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農作業 | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧
皆さん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院院長の久木崇広です。
庭の水やりをした後に、肩の付け根の後ろに痛みを感じたことはありませんか?
暑い日が続くと、庭の草木が枯れないように水やりは大切な日課ですが、その作業で思わぬトラブルを引き起こすことがあります。
特に、加古川市では溜池の数が日本でも有数であるほど降水量が少ない地域のため、庭や畑への水やりの機会が多くなる可能性があります。
当院でも、特に丹精込めて庭の草木を育てられている50歳代の女性の方から、水やり作業によって起きる肩の付け根の後ろの痛みのお悩みをよくお聞きします。
この肩の付け根の後ろの痛みは、日常生活に大きな影響を与えかねません。
テレビやスマホを見るためにじっと座っているときに痛みを感じたり、調理や洗濯、掃除をする意欲が失われたりすることもあるでしょう。
また、痛みによって睡眠の質が低下し、疲労が蓄積されやすくなることも。
さらに、家族との時間を楽しむことができなくなるかもしれません。
そこで今回は、水やり作業により肩の付け根の後ろの痛みが起きる原因とその予防や対処の方法について触れていきます。
肩の付け根の後ろの痛みが起こる原因として、以下のことが考えられます。
長時間の水やり作業は、肩の筋肉に大きな負担をかけます。
特に、水道ホースを持ち続けることで、肩甲骨周辺の筋肉が長時間、ゴムを引っ張り続けているような状態になり、疲労が蓄積されます。
水やりのような反復動作は、肩周りの組織に炎症を引き起こす可能性があります。
肩関節は広い可動性がある一方で不安定な関節でもあります。
水道ホースを持ち続けることで、水道ホースの重さや水圧による負荷から肩を安定させるために、肩周辺の組織に負担がかかります。
水やりは、片手で水道ホースを持ち続けると、その側の肩が下がり、反対側の肩が上がる状態が続きます。
この不自然な姿勢により、体にゆがみが生じ、特定の部位に過度な負担がかかり、痛みを引き起こします。
肩の付け根の後ろの痛みへの有効な対処法として、以下のことを紹介します。
・ホースを持つ際には、片方の手で持ち続けるのではなく、15分ごとに左右の手を交代させる
・ホースを持つ腕を体から離しすぎないようにして、肩への負担を軽減する
・水やりの方向に合わせて足を動かし、体全体でホースを操作する
肩の付け根の痛みを軽減するために有効なストレッチの方法を、以下で紹介させていただきます。
1. 背筋をまっすぐに伸ばし、両手を頭の後ろで組みます。
2. ゆっくりと肘を外に開いて、肩甲骨同士を寄せます。
3. その姿勢を5秒間保持し、ゆっくりと元の位置に戻します。
4. これを5回繰り返します。
1. 壁の近くに立ち、壁に向かって横を向き、壁側の腕を肩の高さまで上げ、壁に手をつけます。
2. 壁に手をつけた反対方向に体をねじり、胸の前面から腕を伸ばします。
3. その姿勢を5秒間保持し、ゆっくりと元の位置に戻します。
4. 反対側も同じようにおこないます。
5. これを交互に3回繰り返します。
1. 体の前で、肘を曲げて、両方の手のひらから肘の内側を合わせます。
2. その姿勢のまま、腕をゆっくり上方に上げます。
3. 背中から肩の付け根の後ろが伸びるのを感じたら、5秒間保持し、ゆっくりと元の位置に戻します。
4. これを5回繰り返します。
以上のようなストレッチは入浴後など、体が温まっているときにおこなうとより効果的です。ご自身の体調に合わせて、無理のない範囲で実践してみてください。
今年の夏の加古川市は、ほとんど雨が降らない日が続きました。
9月に入っても暑い日が続き、雨も少ないため、しばらくは庭や畑への水やりの機会が多くなりそうです。そのため、肩の付け根の後ろの痛みへの予防や対処が必要になります。
今回紹介した方法が、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも肩の付け根の後ろの痛みのお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
当院でも、今回取り上げた肩の付け根の後ろの痛みに対応していますので、お気軽にご相談ください。
他に、肩の痛みへの対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
1. 日本整形外科学会. (2022). 肩こり・頚部痛. https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/shoulder_stiffness.html
2. 厚生労働省. (2021). 国民生活基礎調査. https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa21/
皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
夏の暑い日、庭の草抜きをした後に、背中に痛みを感じたことはありませんか?
