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ランニング | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧
皆さん、こんにちは。加古川市のひさき鍼灸整骨院 院長の久木崇広です。
デスクワークで運動の不足を感じ、ジムに通うようにあったというお話をよくお聞きします。
運動は健康の維持に重要ですが、急な負荷をかけると、きつめの筋肉痛を引き起こす場合があります。
当院でも、特に、ジムでスクワットやランニングマシンなどの筋トレで起きるふくらはぎや太ももの筋肉痛のケアのために来院されます。
筋トレによって太ももやふくらはぎの筋肉は、日常生活に大きな支障をきたします。
イスから立ち上がる際に痛みを感じ、スムーズに動けないことがあります。また、歩くと足が重く感じられ、階段の上り下りがつらくなることも。
そこで今回は、ジムでの筋トレによる太ももやふくらはぎの筋肉痛が起きる原因とその対処法について紹介していきます。
このブログを最後まで読んでいただくことで、筋トレに起きる足の筋肉痛が起きる原因が解消されて、運動の不足の解消と筋力アップの両立し、一緒に健康な体づくりを始められます。
デスクワーク中心の方が、ジムで筋トレなど運動をすることには、多くのメリットがあります。
デスクワークで前かがみの姿勢が続くと、肩や背中が丸まりやすくなり、猫背やストレートネックの原因になる。
筋トレで、背中や肩、腰周辺の筋肉を強化することで、正しい姿勢を維持しやすくなります。
筋トレによって、筋肉に刺激を入れることで、血流が促進されます。
そうすると、脳への酸素供給も増加します。筋トレの刺激によって、脳に十分な血流が供給されると、脳から鎮痛・幸福感。ストレスの解消に効果がある物質が分泌されます。
そのことによって、デスクワークによる肩こりや腰痛などの不調を予防または改善できます。
筋トレで筋肉量を増やすと、基礎代謝が上がり、日常生活でのカロリー消費が増えます。
デスクワークで、運動不足になりがちな方には、筋トレは体型の維持やダイエット、体重管理に役立ちます。
筋力を強化することで、日常生活や仕事中の負担が軽減され、疲労感を感じにくくなります。
特に、下半身の筋力を鍛えることで、歩行や姿勢の安定性が向上します。
筋トレは、うつ症状の軽減や不安の抑制に役立つとする研究があります。
定期的な筋トレは、自己肯定感や集中力を高め、仕事のパフォーマンス向上にもつながります。
筋力は30代以降徐々に低下しますが、筋トレを続けることで筋力低下を防ぎ、健康寿命を延ばせます。
また、骨密度の維持や生活習慣病の予防にも効果的です。
このように、筋トレは、メリットの多い運動です。
ただ、筋トレで追い込むと楽しくなったり達成感を感じるので、ついついやり過ぎてしまうこともあります。
そうすると、せっかくの筋トレを始めようとした序盤に、体が痛くてお困りになる場合があります。
やっていくうちに、慣れていくものですが、早めにケアする方が、さらなる筋力アップやケガの防止にも役立ちます。
筋トレなどによる筋肉痛は、遅発性筋肉痛とも呼ばれて、運動後12〜24時間後から痛みを感じ始めて、その痛みのピークに達するのは、2〜3日後とされています。
回復時間は、個人によって変わりますが、おおむね3〜7日間とされています。
このような特徴を持つ遅発性筋肉痛が起きるメカニズムは、以下のことが考えられます。
筋トレの動作中に、太ももやふくらはぎの筋肉を、縮みながら伸ばされる動作が繰り返されます。
この際、筋肉の繊維や細胞が微細に損傷し、これが筋肉痛の発生の要因となる。
筋の損傷が起こると、炎症の反応が開始されます。
筋肉が炎症をした部位には、マクロファージや好中球といった免疫細胞が集まり、修復作業をおこないます。
この過程で、痛みを発する物質が放出され、筋肉内の痛みを感じるセンサーが刺激され、その情報が脳に伝えられて、痛みを感じるようになる。
炎症に伴い、血管から内部の物資がにじみ出やすくなり、筋肉が腫れます。
そうすると、筋肉内の痛みを感じるセンサーが敏感となり、筋肉の軽い伸び縮みや圧力でも鈍い痛みを感じやすくなります。
足の筋肉では、特に、太ももやふくらはぎに違和感や痛みを覚えやすいです。
筋肉痛があると、筋力が一時的に低下します。特に、筋肉を意識的に最大限発揮できる力が減少します。
さらに、筋肉痛が原因で、関節の動きが制限される場合もあります。
例えば、骨盤からスネの骨にかけて、ひざをまたいでついている太ももに筋肉痛があると、ひざの曲げ伸ばしがぎこちなくなることがあります。
デスクワーカーの方が、久々の筋トレによって起きる筋肉痛を早く回復させるための方法を、以下で紹介させていただきます。
デスクワーク中でも、筋肉の回復を促進する工夫ができます。
