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新型コロナウイルス | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧
皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
12月も終盤になって寒くなると、来院されている患者様から、お子さんが通っておられる学校の方で、風邪やインフルエンザが流行り出したというお話をお聞きすることが多くなりました。
そして、お子さんが風邪やインフルエンザにかかられて、お子さんの看病をしていると、うつってしまったという方も少なくありません。
風邪をひいている最中も、熱やせきがでるなどして苦しい思いをされたり、治った後も、鼻やのどに違和感が残ったり、肩や腰が痛くなったりと、後遺症を訴える方もいらっしゃいます。
これから、2月までは、感染症が流行るシーズンでもあるので、まずは、感染症にかからないように、日常生活で意識して予防するための意識や行動が重要になってきます。
そこで今回は、冬に感染症にかかりやすい原因と、日常生活でできる感染症への予防法を紹介させていただきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、冬に感染症にかかりやすい理由を理解し、日常生活での感染症対策をすることで、冬を快適に過ごせます。
冬に感染症がかかりやすい理由のメカニズムを、以下で説明させていただきます。
人間の細胞は、適切な体温が保たれることで、生命の活動が維持されます。
冬のなるとその体温が、気温の低下による寒さにによって、体の熱が奪われやすくなり、体温が低下しやすくなる。
体温が1°C下がると、免疫力が約30%低下するとされています。その結果、風邪やインフルエンザなどのウイルスに対して、人間の免疫システムが十分に作用せず、感染しやすくなります。
冬の乾燥した空気中では、ウイルスの水分が蒸発して、軽くなります。
これにより、ウイルスが空気中に、長時間、浮遊し、人へ伝播しやすくなります。
また、乾燥によって、空気中に浮いているウイルスの生存できる期間が延長することもあり、感染リスクを高める要因となる。
基本的に、感染症のウイルスは、口や鼻をのどから侵入することが多いです。
その口や鼻、のどの粘膜から分泌される粘液は、通常、そこを通過するウイルスをからめとり、侵入を防ぐバリアとして機能します。
しかし、乾燥により粘膜が乾燥したり傷いたりすることで、ウイルスの侵入に対しての防御機能が低下します。
これにより、ウイルスが体内に侵入しやすくなり、感染症が生じやすくなる。
冬は、寒さを避けるため、窓を閉め切り換気が不十分な室内で過ごしがちです。
これにより、室内のウイルスの濃度が上昇し、感染のリスクが高まります。
特に、人が密集する室内の空間では、感染者からウイルスの拡散が起こりやすくなります。
冬は、気温の低下から、のどの渇きを感じにくく、水分の摂取量が減少しがちです。
体内の水分の不足は、口やのどの粘膜の乾燥を促進したり、免疫細胞の働きを低下させます。
また、体内の水分の不足は、血液の粘度を上げ血流が悪くなることで、血液の流れとともに循環する免疫細胞が体の隅々に届きにくくなります。
そうした水分の不足が、感染症を引き起こす確率を上げる可能性がある。
風邪を予防するために、日常の生活習慣で意識すべきことを、以下で紹介させていただきます。
睡眠中は、体の修復と免疫システムの強化がおこなわれます。
風邪を予防するためには、適切な睡眠時間を確保して、体の免疫がバランス良く活動しやすい状態にすることが重要です。
具体的には、
・同じ時間に寝て、同じ時間に起きるようにして、睡眠リズムを一定にする
・6〜8時間の睡眠時間を確保するように心がける
・寝室の温度を20〜23度、湿度を50-60%に保つ
・就寝1時間前にはスマートフォンやパソコンの使用を控え、睡眠の質を上げる
・寝る前に、コップ一杯(200ml程度)の水分を補給してから寝る
などといったことを注意して、睡眠を整えてください。
風邪を予防するためには、適切な水分の補給が欠かせません。
具体的な水分を補給するための実践方法として、
・身近に水筒やマグカップを置き、こまめに水分を取る
・一回につき200ml程度、1日2リットルを目標に水分を摂取する
・カフェインやアルコールなどは利尿作用があるため控え、温かい飲料を飲む
・生姜湯や甘酒など、体を温めたり、体の水分のバランスを整える飲料を飲む
などを意識することで、感染症を予防しやすくなる。
風邪への抵抗力をつけるためには、バランスの良い食事を心がけ、必要な栄養素を摂取することが重要です。具体的な食材として、
・ビタミンCを多く含むみかん、キウイ、ブロッコリーなど
・たんぱく質を多く含む鶏肉、魚、豆類など
