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膝の痛み | ひさき鍼灸整骨院 - Part 4の記事一覧

歩く時に膝のお皿の下が痛いのは、お尻の筋肉の動きが悪いから?

2023.04.10 | Category: お尻の痛み,予防,体操・ストレッチ,疲労,膝の痛み

 

80歳代女性の方がご来院されて、

 

「最初は膝の内側が痛かったのです」

「それがマシになったら膝のお皿の下あたりがピリピリして」

「そうしたら歩きずらくて」

 

というご相談を受けました。

このように膝に痛みを感じたときに歩行しづらくなったことはないですか?

そこで今回は、そうなった理由、対処法などを紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、膝の痛みによる歩行に支障がでていることを解決することができます。

 

 

膝のお皿の下が痛いわけは?

 

この患者様に、この膝の痛みに対して何か対処されましたか?とお聞きすると、

 

「整形外科で湿布だしてもらったので、それを膝に貼ってました」

 

とのことでした。お身体の動きや検査をさしていただくと、根本的な問題は、

 

「お尻」

 

にありました。

歩く時に足を着地している時は、膝から下は内側にねじれ、太ももより上は外側にねじれ、雑巾搾りのような動きで、膝の関節が安定して歩くことができます。

最初は膝の内側が痛かったということで、膝が内側にねじれず、太ももから上ばかりがねじられてしまったと考えられます。

そうすると、太ももと外にねじるお尻の筋肉を使いすぎて、硬くなります。硬くなったお尻の筋肉が、膝のお皿が外に引っ張り、膝の下に痛みを発生してしまっているのです。

そして、本来歩行で行われるべき、膝下と膝上の連動ができていないことが、歩きにくさにつながっています。

最初の膝の内側の痛みが、2次的に今回の症状を引き起こしてしまていると考えられます。

 

 

お尻の筋肉を刺激する膝のお皿の痛みの対処法

 

テニスボールを使ってのセルフケア

対処法としては、まずお尻の筋肉や関節の動きを良くすることです。

ケア方法ですが、テニスボールをお尻に当てて行います。

 

床にテニスボールを、膝を痛みのある側のお尻の横におきます。

 

テニスボールとお尻に敷いて、体重をかけます。10秒ぐらいを3回繰り返してください。

 

 

お尻にかける圧は、優しく気持ちいいぐらいにしておいてください。

 

セルフケアで膝の痛みが取れないようでしたら

これでも膝のお皿の下の痛みが取れず歩きづらいようでしたら、お尻周りが緩んでも、体が歪んで本来歩行で行われるべき、膝下と膝上の連動することができない状態になっている可能性があります。

その場合は、専門の治療院でお身体を整えることをお勧めします。

今回は膝の内側の痛みからの2次的な発症でしたが、体の歪みから3次的な症状がでる前に予防が必要かと思われます。

 

 

膝のお皿の下が痛い方への当院の治療の流れ

 

当院もこの膝のお皿の下の痛みに対しての治療を行なっております。

当院では、

①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。

②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。

③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。

④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。

⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。

といった流れで、治療をさせていただきます。

当院で治療を受けていただき、体を整えることで、膝の痛みを緩和し、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。

 

 

まとめ

 

治療後は、

 

「膝が伸びやすいです、お尻から来てるとは思わんかった」

とご感想をいただきました。

痛みがあると、それを庇うために体の他の部分を痛めてしまうことはよくありますので、そうならないためにも早めに手当することをお勧めします。

今回のブログが、膝のお皿の下が痛くてある傷楽なっている方の参考になれば幸いです。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

バス旅行に行ってから膝のお皿の上あたりの筋肉が痛い…

2023.03.22 | Category: 予防,体操・ストレッチ,太ももの痛み,膝の痛み

 

70歳代女性の方がご来院されて、

 

「膝のお皿の上あたりの筋肉が痛いの」

「バス旅行で歩き回ってからなんだけど」

「途中から動くのがしんどくて座り込んでもた」

 

とご相談いただきました。

コロナも落ち着いてきたことで、ご旅行をされる方も多くなってきましたね。

今回の場合のようなパックのバス旅行は、スケジュールがあるので、自分のペースで動けず無理をして、この方のように足に不調を訴える方は少なくありません。

そこで今回は、当院でのそうなった理由、対処法などを紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、バスのパック旅行後に発症した、膝のお皿の上あたりの筋肉の痛みを解決することができます。

 

 

バス旅行で膝のお皿の上あたりの筋肉が痛くなった過程

 

さらに詳しくそのようになった過程をお聞きしていきました。

ツアー内容はどんな感じですか?

