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膝の痛み | ひさき鍼灸整骨院の記事一覧

安全靴を履いて歩いたり走ったりしていると太ももの裏が痛くなる理由とその対処法 

2024.05.13 | Category: お尻の痛み,予防,体操・ストレッチ,太ももの痛み,歩き方,疲労,筋肉疲労,職業病,股関節の痛み,膝の痛み

 

工事の現場や重い機械・部品、荷物などをあつかうお仕事では、つま先に硬いカバーを入れて保護する

 

「安全靴」

 

を履かれている方が多いと思われます。

労働安全衛生規則第558条2項でも、事業者が作業中の労働者に、職場にあった安全靴を指定し使用させなければならないと定めています。

また、実際、安全靴を履いていたおかげで、危ない状況でも、ケガせずに助かったことが何度もあったというお話をよくお聞きすることからも、安全靴は有用さを感じます。

最近の安全靴などは、昔の重い・動きにくいといったデメリットが軽減されて、少し値段が張りますが、機能性と耐久性が上がり、仕事をしていても楽になったというお話もよくお聞きます。

しかし、そうはいっても、やはり、安全性も確保するため、通常の靴のように歩いたり走ったりする際には、ある程度の制限がでます。

それによって、安全靴を履いて歩いたり走ったりしていると、太ももの裏あたりに痛みを感じる方が少なくありません。

そこで今回は、安全靴を履いて歩いたり走ったりすることで太ももの裏が痛くなる理由とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、安全靴を履くことで起きる太ももの裏の痛みを予防し、ストレスを感じることなく仕事を従事できます。

 

 

 

安全靴を履いて歩いたり走ったりすることで太ももの裏が痛くなる理由

 

安全靴を履くことで、足先や足首の動きが制限されます。地面に足裏をつけて立ったときに、人間の体重分の圧力が地面に伝わります。

地面の方も、この圧力に負けないように、足の裏に同じ分の圧力を押し返します。

この足の裏へ地面から押し返してくる圧力を利用して、走ったり歩いたりします。

地面から跳ね返ってくる圧力を利用するためには、足先の関節、足首の関節、ひざ関節、股関節が連動して動く必要があります。

 

安全靴は、足先や足首周辺を守るために硬い構造をしており、足先や足首の関節の動きが制限されます。

それによって、安全靴を履いて歩いたり走ったりする際は、足先や足首の関節分の動きをカバーするために、ひざの関節と股関節への負荷が大きくなります。

歩いたり走ったりする際には、

 

・ひざの関節と股関節を伸ばす

・ひざの関節と股関節を曲げる

 

ことが交互におこなわれることで前進できます。

この動きは、

 

「太ももの前面の筋肉」

「太ももの裏の筋肉」

 

が伸びたり縮んだり、綱引きをするように交互に活動することでおこなえます。

歩いたり走ったりする際に使う「太ももの前面の筋肉」と「太ももの裏の筋肉」を比べると、太ももの裏の筋肉のほうが弱いとされています。

安全靴を履いて歩いたり走ったりする際に、「太ももの前面の筋肉」と「太ももの裏の筋肉」に負荷が続くと、弱い方の筋肉である「太ももの裏の筋肉」が、先に疲労し硬くなります。

その状態で歩いたり走ったりすると、太ももの裏の筋肉が対応できず、痛みが発生します。

 

 

 

安全靴を履いて動くと太ももの裏に痛みを感じた時の対処法

 

安全靴を履いて走ったり歩いたりする際に、

 

・太ももの前面の筋肉

・太ももの裏の筋肉

・お尻の筋肉

 

に負荷がかかりやすくなります。

この3つの筋肉を刺激し柔軟性を上げバランスを整えることで、太ももの裏の筋肉への負荷が軽減できます。

そのためのストレッチの方法を、以下で紹介させていただきます。

 

太ももの前面の筋肉へのストレッチ

壁に手をついて体を支えて、右ひざを曲げて、右手で右の足の甲を持ってください。

 

