





- Blog記事一覧 -日常生活の動作 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 17の記事一覧
日常生活の動作 | ひさき鍼灸整骨院 - Part 17の記事一覧

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
年末も近づいてくると、自宅や職場の大掃除を行なわれる方も多いかと思われます。
お掃除の中で重労働のものの一つとして、「窓ふき」があります。窓をきれいにすると、室内が明るくなって気持ちがいいものですが、体に大きな負担をかける作業でもあります。
特に、窓ふきは、腕や肩を集中的に使うために、作業後に、肩こりを訴える方が少なくありません。
肩こりが起こると、洗濯物を干す作業や台所で料理などの他の家事がつらくなるだけでなく、はき気や頭痛などの体の不調をを引き起こし、年末年始の時期を忙しいながらも楽しく過ごすさまたげになってしまいます。
そこで今回は、窓ふき作業で起こる肩こりの原因とその予防法について紹介していきます
このブログを最後まで読んでいただくことで、年末大掃除で窓ふきをすることによる肩こりの原因が解消され、家事や料理を楽しくおこなえるようになり、充実した年末年始を過ごせます。

年末大掃除での窓ふきによる肩こりが発症する主な原因として、以下の3つが考えられます。
窓ふきは、肩関節を軸に腕を動かす作業です。
肩関節は、人体の中で最も可動域が広い反面、関節のかみあわせが浅く不安定な関節でもある。
そのため、肩周辺にある多くの筋肉やじん帯で支えられています。
窓ふきの際、腕を上げ続けたりねじる動作により、肩関節の隙間が狭くなり、肩関節を構成している肩と腕の骨同士や、筋肉やじん帯がこすれます。
その結果、肩関節の周辺組織の炎症が起こり機能が低下して、肩こりが引き起こされます。
窓ふきは、同じ動作を繰り返す作業が多くなります。
この反復作業により、肩周りの筋肉に過度の負担がかかり、疲労が蓄積され硬くなります。
筋肉が硬くなることで、筋肉への血流が悪くなり、十分な酸素や栄養が供給されなくなる。その結果、窓ふき後に、回復しにくい肩こりが発生しやすくなります。
年末の窓ふき作業は、寒い環境で行われることが多い。
寒さにより血管が収縮し、肩周りの血行が悪くなります。
血行の不良は筋肉への酸素や栄養の供給をさまたげ、疲労物質の蓄積を促進します。
その結果、肩周辺の筋肉の回復が遅れて、しつこい肩こりが引き起こされます。

窓ふきをすることで肩こりが発生するのを予防するための方法として、以下のことを紹介させていただきます。
窓ふき作業の前後に適切な運動を行うことで、肩こりのリスクを大幅に減らすことができます。
以下の簡単な体操を、取り入れることをおすすめします。
1. 足を肩幅に開きます。
2. 左手のひらを、体の前からまわして、右の肩甲骨に当てます。

3. 右手のひらを、左肘に当てます。

4. 右手で左肘を、斜め後ろ上方に押し上げます。

5. 肩周辺が伸びるのを感じたら、10秒間、その姿勢を維持します。
6. 反対側も同様に行います。

7. この一連の動作を、左右交互に、3回、繰り返してください。
肩を動かす際に、肩と腕の関節が動くのと同時に、肩甲骨がろっ骨の上をスライドすることで、より大きく楽に腕を上げ下ろしできます。
窓ふきのために、腕を上げる前に、まず、雑巾を使う腕を、体の前にあげてください。

その状態から、腕を前に伸ばし、それと同時に背中を引くと、肩甲骨が外側に広がるのを感じます。

その状態で、腕を上げて、窓服の作業に取り掛かってください。

それによって、何気なく腕を上げるようり、楽に腕を上げての窓服作業が行えます。
窓ふきで左右に腕を動かす際に、腕と足の内側と外側への動きを意識することで、肩への負担を大幅に軽減できます。

1. 雑巾を内側に動かす際は、小指から肩甲骨へのラインを意識します。
2. 雑巾を内側に動かすときは、体重を内側の足にかけます。

1. 雑巾を外側に動かす際は、親指から胸の筋肉へのラインを意識します。
2. 外側に動かすときは、外側の足に体重をかけます。
この動きは、ダンスのステップを踏むようなイメージで全身を使うことで、肩だけに負担がかかることを防ぎます。