・亜鉛を多く含む牡蠣(かき)、アーモンドやクルミなどのナッツ類
などがあげられます。また、体の免疫細胞の70%は、腸に存在しているため、暴飲暴食は避けて、消化に良い温かいスープや雑炊を選び、胃腸への負担を軽減してください。
体を温めたり保温することで、体温が維持され、効果的に風邪への感染を防げます。
特に「首・手首・足首」の3つの首を温めることで、効率的に保温や体温を上げることができます。
その方法として、
・首にマフラーやネックウォーマーを巻く
・手首と足首にサポーターやレッグウォーマーを着用する
・39〜41度に設定したお風呂に、首までしっかり、15分程度、ゆっくりつかり、体を温める
手洗いとうがいを徹底することは、風邪を防ぐための基本的かつ効果的な方法です。
研究によると、手洗いを実施することで、風邪やインフルエンザなど呼吸器系疾患の発症率は、約21%減少するとされています。
以下で、手洗いとうがいの方法を紹介させていただきます。
1. 手を水でぬらし、石けんや薬用ハンドソープなどを適量取ります。
2. 手のひらと手の甲を、しっかりとこすり合わせて泡立てます。
3. 両手を組むようにしてこすり合わせて指の間や指先を手のひらに擦って爪先も丁寧に洗ってください。
4. 親指は反対の手でねじるように洗い、手首も同様に洗います。
5. 最後に、流水で石けんと汚れを十分に流します。
6.この一連の手洗い作業を、最低でも20秒程度かけておこなうことが推奨されています。
1. 口に水を含み、15秒間、ほっぺを動かして、強めにブクブクとゆすぎ、はきだします。
2. 再度、水を含み、15秒間、上を向いてのどの奥まで「ガラガラ」とうがいし、はきだします。
3. もう一度、水を含み、15秒間、上を向いてのどの奥まで「ガラガラ」とうがいし、はきだします。
今回のブログでは、冬に風邪をひきやすくなる理由として、以下のことを説明させていただきました。
– 冬の寒さによる体温の低下
– 乾燥した空気によるウイルスの生存環境
– 口や鼻の防御機能の低下
– 換気不足による室内ウイルス濃度の上昇
– 水分の摂取量の減少による体内乾燥
また、風邪を予防するための日常生活でのポイントとして、以下のことを紹介させていただきました。
– 十分な睡眠を取る
– 適切な水分の補給
– バランスの良い食事による栄養の補給
– 体を温めるや保温を意識する
– こまめな手洗いとうがい
風邪は日常生活に大きな支障をきたす可能性が高まるため、十分に予防されることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも風邪を引かないために体調を整えたい場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
当院でも、風邪を防止するためにお体のメンテナンスをご希望の方にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に冬に起きるお体の不調への対策についてもブログを書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:厚生労働省「インフルエンザと風邪」
皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
今年の冬は、昨年よりも厳しい寒さにな理、冬らしい冬になるとの気象予報が出ていました。
冬になり寒くなると、流行ってくるのが、“風邪”です。
「風邪は万病の元」ともいわれるほど、風邪からいろいろな体調不良が起きる場合があります。
その一つとして、風邪をひいた後の疲労感が抜けないという症状です。
先日も、30歳代女性の方が、2週間、風邪をひいた状態が続いて、ようやく治ったと思ったら、疲労感が抜けないことを訴えて来院されました。
詳しくお話をお聞きすると、
「しっかり寝たつもりなのに、朝、起きたときがだるさいんです・・・」
「なんか、仕事中もぼーっとしてしまって集中できなくて・・・」
「子供の送り迎えで自転車を運転してるんですけど、すぐに息切れしてしまって、こんなことなかったんですけど・・・」
とのことでした。
今回、ご相談いただいた患者様のように、風邪をひいて、それが治った後に、何をするにも疲労感が抜けないという方が少なくありません。
そこで今回は、風邪が治った後に続く疲労感の原因とその対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、風邪が治った後の疲労感の原因が解消されて、日常生活でより活動的に過ごせます。
風邪が治った後に疲労感が抜けないという症状の原因として、以下のことが考えられます。
風邪による感染が体内で起こると、体内の免疫システムは、ウイルスと戦うために活発に働きます。
この過程で、体内では炎症性物質が生成され、脳にも影響を及ぼします。