右手で持った右の足の甲を上方に引き上げて、太ももの前面の筋肉が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

 

左の足も同じようにおこなってください。

これを、左右の足で交互に3回、繰り返しておこなってください。

 

太ももの裏の筋肉へのストレッチ

右手を壁につけて体を支えながら、台の上に、左足をまたいで左斜めに方向に右足を乗せます。

 

右斜め前に体を倒して、右の太ももの裏の筋肉が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

 

左の足も同じようにおこなってください。

これを、左右の足で交互に3回、繰り返しておこなってください。

 

お尻の筋肉へのストレッチ

イスに座って、左の太ももの上に、右の足のひざを曲げてのせます。

 

そのままの状態で、体を前に倒して、右のお尻の筋肉が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

 

左のお尻も同じようにストレッチをおこなってください。

これを、左右の足で交互に3回、繰り返しておこなってください。

 

 

 

まとめ

 

ケガを予防するための安全性が優先される職場では、安全靴は欠かせないアイテムです。

安全靴によって安全性を引き換えにかかる体への負荷を最小限にするためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

それでも安全靴を履いて走ったり歩いたりすることで起きる太もも裏の痛みへのお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

また、他に、職業の特性による体の不調への対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。

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ひざや股関節の症状に伴う肩こりでお悩みのシニアの方に知ってほしい要因とその対策

2024.05.07 | Category: 体操・ストレッチ,股関節の痛み,肩こり,肩の痛み,背中の痛み,腰痛,膝の痛み,関節

 

ひざや股関節に症状をお持ちのシニアの方から、

 

「何もしてないのになんで肩がこんなにこるんですか?」

 

という質問をよくお受けします。

下半身の症状に加えて、肩こりまで感じることで、気持ちが落ち込むともお聞きします。

そこで今回は、ひざや股関節に症状をお持ちのシニアの方が、肩こりを感じやすくなる理由とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、肩こりに悩まされることがなく、ひざや股関節の回復に集中できます。

 

 

 

ひざや股関節に症状があるシニアの方が肩こりを感じやすくなる理由

 

ひざや股関節の症状をお持ちのシニアの方が、肩こりも感じることへの関連について、以下で紹介させていただきます。

 

代償作用のため

頭から足の先まで、体のシステムは一つにつながっています。

ですので、体の一部に問題がある場合は、他の部位で代わりの働きを強いることがあります。

例えば、ひざや股関節の痛みがあると、歩行や立ち上がりなどの動作の制限が生じます。

そうすると、ひざや股関節の動きをカバーするために、腕で体を支えたり持ち上げたりすることで、肩に負担がかかります。

その結果、肩がこることが発生しやすくなります。

 

姿勢のゆがみ

ひざや股関節の症状がある場合、姿勢が崩れやすくなります。

例えば、歩行する際に、ひざや股関節の痛みを軽減するために、健康な部位へ重心を移します。

それによって、下半身の姿勢のゆがみが発生し、それを肩の位置を変化させることで補正して、バランスをとります。

そのため、肩に余分な負荷がかかり、肩こりが生じる可能性があります。

 

活動の制限 

ひざや股関節の症状により、立つ、歩くなどといった日常の活動が制限されがちです。

例えば、ひざや股関節の痛みから、座って活動しない時間が長くなります。

そうすると、肩を動かす量も減ることで筋肉が硬くなり、肩こりが生じる可能性が高まります。

 

 

 

ひざや股関節に症状に伴う肩こりへ対処するための体操

 

ひざや股関節に症状に伴う肩こりを解消するためには、肩だけではなく、背中や腰の柔軟性が必要です。

というのも、ひざや股関節の症状から、体の動きが制限されたときに、肩だけでカバーするのではなく、肩とともに背中や腰も連動して動くことで、肩への負担を軽減できるからです。

そのための体操を以下で紹介させていただきます。

 

イスに浅く腰掛けて、背筋を伸ばしてください。

⬇︎

左右の手のひらを合わせて指を組んでください。

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指を組んだまま胸の前に上げて、肘を伸ばし、前方に突き出して、肩甲骨を外に広げ、10秒間、キープしてください。