今回のブログでは、年末大掃除での窓ふきによる肩こりの主な原因として、以下の点を説明しました。
・肩関節への過度な負担
・筋肉の疲労と緊張
・寒さによる血行の不良
また、窓ふきによる肩こりの予防法として、以下のことを紹介させていただきました。
・窓ふき作業前後の体操
・肩への負担を軽減する腕の上げ方
・肩への負担を軽減するの腕の左右の動かし方
年末大掃除による肩こりは、日常生活に大きな支障をきたす可能性があるため、早めの予防をおすすめします。
ぜひ、今回、紹介させていただいた方法を試してみてください。
それでも、窓ふきによる肩こりのお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関への受診をおすすめします。
加古川市の当院でも、今回のようなケースの肩こりにも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また。他に掃除によるお体の不調への対策ブログも書いておりますので、そちらの方も参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
1. 日本整形外科学会. (2023). 肩こり診療ガイドライン2023. https://www.joa.or.jp/public/guideline/
2. 厚生労働省. (2022). 国民生活基礎調査. https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
今年の冬は、昨年よりも厳しい寒さにな理、冬らしい冬になるとの気象予報が出ていました。
冬になり寒くなると、流行ってくるのが、“風邪”です。
「風邪は万病の元」ともいわれるほど、風邪からいろいろな体調不良が起きる場合があります。
その一つとして、風邪をひいた後の疲労感が抜けないという症状です。
先日も、30歳代女性の方が、2週間、風邪をひいた状態が続いて、ようやく治ったと思ったら、疲労感が抜けないことを訴えて来院されました。
詳しくお話をお聞きすると、
「しっかり寝たつもりなのに、朝、起きたときがだるさいんです・・・」
「なんか、仕事中もぼーっとしてしまって集中できなくて・・・」
「子供の送り迎えで自転車を運転してるんですけど、すぐに息切れしてしまって、こんなことなかったんですけど・・・」
とのことでした。
今回、ご相談いただいた患者様のように、風邪をひいて、それが治った後に、何をするにも疲労感が抜けないという方が少なくありません。
そこで今回は、風邪が治った後に続く疲労感の原因とその対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、風邪が治った後の疲労感の原因が解消されて、日常生活でより活動的に過ごせます。

風邪が治った後に疲労感が抜けないという症状の原因として、以下のことが考えられます。
風邪による感染が体内で起こると、体内の免疫システムは、ウイルスと戦うために活発に働きます。
この過程で、体内では炎症性物質が生成され、脳にも影響を及ぼします。
具体的には、風邪のウイルスに感染すると、免疫反応を調整するタンパク質が脳内で炎症を引き起こし、疲労感を感じさせると、理化学研究所の研究で報告されています。
このような風邪に対しての免疫反応によって、体の活動や回復を命令する脳の機能が低下して、疲労感が発生しやすくなる。
風邪によって、鼻が詰まったり、のどが痛む、せきこむなど、呼吸機能が低下しがちです。
風邪をひいている間、呼吸が苦しくなるため、より酸素を取り入れようと、呼吸するための胸や背中、首やおなかの筋肉が過剰にはたらくことで疲労します。
風邪が治った後も、呼吸に関わる筋肉が疲労したままで呼吸機能が回復していない場合、酸素の不足からエネルギー生産が低下し、疲労感を感じやすくなります。
風邪の治療において、抗生物質がよく処方されます。
抗生物質は、有害な細菌感染には効果的ですが、有益な細菌も壊す働きがあります。
特に、体の中の90%の細菌が集まる腸のなかの細菌が、抗生物質によって減少することで、消化不良や栄養吸収の低下が引き起こされます。
その結果、体のエネルギーの生産性が低下して、疲労感を感じることになる。

風邪が治った後の疲労感を軽減するためには、まずは、呼吸機能を回復させることが重要です。そのための体操を、以下で紹介させていただきます。
大の字の体操

1. 上向きで寝て、手足を広げ、大の字になります。
2. その状態で、鼻から4秒間息を吸い込み、口から6秒間かけてはき出します。
3. この動作を7回繰り返します。
大の字の体勢は、腰に負担がかかりやすいので、3分以内でおこなうことが推奨されます。
1. 上向きで寝て、頭に枕を置き、あごを引き、手の力を抜いて、両手を天井方向にあげます。