1時間に1回程度、5分間、立ち上がって軽く背伸びや屈伸をしたり、軽く歩いたり足踏みなどをすることで、体の血流を改善し、筋肉の回復を助けることができます。
また、デスクワークで座っていても、座ったまま足首を回す運動や、ふくらはぎや太ももを上下げたりあげおろしをしたりする運動でも、滞った筋肉への血流を改善し、筋肉痛の緩和に役立ちます。
質の高い睡眠は、筋肉の回復に重要です。
それは、睡眠中に分泌される成長ホルモンが、筋肉の修復を促進するためです。
睡眠の質を上げるには、同じ時間に寝て、同じ時間に起きる、といった生活と睡眠のリズムを整えることが必要です。
また、入浴でいったん体温をあげて、お風呂から出て2時間前後のあたりで体温が下がり始め、体が睡眠モードに入ります。
ですので、適切な入浴と寝床に入るタイミングを意識することで、睡眠の質が上がり、その結果、筋肉痛の回復が早まります。
筋肉痛があるからといって、完全に体を動かさないでいるのは逆効果です。適度なストレッチや軽い運動は、血流を促進し、筋肉の回復を早めます。
ガシガシと体を伸ばすストレッチではなく、一定の姿勢を保持するゆっくり静かなストレッチが、筋肉痛の緩和に効果的です。
特に、足の筋肉に関するストレッチ方法を、以下のブログでも書いておりますので、参考にしていただければ幸いでうす。
また、軽いウォーキングは筋肉痛の緩和に効果的です。
昼休みや仕事の帰りに、15〜20分程度のウォーキングをおこなうことで、血流が促進され、筋肉の回復が早まります。
体を温めることで、筋肉内のカルシウムが分離や血流が促進し、筋肉の緊張を和らげます。
特に、39〜41度に設定した湯船に、15〜20分間、つかることで、全身の血流が改善され、筋肉痛の緩和につながります。
筋肉の回復には、適切な栄養摂取が欠かせません。
特に、筋肉の修復にはタンパク質が不可欠です。運動後30分以内に、体重1kgあたり0.3gのタンパク質を摂取することが、一般的なガイドラインとして推奨されています。
例えば、体重60kgの方なら、約18gのタンパク質摂取が目安となります。
また、筋肉の90%は水分で構成されているので、適切な水分補給は、筋肉の回復と筋肉痛の緩和に重要な役割を果たします。
運動後に、積極的に水分をとることも必要ですし、デスクワーク中も、1時間に1回、200ml程度の水を飲むことを心がけてください。
これにより、筋肉のエネルギーの生成が促進され、回復が早まります。
今回のブログでは、以下のようなデスクワーカーの方が筋肉トレーニングすることのメリットをあげました。
・姿勢の改善
・腰痛や肩こりの予防・改善
・メンタルヘルスの向上
・老化予防と健康維持
また、筋トレをするメカニズムについて痛みが発症する要因として、以下のことを説明しました。
・筋肉の微細な損傷
・炎症反応と発痛物質の放出
・筋の腫れと痛みの過敏性
・筋力の低下と関節の可動域の制限
また、筋トレによる筋肉痛から早く回復するための方法として、以下のことを紹介しました。
・デスクワーク中の小まめな運動
・質の高い睡眠
・適度なストレッチと軽い運動
・入浴による体温調の整
・適切な栄養と水分摂取
デスクワーカーの方の、筋トレによる筋肉痛は日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。
早めのケアが大切ですので、ぜひこれらの対策を実践してみてください。今回、紹介させていただいた方法が皆さまのお役に立てれば幸いです。
もし、それでも筋肉痛の症状が続く場合は、お近くの病院や治療院などの専門医療機関への受診をおすすめします。
当院でも、今回のケースのような筋肉痛にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
また、他の運動することで起きるお体の不調への対策のブログも書いておりますので、参考にしていただければと思います。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
参考文献:
日本整形外科学会. (2021). 筋肉痛の原因と対処法. https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/muscle_pain.html
厚生労働省. (2022). 運動習慣の重要性について. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/undou/index.html
60歳代女性の方がご来院されて、
「エアロバイクがいいって友達に誘われて」
「ジムに行って30分ほどこいだんです」
「そしたら太ももが痛くて靴下がはけんくなったんです」
とお悩みをお話しくださいました。
普段はしないエアロバイクをすることで筋肉を痛めてしまったことはないですか?