⬇︎

腕をゆっくりと頭の上に上げて、腕を天井側に伸ばして、10秒間、キープしてください。

⬇︎

頭の上にあげた腕を、ゆっくりと下ろして、手のひらを頭の上に置いてください。

⬇︎

頭の上にのせた手のひらを、頭の後ろに回してあててください。

⬇︎

手のひらを頭の後ろにあてたまま、肘を外方に開いて、胸を突き出すように広げ、10秒間、キープしてください。

⬇︎

頭の後ろに手をあてたまま、肩の力を抜いてください。

⬇︎

指を組んだっまま、 ゆっくりと頭の上にあげて伸ばし、10秒間、キープしてください。

⬇︎

指を踏んだまま、ゆっくりと両手を胸の前に下ろして、前方に伸ばし、肩甲骨を外方に広げて、10秒間、キープしてください。

⬇︎

伸ばした腕を下ろして、元の姿勢に戻してください。

 

これを、3回、繰り返しておこなってください。

 

 

 

まとめ

 

シニアの方が、ひざや股関節に症状があると、だんだんと体のバランスが崩れたり、活動量が低下することで、2次的に肩へ影響がおよびます。

そういった肩こりを少しでも軽減して、ひざや股関節の症状の回復に集中するために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

それでも下半身の症状に伴って発生する肩こりのお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

また、他に、肩こりへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。

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春の山登りを楽しむために登山でおこるひざの内側の痛みへの対処法

2024.04.21 | Category: ウォーキング,予防,体操・ストレッチ,太ももの痛み,,歩き方,疲労,筋肉の損傷,筋肉疲労,筋肉痛,膝の痛み,運動,関節

 

山を眺めると新緑が美しい季節になってきました。こういった時期は、ハイキングや山菜取りなどで、山に登られる方が増えます。

山に登ることは、体力の向上や精神的リフレッシュなど、心身の健康に良い影響がでます。

その一方で、山の上り下りは、体に負荷をかける運動でもあるので、登山することで体のトラブルが発生する場合があります。

そのうちの一つとして、

 

「ひざの内側の痛み」

 

が登山をすることで引き起こされてしまう方が、少なくありません。

そこで今回は、山登りのためにひざの内側に痛みがでる理由とその対処法について紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、山登りでおこるひざの内側の痛みを解消できます。

 

 

 

山登りでひざの負荷がかかる理由

 

登山をすることで、ひざに負荷がかかる理由として、以下のことが考えられます。

 

上り坂におけるひざへの負荷

山で上り坂を登る際、ひざは自分の体重を支え、なおかつ、前進するために、前上方に体を押し上げるため、大きな負荷がかかります。

 

下り坂におけるひざへの負荷 

山で下り坂を歩く際、上り坂と同じく自分の体重を支えて、なおかつ、転ばないようにブレーキをかけ、衝撃を吸収しながら歩くため、ひざに大きな負荷がかかります。

 

不均一な足場によるひざへの負荷

舗装された平地と違い、山登りの足場は、土や岩がむきだしのことが多く、不均一な地形を歩くことが多い。

そのため、岩場や段差などを歩く際に、体を安定させたり衝撃を吸収するために、ひざの動きが重要です。

そういった山登りの際、地形に適応するために、ひざへの負荷が増加します。

 

山登りのための荷物によるひざへの負荷 

たとえ低い山でも、登山中は何が起こるかわからないため、十分な装備や荷物を持っておこなわれます。

自分の体重だけでなく、荷物の重さが加わることで、ひざへの負荷も増加します。

 

 

 

山登りでひざの内側に痛みが発症する理由

 