具体的には、風邪のウイルスに感染すると、免疫反応を調整するタンパク質が脳内で炎症を引き起こし、疲労感を感じさせると、理化学研究所の研究で報告されています。
このような風邪に対しての免疫反応によって、体の活動や回復を命令する脳の機能が低下して、疲労感が発生しやすくなる。
風邪によって、鼻が詰まったり、のどが痛む、せきこむなど、呼吸機能が低下しがちです。
風邪をひいている間、呼吸が苦しくなるため、より酸素を取り入れようと、呼吸するための胸や背中、首やおなかの筋肉が過剰にはたらくことで疲労します。
風邪が治った後も、呼吸に関わる筋肉が疲労したままで呼吸機能が回復していない場合、酸素の不足からエネルギー生産が低下し、疲労感を感じやすくなります。
風邪の治療において、抗生物質がよく処方されます。
抗生物質は、有害な細菌感染には効果的ですが、有益な細菌も壊す働きがあります。
特に、体の中の90%の細菌が集まる腸のなかの細菌が、抗生物質によって減少することで、消化不良や栄養吸収の低下が引き起こされます。
その結果、体のエネルギーの生産性が低下して、疲労感を感じることになる。
風邪が治った後の疲労感を軽減するためには、まずは、呼吸機能を回復させることが重要です。そのための体操を、以下で紹介させていただきます。
大の字の体操
1. 上向きで寝て、手足を広げ、大の字になります。
2. その状態で、鼻から4秒間息を吸い込み、口から6秒間かけてはき出します。
3. この動作を7回繰り返します。
大の字の体勢は、腰に負担がかかりやすいので、3分以内でおこなうことが推奨されます。
1. 上向きで寝て、頭に枕を置き、あごを引き、手の力を抜いて、両手を天井方向にあげます。
2. そのまま、両腕を同時に天井方法へ、上げ下げするのを、5回、繰り返します。
3.次に、両腕を左右交互に天井方法へ、腕を上げ下げするのを、5回、繰り返します。
4.この一連の体操を、3回、繰り返してください。
1. イスに座った状態で、脇に手のひらを当て、優しく上下前後に、20秒間、さすります。
2. 次に、手のひらを胸に当てて、優しく、20秒間、さすります。
3.この一連の体操を、3回、繰り返してください。
今回のブログでは、風邪後の疲労感が発症した原因として、以下のことを説明させていただきました。
・免疫反応による脳内の炎症
・呼吸機能の低下
・抗生物質による消化機能の低下
また、風邪後の疲労感に対処するため、以下の呼吸改善体操を紹介させていただきました。
・大の字の体操
・背部を整える体操
・脇と胸をさする体操
風邪後の疲労感は、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高まるため、早めにケアされることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも風邪後の疲労感のお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
当院でも、今回取り上げたケースの風邪後に起きるお体の不調にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に感染症への対策に関するブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献
理化学研究所. ウイルス感染に伴う疲労倦怠感は脳内炎症が引き金 – [理化学研究所](https://www.riken.jp/press/2014/20140313_2/)
理化学研究所. 熱が引いても疲れが取れない理由 – [理化学研究所](https://www.riken.jp/press/2023/20231124_2/index.html)
皆さん、こんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
秋になり、寒くなる日も多くなります。
そういった季節の変わり目は、インフルエンザの流行が始まります。
当院でも、周囲でインフルエンザにかかる人が増えてきて心配…、という不安を患者様からよくお聞きします。
インフルエンザへの感染は、日常生活に大きな影響を与える場合があります。
例えば、ご自身がインフルエンザにかかると、家事や仕事ができなくなるだけではなく、一緒に住まれている家族全員にうつしてしまい、心配や迷惑をかけてしまう可能性があります。
また、インフルエンザが治っても、体力が落ちて、それを取り戻すのに苦労する場合もあります。
そこで今回は、秋の気温低下とともに、インフルエンザが流行する理由と予防方法を紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、インフルエンザへのしっかりとした対策を講じ、安心してを日常生活を送れます。