当院でも、草抜きに追われるこの時期は、背中の痛みについてのお悩みをよくお聞きします。
庭仕事は、心身をリフレッシュさせてくれますが、長時間の前屈み姿勢は背中に負担をかけてしまう場合があります。
実は、60代女性の約40%が、背中の痛みを経験しているというデータもあるのです。
背中の痛みは日常生活に大きな影響を与えます。
例えば、洗濯物を干すときに腕を上げるのがつらい、調理中に前かがみになるのが難しくなる、寝返りを打つときに痛みが走るなど、こういったことで、家事の質を低下させ、ストレスの原因にもなります。
さらに、将来的に背中が曲がってしまうのではないかという不安も募ります。60代女性の方々にとって、これらの問題は決して軽視できないものです。
そこで今回は、草抜きをすることで起きる背中の痛みの原因とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読むことで、背中の痛みの原因や影響について理解を深め、痛みに悩まされることがなく、快適な毎日を送れます。
草抜きをすることで、背中の痛みが発症する原因として、以下のことが考えられます。
長時間、同じ姿勢を続けることは、それを姿勢を維持するために使う筋肉に、過度な負担がかかります。
特に、草抜きのような前かがみの作業を続けると、背筋が引き伸ばされて、緊張が続きます。背中の筋肉の緊張が持続すると、黄肉が疲労して硬くなります。
その結果、血流が悪化して、背中の筋肉への栄養や酸素の供給がとどこおり、痛みが発生します。
草抜き作業では、長時間、前屈みの姿勢を取ることが多くなります。
この姿勢により、背骨に過度の圧力がかかります。
特に、背骨の胸の部分は、ろっ骨がついているので、通常はあまり動かない部位です。
前屈みの姿勢で、背骨の胸の部分が、強制的に前に曲げられることで、胸の背骨同士の関節に負荷がかかり、炎症を引き起こし、その結果、痛みが生じやすくなる。
長時間の前屈み姿勢により、胸の全体の動きが制限する状態が続き、その状態で固まる場合があります。
呼吸には、胸式呼吸と腹式呼吸があります。
胸式呼吸は、胸が膨らんだりしぼんだりすることで、呼吸がおこなわれますが、その動きが制限されることで、背中の筋肉に余分な負担がかかり、痛みを引き起こす可能性があります。
特に、女性の方は、呼吸を胸式呼吸でおこなっている傾向が高いため、痛みを感じやすくなる。
Q: 背中の痛みは放っておいても自然に治りますか?
A: 軽度の痛みは自然に改善することもあります。しかし、長期間、続く場合は、背中の痛みをかばう動きをするため、腰や首に痛みが広がる場合がありますので、早めのケアに取り組まれることをおすすめします。
【参考文献】
1. 日本整形外科学会. (2019). 腰痛診療ガイドライン. https://www.joa.or.jp/public/guideline/
2. 厚生労働省. (2022). 国民生活基礎調査. https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/20-21.html
3. 加古川市健康福祉部. (2023). 市民の健康に関する実態調査.