2. そのまま、両腕を同時に天井方法へ、上げ下げするのを、5回、繰り返します。

3.次に、両腕を左右交互に天井方法へ、腕を上げ下げするのを、5回、繰り返します。

4.この一連の体操を、3回、繰り返してください。
1. イスに座った状態で、脇に手のひらを当て、優しく上下前後に、20秒間、さすります。

2. 次に、手のひらを胸に当てて、優しく、20秒間、さすります。

3.この一連の体操を、3回、繰り返してください。

今回のブログでは、風邪後の疲労感が発症した原因として、以下のことを説明させていただきました。
・免疫反応による脳内の炎症
・呼吸機能の低下
・抗生物質による消化機能の低下
また、風邪後の疲労感に対処するため、以下の呼吸改善体操を紹介させていただきました。
・大の字の体操
・背部を整える体操
・脇と胸をさする体操
風邪後の疲労感は、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高まるため、早めにケアされることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも風邪後の疲労感のお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
当院でも、今回取り上げたケースの風邪後に起きるお体の不調にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に感染症への対策に関するブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献
理化学研究所. ウイルス感染に伴う疲労倦怠感は脳内炎症が引き金 – [理化学研究所](https://www.riken.jp/press/2014/20140313_2/)
理化学研究所. 熱が引いても疲れが取れない理由 – [理化学研究所](https://www.riken.jp/press/2023/20231124_2/index.html)

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
冬になり、寒くなってきましたが、最近の軽くて暖かい防寒着商品が多くて、昔ほど着込む必要がなくなってきて、本当に身軽に過ごしやすくなっています。
防寒のために着るものとして、靴下は欠かせないものです。
さて、朝、寝起きに、寒いので、急いで片足立ちで靴下をはこうとしてら、うまくいかず体がよろけたり、はいている最中に腰に痛みを感じたというお話をよくお聞きします。
先日も、30歳代のデスクワークをされておられる女性の方が、朝、寝起きに、靴下を履こうと、片足立ちして前屈みをしている最中に、腰に激痛が走り、ぎっくり腰を発症されて来院されました。
「こんなことで、腰が痛くなるなんて・・・」となげいておられ、そのことで、仕事で座っているのも、子供を抱っこするのもつらい状態であるとのこと。
このように、靴下をはくという、日常の生活の中で何気なく行う動作ですが、思わぬ腰痛を引き起こしてしまう場合があります。
そこで今回は、靴下をはく動作が腰痛を引き起こす原因と、腰に負担をかからない靴下のはき方を紹介させていただきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、腰痛を予防しながら、スムーズに靴下をはくことが可能になり、健康的で活動的な毎日を送れます。

片足立ちで靴下をはく動作では、体のバランスを保ちながら、靴下をはくための動きを行います。
この動作には、全身の関節や感覚が連動して働きます。
それぞれの関節や感覚の役割を、以下で説明させていただきます。
・股関節:
立って支えている側の足の股関節は、わずかに後ろに伸びた状態で、体の安定性を保ち、体幹の重心をしっかり支える役割を果たしている。
・ひざ関節:
立って支えている側の足ののひざ関節は、軽く曲がり屈曲し、靴下をはく際の体の上下の動きを吸収し、バランスをとる役割を果たしている。
・足関節:
足首は、足裏全体を使って地面をとらえるように働き、特に、足の裏の内側や外側で、重心の移動の微調整をおこない、バランスをとる役割を果たしている。
・股関節:
靴下をはく側の足の股関節は、前に曲がる動げながら外側にねじる動きが加わることで、足先に手が届きやすくするの役割を果たしている。
・ひざ関節:
靴下をはく側の足のひざ関節は大きく曲がり、足先を手の方に引き寄せ、靴下を履くとき、足先を操作しやすくする役割を果たしている。
・足関節:
足首は、靴下をはき初めはつま先を上げ、はき切る際にはつま先を下げる動きをするこことで、靴がはかれる過程の位置を調整する役割を果たしている。
片足立ちの場合は、片方の持ち上げた足の重みと靴下をはく動作時の衝撃を、背骨と骨盤が連動して動き、体全体の重心を調整し、それと同時に、背骨や骨盤周辺の筋肉が働いて体が倒れないように支えます。
また、背骨を前に倒す動きを加えることで、足先に手を近づけやすくなります。
手は靴下をつかみ、足先まで持っていきますが、このとき、腕や肩の関節がスムーズに動く必要があります。
また、足先に靴下を通す際、手の位置を微調整して、その力加減をコントロールします。
片足立ちで靴下をはくときには、視覚と耳の奥にある平衡感覚センサー、そして皮ふの触られている感覚の働きが非常に重要です。
目で、足や靴下の位置を確認しながら、体全体の動きを調整します。
また、片足立ちで、体の傾きの情報を脳に伝えるために、耳の奥にある平衡感覚センサーが大きな役割を果たしています。そして、
足の皮ふ感覚は、靴下と足の相互位置を把握し、そこから伝えられる情報が、一連の動作を微調整する上で重要となる。
以上のような多くのことが、体の各所で適切に連動しておこなわれることで、片足立ちで靴下をはくことができます。
逆に言えば、この動作に必要な関節や感覚のどこかに異常があると、それをかばうために、他の部分に負荷がかかり、体を痛める可能性が高くなります。