山登りをスムーズにするためは、ひざの動きが重要になります。そのひざの動きを安定させるためには、ひざ周辺の筋肉がサポートします。

ひざを動かす時に安定させる働きのある筋肉は3つあります。

それぞれ、骨盤からでて、太ももの前方と内側と後方を通り、ひざのお皿の内側下方5〜7センチほどの場所で合流します。

山登りで、ひざに負荷をかけながら、曲げたり伸ばしたりを繰り返して歩いていると、ひざの内側の筋肉の付着部分が摩擦されて、炎症を起こし痛みが発生します。

これは一般的に、

 

「鵞足炎(がそくえん)」

 

とも呼ばれるひざの内側のケガです。

この「鵞足炎(がそくえん)」とも呼ばれるひざの内側の痛みが起こることで、運動をしたり、階段を下る際、歩くときに痛みが増します。

また、重症になると、安静にしていてもうずくように痛みを感じる場合があります。

 

 

 

山登りをすることで起こるひざの内側の痛みへの対処法

 

山登りを終えた直後は、ひざの内側に炎症が起こっているため、まずは、痛みが起こっている部分を氷水で冷やしてください。

炎症は、48〜72時間がピークですので、山登りから3日ぐらいたつと、ひざの内側の炎症が引いてくることが多いです。

その時に、山登りでひざを安定させつために働くことで疲れて硬くなった筋肉にストレッチを施してください。

そのことによって、筋肉への血流が良くなり、柔軟性が上がることで、ひざの内側の痛みが緩和されます。そのストレッチの方法は以下の通りです。

 

ひざの前面の筋肉へのストレッチ

下向きに寝て、右の肘を立て、体を起こし、左の太ももの下に、巻いたタオルを置きます。

左足のひざを曲げて、左手で足の甲を持ちます。

 

足を持った左手で、足を外側に倒して、10秒間、キープします。

 

反対側の足も同じようにおこなってください。

これを左右の足を交互に、3回おこなってください。

 

ひざの内面の筋肉へのストレッチ 

四つんばいになって、右足のひざを曲げて床につけ、左足は左の外方に伸ばします。

 

左足を左外方へ足を滑らすように伸ばして、左太ももの内側が伸びるのを感じたら、10秒間、キープします。

 

反対側の足も同じようにおこなってください。

これを左右の足を交互に、3回おこなってください。

 

ひざの後面の筋肉へのストレッチ

足を伸ばして座ります。そして、右ひざを曲げて、右の足の裏を左の太ももの内側につけるように倒し、左足は伸ばしたまま、足さくを左側に倒します。

 

体を左の太ももの外側に倒して、左の太ももの裏が伸びるのを感じたら、10秒間、キープします。

 

反対側の足も同じようにおこなってください。

これを左右の足を交互に、3回おこなってください。

 

 

 

まとめ

 

山登りは、筋力や持久力、バランス感覚など、いろいろなことを向上できる運動です。

また、自然に触れ合うことで、脳や自律神経も同時に活性化できます。

このようなメリットの多い山登りは、これからの季節、積極的におこなってほしい運動の一つです。

ですので、山登りでおこりがちなひざの内側のトラブルを素早く解決するために、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

それでも山登りによってひざの内側の痛みへのお悩みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

また、他にひざの痛みへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。

朝、目覚めたときにひざにこわばりを感じる理由とその解消法

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監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

春の買い物シーズンに知っておきたい足の疲れ対策

2024.04.11 | Category: ウォーキング,こむら返り ケイレン つる,ふくらはぎの痛み,予防,体操・ストレッチ,太ももの痛み,姿勢,日常生活の動作,,歩き方,生活習慣,疲労,筋肉疲労,股関節の痛み,膝の痛み,足首の痛み,関節

 

春になり、暖かくなったことで、買い物や食事のために外で出歩く機会が増えていく時期です。

こういった季節になると、日頃、散歩しているときは大丈夫だが、買い物で歩き回ると、足が疲れて、その晩には足がつって痛い思いをされる方が少なくありません。

そこで今回は、普段は大丈夫だが、買い物で歩き回ると足が疲れてしまう理由とその対処法について紹介させていただいます。

このブログを読んでいただくことで、買い物で歩き回った後の疲れを素早く解消できます。

 