自宅で簡単に背中の痛みを軽減するためのストレッチ方法を、以下で5つ紹介させていただきます。
・足をそろえて立ちます
・両手の指を同士を組み、手のひらを上に向けながら、顔も手の方向へ向けます
・体をまっすぐに保ちながら、全身を上に伸ばし、肩から背中、腰にかけて伸びるのを感じたら、5秒間、保持してください
・5秒立ったら、組んだ手を外して、ゆっくり腕をおろします
・これを、3回、繰り返しおこなってください
・壁から30センチほど離れて、足を肩幅に開いて立ち、両手をあげて、壁に手をつけます
・片方の足を、反対が足をクロスさせるように前に出して、それと同時に、出した足と反対側に、体を側屈させます
・腰から脇にかけて伸びるのを感じたら、5秒間、保持してください
・反対側も同じようにおこなってください
・これを、左右交互に、3回、繰り返しておこなってください
・肩幅に足を開いて立ちます
・手のひらを天井側に向けて、肘を曲げて、肩甲骨同士を引っ付けて、胸を開くように、肘を後ろに引きます
・その姿勢を、5秒間、保持します
・次に、手のひらを外に向けて、手の甲同士が向かい合うように、腕を前に伸ばします
・肩甲骨同士が開いて、背中が伸びるのを感じたら、その姿勢のまま、5秒間、保持します
・これを、交互に、3回、繰り返しおこなってください。
・肩幅に足を開いて立ち、肘を曲げて、手の甲同士が向かい合うように合わせて、顔の前に合わせた前腕を持ってきます
・その姿勢のまま、頭をゆっくる下げ、背中の上の部分が伸びるのを感じたら、5秒間、保持します
・これを、3回、繰り返しおこなってください。
・背筋を伸ばして、イスに座り、肩幅に足を開きます
・足の間に体をゆっくり前に倒します
・背中が伸びるのを感じたら、5秒間、保持します
・5秒たったら、体をゆっくり起こします
・これを、3回、繰り返しおこなってください。
草抜きをするメリットは、無心でやりますし、成果もはっきりわかるので、気持ちがスッキリして、ストレスが解消できます。
しかし、その反面、暑い時期に、同じ姿勢を続ける草抜きは、体に大きな負担もかけます。
秋になっても、まだまだ暑い日が続くので、草抜きをする機会が続くと思いますので、それによって背中の痛みで、日常生活に支障がでないように、こまめなケアをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも背中の痛みのお悩みが続く場合は、お近くの病院や整骨院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
当院でも、今回、取り上げさせていただいた背中の痛みにも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
他に、夏場の庭仕事による体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
農業に従事している方の中で、農作業中に曲げようとしたときに、ガクッと力が抜けて踏ん張れない症状に悩むことはないですか?
農作業中にこのようなひざの力抜けを感じると、とても心配になりますよね。
農家の皆さんにとって、このひざの不安定さは作業効率を大きく低下させ、特に、農繁期には大きな支障となってしまいます。
このまま放置すれば、大切な植え付けや収穫の時期に十分な作業ができなくなる可能性があります。
そこで今回は、農作業中に起きるひざ関節の力抜けの原因とそれに対する効果的な対処法をご紹介させていただきます。
これらの対策を実践することで、ひざの不調を和らげ、作業効率を上げることができます。
農作業中に、屈もうとひざを曲げたときに、急にひざが力抜けして、踏ん張れないことが発症する原因を、以下で紹介させていただきます。
農作業では、長時間にわたって、ひざを曲げ伸ばしする動作が求められます。
特に、この動きは、お尻や太ももの外側、ひざ周辺の筋肉を酷使します。
これらの筋肉は、屈んだり立ち上がったりするときに、重要な役割を果たします。
しかし、繰り返しの動作でこれらの筋肉が疲労すると、ひざを曲げた状態を支える力が弱まり、突然の力抜けを引き起こす原因となる。
畑などの地面が不安定な場所での作業では、バランスを常にとるため、ひざに大きな負担をかけます。
例えば、中腰姿勢での作業や重い荷物の運搬を繰り返しおこなうことは、ひざの関節のクッションである軟骨やひざの関節を支えるじん帯に、強いストレスを与えます。
これは、まるで重い荷物を乗せた車が、路面の悪い道を走ることで、タイヤが摩耗していくことに似ています。
日々の農作業の積み重ねが、知らず知らずのうちにひざの関節の組織を痛めて、その機能を低下させ、その結果、ひざの力抜けが起こります。