実際、今回の患者様のお体を検査させていただくと、
・腰部の筋肉がやせて体を支えるには弱い状態
・股関節を曲げるのと内側にねじる可動域が低下
・足関節のつま先を上げるための可動域が低下
・背骨の腰と胸の部分のゆがみ
がみられて、特に、右側にその傾向が強い状態でした。
このような状態で、マルチタスクが必要な片足立ちで靴下の動作をしたことで、一気に、腰に負荷が集中して、ぎっくり腰が発症したと思われます。
たまたま、お仕事や子育てのお疲れによる体のゆがみや不調と、朝の寒さや寝起きによる体の硬さといった条件が重なったことによる、不慮の事故でもあると思われます。
治療としては、可動性が落ちている股関節や足関節を整えて、背骨と骨盤のゆがみを整え、腰にテーピングを施して腰の筋肉をサポートするなどをほど、今回の症状が発症した原因となる部分を施療しました。
治療後に、お仕事や子育てで、どうしても、お体のゆがみがでるのは避けられませんので、靴下をはく際にかかる腰への負担を軽減する方法を、いくつかお伝えしました。
次章では、実施にお伝えした方法を紹介させていただきます。
靴下をはく動作は、多くの関節を同時に使うため、腰に負担がかかりやすいです。
片足でのみ体を支える状態を避けて、なるべく多くの体の部位で体を支えることで、腰への負担を軽減できます。
以下に、腰に優しい靴下のはき方を紹介させていただきます。
靴下をはく足を台に乗せます。

前後に開いた足の先を、逆ハの字になるように外にしっかり開きます。

ひざを曲げて、手が足先に近づくようにしてから、靴下をはきます。

柔らかすぎるイスやソファは避け、座面が硬めの安定したイスに背筋を伸ばして座ります。

足の先を逆ハの字になるように外に開きます。

骨盤を立てて背中を丸めないように、股関節を軸に体を前に倒し、靴下を履きます。

イスの足元に台を置いてはく動作をすると、より腰への負担が軽減できます。


片足で立った状態で靴下をはく際の体のメカニズムを、以下で説明させていただきました。
– 支えている足と靴下を履く足の関節の動き
– 背骨、手、腕、肩の役割
– 視覚や平衡感覚の役割
腰に優しい靴下のはき方を、以下で紹介させていただきました。
– 台の上に足を置いて履く方法
– イスに座って履く方法
片足立ちで靴下をはいたことでおきる腰痛は、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高まるため、靴下のはき方を工夫されることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役にたてれば幸いです。
もし、それでも、靴下がはきにくいことにお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
当院でも、今回のブログで取り上げさせていただいたケースの靴下のはきにくさやそれによる腰痛にも対応しておりまますので、お気軽にご相談ください。
また、他に、寝起きに起こるお体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院
参考文献:
「靴下着脱動作に必要な脊椎・股関節の可動域の検討~四肢長は動作に有利となるか~」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2013/0/2013_0936/_article/-char/ja/
「靴下履き作業における人間運動の分析」

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
先日、倉庫内での荷物の運搬や整理のお仕事をされている40歳代の男性の方が、背中の痛みを訴えて来院されました。
詳しくお話をお聞きすると、
「こんな寒くなったのに、年末に向けて、すごく忙しくなって」
「荷物の上げ下ろししていると、だんだん、背中が痛くなって」
「そしたら、首も痛くなって左に振り向けないし、左肩から腕にかけてしびれ感もでで、やばいと思ってみてもらおうと思いました」
とのことでした。
この症状で、仕事もスムーズにできないし、車の運転もつらいと。
このまま放っておいたら、自分の体がどうなるか?仕事が続けられるのか?そういった不安が出てきたとおうかがいしました。
今回の患者様のように、背中の痛みから始まって、首や腕に不調が出られる方が少なくありません。
そこで今回は、背中の痛みから首やや肩・腕にかけて不調が連鎖して起きる原因とその対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、背中の痛みからおきる一連の不調を解消して、日常生活や仕事でのパフォーマンスを向上できます。