 

 

買い物で歩き回ることで足が疲れやすくなる理由

 

散歩を日頃からしているときは、それほど疲れないのに、買い物で歩き回ったときは、足が余計に疲れを感じる理由を以下で紹介していきます。

 

姿勢の崩れ

目線をまっすぐ前に向けて、背筋を伸ばして歩くときは、上半身と下半身はバランスが取れた状態で体は支えられていまが。

しかし、買い物をしているといは、商品を見るために視線が下に向けるため、

 

・頭が前に倒れる

・背中が丸くなる

・腰が落ちるる

 

といった上半身が脱力をした姿勢で歩くことになる。

それにより、上半身を支えながら歩くために、下半身に、すなわち足により負荷がかかるため、買い物をするために歩くと足に疲労が引き起こされます。

 

衝動的な行動

買い物をしていると、興味をひかれるものが目に飛び込みます。

そうすると、衝動的に歩いて近づいていきます。

通常は、目的に向かって、目標を意識して、体を動かします。

つまり、心と体は一体となって動きます。

しかし、買い物では、興味がひかれる商品があると、その瞬間に意識だけが先に目的に到達しまい、体が取り取り残された状態になる。

取り残された体は、無意識の状態となり、自動的に動きます。

この無意識の状態での体の動きは、5〜6歳ごろに獲得した動きのデータにもとづいて動きます。

通常の5〜6歳ごろの子供が走ったり箸を使ったりするなどの動きは、余計な力が入ってぎこちないものです。

そのデータを使って、買い物中は無意識で歩くので、必要以上に余計な力が足に入り、疲れやすくなります。

 

動くの方向のズレ

散歩のときは、前にすすむ足の力と同調して、上半身の力を前方につかい、力を使う「方向」を合わせて行動します。

しかし、買い物中は、前に足を使って歩きながら、上半身は商品を見るために、歩く方向とは別の方向に力が向きます。

そうすると、足と上半身の動きにズレが生じて、効率的な歩き方ができなくなり、買い物で歩き回っていると疲労がたまりやすくなります。

 

 

 

買い物で歩き回ることで疲れた足への対処法

 

買い物で歩き回ることで疲れた足を回復させる体操の方法を以下で紹介していきます。

 

股関節の前面を伸ばす体操

片方の足を前に出してひざを曲げ、反対側の足を後ろに引いて床にひざをつけます。

そのまま体重を前方に移動させて、後ろに伸ばした足の股関節の前面が伸びているのを感じたら、10秒間、キープしてください。

足を反対にして、同じようにおこなってください。これを3回繰り返してください。

 

太ももとふくらはぎの前と後を伸ばすの体操 

両足を伸ばして座り、両足の指を開きながら、両足首を足の甲側に曲げます。

太ももやふくらはぎが伸びるのを感じたら、10秒間、キープします。

次は、両足の指をグーに握った状態で、両足首を足底側に伸ばして、10秒間、キープします。

これを3回繰り返してください。

 

お尻を伸ばす体操

イスに座って、片方の足のひざを曲げて、反対側の足の太ももの上にのせます。

息をはきながら、体を前に倒して、太ももの上にのせた足のお尻の筋肉が伸びるのを感じたら、10秒間、キープしてください。

足を反対にして、同じようにおこなってください。これを3回繰り返してください。

 

 

 

まとめ

 

いろいろなものを見てワクワクしながら、買い物で歩き回るのは、ホルモンが分泌が促進されて、快楽や満足感が向上したり、ストレスが解消されやすくなります。

せっかく買い物で気分が良くなっているので、足の疲労によって不快な思いをされないためにも、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

それでも買い物で歩き回ったことで足の疲労が解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

また、他に歩行に関する対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。

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スーパーに買い物をするためにでかけて歩き回ると、ひざの裏が痛くなって、しばらく座って休んでしまうというお話をシニアの女性の方からよくお聞きします。