長年の農作業で身についた姿勢や動作が、知らず知らずのうちに体のバランスを崩している可能性があります。
例えば、いつも同じ側に重心をかけて、ひざの曲げ伸ばしがいる作業をしていると、片方のひざや太ももの筋肉だけが疲労して固くなり、反対側の筋肉との動きにアンバランスが生じます。
それにより、同時にひざを曲げても、その動きにゆがみが生じて、ひざがスムーズに曲がらず、力抜けが起こる要因となる。
屈もうとひざを曲げたときに、ひざが力抜けして踏ん張れないことへの対処法として、バランスを崩してしまったその動きを整えるための効果的なストレッチを、以下で紹介させていただきます。
壁の前に立ち、足は肩幅に開き、片足のひざを曲げて、足の甲を手でつかみます。
足の甲を持った手で、その足のかかとをお尻に近づけるように曲げ、太ももの前面が伸びるのを感じたら、20秒間、その姿勢を維持してください。
反対側の足も同じようにおこなってください。
これを、左右の足で、交互に、3回づつおこなってください。
足は肩幅に開いて立ち、片方の足を前に出し、つま先を上に向けます。
後ろの足を軽く曲げ、前の足のひざを伸ばしたまま、上半身を前に倒し、太ももの裏側が伸びるのを感じたら、20秒間、その姿勢を維持してください。
反対側の足も同じようにおこなってください。
これを、左右の足で、交互に、3回づつおこなってください。
足は肩幅に開いて軽くひざを曲げて立ち、片手を壁に手を当てて、体を支えます。
壁と反対側の片方の足の足首を、もう片方の足のひざの上に乗せ、そのままひざを外側に押し出し、体を前屈みにします。
その際に、お尻の筋肉が伸びるのを感じたら、20秒間、その姿勢を維持してください。
反対側の足も同じようにおこなってください。
これを、左右の足で、交互に、3回づつおこなってください。
足は肩幅に開いた状態から、片方の足を前に出して90度になるようにひざを曲げ、後ろの足は後ろに伸ばしてひざを床につけて、片ひざ立ちの姿勢をとります。
その状態から、腰を前に押し出すように、前に出したひざを曲げて、体重を前に移動させます。
その際に、後ろに引いた足の太ももの前面の付け根が伸びるのを感じたら、20秒間、その姿勢を維持してください。
反対側の足も同じようにおこなってください。
これを、左右の足で、交互に、3回づつおこなってください。
足は肩幅に開いた状態から、片方の足を横に伸ばします。
その状態で、伸ばした足とは反対側に重心を移動させて、体を反対側に傾けます。
その際に、太ももの外側に伸びを感じたら、20秒間、その姿勢を維持してください。
反対側の足も同じようにおこなってください。
これを、左右の足で、交互に、3回づつおこなってください。
農作業は、大きな機械を使ったり、刃物を使ったりしますので、今回のような、ひざの力抜けは、農作業の作業効率の低下を引き起こすこともさることながら、大きな事故につながるリスクが高まります。
ですので、ひざの力抜けに対して、しっかりとしたケアをされることをおすすめします。
そのための方法として、今回紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
それでも、ひざの力抜けの症状が続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門的な医療機関に受診されることをおすすめします。
当院でも、今回のようなお体のお悩みに対して、施術をおこなっておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に農作業によるお体の不調に関するブログも書いておりますので、そちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
夏の暑い日に、草抜きをしたり運動をしたりと体を酷使すると、その日の晩の寝ているとき、特に明け方に、ふくらはぎの筋肉がつる、いわゆる「こむら返り」を発症する方が多くなります。
明け方に足がつると、寝起きが不快感や痛みで始まることで、そのストレスで仕事や家事などの日常生活に影響がでます。
そこで今回は、夏の日に激しい活動をした夜の睡眠中、特に明け方にふくらはぎの筋肉がつりやすい理由とその予防と対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、ふくらはぎの筋肉をつることのストレスを解消し、1日の始りをスムーズにスタートできます。
「筋肉がつる」という現象は、筋肉の急に強く縮むことによって生じる痛みや不快感を伴う状態です。
これは一般的に、「こむら返り」として知られています。主に、ふくらはぎの筋肉に起こりやすく、特に睡眠中の夜間や明け方に頻発します。
