えていることに加えて、体の内部から冷やすこととなり、冷房病のリスクが高まります。
ですので、温かい食事や飲み物を摂取することを、意識的に心がけていただいて、体を内部から温めて、冷房による体の冷えを予防してください。
冷たい冷房の風に皮ふがさらされると、体温が奪えわれて体が冷えます。
冷房が効いた室内では、カーディガンやひざ掛け・タオルなどで、首、手首、足首などを覆ってください。
それによって、体が保温されて、冷房病を防げます。
気象庁が日本動物愛護協会の協力のもと、「イヌ・ネコの熱中症予防対策マニュアル」の小冊子が作成されています。
その小冊子は、お近くの動物病院で無料配布されていますし、以下のリンクでもダウンロードできます。
https://www.jwa.or.jp/wp-content/uploads/2020/08/b50dd7324cb64b285b4c8ac471021dee.pdf
ガイドラインを参考にしていただいて、必要以上に室内を冷やさないとかグッズの利用などで、人にも犬にも無理がない、共存できる夏に最適な室内環境を整えてください。
暑い季節は、飼われている犬や一緒に過ごされているご高齢の方にとって、適切な冷房の利用して、熱中症を予防することは重要です。
それと同時に、冷房による体への影響を軽減する対策をすることで、冷房病を回避し体調を維持して夏を快適に過ごせます。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも長時間、冷房にあたることで体の不調のお悩みが解消されないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、冷房病の症状でもある肩こりや冷えによるけん怠感への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
毎年、夏の最高気温や真夏日の日数の記録が更新されていますが、今年も、昨年よりもさらに暑い夏という予報が発表されています。
そんな中、スポーツクラブで1時間をこえる練習をされている小学生の方が少なくありません。
保護者の方々にとって、運動されるお子さんの体調を維持するために苦労されるお話をよくお聞きします。
そこで今回は、夏の厳しい環境下でスポーツをしている小学生のお子さんを持つ保護者の方々に向けて、効果的な水分補給の方法を2回のブログに分けてご紹介させていただきます。
2回めの今回は、実際のスポーツドリンクの取り方について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、お子さんが夏でも元気に運動を続けることができます。
学校や運動しない日に、激しいスポーツ活動をする日に備えて、体に水分を貯金することは重要です。
以下は、激しいスポーツ活動をする日に備え流ための水分補給の方法です。
小学生の適切な水分摂取量は、一般的には、1日に1.5~2リットルの水分をとることが目安とされています。
1日の目安の1.5~2リットルの水分摂取量の中で、食事から約20〜30%程度取られます。
ですので、純粋に飲み物から水分を補給する量としては、1日に約1リットル〜1.5リットルです。
朝、起きたら、すぐにコップ1杯分の水を飲むことで、夜間の寝ているときに失われた水分を補給することで、1日のスタートを良好にします。
以下のように、一日を通して定期的に意識して水分を補給することをおすすめします。
補給する水分量としては、1回につき、コップ一杯分(200ml)程度を目安にしてください。
水分補給のタイミングとして、
・朝食時
・学校の各休み時間
・昼食時
・帰宅後
・夕食時
・就寝前
の時間帯を利用しておこなってください。
日常の食事で、
・スイカ、オレンジ、グレープフルーツなどのフルーツ
・キュウリ、トマト、レタスなどの野菜
・スープや鍋料理
といった水分を多く含んだ食事や料理を取り入れることで、体に水分を効率的に補給できます。
水筒やボトルを常に持ち歩き、飲み物がすぐにこまめに取れる生活習慣をつける。
そして、例えば、授業の合間やトイレに行くたびに水分を摂取するなどといった、水分をとるタイミングのルールを決めることも有効です。
日常の水分補給は、水や麦茶を基本としてください。
糖分やカフェインが多い飲み物は、水分が体の外に出る利尿作用があるので、なるべく控えるようにしてください。
これらの方法を組み合わせることで、運動しない日でも体に適切な水分を貯金し、運動する日に備えることができます。
夏場のスポーツで水分を補給する飲料として、
・アイソトニックのスポーツドリンク
・ハイポトニックのスポーツドリンクドリンク
・経口補水液
・ミネラルウィーター・麦茶
が主流になるかと思われます。
それぞれの飲料の特徴を以下で紹介していきます。
塩分と糖分がバランスよく含まれ、水分とエネルギーが素早く補給もできる