秋になって、急激に気温が低下することと、インフルエンザが流行することの関連について、以下のことが考えられます。
秋になると、気温が低下し、湿度が下がることで、インフルエンザウイルスが活発に活動しやすくなります。
特に、寒い環境では、インフルエンザウイルスが空気中で、長時間、生存できるため、感染リスクが高まる。
寒くなる季節は、体温の調節が難しくなるため、体の免疫機能にも影響を与えます。
気温が下がると、体は熱を保つためにエネルギーを消費します。
それによる体のエネルギーの低下は、結果として、免疫力が低下します。
これにより、感染症に対する抵抗力が弱まり、インフルエンザにかかりやすくなる。
秋になると、外気温の変化に伴い、室内で過ごす時間が増えます。
特に、家族全員が集まる家庭では、密閉された空間での接触する機会が増加します。
その結果として、家族の誰かが外部からインフルエンザウイルスを持ち込むと、感染してしまうリスクも高まります。
また、暖房を使用することで、室内の空気が乾燥しやすくなり、これもまた、インフルエンザウイルスが生存しやすい環境を整える要因となります。
秋のインフルエンザ対策と体調を管理する有効な方法として、以下のことを紹介させていただきます。
秋のインフルエンザへの感染を予防する方法として、手洗いやうがいを徹底することが重要です。
外出から帰った際や食事前に、手を洗いやうがいを行うことで、体へのインフルエンザウイルスの侵入を防いでください。
研究によると、手洗いをすることで30〜50%、うがいをすることで40%、感染症にかかる割合が低下したと報告されています。
適切な免疫力を維持するためには、
・食事
・睡眠
・運動
が欠かせません。
食事は、朝昼晩と栄養バランスの取れたものを摂取し、特に、食材柑橘類やナッツ類などのビタミンCや亜鉛が豊富な食材を摂ることをおすすめします。
また、寒くなる季節は水分の摂取がおろそかになりがちですが、体内の水分量が不足すると免疫力の維持が困難いなるため、積極的にとるようにしてください。
睡眠は、同じ時間に寝て、同じ時間に起きるようにして、睡眠の質を上げるようにしてください。
研究によると、十分な睡眠をとった人は、免疫細胞の活性度が高まり、感染症に対する抵抗力が強くなると報告されています。
運動に関しては、軽い筋トレ・ウォーキング・ラジオ体操などの息が少しはずむ程度の運動を、週2回以上、1回30分以上、おこなうように心がけてください。
運動を習慣化している人は、運動をしない人に比べて、インフルエンザにかかる割合が、25〜50%少ないというデータもあります。
秋になると室内で過ごす時間が増えるため、室内の環境を整えることが重要です。
室内でのインフルエンザの感染を防止するためには、定期的に窓を開けて新鮮な空気を取り入れ換気することで、室内のウイルス濃度を下げることができます。
また、加湿器やぬれたタオルを室内で干すことで、室内を40%〜60%の適切な湿度に保ち、インフルエンザウイルスの生存を低下させ、のどや鼻の粘膜の乾燥を防ぐことで、インフルエンザウイルスの感染のリスクを下げることができる。
今回のブログでは、秋の気温が下がり始めるとインフルエンザが流行する理由を、以下のように説明させていただきました。
・インフルエンザウイルスが活発化
・免疫力が低下する
・生活環境が変化する
また、その対処法として、以下の予防法を紹介させていただきました。
・手洗いとうがいをこまめにする
・生活習慣を整える
・生活環境を改善する
インフルエンザに感染することで、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高まるため、早めに感染予防の対策をされることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、秋の急激な環境の変化により、体調に不安を感じておられる場合は、お近くの病院や治療院など専門医療機関に受診されることをおすすめします。
当院でも、秋から冬の季節の変わり目に体調を整えるために治療をおこなっておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に秋に起きるお体の不調への対策についてのブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修:柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考資料:厚生労働省【令和6年度】今シーズンのインフルエンザ総合対策
皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
秋の季節、朝晩の気温が低く、昼間は暑くて、気温に合わせて衣服の選択やクーラーの温度設定の加減が難しいと感じていたら、突然の風邪の症状に見舞われたことはないでしょうか?