 

「橋を渡ったり、梅を眺めたりして」

「人が多くて思うように進まなくて」

「結構忙しく歩き回ったんよ」

 

今の段階で一番困ることはなんですか?

 

「歩きだしがしんどいの、動くのが億劫になるの」

 

バス旅行から帰ってきてから何かケアしましたか?

 

「湿布はったぐらいかな」

 

ツアー中何か気になることとかありましたか?

 

「バスの中が寒くて」

「旅行から帰ってきたら結構足がむくんだ」

 

とのことでした。

 

 

バス旅行で膝の筋肉が痛くなった理由と対処法

 

「膝のお皿の上あたりの筋肉が痛い」と訴えられていましたので、どのあたりか説明してもらうと、太ももの前の中心部分のあたりを示されました。

お身体を見させていただくと、特に気になったのは、骨盤が後ろに倒れて、重心が後ろにあることでした。

このお身体のバランスですと、そのまま後ろに転んでしまいそうな感じを受けました。

今回、太もも前の筋肉が痛くなったのは、

 

後ろに倒れそうな体のバランスのため

 

であると思われました。

体を後ろに倒れないように、支える必要があり、それを主力でになっているのが、太ももの前の筋肉。

「体を支える」「歩く」の二重の負荷を、忙しい旅行スケジュールの中でかけすぎて、今回の症状が出てしまったと思われます。

ですので、解決方法としては、後ろに倒れそうな体のバランスを整えれば、太もも前の筋肉の負荷が減り、痛みは良くなっていきます。

太もも前の筋肉だけではなく、全身のバランスを整える必要がありますので、お近くの専門の治療院医にかかられることをお勧めします。

 

部分的なセルフケアとはなりますが、太もも前の筋肉を緩める方法として、

①座った状態で股関節の付け根を軽く5回ほど押します。

②両手で太ももを掴んで、股関節から膝に向かって皮膚の上を両手を滑らせます。それを10回ほど繰り返してください。

③次は逆方向、膝から股関節に向けて、太ももを掴んだ両手を10回滑らせます。

④最後に股関節の付け根を軽く5回ほど押します。

左右の太ももにやっていてください。このセルフケアで、太もも前の筋肉の柔軟性と血流を良くすることができます。

 

 

膝のお皿の上あたりの筋肉が痛い方への当院の治療の流れ

 

当院もバス旅行で膝のお皿の上あたりの筋肉が痛くなってしまった方に対しての治療を行なっております。

当院では、

①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。

②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。

③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。

④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。

⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。

といった流れで、治療をさせていただきます。

当院で治療を受けていただき、体を整えることで、膝の上の筋肉の痛みを緩和し、それを良い状態を維持できる体を作ることができます。

 

 

まとめ

 

治療後は、「動きやすい、背中が伸びてる感じがする」という感想をいただきました。

コロナがやっとおさまりつつあるので、皆様には旅行に楽しんでいただきたいです。

旅行に行く前や行った後に、お体について何かご相談がございましたら、ぜひ当院にお越しください。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

東京マラソン応援企画 ランナー障害で検索数の上位は「肉離れ」

2023.03.04 | Category: こむら返り ケイレン つる,ふくらはぎの痛み,予防,体操・ストレッチ,太ももの痛み,姿勢,新型コロナウイルス,疲労,股関節の痛み,腰痛,膝の痛み

久々に東京マラソンが開催されますね。

コロナ前にやっと東京マラソンに当選した友人が走れると喜んでおりました。

フルマラソンをやる者にとっては、一度は走ってみたい東京マラソンですね。

私もコロナ前までは、地元加古川で毎年に年末の行われるフルマラソン大会に、3年連続で出場しておりました。

完走したときの達成感はたまりませんね。

しかし、トレーニングしている中で、ケガもよくしました。

一番多かったのは、左ふくらはぎの肉離れ。

元々、剣道で何回か左ふくらはぎの肉離れをした経験があり、古傷を抱えていました。

フルマラソンの大会1ヶ月前に肉離れしたときには、天を仰いだ経験もあります。

このように、皆さんもランニング中に、肉離れをしてしまったという経験はないですか?