。市販のアイソトニックのスポーツドリンクとして、ポカリスエット・グリーン ダ・カ・ラ・アクエリアスなどがあります。
成分的に塩分や糖分が少なめで、水分の補給がメインで、エネルギー補給には向かないドリンクです。
市販のハイポトニックのスポーツドリンクとしては、アミノバリュー、スーパーH2O、VAAMウォーターなどがあります。
塩分やミネラルが多く含まれ、激しい運動や高温で大量の汗をかいたときに最適な飲料です。
市販の経口補水液としては、OS-1、アクアソリタ、アクアサポートなどがあります。
水分のみで、少しのミネラルが含まれ、日常的な水分補給としては最適な飲料です。
日常の水分補給としてとる水や麦茶などは、体に吸収されるまでに30分ほどかかると言われています。
運動の2時間前には、コップ1杯の水を飲み、その後、運動開始の30分前にももう1杯の水を飲むことで、運動中の脱水などを防ぐ準備ができます。
以下で、。夏に1時間以上の激しい運動をおこなう前に、小学生のお子さんに適した水分補給の方法について、飲料の種類別に説明させていただきます。
それらを参考にして、飲みやすかったり好まれる飲み物を選択し組み合わせて、運動前に水分補給をおこなってください。
アイソトニックドリンクは、電解質と糖分を適切なバランスで含んでおり、エネルギーの補給にも役立ちます。
運動開始の30分前に、200〜300mlのアイソトニックドリンクを摂取することが推奨されます。
ハイポトニックドリンクは水分の吸収が速く、軽めの水分補給に適していますが、電解質の補給は不十分になります。
そのため、ハイポトニックドリンクを飲むことと、電解質を含む軽食と併用することをおすすめします。
摂取量としては、運動開始の30分前に200〜300mlのハイポトニックドリンクの摂取と、電解質を補完する軽食を摂取することが推奨されます。
電解質を補完する軽食としては、以下のようなものが考えられます。
・バナナ:1本分
・おにぎり:1個
・おかゆ:1椀程度
・スポーツバー:1本
・クラッカーとチーズ:1個
以上のような軽食のどれかを選択して、運動開始の30〜60分後に、ハイポトニックドリンクと一緒に摂取してください。
一般的な軽食の量として適切ですが、個々のお子さんの消化能力や体調に応じて、調整することも重要です。
経口補水液は、水分と電解質のバランスよく補給できるため、気温や湿度が高い環境で運動をする前には効果的です。
運動開始の30分前に、200〜300mlの経口補水液を摂取することが推奨されます。
ミネラルウィーター・麦茶は、純粋な水分補給ができるが、電解質の補給が不十分になります。
運動前には、ミネラルウィーター・麦茶を飲むのと合わせて、電解質を含む軽食と併用することをおすすめします。
運動開始の30分前に、200〜300mlのミネラルウィーターや麦茶を摂取し、併せて電解質を補充する軽食を摂取してください。
電解質を補充する軽食は、
・バナナ:1本分
・おにぎり:1個
・おかゆ:1椀程度
・スポーツバー:1本
・クラッカーとチーズ:1個
を目安に、ミネラルウィーターや麦茶と合わせて摂取してください。
運動中に、体重の2%をこえる脱水を防ぐため、15~20分ごとに水分を補給することが推奨されています。
また、運動中のパフォーマンスを維持し、ケガや脱水症状を防ぐために、水分だけでなく電解質も含む飲み物を選ぶことが重要です。
1時間以上の激しい夏の運動中の小学生に適した水分補給の方法について、以下のように飲料の種類別に説明させていただきます。
それらを参考にして、飲みやすかったり好まれる飲み物を選択し組み合わせて、運動前に水分補給をおこなってください。
アイソトニックドリンクは、電解質と糖分を適切なバランスで含んでおり、エネルギーの補給にも役立ちます。
運動中のエネルギー補給と電解質の補充に適しています。
運動を15~20分するごとに100〜150mlのアイソトニックドリンクを摂取することが推奨されます。
ハイポトニックドリンクは、水分の吸収が速く、軽めの水分の補給に適しています。
ただし、電解質の補給としては少ないため、長時間の運動には、経口補水液やアイソトニックドリンクとの併用が望ましいです。
運動を5~20分するごとに、150ml〜200mlのハイポトニックドリンクを摂取することが推奨されます。
経口補水液は、水分と電解質をバランスよく補給でき、脱水症状を防ぐのに非常に効果があります。
運動を15~20分するごとに、100〜150mlの経口補水液を摂取することが推奨されます。
純粋な水分補給ができるが、電解質の補給するのには不十分です。
運動中には、ミネラルウィーターや麦茶に加えて、塩分や電解質を含むアメやタブレットと一緒に摂取することが必要です。
運動を15~20分するごとに、150〜200mlのミネラルウィーターや麦茶を摂取し、併せて塩分や電解質を含むアメやタブレットを摂取することが推奨されます。