季節の変わり目は、体調管理が難しいものですが、適切な対策を怠ると思わぬ体調不良を引き起こしてしまう場合があります。
当院でも、秋に入るこの時期は、風邪をひいてしまったというお話をよくお聞きします。
実は、日本人の約80%が、年に1回以上は風邪を引くという統計があるほど、風邪は身近な健康問題です。
風邪を引いてしまうと。日常生活に大きな影響を与えます。
特に、家族の世話や家ことをされてる女性の方々にとっては、風邪をひくことで、家事をおこなうことが困難になる問題がでます。
例えば、ノドの痛みやセキのために十分な睡眠が取れず、朝の忙しい時間帯の調理や洗濯することに支障が出たり、部屋やお風呂などを掃除するのつらくなったりします。
また、風邪をひくこことで家族に感染させてしまうのではないかという不安も大きいでしょう。
このような状況は、家族に迷惑をかけるのではないかというストレスや不安を感じてしまいます。
そこで今回は、夏から秋になるとこの時期に風邪をひきやすくなる原因とそれを予防する方法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、秋に風邪をひきやすいメカニズムを理解し、効果的な予防する方法を学ぶことができます。
これにより、家事や日常生活をスムーズに行え、家族の健康も守ることができます。
夏から秋にかけての季節の変わり目に、風邪が発症しやすくなる主な原因として、以下ことが考えられます。
季節の変わり目、特に夏から秋への移行期には、1日の気温の変動が大きくなります。
この急激な温度変化に、体が適応しきれず、体調を崩しやすくなります。
例えば、朝晩の冷え込みと日中の暑さの差が大きい時期には、体温を自動的に調節する体の機能が追いつかなくなったり、免疫力の調整機能も低下しやすくなります。
その結果、風邪を引き起こすウイルスに対する抵抗力が弱まり、ノドの痛みやセキ、発熱などの風邪の症状が引き起こされます。
ノドや鼻の通路に、粘液が分泌されしっとりしていることで、体の外から入ってくるウイルスやホコリなどがノドや鼻の粘膜に引っかかって、体の中への侵入を阻止します。
湿度が低下すると、鼻やのどの粘膜が乾燥し、こういった本来の防御する機能が低下することで、ウイルスが侵入しやすくなります。
特に、日本の秋は、湿度が40%を下回ることも多く、粘膜の防御する機能が著しく低下しやすい環境になるため、風邪の症状が現れやすくなります。
夏の長い日照時間から秋の短い日照時間への移行に伴い、生活リズムが乱れやすくなります。
これは体内時計の狂いを引き起こし、免疫システムに悪影響を与えます。
例えば、夜更かしや不規則な食事時間は、体内時計を混乱させ、免疫細胞の活動を低下させます。
研究によると、睡眠時間が7時間未満の人は、7〜9時間睡眠の人と比べて風邪にかかるリスクが、3倍以上高くなるとされています。
秋に風邪をひかないための予防方法を、以下で紹介させていただきます。
秋の乾燥対策として、適切な湿度管理が重要です。
加湿器を使用して、室内の湿度を50〜60%に保つことで、のどや鼻の粘膜を守り、ウイルスの侵入を防ぎます。
加湿器がない場合は、濡れたタオルを部屋に干すなど、工夫次第で湿度を上げることができます。
急激な温度変化は、体調を崩す原因となります。
室内の温度を20〜22℃に保つようにしてください。
また、外出する時点で、気温が高い場合でも、上着を持ち歩くようにするのをおすすめします。
それにより、外出先の室内が寒かったり、夕方になって気温が下がってくる時に、すぐに対応できることができ、風邪をひくことを予防できます。
室内のウイルスの増加を防ぐため、1日に2〜3回、数分間の換気をおこなってください。
窓を開けて空気を入れ替えることで、室内のウイルス濃度を下げることができます。
窓を開けることが難しいようでしたら、お手入れをした空気清浄機の使用も有効です。
免疫力を高めるためには、ビタミンCやビタミンD、亜鉛を含む食品を積極的に摂取してください。
具体的には、柑橘類、緑黄色野菜、魚類などを日々の食事に取り入れることをおすすめします。
適度な運動は、免疫機能を向上させます。
ラジオ体操や10分程度のストレッチでも効果が期待できますので、隙間時間を見つけて、おこなってみてください。
十分な睡眠は、免疫力維持に不可欠です。