寒い倉庫で、荷物の上げ下ろし作業をすることで、背中の痛みが発して、そこから首の痛みや肩から腕にかけてのしびれ感が発症した主な原因として、以下のことが考えられます。

気温が低い倉庫内で、長時間、荷物の上げ下ろし作業を頻繁に繰り返すと、背部の筋肉が疲労と寒さで硬くなり、血流が低下しやすくなります。
その結果、背部の筋肉が機能低下を起こして、その状態で倉庫作業をすると、動作についていけず、背部に痛みが発生します。

背部の筋肉機能が低下した状態で無理に動かそうとすると、背中部分の背骨同士の関節に負荷がかかり、ゆがみが発生します。
このゆがみを補うため、背中の背骨部分の上下についている首や腰の背骨に過度の負荷がかかります。
特に、ただでさえ、首の背骨部分は、広い角度に動かすことができる反面、とても不安定な部分です。
その首に、背中の背骨部分のゆがみにより、負担が増加すると影響を大きく受けます。その結果、背中の痛みが起きた後、首に痛みが発生しやすくなる。

首の背骨は7本あり、各首の背骨の間から合計8本の神経が出ています。
特に、首の背骨の間から出る5番目の神経は、肩から腕にかけての感覚を支配しています。
背中の背骨のゆがみから首の動きが悪くなると、この神経に圧迫がかかります。
水道ホースを曲げると、うまく水が流れないのと同じように、神経が圧迫されることで、肩から腕を支配している神経が圧迫されると、感覚能力が低下して、肩から腕にかけてのしびれ感が引き起こされる。

背中の痛みを解消するための有効な対処法として、以下の体操を紹介させていただきます。

上向きに寝て、両腕と両足を大の字に広げます。鼻から4秒間息を吸い、口から6秒間かけて息をはき出し、7回、繰り返します。

上向きで寝て両ひざを曲げ、おへその横を指で軽く押さえ、鼻から4秒間息を吸い、口から6秒間かけて息をはき出し、7回、繰り返します。

上向きで寝て両ひざを抱え、そのまま前後に揺らし、この姿勢で10秒間キープし、それを3回繰り返します。

今回のブログでは、背中の痛みから首やや肩・腕にかけて不調が連鎖して起きる原因として、以下のように説明させていただきました。
・寒冷環境での倉庫作業による背部痛が発生
・背部の背骨のゆがみによる首への負担が増加
・首の神経の圧迫から肩から腕へのしびれが発生
背中の痛みへの対処法として、以下の体操を紹介させていただきました。
・胸を広げる体操
・おなかを緩める体操
・背中を緩める体操
背中の痛みは、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高まるため、早めにケアされることをおすすめします。
そのための方法として、今回、紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも、背中の痛みのお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
当院でも、今回のケースのような背中の痛みにも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に荷物の運搬作業によるお体の不調への対策についてもブログを書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献
日本整形外科学会「頚椎症性神経根症」 https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/cervical_radiculopathy.html

皆さんこんにちは、加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
年末が近づき、残業や休日出勤など、この時期はお仕事がお忙しくなっておられる方も多いかと思われます。
ここで頑張ることで、年末年始を、ゆっくり楽しく過ごすことができます。
ただ、あまりにも頑張りすぎて仕事に追われると、疲労がたまっていくのを感じる方も少なくありません。
先日も、50歳代男性の方が、年末に向けてのお仕事の忙しさのために、疲労感が抜けないと訴え、当院に来院されました。
お話をお聞きすると、しっかり睡眠時間をとったにも関わらず、朝、起きたときに疲労感が抜けず、仕事に行っても集中できず、すぐに疲れてしまったり、気力が湧かなくなったりすると、ため息まじりにおっしゃられました。
肉体的な疲労とともに、ノルマや期限に間に合わるための精神的なストレスもあるとのことでした。
こういった心身の疲労が抜けないことは、日常生活に大きな影響を及ぼします。
そこで今回は、年末のお仕事の忙しさから疲労が抜けない原因とその対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、「疲労が抜けない」という悩みの原因が解消されて、年末までのお仕事のラストスパートを無事に乗りこえて、年末年始を楽しく過ごせます。