エアロバイクは、運動としてはとてもいいものですが、トレーニング機器だけに使い方や乗り方に注意が必要です。
そこで今回は、エアロバイクについての留意点を紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、を、よりエアロバイクを効果的にしよすることができます。
エアロバイクのメリットとしては、
・自分の体重をかけず、関節に優しい運動ができる運動ができる
・酸素を取り込んでの運動なので代謝の向上し、血行が促進される
・天候に左右されずにできる室内運動
・全身の筋肉の70%は足であるんで、足を動かすエアロバイクは運動の効果が高い
といったことが挙げられます。
デメリットとしては、トレーニング機械なので、使用を間違えると体を痛めてしまいます。
自転車のように気軽に乗りがちですが、ジムにトレーナーがいらっしゃったら、怪我防止のために、使用方法やセッティングを必ずお聞きください。
今回の患者様のように、初めてエロバイクを乗った場合は、普段使わない筋肉を使用するので、筋肉痛が出るのは当然です。
「バカなことをした…」と後悔をされておられましたが、筋肉痛が出るのはしっかり運動をしたという証拠です。
あとは、ご自身の体力に合わせて、エアロバイクを使用する際の負荷や時間を調整していかれれば、全然大丈夫です。
エアロバイクの使い方や乗り方の注意点として、
①準備運動をする
エアロバイクは負荷をかけての運動ですので、いきなり乗ると筋肉がその負荷に順応できず怪我の元となります。ラジオ体操程度の準備運動をして、筋肉を温めてから、エアロバイクを始めてください。
②サドルを合わせる
サドルの高さが低すぎると足に負荷がかかりすぎます。サドルは、ペダルに足をかけた時に膝が少しだけ曲がるぐらいの高さが理想です。
つま先でエアロバイクをこぐと足に負荷がかかりすぎます。ペダルを踵から押し出すように漕いでください。
④力の入れ方
ずっと力を入れてペダルを漕いでいたら、無酸素運動となりすぐに体はエネルギー切れを起こします。
ペダルと漕ぐ時は最初のひと押し、90度ぐらいまで力を入れたら、あとは慣性に従って力を抜いて楽に漕いでください。
肩や腕などもリラックス状態でハンドルを握ってください
⑤心拍数に合わせてこぐ
エアロバイクに心拍数を計る機器がついていましたら、ご自身の心拍数に合わせて漕ぐと効果が高いです。
心拍数の計算式は、
(220ー年齢)×0.55〜0.65
今回の60歳の患者様で白太、(220-60)×0.55〜0.65=88〜104拍 のような心拍数を見ながらエアロバイクを操作してください。
⑥時間
最初は20分以内で行ってください。慣れてきたら40分から1時間ぐらいを目安にしてください
⑦整理体操
エアロバイクを終わったあとは、ゆっくりとしたストレッチを行ってください。
その場では難しいよでしたら、自宅に帰ってからゆっくり湯船に浸かってください。
①〜⑦のことを注意して、エアロバイクでお身体を鍛えて見てください。
①〜⑦をやっても筋肉痛がきつい状態でしたら、放っておくと肉離れや捻挫などの元となりますので、お近くの専門の治療院で早めに手当をされることをお勧めします。
当院もこのエアロバイクをやりすぎによる筋肉痛に対しての治療を行なっております。
当院では、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。
当院で治療を受けていただき、体を整えることで、筋肉の痛みを緩和し、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。
エアロバイクは運動不足解消のために、手軽にできるトレーニング機器です。
非常に良い運動方法なので、皆様が楽しんで行えるために、今回のブログがお役立ちいただけたら幸いです。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広
女子学生が来院されて、
「腰が、歩いててもじっと座ってしてても痛くて…」
何かきっかけとかあったの?と質問すると、
「う〜ん、毎週、体育で持久走するようになってからかな?」
と、なれないランニングをしたことで腰痛を起こしてしまったようです。