以上のようなことに加えて、運動中に小学生が自分で水分補給を行えるように、飲み物を携帯しやすい、そして、フタが開けやすいや飲み口が大きいなど飲みやすいボトルに入れて持たせることをおすすめします。
また、保護者の方が、お子さんたちの水分補給の状況を確認し、適切なタイミングで水分を摂取するように促すことも重要です。
夏に1時間以上の激しい運動をした後、小学生が摂取すべき水分補給の量の目安としては、減った体重の約1.5〜2倍分を補給することが推奨されます。
また、運動後は、すぐに水分補給と電解質の補充を始めることが重要です。
体が失った水分や電解質の補充を早期にすることで、回復を促進し、体調不良を防ぐことができます。
小学生に適した水分補給の方法について、以下のように詳細に説明します。
アイソトニックドリンクは、電解質と糖分を適切なバランスで含んでおり、エネルギーと水分の補給ができることで、運動後の疲労回復を助けます。
運動後は、300〜450mlのアイソトニックドリンクを摂取することが推奨されます。
ハイポトニックドリンクは、水分の吸収が速く、運動後の軽い水分補給としても利用できますが、長時間の激しい運動後には、電解質の補給が不十分になることがあります。
運動後は、300〜450mlのハイポトニックドリンクを摂取することが推奨されます。
それに加えて、電解質の補給するために、電解質を含む軽食をとるようにしてください。
経口補水液は、適切な濃度の電解質と水分を素早く体内に補給するために設計されているので、運動後の脱水症状の予防と回復に非常に効果的です。
運動後の脱水症状の予防と回復において、体重1kgあたり約10〜15mlの経口補水液を摂取することが推奨されます。
例えば、体重30kgの小学生の場合、運動後に約300〜500mlの経口補水液を摂取することが推奨される摂取量です。
純粋な水分補給ができるが、電解質の補給は不十分となり、長時間の激しい運動後には、電解質を含む飲み物や軽食と併用することが必要です。
運動後は、300〜500mlのミネラルウィーターや麦茶を摂取し、併せて電解質を補充するための軽食や飲料を摂取してください。
ハイポトニックのスポーツドリンクやミネラルウィーター・麦茶などを飲むのに合わせて、電解質を補給するために、以下のような軽食を摂取することが有効です。
・中サイズのバナナ1本
・約100〜150gヨーグルト1個
・クラッカー数枚とチーズ1スライス
・スポーツバー1本
・約30g程度のナッツとドライフルーツ
・おにぎり1個
これらの食品は、軽量で持ち運びしやすく、栄養価が高い特性を持っていますので、この中のどれか一つでいいので過剰にならない程度に食べてください。
注意点としては、夏は気温の高さから食材が痛みやすいので、その保存に保冷剤やクーラーボックスを利用してください。
小学生が夏に1時間をこえる激しい運動をする際に、それぞれの症状に対して、最も適したドリンクは以下に紹介させていただきます。
・疲労感やけん怠感、集中力の低下→アイソトニックのスポーツドリンク(ポカリスエット、アクエリアスなど)
・脱力感→ハイポトニックのスポーツドリンク(アミノバリュー、スーパーH2Oなど)
・めまいやふらつき、頭痛→経口補水液(OS-1、アクアソリタなど)
・喉の渇き、尿の量が少ない、尿の色が濃い→ミネラルウィーター・麦茶
・疲労感、けん怠感→アイソトニックのスポーツドリンク(ポカリスエット、アクエリアスなど)
・筋肉のけいれん、こむら返り、しびれ、手足の震え、不整脈、心拍の異常、はき気、おうと、頭痛、めまい、意識の混濁→経口補水液(OS-1、アクアソリタなど)
・低血糖によるめまいやふらつき、集中力の低下、疲労感、けん怠感、運動能力の低下、食欲不振、イライラ、落ち着きのなさ、頭痛→アイソトニックのスポーツドリンク(ポカリスエット、アクエリアスなど)
スポーツをしているときに水分補給をするための選択は、スポーツドリンクだけとか麦茶だけとか、単独の飲料に偏りがちです。
運動の前・中・後の体の状況は違ってきますので、体に取り入れる飲み物の選択肢を増やすことは、お子さんの体調を維持や回復につながります。
そのために飲料の実際の摂取の方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも運動する際の水分補給に関するへのお悩みが解消されないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像のことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、運動する際の水分補給の主な飲料となるスポーツドリンクの特性と吸収のメカニズムについてのブログも書いておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広