以下で、その理由について紹介させていただきます。
睡眠中、特に明け方に体温が低下することは、科学的に証明されています。
通常、睡眠が深くなると、体温が最も下がります。明け方の体温低下は、血管が収縮して血流が悪くなり、筋肉への酸素や栄養素の供給が低下することで、筋肉の疲労回復を妨げます。
このため、明け方に筋肉がつりやすくなります 。
激しい運動による筋肉の疲労は、筋肉や腱にあるセンサーのエラーを引き起こしやすくします。
これらのセンサーは、筋肉の伸び縮みを監視し、脳にその情報を伝えます。
疲労が蓄積すると、これらのセンサーは誤った信号を脳に送ることがあり、その情報に基づいた誤った命令が脳から筋肉に届くことで、過剰な筋肉の収縮を引き起こし、足がつりやすくなる要因です。
特に、睡眠中、上向きで寝ると、布団の重みや筋肉の緩いなどで、つま先が下がり、尖足位(せんそくい)になることが多いことが、過敏になった筋肉のセンサーの反応を促します。
上向きでつま先が下がった姿勢で寝ていると、ふくらはぎの筋肉が縮んだ状態になる。その状態から、寝返りや背伸びをすることで、ふくらはぎの筋肉を急に伸ばすことになる。
そうすると、疲労によって過敏になったふくらはぎの筋肉のセンサーが、脳に誤った過剰な情報を信号を送られます。
その情報に基づいた誤った命令が脳からふくらはぎの筋肉に届くことで、ふくらはぎの筋肉が過剰に収縮を引き起こし、足がつりやすくなる要因となる。
激しく活動した日の睡眠中にふくらはぎの筋肉をつることを予防するための方法を以下で紹介させていただきます。
激しい活動後は、体内の水分が不足しやすくなります。
また、寝ているときの発汗や呼吸で、平均的には一晩で約200〜500mlの水分が失われます。
体の筋肉の水分が2%でも低下すると、筋肉の過剰に収縮を引き起こす要因となります。
ですので、寝る前に水をしっかり飲むことで、体の脱水を防ぎ、ふくらはぎの筋肉のつりを予防できます。
寝る前に、ふくらはぎを軽くさすることで、血流を促進し、筋肉の緊張を和らげることができます。
キツくもんだりすると、かえって筋肉を緊張させますので、皮ふを動かす程度の強さで、ゆっくり優しくさすってください。これにより、筋肉がつるリスクを減少させることができます。
就寝前に、足を温めることで、血行が良くなり、筋肉の疲労回復を促進します。
シャワーではなく、温かいお風呂につかる方が、よりその効果が上がります、
つま先を下げて姿勢で寝ることで、足がつるリスクが高まります。つま先が下がるのを防ぐために、足首を軽く固定するサポーターをはいて寝るのも有効です。
足首サポーターの商品を紹介してリンクを以下に貼り付けましたので、参考にしていただければ幸いです。
ふくらはぎの筋肉がつったときは、ふくらはぎとひざ裏を伸ばすことで、解消されやすくなります。
その方法を以下で紹介させていただきます。
ふくらはぎがつった時は、手でつま先をつかみ、手前に引き、ふくらはぎの筋肉とひざ裏を、ゆっくりと伸ばしてください。
つま先にタオルをかけて、手前に引っ張り、ふくらはぎの筋肉と膝裏をゆっくり伸ばしてください。
足がつりやすい方は、寝る前にタオルを枕元に用意されることをおすすめします。
壁に足の裏を押し付けて、ふくらはぎの筋肉と膝裏をゆっくりと伸ばしてください。
以上のような方法で、ふくらはぎのつりが解消された後は、ケアと再発防止のために、前章で説明させていただいた予防法も併せておこなってください。
夏の暑い日に激しい活動をした後、ふくらはぎの筋肉がつりやすくなる理由を理解していただいて、適切な予防策を講じることで、快適な睡眠と翌日の活力を取り戻すことができます。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、夏の暑い日に激しい活動をした晩にふくらはぎの筋肉がつりやすいようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、夏の暑さによる体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
60歳代の女性の方から、その方のご主人が腰の痛みを普段から訴えているのだけれども、日常生活で何を気をつけたらいいですか?というご質問を受けました。
状況を詳しくお聞きすると、ご主人はお米や野菜を作る農業の仕事をしていて、2年前ほどに、腰が痛くなったので病院に受診すると、椎間板ヘルニアの診断を受けたそうです。
そのときは、湿布と痛み止めを処方してもらったそうなのですが、それから腰は良くなったり悪くなったりを繰り返していると。