就寝前のスマートフォン使用を控え、規則正しい睡眠リズムを心がけてください。睡眠時間は、7〜8時間を目安にしてください。
外出後や調理前後には、石鹸やハンドソープなどを使用して、20秒以上手を洗いましょう。
また、うがいは、うがい液がなくとも、水でするだけでも十分効果があります。
これらの習慣により、体の中へのウイルスの侵入を防ぐことができます。
ノドがかわく前に、少量ずつこまめに水分を摂取してください。
成人の場合、1日約1.5リットルの水分を、一回につき200mlを目安に、少しずつ分けて飲むことをおすすめします。
また、温かい飲み物を取り入れることで、体温が上がることで、免疫力の維持されやすくなる。
今回のブログでは、秋の風邪が発症しやすくなる主な要因として、以下のことを説明させていただきました。
・気温の急激な変化による体調不良
・乾燥による粘膜の防御機能の低下
・生活リズムの乱れによる免疫力低下
また、秋の風邪への効果的な予防方法として、以下のことを紹介しました。
・適切な室内の湿度管理
・適切な室内温度の調整
・こまめな換気
・バランスの取れた食事
・適度な運動習慣
・質の良い睡眠
・手洗い・うがいの習慣化
・水分の補給
風邪を引いてしまうと、自身がつらい上に、家族にうつしてしまわないかという心配が起こり、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高いため、季節の変わり目のこの時期は、風邪を意識的に予防されることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆さまの風邪を予防されるためにお役立てば幸いです。
もし、風邪を予防するために体を整えておきたいとご希望の場合は、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも、季節の変化に適応できるように体を整えるためのメンテナンス治療もおこなっておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、風邪に関するブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
1. 厚生労働省「感染症情報センター」
https://www.niid.go.jp/niid/ja/from-idsc.html
2. 日本呼吸器学会「呼吸器感染症に関するガイドライン」 https://www.jrs.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=94
3. 厚生労働省「感染症予防のための手洗い」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/tearai/index.html
4. 日本呼吸器学会「呼吸器感染症診療ガイドライン」https://www.jrs.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=94
みなさん、こんにちは。ひさき鍼灸整骨院の院長、久木崇広です。
先日、40歳代の女性のデスクワーカーの方が、肩こりを訴えて来院されました。
きっかけをおききすると、新型コロナウィルスに感染して、3日間39度の発熱が続き、ずっと寝ていて、ようやく仕事に復帰したら、きつい肩こりを感じるようになったそうです。
肩こりによって、仕事をしていても、集中力が途切れがちで、困っていること。
実は、今回、ご相談いただいた患者様のように、コロナ後に以前とは違うしつこい肩こりを感じられるかたが少なくありません。
そこで今回は、新型コロナウイルスに感染して、治った後に後遺症として肩こりを感じるようにな得る理由とその対処法について紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、読めば、コロナ後の肩こりを解消して、日常生活をより快適に過ごせます。
新型コロナウィルスに感染して、発熱のために寝込み、そこから回復した後に、きつい肩こりを感じるようになる原因を、以下で紹介させていただきます。
新型コロナウィルスに感染すると、白血球やリンパ球などの体の免疫機能が、新型コロナウィルスを駆除するために、内臓や筋肉、関節など、全身のいたるところで戦われます。
それによって、内臓や筋肉、関節など、全身に炎症が引き起こされ、体の細胞が損傷します。