そこで今回は、当院での肉離れに対する治療を紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、肉離れを早く改善でき、ランニングの復帰の目処を立てることができます。

 

東京マラソン応援企画:「ランナー」「ふくらはぎ」「肉離れ」で検索すると

「ふくらはぎ」「肉離れ」で治療法を検索すると、日本整形外科学会でのホームページでは、

 

「重症度により、安静、湿布、ぬり薬、内服薬などの治療法が必要になりますので、医師の診断・治療を受けてください。スポーツ競技に復帰される方は、ストレッチする時の痛みがとれて、健側と同じ通常のストレッチ感(伸されている感じ)になるまでジャンプやダッシュは避けるべきでしょう。 マッサージとストレッチは、治療にも予防にも大切です。」

 

と紹介されています。

はっきりしたことが書かれていないのは、重症度によって治療の方法が変わるので、対処法が実際みてみないとわからないということもあります。

当院でも、肉離れのような急性のケガに対する整体・鍼・テーピング治療などを行なっておりました。

そうした治療経験を積み重ねる中、より早く肉離れを回復させる治療法の開発が課題でした。

色々と探し試した結果、行き着いたのが、

 

微弱電流治療器“NEU BOX(ニューボックス)”

 

医療機器の導入でした。

これを導入したきっかけは、微弱電流治療器“NEU BOX(ニューボックス)のデモ機をお試しで貸してもらっていた時のことでした。

私は今も剣道もしており、たまたま道場で稽古中に、剣道仲間がふくらはぎの肉離れで倒れました。

デモ機を車に積んでいたので、すぐに微弱電流治療器“NEU BOX(ニューボックス)”を使って治療を行いました。

最初は、痛みのあまり脂汗かいて言葉少なげにもがいていた剣道仲間が、終わった頃には痛みがマシになったと喜んで帰っていきました。

追跡で治り具合もしたかったので、院にある松葉杖を貸して、できるだけ早くまた治療受けにきてと伝えました。

その3日後に来院されたのですが、松葉杖なしでも軽く足引きずるけど仕事に行けた、ケガした直後みたいな痛みは無くなったと結果を伝えてくれました。

治療を受けた本人は、早く痛みが引いたことに驚いたようで、それからその剣道仲間は、微弱電流治療器“NEU BOX(ニューボックス)”の信者となって、ケガ人を見ると治療受けてこいとありこちで言うようになってます(笑)

私としても、はっきりいって、普通に生活するのには2週間、剣道に復帰するには1ヶ月ぐらいはかかる見立てでしたので、びっくりしました。

肉離れ直後で、炎症によって細胞が傷んでしまう前に治療を行ったのも良かったのですが、それにしても即効性を実感できたので、導入を決めました。

導入後は、ふくらはぎだけでなく脇や背中の肉離れやぎっくり腰・寝違いなどの急性期の症状に対して、治療効果を発揮しています。

 

 