そういったことを、毎回、繰り返していると、歩くことに自信がなくなって、外出することがおっくうになるそうです。

そこで今回は、シニアの女性の方が、スーパーへ買い物のために歩いた際にひざの裏の痛む要因とその対処法について紹介していきます。

このブログを読んでいただくことで、買い物に歩いて行くことへの不安を解消できます。

 

 

 

買い物のために歩くことでおこるひざの裏が痛む要因

 

人間は歩くときのひざは、「曲げる」「伸ばす」を繰り返しています。

このひざを「曲げる」「伸ばす」のうち、歩行で重要なのは、実は、「伸ばす」動きです。

一歩の歩行で、ひざの関節を0度から60度の間で、曲げ伸ばしをします。

ひざの関節の面は、肩関節や股関節のような凹凸ではまり込むような形状ではなく、平たい面同士が向かいあっているため、非常に不安定な関節です。

 

ですので、骨の構造で関節を支えるだけでなく、筋肉やじん帯の助けが必要です。

また、そんな不安定な関節でも、骨の構造で最も安定するのが、ひざの関節が伸びた状態です。

 

歩くときに、ひざが伸ばし切るべきターンは、片足に体重がかかり、それを支えるために安定が求められます。

そのシーンで、何らかの影響でひざが伸びないと、ひざの骨で支える比率が低くなるので、それを代償するために、ひざ周辺の筋肉、特にひざの裏の筋肉への負荷が大きくなります。

ひざの裏の筋肉は、ひざを伸ばすための強力な筋肉です。

歩くことでひざが伸びないことで、この強力な筋肉への負荷が続くことで疲労して、ついにはひざの裏に痛みが発生します。

また、歩行時にひざが上がらないことで、ひざ関節以外の関節を余計に動かすため、腰や股関節痛などに二次的な痛みを引き起こす要因となる。

 

 

 

歩くことでひざの裏の痛みを発症さないための対処法

 

買い物などで歩き回るときに、ひざの裏お痛みが発生させないための対処法としては、日頃から「ひざを伸ばす」訓練をする必要があります。

そのための方法を以下で紹介していきます。

 

ひざをぶらぶらする

イスに座り、両手で片方の足の太ももをかかえて、足が床につかないい高さに持ち上げます。

 

その状態で、ひざから下を前後に10回ぶらぶらさせる。

 

反対側の足も同じようにおこなってください。

これを交互に3回づつ繰り返してください。

 

太もも裏を伸ばす

イスに座り、片方の足を前に置いた補助のイスの上にのせます。

 

目線をつま先において、ゆっくりと息をはきながら体を前に倒します。

太もも裏が伸びているのを感じたら、そのまま10秒間、キープしてください。

 

反対側の足も同じようにおこなってください。

これを交互に3回づつ繰り返してください。

 

ふくらはぎを伸ばす

片方の足を前に置いた補助のイスの上にのせます。

 

ゆっくりと息をはきながら、つま先を足の甲側に倒します。

ふくらはぎが伸びているのを感じたら、そのまま10秒間、キープしてください。

 

反対側の足も同じようにおこなってください。

これを交互に3回づつ繰り返してください。

 

 

 

まとめ

 

コロナ禍以来、ネットでの通販販売も発達しましたが、日々の買い物は、実際、目で見て手に取らないと、わからないことが多いです。

また、買い物すると、スーパーで会った方とお話しする機会もあり、人との交流ができます。

歩いて出かけ買い物に行くことは、そういったメリットも多いので、それがスムーズにできるように、今回、紹介させていただいたことがみなさまのお役に立てれば幸いです。

それでも買い物で歩くとひざの裏の痛みが解消できないようでしたら、お近くの治療院にかかられることをおすすめします。

当院でも今回のようなお悩みに対して、施術をおこなっておりますのでご相談ください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや希望するご自身の将来像ことを、しっかりお聞きし共有させていただきます。

そして、患者様とともに問題を解決していく治療院を目指しております。

 

また、他に歩行やひざの痛みへの対策のブログを書いておりますのでそちらも参考にしていただければ幸いです。

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