当然、肩周辺の筋肉や靭帯でも、炎症が起こり微小な損傷が生じ、新型コロナウィルスに感染から回復した後、後遺症として、肩こりの症状が現れる場合があります。
新型コロナウィルスに感染すると、頭痛やはき気、発熱などの症状がでます。
その症状がおさまるまでは、長時間、布団で横になって寝ている状態が続きます。
長時間、横たわっていると、姿勢が不自然な状態をキープすることで、特に、肩周辺にゆがみが発生します。
また、布団の中でいるため、体の動かす機会が減り、肩周辺の筋肉に刺激が入らないことで、血流がとどこおることで、肩周辺の筋肉が硬くなります。
新型コロナウィルスに感染により肩周辺の組織がこういった状態になり、治癒後に、日常生活の動作をしようとしても、肩周辺の組織が思うように機能せず、その結果、肩こりの症状を顕著に感じるようになります。
このような複合的な要因により、コロナ感染後の肩こりは、通常の肩こりよりも治りにくく、日常生活や仕事に大きな影響を及ぼす可能性があります。
特に、今回、ご相談いただいた方ようなデスクワークにおいて、集中力の低下や疲労感の増大をを引き起こし、仕事の効率を著しく低下させる要因となります。
ですので、コロナ感染後に、以前よりも肩こりを強く感じるようになった場合は、適切なケアが必要となります。
新型コロナウイルスが治った後に、きつい肩こりを感じるようになった方に向けて、それを解消するためのストレッチを紹介させていただきます。
これらのストレッチをすることで、新型コロナウイルスの感染による炎症で、損傷した肩周辺の筋肉の血流を改善し、回復を促す効果があります。
また、感染中に、布団で寝る時間が長かったために起きた、体のゆがみと整えて、肩こりの症状を緩和することにも役立ちます。
・イスに座り、背筋を伸ばします。
・ゆっくりと両肩を耳に近づけるように上げて、5秒間、その姿勢をキープします。
・5秒たったら、ゆっくりと肩を下ろします。
・これを、10回、繰り返してください。
・イスに座離、背筋を伸ばします。
・両手を肩に置きます。
・ゆっくりと大きな円を描くように、肩を前から後ろに、10回、まわします。
・次に、後ろから前に、10回。まわします。
・イスに座離、背筋を伸ばします。
・両手を背中の後ろで組みます。
・組んだ手を伸ばしながら上にあげて、、胸が開くのを感じたら、その状態を、20秒間、キープします。
・20秒たったら、ゆっくり戻します。
・これを、5回、繰り返してください。
・イスに座離、背筋を伸ばします。
・両手を組んで、両腕を肩の高さで前に伸ばします。
・腕を前に伸ばしながら、ゆっくりと頭を下げたときに、肩甲骨が外側に開くのを感じたら、この姿勢で、20秒間、キープします。
・20秒たったら、ゆっくり戻します。
・これを、5回、繰り返してください。
・壁から腕1本分ほど離れた位置に立ち、壁のほうに腕を伸ばして、手のひらを壁につけます。
・ゆっくりと、伸ばした腕と反対側の方向に、体全体を回転させます。
・腕の力こぶの筋肉が伸びを感じたら、この姿勢で、20秒間、キープします。
・20秒たったら、ゆっくり戻します。
・反対側の腕も同じようにおこなってください。
・これを、左右の腕を交互に、5回、繰り返してください。
これらのストレッチは、どこでも短時間で、簡単におこなうことができますので、ぜひ、実践してみてください。
ただし、痛みを感じる場合は無理をせず、医療機関の専門家に相談することをおすすめします。
コロナ後の肩こりは、通常の肩こりよりも長引くことがありますが、継続的なケアで必ず良くなります。
あせらず、ゆっくりと回復を目指しましょう。そのための方法として、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。
それでも、新型コロナウイルスが治った後に、感じるようになった肩こりが解消されないようでしたら、お近くの病院や治療院にかかられることをおすすめします。
当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。
そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。
また、他に、感染症が治った後に起きる体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広