東京マラソン応援企画:ランナーの肉離れを治す微弱電流とは周波数が特殊

人間の細胞同士は、電気でお互いと連絡し合っています。

その証拠に、肘を打った時びビリっと電気を触ったみたいになりますよね。

微弱電流治療器“NEU BOX(ニューボックス)”は、この体に流れる電流に近い微弱電流(約100~200㎂)を、000~4000Hzの周波数で通電します。

そうすることで、ケガをした箇所に、短時間で影響を与え、痛みを抑えたり痛めた組織を回復したりすることができます。

この微弱電流治療器“NEU BOX(ニューボックス)”は、チェコスロバキア製のもの。

ですので、日本にはまだ200台ほどしかないものですので、どこの治療院でも治療が受けれるというものではありません。

私もフルマラソンをしていたのでわかるのですが、せっかく鍛えた体をケガで休んで、衰えたくない、早く復帰したいと思います。

まだ治りかけなのに、無理して走ってまた痛めてしまい、途方にくれるという方を何人もみてきました。

そういった思いをされる方を少しでも減らしたいと思い、今回当院で導入している微弱電流治療器“NEU BOX(ニューボックス)”を紹介させていただきました。

なるべく効率的に、早く競技に復帰したいとお考えでしたら、ぜひ微弱電流治療器“NEU BOX(ニューボックス)”を受けにきてください。

 

 

東京マラソン応援企画:ランナーの方への当院の治療

急性のケガに対してはニューボックスで対応できます。

ケガが治る間、それをかばって体を動かしていると、必ず体に歪みが出ます、

そしてケガが治った頃には、他の部分が痛くなって、思うようにパフォーマンスできないということにもなりまねません。

ですので、ニューボックスという電気治療に合わせて、体を整えメンテナンスする治療を当院は行なっております。

当院では、

①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。

②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。

③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。

④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。

⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。

といった流れで、治療をさせていただきます。

 

 

まとめ

治療を受けてもらった方には、

 

「なんとか大会にでれた、ありがとう」

「ほんま、はよ治るんやね」

「これがあるから安心してトレーニングできる」

 

などなど感想をいただいております。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

ウォーキング番組の歩き方で、足の裏にマメができて痛い‼︎

2023.02.26 | Category: ウォーキング,お尻の痛み,ふくらはぎの痛み,予防,体操・ストレッチ,太ももの痛み,姿勢,疲労,股関節の痛み,腰痛,膝の痛み,足の指の痛み,足首の痛み

ご来院された50歳代女性の方に、

 

「歩いてたら前に突進する感じにつんのめるんですけど・・・」

「テレビでウォーキングの番組やってた通りしてたんだけど・・・」

「足の裏のへんなところにマメもできて痛いし・・・」

 

といったご相談を受けました。

このような健康番組のやり方で歩いたら、お体の調子がおかしくなったことはないですか?

今回は、当院での実例とそうなった理由、対処法などを紹介させていただきます。

このブログを読んでいただくことで、を、解決することができます。

 

足の裏にマメができる歩き方をお聞きすると

さらに詳しくお話を伺いました。

そもそも何でウォーキングを始めたんですか?とお聞きしたら、

 

「仕事を辞めてから、ゲームやテレビばっかり見て、自分でも体力落ちているのを感じて、これじゃあかんと思って」

 

とのことでした。

さらに、番組で言ってたのはどんな歩き方ですか?とお話を伺いました。すると、

 

「内腿を締めて」

「ひざを伸ばして」

「つま先を上げるようにして」

「大股で」

「早く歩いたりゆっくり歩いたりする」

 

などなど、番組で言ってた通りにかなり細かく、歩くフォームをチェックしながら歩いたそうです。

足の裏を見せていただくと、マメがあちこちにできて、カチカチになっていました。

体のバランスも、左のつま先が外に向き、肩や腰が右に下がって、首が左に倒れるといった感じで、体にかなり歪みが生じていました。

 

足の裏にマメが痛い状態になる歩き方の改善方法

マメができたのは、フォームを意識するあまり、体のバランスが悪くなり、転ばないように踏ん張った結果なったと思われます。

今回ご相談いただいた50歳の女性の方には、まず、第一に運動不足を解消するために、ウォーキングを選択されたのはすばらしいとお伝えしました。

ウォーキングが一番全身に効く運動です。

お聞きしたウォーキング番組で言っていることも、理論にはかなっています。

ただ、番組で言っていた多数のことを同時にこなすには、かなり基礎体力がいる内容でした。

挑戦した結果、体に無理が出たようです。

これはやる方の体力次第で、やってみないとわからないことです。

チャレンジすることは、とても素晴らしいと思います。

挑戦して、合わないようでしたら、撤退するもしくは、やれることからやっていけばいいかと思います。

体に合ったウォーキングをすれば、足の裏のマメもなくなり、ツンめるような歩き方にはならなくなります。

ウォーキング自体は続けてもらいたいので、

 