年末の忙しさから、なかなか疲れが取れない原因として、脳疲労が関与している可能性があります。
脳疲労とは、目や耳などを通じて大量の情報を脳で処理する過程で、脳が過剰に負荷を受け疲労する状態を指します。
脳疲労の主な症状として、
・睡眠や休養後も回復感が得られない
・注意力が散漫になったりミスが増加する
・イライラや理由のない不安感など感情が不安定さになる
・頭痛、肩こり、不眠などの体の不調
などということが引き起こされます。
脳疲労が起きるメカニズムとして、以下のことが考えられます。
脳は、考えたり、感じたり、動いたりするためにエネルギーを必要としています。
このエネルギーは、主に「グルコース」という糖から供給されます。
脳の機能を働かせるためのエネルギーとなる「グルコース」は、結合して「グリコゲン」という形で、脳内で貯蔵されます。
長時間、運動や精神的なストレスがかかると、脳内でエネルギーが過剰に消費されて、エネルギー貯蔵庫である「グリコゲン」が減ってしまいます。
グリコゲンが少なくなると、脳は十分なエネルギーを得られず、疲れやすくなる。
脳内には「セロトニン」という、気分を良くしたり、睡眠を助けたりする役割を持つ神経に関わる物質があります。
セロトニンが脳内で適度な量の分泌がおこなわれていると、体の回復や精神が安定しやすくなる。
仕事で忙しくなり、ストレスを脳が受けると、脳内でセロトニンの分泌が抑制されます。
過度な運動やストレスによって、長時間、脳内のセロトニンのバランスが崩れることで、脳は疲れやすくなる。
長時間の作業やストレスは、脳の特定の部分への血流を減少させます。
特に、「前頭前野」と呼ばれる部分は集中力や意欲に関係している脳の部分への血流が減ると、血液から供給される栄養や酸素の不足により、集中できなくなります。
血流が悪くなることで、「何かを考えよう」とする力も弱まり、結果として、疲れを感じるようになる。

簡単に実践できる脳の疲れを取るための具体的な方法を、以下で紹介させていただきます。
耳・手・唇は、脳の影響を大きく受けている体の部位です。
耳・手・唇に適度な刺激を加えることで、脳をリセット効果があります。
耳・手・唇を刺激するために、
・手の指と指の間にある水かき部分を反対の手で軽くもむ

・耳を人差し指と親指でつまみ、前後左右上下に軽く引っ張る

・唇の中央から左右へと場所を変えながら軽く軽く引っ張る

という方法を、仕事の合間や自宅でテレビも見ているときなど、隙間時間を利用しておこなってください。
ストレスを受けると、無意識に心身が緊張して、疲労からの回復が遅れます。
心身をリラックスさせて脳を回復させるために、以下のことをおこなってください。
1. イスに座り、足を肩幅に広げます。

2. 股関節から体を前に倒し、頭と腕をダランと下げて脱力をします。

3. その状態のまま、鼻からゆっくり息を吸って、ゆっくり鼻から息をはいてくのを、7回、繰り返しおこなってください。

脳の疲れを取るためには、そのための食材を積極的に取り入れることが効果的です。
以下に、具体的な食材を紹介します。
・サバ、イワシ、マグロなどの青魚
・アーモンドやくるみなどのナッツ類
・豆腐や納豆などの大豆類
・バナナやブルーベリーなどのフルーツ
・レモンやグレープフルーツなどのクエン酸が多く含まれる柑橘類
・豚肉やウナギ、鶏むね肉などのビタミンB群が多く含まれる食材
これらの食材を日常生活で積極的に取り入れることで、脳疲労を軽減し、心身ともに健康を維持することが可能になります。

今回のブログでは、年末の仕事の忙しさやストレスから疲労が抜けないことは脳疲労が要因としてあげ、そのメカニズムを脳疲労、以下のように説明させていただきました。
– 脳のエネルギーの不足
– 脳のセロトニンの不足
– 脳への血流の不足
また、脳疲労への対処法として、以下の解決法を紹介させていただきました。
– 簡単な刺激法で脳をリフレッシュ
– イスでおこなう脱力法
– 脳を回復させる食事
疲労が抜けないことを引き起こす脳疲労は、日常生活に大きな支障をきたす可能性が高まるため、早めにケアされることをおすすめします。
そのための方法として、今回紹介させていただいたことが、皆様のお役に立てれば幸いです。
もし、それでも、疲労が抜けないというお悩みが続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門の医療機関に受診されることをおすすめします。
当院でも、今回のブログで取り上げさせていただいたケースにも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他に疲労によるお体の不調への対策についての記事も書いておりますので、参考にしていただければ幸いです。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献
慢性疲労症候群に関する研究 – 関西福祉科学大学 (https://www.fuksi-kagk-u.ac.jp/guide/efforts/research/kuratsune/fatigue/fatigue07.html)