そこで今回は、ランニングを始めたときに起こる腰痛について、そうなった理由と対処法などを紹介させていただきます。
このブログを読んでいただくことで、ランニングによる腰痛を解決することができます。
さらにお話を詳しくお聞かせいただこうと、どれぐらい走ったかをお聞きすると、
「何キロかわからないけど、30分ぐらい走ってる」
と言うことだったので、およそ5〜6kmぐらいのランニングと思われました。
さらに、腰痛くなってから何かケアしたの?と尋ねると、
「全く何もしてない、家帰ったら本読むか絵描いてる」
とのことでした。
腰が痛いと何が困りますか?との問いに、
「座って本読んでると痛くなるのがイヤで、読む本結構溜まってるから」
と趣味が思うようにできないとのことでした。
ランニングは片足で着地して、反対の足をふりこのように前に出す動作を連続で行います。
つまり、大雑把に言えばランニングは、
「小さいジャンプの繰り返し」
と言えます。
ジャンプを繰り返すことで、着地のときに腰や足が衝撃が走ります。
特に太ももの前の筋肉に負担がかかりやすいとされています。
太もも前の筋肉は骨盤と繋がっていますので、疲れて硬くなることで、骨盤が前に倒れます。
そうすると腰が前に反った状態となり、その状態が続くと、筋肉や靭帯、背骨などに負荷がかかりすぎて腰痛を引き起こします。
実際、女子学生の方を検査したところ、特に左側の太ももの筋肉が硬くなっており、左骨盤が前に倒れた捻れた状態でした。
そのねじれを代償して体を動かしていた結果、腰痛が起こり、さらに体全体に歪みが発生していました。
治療としては、腰や股関節、膝への整体を行い、一緒に肩首のバランスを整え、痛めた腰の組織の回復を早めるために、微弱電気治療も合わせて行いました。
その後、ランニングした後の自宅でできるケアの方法もお伝えしました。
体育の授業でランニングをした日は、家に帰った後、じっとしていることが多いとのことでしたので、
・体を温める
・体に刺激を与える
ことを重点的にしてくださいとお伝えしました。
①体を温める
体を温める手っ取り早い方法は、湯船にしっかり浸かり風呂に入ること。
理由としては、体温が38度ぐらいにまで上がると、筋肉は緩む性質を持っています。
自分お体温プラス4度ぐらいのお湯の温度で、10分以上湯浴できればベストです。
②体に刺激を与える
スポーツした際の筋肉の疲労は、スポーツ後に筋肉への軽い運動や刺激を与えた方が回復が早いことが、研究で報告されています。
お風呂で温めた上で、ランニングで負担のかかる太もも前のストレッチをして、刺激を与えるようにしてください。
やり方は簡単です。
立った状態で、片膝を曲げて、手で足の甲を持ちます。
足の甲を持った手を引いて、太もも前の筋肉を伸ばします。
伸ばす方向は、真っ直ぐ・外側・内側と三方向に行ってください。
当院はランニングによって起こった腰痛に対しての治療を行なっております。
当院では、
①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。
②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。
③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。
④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。
⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。
といった流れで、治療をさせていただきます。
当院で治療を受けていただき、体を整えることで、ランニングによる腰の痛みを緩和し、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。
治療後に、
「ん〜腰軽い、走るのほんと苦手なんで、これでなんとかなりそう」
と感想をいただきました。
当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。
監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広