「意識する体の場所を一つに絞りましょう」

 

と提案させていただきました。

理由として、たくさん気をつけるポイントを意識して歩いていると、意識と体の動きにズレができて、体を痛めてしまうためです。

提案させていただいたことは、

 

「足の親指だけに意識をもつ」

 

格闘技の足運びでも、体を安定させるために足の親指は重要視されています。

それだけできれいなウォーキングフォームに自然となっていきますとお伝えしました。

ウォーキング中は、「親指」「親指」つぶやきながら歩いてもらうだけで、いい歩き方ができます。

また、それを行うにも、歪んでしまったお体をまずは整えて、親指に力が伝わりやすい体にしていきましょうともお伝えしました。

 

ウォーキングするために行う治療の流れ

当院は、今回のようなウォーキング番組を見て、チャレンジしたことで体を痛めた方に対しての治療も行なっております。

当院では、

①患者様からご自身が感じるお身体の状態、それによって起こっているお悩み、治ることで何ができるようになりたいかを、しっかりお聞きします。

②体のどの部分に歪みが出ているのかを、姿勢や体の動きなどを検査します。

③体のバランスを整える整体・体の硬い部分を和らげる鍼治療・体の回復を助ける電気治療などを使い「体の歪み」を整えます。

④治療後は、体を整えた状態を維持するために、ご自宅でやっていただきたいセルフケアの方法をお伝えします。

⑤今後、治していくための計画についてお話しさせていただく。

といった流れで、治療をさせていただきます。

当院で治療を受けていただき、体を整えることで、快適にウォーキングができるような体を作ることができます。

 

まとめ

治療後は、

 

「まっすぐなってるのがわかる」

「すごい踏ん張りやすい」

「足が軽い」

 

などの感想を述べられていました。

健康番組通り実践すると、体を痛めて来院される方は結構いらっしゃいます。

大部分は、いいことをされているのですが、やる内容が上級編なことが多くて、ご自身のお体にフィットしていないことが多いです。

健康の番組や健康の本の内容をやってみようと思われた際は、ご相談ください。

患者様ご自身にあった運動を、その内容からご提案させていただきます。

当院では、痛みに対して治療を施すことはもちろんのこと、患者様のお悩みや必要とされていることをしっかりとお受けし、治った先にある希望する将来像を共有して、一緒に治していく治療院を目指しております。

 

監修 柔道整復師 はり師 きゅう師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広

コロナによる自粛生活でご高齢者のひざの痛みが急増?

2021.03.09 | Category: 予防,体操・ストレッチ,膝の痛み

コロナ禍のご高齢者の体調状況

 

先日、眠れないほどのひざの痛みでご高齢の方が来院されました。

 

ひざが痛くなったきっかけをお聞きしたところ、孫に買い物を付き合って歩き回ってからとのことでした。

 

また、コロナによる自粛生活中の過ごし方を聞いてみると、春から夏にかけてほとんど外出をしていなかったとのこと。

 

「(コロナ感染拡大)前はこれぐらい歩いても大丈夫だったのに・・・」

 

と嘆いておられました。

 

このように、コロナによる自粛生活がご高齢者に体調の変化をもたらしている状況をよく見受けます。

 

コロナによる自粛生活がご高齢者に、どのように体調の変化をもたらしているのかがわかるデータがでています。

 

「65歳以上の高齢者1000人に聞いた“withコロナ”実態調査」

(オムロンヘルスケア株式会社調べ)

 

の調査では、

 

・53.8%の方が運動不足を実感している

・34.5%の方が体調不良を感じている

・不調のトップ3は「腰痛」「ひざの痛み」「目の疲れ」

 

と報告されています。

 

この結果から見てもコロナの自粛生活が体調を崩させていることがわかります。

 