まだまだ農業を続けたいというご主人なのですが、病院の方には行きたがらないので、何か自分でできる腰へのケアがないものなのかと、ご夫人が心配をされて今回の質問をされたようです。
今回ご相談いただいた方のご主人のように、農業の作業というのは、機械を使っておこなうことが多くなっても、まだまだ腰に負荷がかかる作業が多いため、腰痛を訴えられる方が少なくありません。
そこで今回は、農作業によって腰痛が起きる理由とそのケア方法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、農作業による腰痛を解消できます。
農作業をすることによって、腰に痛みが発症する要因を以下で紹介させていただきます。
野菜の収穫や草取りなど、農作業をする際には、中腰の姿勢を保つ作業が多くなります。
中腰は、立っているときより腰に1.4倍もの負荷がかかります。
長時間、中腰の姿勢で農作業をすることで、腰に負荷がかかり、その結果、腰の筋肉が疲労し、痛みを引き起こします。
農作業では、肥料袋や収穫物などの重い物を、持ち運ぶ作業をおこないます。
腰を曲げた状態から荷物を持ち上げると、立っている時より2.2倍もの負荷がかかります。
そういった腰に負担のかかる作業を繰り返すことによって、腰の筋肉や関節に疲労や炎症が起こり、それが腰の痛みを発生させます。
コンバインやトラクターに乗っていると、機械の振動や揺れにさらされ、腰に負担をかけます。
また、農作業車に、長時間、乗ることで、同じ姿勢をとり続けます。
そうすると。腰に負担をかけます。そういった農作業車に乗ることで、腰への負担がかかることで、腰痛が引き起こされます。
農作業による腰痛を防止して、症状を緩和するための対策を、以下で紹介させていただきます。
農作業をした後に、疲労した腰周辺の筋肉を刺激して、血流を促進させることは、腰痛の予防と症状の軽減や回復に効果的です。
腰痛を防止するためのストレッチを以下で紹介させていただきます。
上向きで寝て、ひざを曲げます。両手で曲げたひざを抱え込み、背中と肩を床に密着させたまま、ゆっくりと両ひざを胸に脳に引き寄せてください。
その状態を。10秒間、キープして、その後、ゆっくりと両手を離して、両ひざを元の位置に戻します。
これを3回繰り返してください。
手首は肩の真下、ひざは股関節の真下に位置するように、四つんばいの姿勢をとってください。
手首とひざを床にしっかりつけて安定させたまま、背中を丸めて頭を下げた状態を、10秒間、キープしてください。
その後、頭を上にあげて、背中を反らせ他状態を、10秒間、キープしてください。
その後、力を抜いて、元の四つんばいの姿勢に戻します。
これを、3回繰り返してください。
上向きで寝て、片方の足は伸ばし、もう一方の足のひざを曲げて両手で太ももの裏を抱えて持ち上げてください。
その状態から、両手で抱えた足のひざを伸ばして、ひざの裏の筋肉が伸びるのを感じてら、10秒間、キープしてください。
反対側の足も同じようにおこなったください。
これを左右の足で交互に、3回繰り返しおこなってください。
重い物を持ち上げる際には、腰に負担のかからないフォームでおこなうことが、腰痛を防止することにつながります。
腰に負担のかからない荷物を持ち上げるポイントとしては、
・腰を曲げるのではなく、ひざを曲げて腰を落とし、足の力を使って物を持ち上げる
・持ち上げる荷物は、できるだけ体に近づけて持つ
を意識しておこなってください。
長時間、同じ姿勢で農作業を続けることは避け、定期的に休憩を取るようにしてください。
短い休憩を頻繁に取り入れることで、筋肉の疲労を軽減し、腰痛のリスクを下げられます。
また、体の水分量が2%の低下でも、筋肉の損傷につながりますので、休憩中には、水分の補給を十分にとってください。
農作業で疲れ切ると、湯船につかるのが面倒になり、ついついシャワーで汗を流す程度で終わってしまうことがあります。
しかし、農作業後にお風呂に入ることは、血行を促して疲労の回復の促進に大きな効果があります。
湯船の温度は、39〜41度に設定して、15〜20分程度、ゆっくりとつかることが理想です。
農作業による腰痛は、適切なケアと防止する対策を講じることで、大きく軽減できます。
農業のお仕事を快適に続けるために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも農作業による腰痛のお悩みが解消されないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、腰痛への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広