まだまだ感染リスクを避ける今の生活習慣が続くかと思われます。

 

その状況下で、健康を崩さないようにご高齢者の方は何かしらの対策をとる必要があります。

 

そこで今回は、コロナによる自粛生活がもたらした体調不良症状の不調トップ3のうちの一つ、

 

「ひざの痛み」

 

を回避するための方法を紹介させていただきます。

 

このブログを読んでいただくことで、コロナ自粛生活によるひざの痛みを解消することができます。

 

 

ひざの痛みの原因

 

原因はずばり、

 

「座りすぎによる下半身の筋力低下」

 

です。

 

自粛期間中にしかたがないとはいえ、座って動かない時間が長いことは、筋肉に刺激が与えられず、その筋力は低下します。

 

じっと動かないと筋力が衰える極端な例をあげれば、

 

「2週間寝たきりで失われる筋肉量は、7年間に失われる筋肉量に匹敵する」

 

といわれており、じっと座っている時間が長いことで、想像以上に筋力低下をおこしてしまいます。

 

さらに人間の構造上、上半身より下半身の方が、筋力が低下しやすい傾向にあります。

 

その根拠として、日本老年医学学会で発表された「日本人筋肉量の加齢による特徴」の論文によると、

 

18~24歳に比べ65~74歳の上半身の筋力は、約10%低下

18~24歳に比べ65~74歳の下半身の筋力は、約22%低下

 

上半身に比べ下半身は、約2倍衰えるスピードが速いことがわかりました。

 

ひざを動かし支える筋肉は、人間の体の中で2番目に多い箇所です。

 

ひざにはそれだけ多くの筋肉が必要とされています。

 

そんなひざ周辺の筋力低下は、ひざの関節やひざ軟骨などを保護することができず、ついには痛みを引き起こしてしまいます。

 

 

ひざの痛みの対処法

コロナによる自粛生活で外出がしたくてもできない状況ですので、室内で簡単にできる3つの対処法を紹介させていただきます。

 

イスからの立ち上がり方を工夫

ひざ周辺の筋力が落ちた状態で、何気なく立ち上がっていると、ひざにかなりのダメージを与えています。

 

なるべくひざに負担をかけない立ち上がり方をする必要があります。

 

やり方は簡単です。

 

両手を膝につき足の裏を地面に押し付けるように下に圧をかけます。

 

体を前に倒して、お尻を上げます。

 

ひざに置いた手で体を支えながら立ち上げります。

 

座ったまま抱えた足をぶらぶらする

片方のひざの下に両手をまわし、ひざを持ち上げます。

 

もちあげたひざを前後にぶらぶら動かします。そうすることでひざの柔軟性を確保できます。

座った状態でひざを伸ばす

座った状態で、片方のふくらはぎをあげひざを伸ばします。左右片足ずつ10秒キープします。それを左右で3回繰り返してください。朝昼晩と1日3回を目安に行ってください。

 

コツはひざを伸ばした際に、足先とひざのお皿がまっすぐの状態で、内ももに力が入れる意識をもって行ってください。

 

 

まとめ

兵庫県は緊急事態宣言が解除され、加古川市もワクチン接種が順次はじまり、少しずつ以前のような生活に戻る兆しが見えてきました。

 

もうじき来る外出がしやすい環境になった時に備えて、今から少しずつお体を整えていく時期になってきています。

 

特にひざを回復させるのは少し時間がかかります。

 

痛みがでると鍛えなければいけないと焦り、無理して筋肉トレーニンや散歩を急激に行いがちです。

 

そうすると、かえって痛みをひどくしてしまうかたを何人も見てきました。

 

まずは、ひざに日常生活で負担をかけない使い方・ひざ周辺の柔軟性と筋力の強化で基礎を作ってみてください。

 

基礎ができれば、ひざを気にすることなく趣味や家事・散歩などスムーズに行うごとができ、充実した生活を送ることができます。

 

今回ご紹介させていただいたことがそのお役に立てれば幸いです。

 

(監修:柔道整復師・鍼灸師 ひさき鍼灸整骨院 院長 久木崇広)

 

 

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